2021/11/25 - 2021/11/27
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akitaineさん
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鳥取県内をめぐる考古学ツアーに参加しました。
近畿地方に住む者にとって、古墳は身近にある存在。鳥取県は日本海に沿って東西に延びる地形で、朝鮮半島や大陸にも近く近畿地方との関わりが気になっていました。
今回は鳥取県内をめぐり、弥生時代の遺跡、古墳、白鳳時代に建てられた上淀廃寺を見てまいりました。
今回のツアーは、講師の先生と旅行社のご努力のおかげで、行く先々で現地の方のご案内をいただきました。現地の生の声が聞けたのも収穫の一つ。
同じ土地に時代が異なる遺物があるため、混乱しないよう、大きな時代くくりで書いてみようと思います。
今回は古墳編です。
各地の首長がその地で君臨していた証が古墳。まだ謎が多いですが、それだけロマンをかきたてられます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス
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古墳の感動を説明する前に、鳥取県内の回った代表的な場所を地図上でお伝えしたいと思います。
今回は、西側・米子市近くの向山古墳群を見学し、その後橋津古墳、北山古墳と東へ移動しました。赤い下線で記しました。 -
大阪からバスで高速鉄道を使い約4時間。鳥取県の西部米子近くにやってまいりました。頂上に雪雲を載せた大山が見えてくると、ああ、やってきた、という気持ちが高まります。富士山のような堂々たる姿です。
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今回のツアー、最初の訪問地は「伯耆古代の丘公園」内にある向山古墳群です。この地域には複数の丘があり、それぞれ古墳群になっています。
後ろの山も古墳群の一つ。
古墳時代後期の首長のお墓が代々作られました。
さりげなく、駐車場の一部に置かれている馬のレプリカは、古墳から出土したといわれる石馬。後で本物を見にいきます。 -
駐車場から丘を登る前にある説明板。
下にある上淀廃寺は、時代が下がって白鳳時代のものなので、別途書きます。長い間栄えた地であったのですね。 -
まず、丘を上がってすぐにある大型前方後円墳である4号墳。国史跡指定。
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4号墳をぐるっと回ってみます。
何と言っても楽しいのは、身近で見られること。古墳の上にも登れます。適当に木が生えているのもナチュラル。
これが宮内庁管理下なら鉄柵めぐらされ、登るどころではない。 -
かつて置かれた葺石も確認。
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4号墳から、少し移動して3号墳、7号墳を横目に見ながら岩屋古墳に行きました。途中の道すがら島根半島が見えます。丘の上なので景色が良い。
古墳は大体景色の良い小高い場所に作られます。首長の権威の象徴だから。
当時は、もう少し近くまで海が迫っていたとのことです。 -
4号古墳から徒歩5~6分で岩屋古墳。
横から石室が開口して中に入れます。 -
入口は小さいけど、、、。
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内部は広かった。壁は1枚岩の切り出し。
出土遺物は鉄刀、馬具、須恵器などがあり、6世紀後半の築造だそうです。 -
向山古墳群の丘からいったん下り、反対側の丘の途中にある石馬を見学。
現在は、丘の中腹にある天神垣神社の境内に建物を設置し保存してありますが、もともとは石馬谷古墳から出土したものだったようです。
天神垣神社で石馬大明神として祀られ、しかし長年雨さらしの状態で置かれていたものでしたが、近年古墳からの出土物とわかり、北九州の古墳から出たものとの共通性があり、これは大事なものだということで建物内に保管されました。
地元の方の解説によると、70歳以上の人は、子どものころ、この馬に乗って遊んでいたそうです。 -
うやうやしく、建物の鍵を開けてもらい、本物の馬をみました。
これ以上は近づけない。 -
翌日、朝は快晴。
米子を後に、倉吉まで戻ってきました。
本日最初の見学は、上神大将塚古墳(かずわたいしょうづかこふん) -
上神大将塚を正面から見ます。後ろに丸く盛り上がっているのが円墳。
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円墳(直径27m)です。ここも登ってみました。
箱式石棺の中から三角縁神獣鏡や碧玉製鍬形石、琴状形石製品、管玉などが出土しました。現在は国立博物館が所蔵。 -
倉吉を後にして、日本海を沿うように東に向かいます。
湯梨浜町で、橋津(馬ノ山)古墳群を見学。
まず、全体を眺められる馬の山展望台から古墳を確認。
海のすぐしたに開かれた刈り込まれた場所が橋津(馬ノ山)古墳。
古墳はこのように、海を大きく見渡せる、また海からはっきりと見える場所に作られるのです。権威者の威信を示すために。 -
もう少しアップしてみると古墳の状態がよくわかります。
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展望台は360度展望できます。海の反対側は東郷湖。かつては海の一部であったが潟湖となりました。
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古墳の説明もありました。
手書きのようで親しみわきます。
今回は、各地の古墳を巡りましたが、ほとんどの現地で地元の方の案内をいただきました。皆親切で、よく来た感を示してくれました。
鳥取、フレンドリーな地です。 -
後円から前方に延び、その先は海へ。この方向も考えられたものでしょう。
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展望台から歩いて7分くらいの場所にある橋津(馬ノ山)4号墳に到着。
前方後円墳で100mを超える大型。出土品から古墳時代前期(4世紀)のものと判明。
手前の人工物は、かつて梨畑だったときの作業用施設。
こんなところが、現実感あって親しみわく。 -
円部分の一番高い場所から下って、振り返る。
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同じ湯梨浜町を移動して、北山古墳に到着。
梨畑の急坂を上り、古墳も急坂を這うように登りました。
山陰地方最大の大きさ。全長110m。
しかし、登ってみてびっくりしたのは、古墳頂上は掘られて穴があいている状態。後円部の竪穴石室が掘り返された盗掘跡。
これも国の史跡。わずかに石棺の一部と思われる大きな石が置いてあるだけ。 -
北山古墳ほぼ頂上からの眺め。
東郷湖がよく見える絶景の地です。かつては東郷湖も海の一部であったということですから、海を見下ろしていたのでしょう。 -
古墳には関係ないけど、北山古墳入口近くのイチョウがきれいに色づいていました。
あたりは畑と人家がまばらにある静かな里山です。 -
翌日、鳥取市から少し南下した場所にある六部山三号墳を見学。
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因幡地方最古級の前方後円墳。
下から見ても後円の部分が盛り上がり、左に細長く延びているのがわかります。
円の部分、ちょっとした登りでながら見晴らしはとても良い。
畑の中にひっそりとありました。
地元の方によると周囲の丘はほとんど古墳ではないかとのこと。 -
六部山三号墳の上からの遠望。
鳥取市内が良く見える。権力者であった証。
3日間古墳をたくさん見すぎて、どの丘も古墳じゃないかと思うようになってしまいました!!(古墳編おわり)
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この旅行記へのコメント (2)
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- へびおさん 2021/12/19 21:46:47
- 鳥取の古墳
- akitaineさま
初めまして。
先日鳥取に行ってきました。
現在、伯耆古代の丘公園の旅行記を作成中です。
時間が足りなくて馬ノ山公園まで行けなかったのですが、akitaineさんの旅行記を拝見して行った気にさせていただきました!
わたしも古墳好きで奈良にしょっちゅう行っています。
福岡の装飾古墳もお薦めですよ~
- akitaineさん からの返信 2021/12/20 11:50:56
- RE: 鳥取の古墳
- へびおさま
書き込みありがとうございます。
馬ノ山公園がお役にたてばうれしいです。
実は、伯耆古代の丘公園に行ったとき、上淀廃寺のことを別立てで書こうとしています。
また、妻木晩田史跡も行ったので、弥生編、白鳳編としようと。
感動の視点は人さまざまと思いますので、アップしたら拝見させていただきます。
akitaine
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