2021/11/20 - 2021/11/20
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森 武史 さん
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三浦海岸に「岩礁の道」なるものがあることを知り、さっそく歩いてみることに。
全長10Km。海岸沿いを歩く珍しいハイキングコースです。
旅行記はほぼ記録用。
似たような写真が続きます・・・。
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8:00 本日は京急蒲田駅から出発。
本日の目的は三浦海岸にある「岩礁の道」を踏破すること。
まずは三浦海岸駅へ向かいます。 -
切符は三浦半島1DAYきっぷを利用。
往復運賃と三浦半島の京急線と京急バスが乗り放題。
単純往復するより安いので、利用は必至。 -
1時間ほどで三浦海岸駅に到着。
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駅前にはみかん狩り案内所がありました。
そういや、車窓からみかんの木がたくさん見えた。 -
二次元化した京急電車は自販機です。
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駅前からさらにバスで移動。
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海沿いを20分ほど乗車して、、、
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畑の真ん中にある松輪というバス停で下車。
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一帯は大根畑。
さて、ここから徒歩で「岩礁の道」のスタート地点を目指します。 -
大根畑から海へ抜ける道。
途中、収穫した大根を洗う光景も見れたり。 -
バス停から15分ほど歩いて、間口港に到着。
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ここが「岩礁の道」のスタート地点となる。
10:00 ハイキングスタート。 -
・・・と、いきなり「関係者以外立ち入り禁止」の看板があるけど、構わず進みます。
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まだ普通の港なんだけど、「岩礁の道」を示す道標がありました。
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相変わらず「立入禁止」と書いてあるけど、「ハイキングを除く」とのことなので、問題なし。
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小さな湾港を眺めながら、歩いていくと、、、
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海へ抜ける小さな階段発見。
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防波堤の隙間から海へ。
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テトラポットの隙間を抜けると、、、
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岩場が連なる海岸へ出ました。
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水も思いのほか綺麗。
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砂浜は全部貝殻が砕けたもの。
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キャンプを楽しむ人たちもちらほら。
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岩場と砂浜をどんどん歩いてゆく。
全然、道っぽくはないけど、ちゃんと道標がある。 -
10分ほど歩いて、振り返る。
写真撮りながらだと、全然進まない・・・
ちょっとペースアップしなくては。 -
出発から20分。
剱崎に到着。 -
ゴツゴツした岩場が続きます。
絶好の釣りスポットらしい。 -
とても道とは思えないような場所も。
岩肌に沿って歩きます。 -
ときどき、「岩礁の道」として、ちゃんと人の手が加わった道もあり。
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小さな入り江。
水もクリアだし、良い景色。 -
その後も時々現れる道標を頼りにどんどん歩いていく。
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歩いていく・・・。
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このときは、ちょうど引き潮。
無数の潮溜まりについつい足を止めてしまう。 -
ダイナミックな地層も見られます。
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自然の洞窟もありました。
プラゴミの貯まり場になっていたのが残念・・・ -
スタートから30分。
まだまだ岩場が続く。 -
地殻変動で横倒しになった地層が複雑な岩場を創っています。
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断崖絶壁にも地層がはっきり見える。
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複雑な岩場がつくる無数の潮溜まり。
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岩場にはたくさんのマツバガイがいます。
食べられる貝だけど、あまり獲る人がいないせいか、巨大化したものも多数。 -
海水に隔てられた場所には小さな橋も。
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橋の上から。
岩場の奥には天然の洞穴。 -
このときは引き潮だったけど、満ち潮だと橋の上まで満ちてくるらしい。
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岩場を歩き進めていくと、小さな入り江に到着。
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安心の道標にはここにも。
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久々の砂浜。
やはり水はクリア。 -
山から注ぐ水を貯めるもの。
貴重な真水。 -
このあたりは平坦で歩きやすい。
漁師小屋のような建物も。 -
サザエの貝殻はこの辺りに生息していたものか、あるはいBBQの残骸か。
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ここで初めて、同じ道中を歩く人と遭遇。
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釣り人こそいるけど、「岩礁の道」を歩いている人はほとんどいないんだよね。
ときどき道が合ってるのか不安になる。
先人の足跡が頼もしい。 -
浜辺を通過して、再び岩場の道。
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潮溜まりには大量の巻貝。
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道なき道だけど、道標だけはある。
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見上げれば、断崖絶壁。
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落石の跡も。
こんなの落ちてきたら、ひとたまりも無い・・・ -
開けた岩場にたどり着いた。
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少し大きな岩に上って、影を自撮り。
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このあたりも絶好の釣りポイントのようで、、、
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釣り人がたくさんいました。
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こちらはまだ道半ば。
・・・というか、まだ1/3くらい。
先を目指します。 -
奥に港が見えてきました。
たぶん松輪港だな。
ここは最初のチェックポイントとしていた場所。 -
順調に来たので、ここでおやつタイム。
糖分でエナジーチャージ。 -
小休憩を経て、ハイキング再開。
防波堤を超えて、港へ。 -
松輪港に到着。
さて、ここから「岩礁の道」は一般道へと続きます。 -
海沿いの一般道を道なりに歩く。
急に平坦な道に逆に足元が変な感じ・・・。 -
眺めが良い、防波堤の上を歩く。
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ここでも大量の大根を洗浄中。
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一般道だけど、ちゃんと「岩礁の道」を示す道標がある。
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小さな湾は江奈湾。
ここは干潟になっている。 -
様々な生き物観察もできるようです。
三浦海岸って、磯、浜、干潟と地形も様々。 -
歩きやすいが、一般道はあまり楽しくないな・・・
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大根、キャベツ畑は壮観。
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一般道にも分岐点あり。
特にこのポイントは間違いやすようです。
ここからしばし坂道を上ります。 -
小高い丘を登りきると、今度は畑の中へ続く分岐点。
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畑を抜けて、今度は緩やかな下り坂。
ここから海へ続くようだ。 -
雑木林の小道を下っていく。
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道の途中にポツンと現れた社。
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白浜毘沙門天
三浦七福神のひとりが祀られている。
正式には慈雲寺というようだ。 -
さらに雑木林の中を進んで行くと、、、
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久々に海に到着。
ここから再び海岸線に沿って歩きます。 -
毘沙門海岸。
基本は岩場。 -
ときどきビーチ。
思いのほか、美しいビーチだった。 -
まぁ、場所によっては漂流ゴミの貯まり場だったり。
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しばらく海沿いを進むと、アスレチックのような一画に到着。
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丸太を打ったような足場が続く。
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ここは干潮時でも足場となる岩場が無いようだ。
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干潮でも足元は完全に海。
満潮時にはほぼ水没してしまうらしい。 -
自然のままの岩場を進んで行く。
奥に見えるのは毘沙門漁港。 -
港に到着。
ちょこっとだけ一般道へ出て、港の反対側へと向かう。 -
毘沙門漁港。
おばちゃんたちがヒジキを干してた。 -
港から再び自然道へ。
「岩礁の道」はこの繰り返し。 -
横倒しになった断層の上を進みます。
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断層の柔らかい部分が浸食されて、このような岩場に。
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ところどころ見かける赤い実はグミの実。
たぶん食べられるはずだが、確信が持てず、眺めただけ。 -
岩場を進む。
このあたりに来ると、なんかもう同じような光景。 -
目の前には断崖絶壁。
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岸壁の真横を歩くのはちょっと怖い。
落石がありそうで・・・。 -
歩きやすいんだか、歩きにくいんだか・・・
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複雑に入り組んだ地形は絶好の釣りポイントにもなっているようで、、、
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このあたりが一番釣り人が多かった。
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「岩礁の道」はそろそろクライマックス。
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大きく切り立った岸壁が見えてきた。
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ここが盗人狩。
昔、盗賊が追われて、この山の端まで来て下を見ると、恐ろしい断崖と怒涛の逆巻きに、ぞくぞくと身震いして足が竦み、動けなくなり容易く捕まったという逸話が名前の由来。
深く切り込んだ部分には海水が入り込んでいて、小さな橋が架けられていました。 -
なぜここだけこんなに深くえぐれているのか。
沖はかなり向こうのほう。 -
北欧のフィヨルドを思わせる光景。
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橋を渡り終えて、振り返る。
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ゴールは間近。
このあたりに来るとさすがに体力的にもしんどい。 -
最後は歩道が整備されていて、非常に歩きやすい。
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細い一本橋をずっと歩いているような感覚。
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パイプも通っているので、水道管か電線が埋められているのかも。
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平地に出ました。
もうゴールは目前。 -
明らかに人工的に作られた潮溜まり。
一体、なんの目的で作られたものだろう? -
マリーナが見えて来ました。
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小さな入り江はヨットハーバーになっていた。
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ここが最後の砂地。
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陸地からは小さな小川が注いでいた。
群生していたのは、野生のクレソン。 -
宮川港に到着。
港の入り口までもう少し距離があるけど、ここがゴールと言って良いでしょう。 -
約10Kmの行程を3.5時間かけて踏破。
良い運動になりました。 -
このままバス停に向かおうかと思ったんだけど、、、
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港の一画に気になる食堂が。
人がどんどん入店していく。 -
まるよし食堂。
ここでランチを取って帰ることにした。
はばのり定食が名物だそうで、さっそく注文。 -
・はばのり定食 1100円
見た目はかなり地味ですが・・・。 -
これが「はばのり」。
丁寧に焼かれたものが提供されます。
普通の海苔とは見た目も香りも違う。
醤油をかけてご飯にかけて食べるとのこと。 -
ご飯と食べると・・・
・・・なにこれ、めっちゃ美味い。
初めて食べたけど、軽い衝撃を受けました。 -
小鉢のひじきも三浦産。
そういや、道中で干しているのを見たね。 -
マグロの佃煮。
味が濃い目で、ご飯に合う。
見た目的に1100円は高いかと思ったけど、十分価値ある定食でした。 -
お会計を済ませて店外へ。
軒下にはイカが干されていました。
これまた美味しそう。 -
バスの時刻まで時間があったので、しばし海を眺めて時間つぶし。
のんびりキャンプを楽しむ人も。 -
その後、宮川町から京急バスに乗って、、、
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三浦海岸駅へ。
京急に乗って、帰宅しました。
半日くらいのハイキングだったけど、景色も良いし楽しかった。
気軽に行ける距離も良い。
機会があれば、再訪だな。運動も兼ねて。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Matt Yさん 2021/12/02 21:03:09
- 地形が面白い
- 近場でもこんな楽しそうなところがあるんですね。
京急の横須賀以遠って乗ったことなくて、案外今住んでいるエリアの住民には馴染みがないのですが、その分探索しがいがありそうです。
干潮の時間調べて、所要時間倍みておいていつかチャレンジしてみたいです。
- 森 武史 さん からの返信 2021/12/03 08:06:22
- Re: 地形が面白い
- たまたま見つけた場所だったんですが、なかなか楽しい場所でしたよ。
近場でこんなに自然の景観を楽しめるとは思ってもいませんでした。
三浦半島って近いのに知らないスポットが多いですね。
三崎のまぐろの印象が強すぎるのか・・・
三浦海岸、おススメなので是非チャレンジしてみてください~
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