茶臼山動物園　2021年秋の仔パンダ紀行第2園は茶臼山・・・のはずでしたがおチビちゃんの展示休止で会うことは出来ませんでした

2021/10/24 - 2021/10/24

昨日のいしかわ動物園に続き今日は長野市茶臼山動物園を訪問です。
目的は今年生まれのミルクちゃんとヒビキ君の双子のおチビちゃん・・・だったのですが、10月1日に双子の公開が始まったものの、2匹の間にかなりの体格差があり初めてママになったミルクちゃんが本能的に小さい子を隠そうと頻繁に移動させ、その際に首の後ろではなく前を咥える様子が見られたことから10月15日から展示を休止しており、ひょっとしたらそろそろ展示再開かな？の期待もむなしく今日も引き続き展示は休止でした（苦笑）

でも、ママのミルクちゃんの昨日から子育てからの気晴らしのための短時間展示が始まって会う事が出来ましたし、展示場の見えない場所でずっとお昼寝していたノンちゃんも含めてみんな元気との事でしたので良しとしましょう。

おチビちゃんには来年になると思いますが、また、会いに来ようと思います。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 篠ノ井(長野)

昨晩は長野駅近くのホテルに泊まり今日は長野市茶臼山動物園を訪問です。

篠ノ井駅前でレッサーパンダ本「いつもココから」の編者でもあるピヨうさぎさんに拾って頂き茶臼山中央駅からモノレールで動物園北口に向かいます。

長野市茶臼山動物園の入園料は大人500円です。

北口を入るとすぐにレッサーパンダの森とレッサーパンダのおうちがあります。

こちらが本日の展示シフトになります。

10月1日から公開が始まった7月1日生まれの双子のおチビちゃんですが10月15日から当面の間、公開が中止されています。

後にキーパーさんにお伺いしたところ、
初めての育児で神経質になっているお母さんのミルクちゃんが人目を気にして小柄な方の子を頻繁に口に咥えて移動させるのですが、脂肪の厚い首の後ろだけではなく前側を咥えて移動させる場面が見られ、子供が怪我をする前に展示を中止したとの事でした。
ちなみに大柄な方の子は既にミルクちゃんが咥えられないほどの体重となっているので問題はないと言う事で、展示中止期間は小柄な方の子がある程度の体重になるまでとの事でした。

双子のおチビちゃんの展示はありませんでしたが、昨日から天気の良い日の朝1時間程度はお母さんのミルクちゃんを単独で出すことにしたそうで、短時間ながらミルクちゃんには会う事が出来ました。

ずっと育児ではママも疲れちゃうのでこの様に短時間でも個人（個小熊猫）の時間を作ってあげるのはいい事かもしれませんね。

ちなみにおチビちゃんの展示は中止になっていますがお名前の募集は予定通り行っていました。

僕は両親の名前の文字の感じから”ひろみ"と"ひでみ”で応募したのですが残念ながら採用されませんでした（笑）

それでは今日のお外パンダをご紹介・・・したいのですがミルクちゃんを除いて全員お昼寝していました。

ノンちゃんは手前の下草に隠れたところで寝ていてこの日は全然お顔を見ることが出来ませんでした。

ヒビキ君。

ちなみにヒビキ君がミルクちゃんの旦那さんで7月1日生まれの双子ちゃんのお父さんです。

モモちゃん。

こちらはヒカル君だったかな？ネネちゃんかな？

多分、ヒカル君だったと思います。

レッサーパンダのおうちに入ってみると・・・。

サラちゃんはお昼寝。

ホーリーちゃんは起きててくれて朝ご飯？中でした。

キリットしたお顔立ちのホーリーちゃん。

もう暫くするとムータン君とのペアリングに向けたプログラムが始まるそうです。

Covid19対策でレッサーパンダの森側の窓が開放されているので渡り廊下には仕切りが入れられています。

レッサーパンダ舎の動きが少ない内に坂を登って他の子達に会いに行きましょう。

フー子さん、砂浴びとか藁？浴びとかして楽しそう。

こちらはハンモックでのんびり。

新オランウータン舎の一角にコツメカワウソ舎がオープン、コッツー好きの皆さんで賑わっていました。
この子達は鹿児島市平川動物公園からやってきた兄弟とのことで個体識別は出来ないもののおそらく僕は平川で何度かこの子達に会っていると思います。

当初はオランウータンとの混合展示も視野に入れていた様ですが当面は見合わせるようです。

そして、新オランウータン舎のフジコさん。
お母さんのキッキさんが7月に亡くなるり現在一人暮らしになっています。

おそらくはそんなに遠くない将来に茶臼山が所有権を持つ釧路市動物園生まれで現在、多摩動物公園でオランウータンとしての社会性を学んでいるひなちゃんが来園することになると思います。

お昼中の和ちゃん。

早くお友達が欲しいね。

猛獣舎のお隣ではライオン舎建設工事が進んでいます。

写真右側の工事中の場所に新ライオン舎が建設され、左側の現猛獣舎が新アムールトラ舎にリニューアルされるとの事です。

レッサーパンダの森に戻るとノンちゃんを除く面々が起きだしていました。

ちゃきちゃきお散歩中のヒカル君。

ネネちゃんは放飼場の奥側をお散歩していました。

ひとしきり歩いた後は木に登りこちらを観察していました。

そろそろお昼の竹の葉交換の時間なのでキーパーさんの動向を探っているのかな？

ヒビキ君もキーパーさんが来るのを待ちわびている模様。

ヒビカル兄弟はビジュアルが似ていないのがなんとも言えず可愛いのです。

モモちゃんは目は覚ましたもののうつらうつら・・・。

モモちゃんはどちらか言うとマイペースな感じの子なので給餌時間に合わせて起きると言うよりかは自分のタイミングで食べに木から降りると言う感じです。

おうちに入るとサラちゃんがお客さんにポーズを取っていました。

若かりし頃にはそのキュートさで工事に入った職人さん達をメロメロにしたと言う茶臼のフォトジェニッククイーン・・・この子も特別なオーラを持つパンダの一人（一匹）ですね。

逆にホーリーちゃんは欠伸してこれからお昼寝に入るのかな？

今日は残念ながら当初の目的だったおチビちゃんには会えませんでしたが、逆に他のみんなをじっくり会えたのはとっても良かったです。
ノンちゃんのお顔が見れなかったのは残念でしたが、どのみち近い内におチビちゃんに会いに来るのでまたその時に会えればと思っています。

帰り際にバックヤードを覗いてみました。

この日のバックヤードのシフトは向かって右からチャオ君、アジサイちゃん、タイチ君、風鈴ちゃん、アンズちゃん、ムータン君。

みんな元気そうにしていましたが、写真を撮るのは難しくて、それなりにまともに撮れたのは3匹だけでした。

アジサイちゃん。
一時期、急に老けて心配しましたがそれ以降は状況を維持している様に見えます。

こちらは風鈴ちゃん。

お年を召すほどにますますお父さんの風太君に似てきましたね。

そして、ムータン君。

先ほども書きましたがムータン君はホーリーちゃんとのペアリングのために近々展示室に復帰する予定。
次、おチビちゃんに会いに来るときにはホーリーちゃんとムータン君の同居も見れるかもしれませんね。