箱根駅伝一区(21.3キロ)を歩いてみた

2021/11/20 - 2021/11/20

箱根駅伝の一区は、大手町の読売新聞社前から鶴見中継所まで21.3キロ。
毎年正月の2日、朝8時のスタートからちゃんと見てるのに、やはり箱根に行くほど風景が記憶に強く残っていて、あまり一区の風景に馴染みがなくて。じゃあ歩いてみたら親近感湧くかなと思い立ちました。
長距離の街歩きは、キツくなったら離脱できる駅が常に沿道の近くにあるルートというのか大事！
あと、飲み屋がすぐに見つかりそうなルートというのも外せないポイントです！
楽しく歩いて、楽しく飲酒。それが1番の街歩きの目的です。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

大手町に朝9時半に到着。
せっかくなので、2021年4月26日に改修工事を終えた将門の首塚へ向かいました。
ものすごく開放的になっていて驚きました。ピカピカですね。

将門塚 名所・史跡

供物はお持ち帰りくださいと記されてますが、お賽銭はいいのかな。
ネットで読んだ記憶があるのですが、隣接する三菱ＵＦＪ銀行に平将門名義の口座があってお賽銭を入金してるとか？保存のために使われているそうです。

さて、首塚のお隣の読売新聞社前です。
箱根駅伝のスタート地点でありゴールでもあります。
私たちは今日ここから歩きでスタートです。
目指すは鶴見中継所。道のりは21.3キロです。

服装は、薄手の長袖トレーナーワンピ、ヨガパン、ヨガソックス、厚底スニーカー、ジップアップシャカシャカパーカー、あとキャップにリュックです。
朝スタートですが、ゴール地点に近づくにつれ西日になりつつあったので、キャップが役立ちました！

箱根駅伝 絆の像 名所・史跡

スタートしてすぐのコースから東京駅方面。

反対をむくと皇居です。

日比谷公園や新橋を通過して、現れるのは浅野内匠頭終焉の地の石碑です。
ここにあった大名屋敷の庭で切腹したと聞いています。
以前、友人と討ち入りの日、皇居の松の廊下跡地を見学した後、徒歩でこの浅野内匠頭終焉の地へ行き、ここから電車で両国の吉良上野介屋敷跡へ移動してから、また電車で赤穂浪士の墓がある泉岳寺を巡る街歩きをしたことがありましたが。また、それをやるのもいいな、と思いました。

浅野内匠頭終焉之地 名所・史跡

ずんずん歩き、途中で肉まんなど食べながら眺めるのは、芝公園と東京タワー。

芝公園 公園・植物園

15号線から1号線へ入っても、ずんずん歩き、品川、大森海岸などを通過。
気がつけば13時、蒲田付近です。
お腹も空いたので、ちょっとルートから逸れ、蒲田の商店街に入り、ガソリン(アルコール)を注入。

大金星 蒲田店 グルメ・レストラン

画像は豚肉の唐揚げ。
鳥は定番ですが豚肉は脂身が甘くて最高に美味しい。
元気が出ました。

さて、肉を食い、ビールを3杯ほど入れて、またずんずん歩き、多摩川を超え、鶴見中継所に到着。時刻は15時15分。
大手町から21.3キロですが、駅伝選手はこれを1時間くらいで走っちゃうのすごいですね。
私たちは休憩も入れて5時間45分かかりました。

箱根駅伝 鶴見中継所 名所・史跡

おまけ
反対側の10区の中継地点です。
私は箱根駅伝の小説「風が強く吹いている」を愛しているので、この風景を見ながら、ここでカケルが9人で繋いだタスキをハイジさんに渡したのか……と、ジーン。

画像はカケルがタスキを持って走ってくるのを待ち構えてるハイジさん視点の景色です。

気候もよく、朝から夕方まで気持ちのいいお散歩ができました。
今度は10区(逆ルート)も歩いてみたいです。

おしまい