2021/12/05 - 2021/12/05
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jingashita 4Tさん
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この旅行記のスケジュール
2021/12/05
この旅行記スケジュールを元に
東京駅八重洲口にあるアーティゾン美術館の訪問記です。
美術館そのものが新しく、見どころが沢山ありました。作品も写真撮影が可能だったので、いくつか掲載します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅八重洲口側に降りて、まずは八重洲地下街に入ります。
東京駅 駅
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地図の右側が東京駅で、一番左上側の出口24番まで歩きます。
八重洲地下街 (ヤエチカ) 市場・商店街
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出口24番の正面にはアーティゾン美術館のデジタルサイネージがあるので、迷うことはありませんでした。
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出口を出て交差点の角に立派なビルが見えます。
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ミュージアムタワー京橋、京橋彩区という看板がありました。
京橋彩区は、「アートと文化が誰にも近い街。」をコンセプトにしたエリアマネジメントのことのようです。 -
ガラス張りの6階までが目指すアーティゾン美術館です。
アーティゾン美術館 美術館・博物館
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エントランスから入ると、大階段がありますが、実際には、すぐにエスカレーターに誘導されました。
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3階まで上がって、ここが正式な受付になります。
巨大な網がエスカレーターと入場口との間にありました。
webチケットを空港のようにチェックしてもらい、金属探知機などを通って、入場出来ます。
しっかりとチェックされていました。 -
そして、6階の展示室にエレベーターで到着。
巨大な空間にエキスパンドメタル製の「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」という倉俣史郎氏のベンチがありました。 -
こちらの方が座り心地は良かったですが。
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さらに倉俣氏の作品。半月型のガラスベンチです。未公開作品だそうです。
格好いいけど、座れないという特徴がありますね。 -
彫刻もありました。「ソノトキ音楽ガキコエハジメタ」 SHINTARO TANAKAという作家の作品。
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今回の企画展は、M式「海の幸」森村泰昌 ワタシガタリの神話という展示です。
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最初は自画像から始まりました。
そして、これは、森村氏がインスピレーションを受けた明治の作家、青木繁氏の「海の幸」という作品です。これは石橋財団コレクションの一つのようで、森村氏が、この作品にインスピレーションをもらって、この企画を考えたようです。
したがって、全てはこの作品から始まっていると考えて良い展示内容でした。タイトルのM式というのは、森村式ということで、青木氏への熱い思いを森村式に新たな作品へと昇華されるというのが、テーマとなっていました。 -
ここからは、海の幸研究というテーマ。まずは、森村氏が作ったジオラマです。
因みに作品の撮影は、基本的に営利目的でなく個人使用であればOKです。動画はダメでフラッシュも使えません。 -
こんな風に沢山のジオラマが展示されています。
なんだか、青木茂氏のパロディのような気もしましたが、尊敬するあまりにこのような作品を作っているのだと後でわかります。 -
とてもわかりにくいですが、この作品の顔は全て森村氏の顔にすり替えられています。
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各作品の顔や衣装をすり替える時に検討したノートが展示されています。つまり本気でやっていたということてます。
森村氏が関西弁で説明する映像作品もありました。
それが「ワタシガタリの神話」という展示です。 -
森村氏の作品の一部に使った衣装もこのように展示されています。
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先程の実物大の作品です。
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安保闘争をイメージした作品もあります。全て登場人物は森村氏本人でした。
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こちらも同じです。
森村氏は、もしかしたらそっち系の趣味?なのかと疑ってしまいましたが、至って真面目にやっているようです。 -
これも作品の一部に使われていたものです。
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6階の展示を見終わり、5階に降ります。このサイン、スリットに LEDが組み込まれているようで、とてもわかりやすく、かつ格好いいです。
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アリステッド・マイヨール氏の「欲望」という作品です。展示室の外にはこんな風な彫刻があります。
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美術館を設計したときのコンセプトモデルだそうです。
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このような電子的な広告、デジタルサイネージは、新しい美術館だからこそです。
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入り口部分の吹き抜けから見下ろした風景です。
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「エジプト セクメト神像」18王朝・紀元前14世紀と記載されていました。本物でしょうか?
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さて、早速、石橋財団コレクション展です。「印象派 画家たちの友情物語」です。
ドガ✖️カサットとか、ピサロ✖️セザンヌのように、友達関係を意識した展示になっていました。 -
これが、印象派画家の相関関係図です。とてもわかりやすくまとめられていました。
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5階の展示室からは、公式アプリをダウンロードすれば、代表的な絵の説明を音声ガイドで聞けます。
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アルベルト・ジャコメッティのディエゴの胸像です。正面からだとかなり薄すぎて、わからないので、斜めから撮影しました。
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ジョルジュ・マチューの「10番街」です。
このような作品は分かりにくいのですが、なんとなく力に圧倒されてシャッターを押してしまいました。 -
展示室内の間に吹き抜け空間がありました。
このフロアの作品については、あまり写真を撮っていません。それはよく見てしまったからです。
悪しからず。 -
ここは、ビューデッキです。展望及び休憩コーナーというコンセプトです。
サンルームのようなスペースですが、座る場所がないので、本当の休憩は出来ません。 -
ここからは特集コーナー展示の「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」です。
おまけのような展示かと思いきや、違いました。 -
表紙になっているのは、モーリス・ユトリロの「葡萄酒、花、炎」です。
炎がどこにあるのか、ちょっとわかりませんが、洒落た感じがいいです。 -
ラウル・デュフィの「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場」です。
デュフィの絵のポスターは以前自宅にも飾ってあっただけに、私は好きなようです。 -
モーイズ・キスリングの「船出のワイン」。とても気に入りました。
ということで、おまけどころか、特集コーナーや印象派の絵など石橋財団コレクションの方が良かったように思います。 -
インフォメーションルームです。いろいろと作品のことなどを調べることが出来る部屋です。天井が高くて開放的でした。
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iPadが数台備え付けられていました。
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創設者の石橋正二郎氏の銅像がここにありました。全て展示を見終わった後に見せるなんて、随分謙虚だと感じました。
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こちらは、デジタル・コレクションウォールです。
新しさを感じます。 -
「勝利の女神」クリスチャン・ダニエル・ラウホ作です。
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2階にはミュージアム・ショップがあります。
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最後に1階まで降りてきてミュージアム・カフェです。ここも吹き抜けで開放的な空間でした。
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そして、奥の方には素敵な作品が展示されていました。
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これは倉俣史郎氏の友人でもあるエットレ・ソットサスの作品群。ベネチアン・ガラス器です。
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コーヒーは濃い味のものを頼みました。右下から手拭き、水、水差しです。グラデーションになるようにスタッフが置いたように思います。
なかなか洒落ています。 -
店内の床材。
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奥の方の吹き抜け。建築そのものも、見ものでした。
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最後にソットサス作品をもう一度よく見てから帰ります。
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外へ出てきました。正面ではないサイドに大きな円柱が並んでいました。ヨーロッパの神殿を意識したような感じがしました。
昔の建物と関係があるのでしょうか? -
3時間の滞在ですが、入場料1200円はかなり安いと感じました。
そして、作品だけでなく、建築や家具などを見ても楽しめる非日常空間でした。
石橋財団コレクションの次の企画も是非見てみたいと感じました。
なお、この美術館では、ラーニングプログラムという取り組みもあるようです。土曜講座、ギャラリートーク、ワークショップの他、学生向けのものもあります。そうしたプログラムも含めて、今後チェックしておきたい美術館だとわかりました。
以上で、アーティゾン美術館訪問記を終わります。
最後までお付き合いありがとうございました😊
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