ひとりっぷ　国宝松江城から神話の出雲の国へ

2017/09/24 - 2017/09/26

ひとり旅、二日目。

憧れの地、鳥取砂丘に仁王立ち。もうこの旅は本望です。
が、帰りは米子空港からなので、二日目は松江に移動です。

「スーパーまつかぜ」を探してホームに上がれば、
２両の車両が待機。特急はどこかしら？
昨日、乗り損じてはならないと指定券を買いに、
「指定じゃないと、乗れませんかね？通勤時間だから念には念を」
「大丈夫ですよ」と窓口のお姉さん。
うん。ガラガラ。１号車指定席、２号車自由席。
この特急、なかなかの乗り心地。時折みえる日本海に癒される。

松江は何があるのかな～とガイド本を見れば「松江城」
「とりあえず、ビールで」のノリで
とりあえず、松江城でも行こうかね。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

駅からお城までは歩くには距離がありそうなので、観光地にはあるよ、レトロな観光バスが。レイクラインバスに乗って松江城です。

ブラタモリって、面白いよね。
松江城の回をみて、城がいつ築城されたのか、それが発見された札に書いてあり、その札が打ち付けられていたであろう柱の釘の穴が見つかった、という放送をみたところ。

あれか？
いや、お城はまだ見えない。

国宝となったからには、心して、いざ行かん！

着きました！
なんというか、写真映りのいいお城だな。

天守閣に登ってみました。
あれはしんじ湖ですね、しじみ！

ここにいます！
お城の階段って、急だよね、昔の人って身軽だわ！

さきほどの場所から見下ろしたところ

城を降りて、茶屋で一休み。
島根のご当地ハガキには、城内の登閣記念スタンプと、日本100名城のスタンプ。
いつかの飲み会で、お城めぐりが好きな旅人がいたな。
スタンプ集めに、そんな旅も楽しそうだ。
（ちなみにわたしは、この「ご当地ハガキ」の収集マニアでもあります）

裏はこんなスタンプ

さて。タモリさんみたいにお堀の遊覧、城下町散策がいいかな～と予定していたのですが、急きょ、変更。

前日、鳥取牛弁当を食べながらテレビをつけると、「ケンミンショー」がやっていた。そして「出雲そば」を紹介。
スタバのお姉さんも「出雲大社店」の話をしていたし、前夜の擦り込みから「今日のランチは出雲そば」
出雲大社は興味があったけど、ちょっと遠いから今度ゆっくりと思っていたんですが、
「いつ行くの？」
「今でしょ！」心の声がこだまする。
観光定期バスをしんじ湖駅で途中下車、ローカル線一畑電車に乗って出雲大社駅に向かいます。

ひとり旅、思いつくまま行先変更できるのが。いいね！

車窓から延々としんじ湖を眺め、うつらうつらすること約１時間。
出雲大社に到着。

松の廊下、ならぬ松の参道を進んでいきます。

絵本でみたような、一場面

鼻先を撫でればいいのかな？

縁むずびの神様だ。よく拝んでおこう。

あちこち囲われて工事中でした。
ああ、来月は神在月。全国の神様が訪れるまえに準備中ならしかたあるまい。

あ！これか！テレビでよくみる大きな注連縄（しめなわ）。

よくみるとね、小銭がささってますよ。なんで？お賽銭投げつけたの？
いやいや、お賽銭箱あるからね。

因幡のしろうさぎ、でした。

うさぎが一匹、うさぎが二匹。

いっぱいいるね。表情が違ってかわいいやつめ。

参拝後はちょっと遅めのらんち「出雲そば」
そばツユを、つけるのではなく、かけてしまうのですね。
甘味もついて、歩きつかれた体に染みるやさしいお味でした。

帰りの一畑電車。この電車がステキだった！
行きと違って新型車両だったのか、座席がしんじ湖を臨めるよう、窓側に向かって一列、展望仕様になっていました。しかもドリンクホルダーついた、カウンターテーブル。
あ、スタバは昨日教えてもらった、鳥居のはす向かいのお店も立ち寄りました。

【本日の晩餐】
さすがにホテルで弁当二晩はさみしかろうと、外食に挑戦！
松江駅の駅ビルの中で、なんとなく地元のお魚がウリの居酒屋さんを発見。でもひとりでどうよ？と弱気のわたし。
が、中をのぞくと、窓側にカウンター席が並び、そこにいるじゃないの、おひとり様女子が！
勇気を振り絞ってと突入。
「お客様、」「ひとりです！」
鼻息荒く入ってみれば、カウンター席に女子が、2、1、1名と、となりのお姉さん、ひとりでビール飲んでます。なんか、そんな感じ。
メニューもお刺身から焼き物・揚げ物・ごはんとちょっと豪華な定食。
わたしは食事をしながら観察するに、おひとり様はスマホを見ながら過ごすのね。まわりも話かけないし、かといって浮いてもいないし、ふむふむなるほど。
店を出るころには、お腹も満足し、なんだかオトナの階段登った気がしました。
今夜もデパ地下デザートを買ってホテルに戻ると、着信がいくつか。
「ひとりたび、さみしいかも」も出発前に連絡していたものだから、「大丈夫？」の安否確認が。
「ちょっと聞いて？夕飯ならさっきカウンターで一杯飲んで来たところ（ウーロン茶）」
帰る前から土産話に夜が更ける。

本日の戦利品　島根県　ご当地フォルムカード
銀貨がちょうどテカっちゃってる