久々に母を連れての旅は世界遺産の白川郷へ＝2021年11月

2021/11/17 - 2021/11/18

昨今の状況もあり、母はなかなか遠出をする機会がなかったのですが、世間的に落ち着きを取り戻していることもあり、旅にも前向きになりました。行き先は生前に父が行きたがっていた白川郷。ゆっくりできるように温泉宿にすることにして、母を連れての3年ぶりの旅です

エリア 白川郷(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

ただ白川郷ってアクセスが非常に悪い。どう行くか。いくつかのルートを提案したところ、実家のある藤沢から小田原に出て東海道新幹線で名古屋から白川郷に向かうルートがいいとのこと。名古屋駅で集合し、駅周辺で名古屋飯の昼食を食べてからレンタカーに乗って出発です

ゆっくりめの出発とあって、直接白川郷に向かうと移動だけで一日が終わってしまう。どこかに立ち寄ってから白川郷に向かおう。名古屋城か岐阜城にでも寄ってみようか、と提案したところ岐阜城に行ってみようかということに

岐阜公園 公園・植物園

ロープウェイで待つ間、ソフトクリームを食べる母と弟

ちょっとうっかりしていたのですが、岐阜城ってロープウェイ降り場からかなり歩かなきゃいけないんですよね。しかも、降りたところから岐阜城は見ることができない。ロープウェイからの眺めはいいのですが、登り坂は母にはきつすぎる

弟を連れて写真だけ撮りに登りましたが、母にはちょっと悪いことをしてしまいました

岐阜城 名所・史跡

岐阜城からは白川郷まで一気に走ります。有漢→勝央の高速代はETCで1720円。途中1回の休憩を挟んで2時間ほどの旅でした。宿は「御宿　結の庄」。白川郷間近の温泉宿。到着時、あたりはもう真っ暗だったので宿の写真は翌日出発時のものです

御宿 結の庄 宿・ホテル

今回はじゃらんのお得なプランで41400円也。新しく、綺麗で快適な部屋です

食事は20時からなので、温泉で長距離ドライブの疲れを癒やします。湯上がり処には夜はアイスキャンディー、朝はヤクルトのサービスありです

では、お楽しみの夕食です。まずは先付けから

弟が頼んだ白川郷の地酒に母の頼んだ梅酒のソーダ割り。刺身は白川郷の伝統集落の家屋を模した屋根付きで出てきました

飛騨牛と鶏、豚の鍋に

上は各自が選べるもう一品。3人とも別のものを頼みました。
下は〆の食事で蕎麦、茶漬けに丼と見事にこれも別々のものを頼んだのでした

最後にデザートをいただきご馳走様

食事後、もう一風呂浴びたら夜鳴き蕎麦のサービスがあったので、私1人だけ

で、翌朝の部屋からの眺め

朝食は8時から。右下は珍しい納豆のグラタン

母から焼き魚の写真撮って

白川郷へ。駐車料金は1000円也。途中で「食事すればタダです」という食事処もあるので、お昼をその店で食べるならありです

川越しに白川郷の集落が見えます

であい橋を渡ります

であい橋 名所・史跡

であい橋からの眺め。紅葉が綺麗です

白川郷合掌造り集落です。2016年に展望台から眺めたことはありますが、訪問となると1999年以来となります

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

山間の合掌造りの家々を眺めながら

明善寺へ。文化財の庫裡、鐘楼門、本堂、イチイの木によって知られる由緒あるお寺で、1748年に創建とのこと。鐘楼門は1801年に建てられたと伝えられています

内部見学できますが、入口は本堂ではなく庫裏からです

入場料は300円。庫裏内部は史料館になっていて白川郷の民具が展示され、この土地での暮らしが垣間見えます

庫裏の窓の外に広がる白川郷の光景

庫裏の見学を終えたら本堂へ。最後は囲炉裏を囲んで一休み。そうそう、こちらのお寺では朱印状はやっていないそうです

いつもは駆け足で動き回る旅ですが、今回は母と一緒なのでゆっくりゆっくり動きます

どこかでお茶をしよう、団子とかないかと探します

白川郷で内部が見学できる家の中でも最大規模の和田家。寄ってみたい気もしますが、母が疲れてしまうので今回はパスとします

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

庄川の流れ

紅葉が美しい。和みます

郷土料理の五平餅で一休みしたら

母と弟はお土産選び。しかし晴天でホントに良かった

一通り、白川郷の散策を終えたら天守閣展望台へ

天守閣 グルメ・レストラン

世界遺産白川郷合掌造り集落

こちらは天守閣展望台から少し歩いた萩町城跡展望台からの眺め。木が邪魔かな

荻町城跡展望台 名所・史跡

時刻は12時38分、お腹がすきました

お昼は「道の駅 上平 ささら館」の「いわな」へ。ここで珍しい、イワナのにぎりをいただきます。いわなのにぎり付き山菜そば定食は1760円。しかし、平日で13時過ぎだったので大丈夫かと思ったら、満席で待たされたのにはびっくりでした

いわな グルメ・レストラン

道の駅は庄川沿いにあるので

紅葉に彩られた

山間の景色を楽しむことができました

帰りは「北陸新幹線に乗ってみたい」という母の希望もあって富山から。なので、富山に向かう途中に1カ所だけ寄り道します。白山宮は9月に寄った五箇山の一集落にありますが、幹線道路沿いにあるので寄りやすい。富山県で最も古い木造建築の社の前で母と弟が記念の1枚

白山宮 寺・神社・教会

空が青いです

9月に訪ねた時には修復作業中？だった重要文化財の村上家は作業も終わりすっきり

国指定重要文化財 村上家 名所・史跡

最後に庄川に架かる橋を渡って

景色を眺めたら

一気に富山駅へ。最後に寄り道したため、母たちが乗る新幹線の発車時刻(16時16分）の約10分前とぎりぎりの時間となりましたが、何とか間に合ったそうです。私自身はレンタカーを返却する必要があるので、ここでお別れです。今回のレンタカーは名古屋→富山の乗り捨てということもあり、23210円となかなかのお値段でした（楽天トラベル予約のトヨタレンタカー）

で、私の新幹線は19時過ぎなので、少しばかり富山駅周辺を歩いてから

新幹線までの時間はここでひと息つきます

とやま方舟 富山駅店 グルメ・レストラン

まずは地ビールとお通し、その後は日本酒の立山で白エビの刺身にげんげの干物をいただきました。しかし、いつもの旅より動いていないのですが、いろいろ疲れました

さて時間です。北陸新幹線で帰りましょう

富山駅 駅