SOMISA製鉄所訪問

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鋼塊品質調査のためRosarioにあるSOMISA製鉄所を訪れた。TokyoーSan
FranciscoーCaracasーBuenos AiresーRosarioーBuenos AiresーPanama CityーGuatemaraーVancouverーTokyoの日程。
①San Francisco　のホテル
　生まれて初めての海外出張の第一日。朝食でbacon and eggを注文したが、bacon とeggがそれぞれの皿に乗って出てきた。　これが会話の難しさ。以後は　and などは発音せずに難を逃れた。sunnyside-up or sunnyside-down ?は理解できた。
②Buenos Aires　のホテル
　食堂で朝食を取ろうとすると、他の客にじろじろと見られてどうも様子がおかしい。迎えに来た商社員に聞いてみて判った。テル・アビブ空港で日本人が銃を乱射する事件があったという。
③Rosario　のホテル
　スパゲッティを持ってきたボーイが何やら持って戻ってくるので注意してみると、粉チーズが入っている大皿をもっている。Mucho　という言葉は知ってたのだが、何度も繰り返したためか、粉チーズが山盛りになった。 ワインで流し込むハメとなった。
④SOMISA製鉄所
　高炉２，平炉４で約１００万トン/年の粗鋼生産。分塊能力不足のため鋼塊２０万トンの在庫をかかえる。これを日本で製品化するための鋼塊の品質調査。分塊工場での状況ため現場調査に入った。
⑤工場調査の実態
　２人の技術者が鋼塊形状と圧延歩留まりを確認すべく、分塊圧延機の前後に張り付いて調査した。一週間現場に滞在したため、圧延担当の作業者と友達付き合いとなった。
⑥土産にレコードを貰う
　Astor Piazzolla、Roberto Carlos
のものを１枚ずつ貰った。前者はアルゼンチンタンゴの巨匠、後者はブラジル人のポピュラー歌手。日本から持ち込んだするめと煎餅を作業者にもふるまいながらの親善作業の結果だ。
⑦特急列車のトイレに驚く
　Buenos Aires - Rosarioの往復の特急列車のトイレに入ってびっくり。１メートル程度のの総ステンレス張りの箱になっているだけで中央に穴が開いているのみ。水洗の取っ手はシャワーで、慌てて飛びのいて濡れるのを避けた。