【初イタリア】南イタリア　2/5作目　～ようやくナポリ脱出・絶景のポジターノ村～

2009/03/20 - 2009/03/28

旅4日目にして、ようやくナポリを脱出。
念願のポジターノ村へ移動。
オーシャンビューの部屋に3泊。
3月で春の嵐となった日もあり、天候に恵まれた3泊とは言い難かった。
けれど、観光客が少ない時期でもあり、
絶景のエリアで、のんびり過ごす事ができた。


【旅行期間】2009年3月20日（金）～同年3月28日（土）、計9日間。

【旅程】
1日目（金）：成田空港（初利用）。アリタリア航空、ローマ経由ナポリへ。ローマ空港で大幅遅延。23:15頃、ナポリへ。
2日目（土）：　24:15頃、ナポリ空港着。
3日目（日）：ナポリ滞在
4日目（月）：ナポリ発、ソレント経由ポジターノ村着・泊。
5日目（火）：ポジターノ村泊。
6日目（水）：ポジターノ村泊。
7日目（木）：ポジターノ発ソレント経由ナポリへ。ナポリ駅前泊。
8日目（金）：ナポリ空港発、ローマ乗継ぎ成田へ。
9日目（土）：羽田乗継ぎ、地元へ。


【ポジターノ村のバス停情報】
2009年3月時点の情報。
2カ所。2カ所ともバス停看板は「Fermata（停留所）」としか書かれていない。ポジターノ村は小さな村だが、①②のバス停は崖の上・下に各々位置しているため、この両区間を徒歩移動する時は急勾配の坂を歩く事になる。2カ所ともバス停近くにタバッキ（タバコ屋兼商店）がありバス切符を購入可。
①ヌオヴァ・キエザ（Nuova Chiesa）バス停。
　ソレント寄り。
　ソレントからポジターノ村へ最初に到着した時のバス停名。
　ポジターノ村の崖の上に位置。地図上では村中心部のバス停になって
　いるが崖の上に位置しているため、浜辺へ行きたい時はここで下車
　しない方がよい（観光客の多くは②スポンダで下車する事が多い）。
②スポンダ（Sponda）バス停。
　崖の下、浜辺の近くに位置。
　隣のプライアーノ村に近い。アマルフィ寄り。
　ソレントから来る場合は、
　ポジターノ村へ到着して2番目にたどり着くバス停名。
　

【補足】
①どうにも収拾が付かなくなってきた旅の思い出たち。
　思い切ってフイルム写真の断捨離を行う事にした。
②フィルム写真を1枚ずつデジカメで撮影したものを
　掲載しているため画像が粗いです。
③自分の備忘録のために旅行記を作成しています。

エリア ポジターノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

●4日目・2009年3月23日（月）●

ナポリ中央駅近くのホテル　サン・ジョルジョ。
3泊したホテルを経ち、今日はポジターノ村へ移動する。

しかしその前に、旅1日目にし忘れた両替を果たさない限り、
ポジターノへ移動できない。
今日はやっと月曜日。
先週土曜11時で閉店してしまった郵便局へ行き、
まずは両替をするのだー！

4日目　朝9時、鼻息荒く、お待ちかねの郵便局へ。
ナポリ中央駅横の郵便局へ。
ナポリ到着4日目朝にして、ようやくユーロ両替ができた。
写真は、その時のレシート。


両替できて本当によかった。
ようやく安心できた（笑）。
これでやっと予定どおり旅が続けられる。

この苦々しい両替経験をもとに、海外へ行く時の両替は、
必ず日本で済ませて搭乗するようにしている（笑）。

あたり前の事すぎて話になりませんね。
自力旅に慣れていなかったため、お許しください（笑）。

「UNICOカンパニアカード180分券」

前日（旅3日目）、ナポリ中央駅前のバスターミナル切符売り場で事前購入しておいた。
これを使って、ナポリ～ソレント経由～ポジターノまで移動する。

ヴェスヴィオ周遊鉄道Circumvesuviana鉄道

両替を無事終えて、ホテルをチェックアウト。
ホテルから徒歩約15分、ヴェスヴィオ周遊鉄道ナポリ駅へ。
このローカル線に乗り、ソレントへ行く。
終着駅ソレントで下車、バスへ乗換え、ポジターノ村へ移動予定。

ヴェスヴィオ周遊鉄道Circumvesuviana鉄道

ヴェスヴィオ周遊鉄道Circumvesuviana鉄道

終着駅ソレントまでのローカル電車の車体は落書きだらけ。
ナポリの治安の悪さを象徴しているかのような車体だった。

電車に乗車しているラリっていそうな若者が少々怖かったが
ナポリから離れると乗客数も減って行き、素朴な田舎を走った。

ヴェスヴィオ周遊鉄道Circumvesuviana鉄道ソレント駅

ナポリから約1時間15分、終着駅ソレントへ到着。
小さくて素朴な駅。
ナポリのような暗くてゴミゴミした感じは全くない。
明るく爽やかな避暑地の駅といった感じだ。

ソレント駅前のポジターノ方面行きバス停

ポジターノ行きバスへ乗りかえ。
事前調べどおり、駅舎を出た真正面に、探すまでもないほどのバス停発見。

ソレント駅前のポジターノ方面行きバス停

ソレント駅前のポジターノ方面行きバス停

ポジターノ方面行きのバス便数は少なめ。
このバス停で約1時間待った。
その間、ソレントを徒歩でしばらくぶらついたが、
ナポリと比べものにならないほど治安はよく、避暑地だけあって明るくキレイな街並みだった。

ソレント駅前のポジターノ方面行きバス停

対面の花壇に自分のカメラを設定して、セルフタイマーで撮影。
「ポジターノ」と書いてあるバス停看板と記念撮影したつもりだが
小さくて分かりづらい。
もっとアップで撮ればよかった（笑）。

ポジターノ村ホテル「Pasitea」外観

ソレント駅前を経ったポジターノ村行きバスは
フィヨルド海岸沿いのくねくね道を走った。
崖の上から滑落するのではないか？とヒヤヒヤするほどジェットコースター並みのバスだった。
2回目以降は慣れて何とも思わなかったが、初めての人はびっくりするのではないだろうか？

ソレントから約30分、ポジターノ村、ヌオヴァ・キエザ（Nuova Chiesa）のバス停へ到着。ポジターノ村のバス停は2カ所あるが、ソレント寄りのバス停、且つ、宿に近いヌオヴァ・キエザ（Nuova Chiesa）のバス停で下車した。

下車した村のバス停から既に絶景。
キョロキョロと道を迷いながら、
崖の上にあるバス停から少し降りるように歩き、ホテルへ到着。
スマホ普及前だったが、小さな村なので、ホテルの位置はどうにか分かった。

※全室オーシャンビュー



【ポジターノ村のバス停情報】
2009年3月時点の情報。
2カ所。2カ所ともバス停看板は「Fermata（停留所）」としか書かれていない。ポジターノ村は小さな村だが、①②のバス停は崖の上・下に各々位置しているため、この両区間を徒歩移動する時は急勾配の坂を歩く事になる。2カ所ともバス停近くにタバッキ（タバコ屋兼商店）がありバス切符を購入可。
①ヌオヴァ・キエザ（Nuova Chiesa）バス停。
　ソレント寄り。
　ソレントからポジターノ村へ最初に到着した時のバス停名。
　ポジターノ村の崖の上に位置。地図上では村中心部のバス停になって
　いるが崖の上に位置しているため、浜辺へ行きたい時はここで下車
　しない方がよい（観光客の多くは②スポンダで下車する事が多い）。
②スポンダ（Sponda）バス停。
　崖の下、浜辺の近くに位置。
　隣のプライアーノ村に近い。アマルフィ寄り。
　ソレントから来る場合は、
　ポジターノ村へ到着して2番目にたどり着くバス停名。

ポジターノ アート ホテル パジテーア ホテル

ポジターノ村ホテル「Pasitea」名刺

ポジターノ村ホテル「Pasitea」名刺

ポジターノ村ホテル「Pasitea」名刺

ポジターノ村ホテル「Pasitea」

ポジターノ村ホテル「Pasitea」

ポジターノ村ホテル「Pasitea」部屋

アマルフィゴールドコーストへ行く事があるなら、
絶対にポジターノ村へ泊まりたかった。
アマルフィの方が宿の数は多いが、観光客が多く落ち着かない。
それに、海沿いの朝焼け・夕景を暮らすように静かに毎日眺めたかったから、
この周辺へ行くならポジターノ村へ泊まると決めていた。

ポジターノ村ホテル「Pasitea」部屋

ポジターノ村ホテル「Pasitea」部屋からの眺望

バルコニーからの眺望は絶景
視界が広いバルコニーとは言い難かったが、静かで穏やかに過ごす事ができた。

向かって左方向へ坂道を上っていくと崖の上にあるバス停へ行く。
向かって右方向へ坂道を下っていくと、海岸へ出る。

ポジターノ村ホテル「Pasitea」部屋にて

おのぼりさんなので、記念撮影。

旅の記録

ナポリ、ポジターノ村の旅行時に利用したバス券など。
海外へ行った時は、自力旅の苦労の証と、思い出を兼ね、このように大切に保管している。

ポジターノ村バス券

崖にへばりつくようにあるポジターノ村。
坂道が多いため（というか坂道しか無いといっても過言では無いため）
歩く事が辛い場合は、村内をバスで移動することも可。
ただし、便数少なめ。

ポジターノ村バス券

4日目・ポジターノ村昼食レストラン「LA　CAMBUSA」

値段が高いエリア。
昼食は、安価なラザニアを食べた。

ポジターノ村　レストラン「LA　CAMBUSA」
レストランでもらったポストカード（裏面）

ポジターノ村　レストラン「LA　CAMBUSA」
レストランでもらったポストカード（表面）

4日目にしてようやくたどり着いたポジターノ村。
この日、夕暮れまで歩いたり、部屋でひなたぼっこしながらくつろいだりして、
ゆったり過ごした。幸せな日だった。

～次号へ続く～