シニアのベルギー、オーストリアの旅［１３］　チェスキークルムロフ

2019/08/25 - 2019/09/16

本年度二度目の旅行です。前回４月のポルトガル・スペイン旅行で認知症の家族への対応も十分できることが分かり、また比較的長期間預かってくれる施設も見つかったので、今度は安心してベルギー、オーストリアの旅行を計画することができました。
　旅行先はベルギーとオーストリアをメインとし、それにスロベニアとチェコとスロバキアを少し加える日程を組んでみました。
　ANAの特典航空券を利用して、ウイーンで１回のみ可能なストップオーバー利用してレンタカーでオーストリアを一周します。少し欲張りすぎた感もしますが、何とか全日程をこなすことができました
　ただこの旅行後コロナの猛威で海外は完全に行けなくなってしまいストレスが溜まります。
　いつものように単なるお気楽な観光旅行で、皆さんのようには掘り下げた旅行には程遠いですが、よろしければお付き合いください。

本編は旅行十五日日（9/8）の記録です。

旅程
　8/25（日）伊丹→羽田（迎賓館見学）→成田（泊）
　8/26（月）成田→ブリュッセル→ブリュージュ
　8/27（火）ブリュージュ→ゲント
　8/28（水）ゲント→ブリュッセル
　8/29（木）ブリュッセル市内観光
　8/30（金）ブリュッセル→アントウエルペン→ルーベン→ブリュッセ
　　　　　 　ル
　8/31（土）ブリュッセル市内観光
　9/01（日）ブリュセル→ウイーン→グラーツ
　9/02（月）グラーツ→ブレッド湖
　9/03（火）ブレッド湖→ヤスナ湖→マンガート→ミルシュタット
　9/04（水）ミルシュタット→グロース・グロックナー→
　　　　　　 ダッハシュタイン
　9/05（木）ダッハシュタイン→ゴーザウ湖→ハルシュタット→ゴーザウ
　9/06（金）グムンデン→バート・イシュル→ザンクト・ギルゲン
　9/07（土）モントゼー→ザルツブルク→ザンクト・ギルゲン
　9/08（日）ザンクト・ギルゲン→チェスキークルムロフ・・・本編
　9/09（月）チェスキークルムロフ→デュルンシュタイン
　9/10（火）デュルンシュタイン→メルク→ザンクト・ペルテン→
ウイーン
　9/11（水）ウイーン市内観光
　9/12（木）ブラティスラバ市内観光
　9/13（金）ウイーン→羽田
　9/14（土）羽田→関西国際空港

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行十五日日（9/8）です。
今日は何とか雨が上がり、晴れ間ものぞいてくるようなので、昨日から延期していたシャーフベルク鉄道に乗車することにしました。

ヴォルフガング湖東岸のザンクト・ヴォルフガング・イム・ザルツカンマーグートの街です。

車でないなら、フェリーで湖を渡ってくることも考えられます。お天気が良い場合などは気持ちがいいでしょうね。船着き場にはフェリーが停泊していました。

ここからシャーフベルク鉄道が発車する鉄道駅です。チケットの窓口はまだ空いておらず、そばにある小さな売店で購入しました。

10時10分発の始発で山頂に向かいました。列車では日本のツアー旅行の方々と一緒でした。

アプト式鉄道で、ゆっくりと登っていきます。

途中このような霧が発生し、前方が見えなくなるなど頂上に到着した時のことが心配になりました。

途中霧が出たりで心配でしたが、丁度僕たちが山頂に着いた頃は少し霞んではいますが３６０度の大パノラマが広がってラッキーでした。
山頂駅よりヴォルフガング湖遠望。360度の大展望が広がります。

少し驚いたのは、同乗していた某旅行社の日本人ツアーの人々が、到着するなり駅周辺で写真だけ撮り、約10分程で乗車してきた同じ鉄道で帰っていったことです。景色の良い少し上までも登らずに帰ってしまうなんてもったいない、何が楽しいのだろう。旅行日程が詰まっているのかもしれませんが、これは少し可哀想です（余計なお世話ですか）。中国の団体の方がずっとゆっくりと時間を使っていました。

Himmelspforte Schafberg

こんな山の上にも立派なホテルが営業しています。訪れた時はすでに季節外れで閉まっていました。

山頂よりモント湖遠望。

ザンクト・ヴォルフガング・イム・ザルツカンマーグートに降りてきて、ここから約200キロ、3時間ほどのドライブで国境を越え、チェコのチェスキー クルムロフを目指します。

チェスキー クルムロフのペンションです。簡素でしたが、オーナーの対応もよく宿泊するには十分です。旧市街までも歩いて数分の所でした。

荷物を置いて早速旧市街に出かけました。まだ雨がやみません。
ブラーシュチョビー橋（Cloak Bridge）で、ここを通り抜けてブルタバ川を渡り旧市街に入ります。

ブルタバ川です。

チェスキー・クルムロフ城です。

プルタバ川に面した旧市街。

街の中心地にあるスヴォルノスティ広場にはライトブルーやレモンイエローなどパステルカラーの可愛らしい建物が並んでいます。
雨模様のためここの一軒でビール休憩をしましたが、ビールのなんと安いこと！

広場にあるペスト記念塔は、塔の上に立っているマリア像の周囲を4人の聖人が囲んでいます。

ペスト記念塔（Fountain and Plague Column）。

本格的な街歩きは明日にしましょう。