
2021/11/06 - 2021/11/07
82位(同エリア612件中)
さるおさん
香川旅行2日目。悩んだこの日の行程。翌日は仕事だし金毘羅温泉でゆっくりして、そのまま帰宅・・・と考えていた。そこで目に付いたJTBの"四国くるり旅"のパンフ。そちらの"おすすめモデルコース"のプランから一部行程をパクらせていただきました。今回の旅、JTB大活躍。
行程:琴平駅→大歩危駅(大歩危峡観光遊覧船)→四国まんなか千年ものがたり→多度津駅
- 旅行の満足度
- 3.5
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「敷島館」の朝御飯。朝から「鯛茶漬け」をいただきご満悦。夕飯より朝御飯の方が満足感が高かった。
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「大歩危駅」
「鯛茶漬け」を食べて御機嫌気分で宿を出たまではよかったが、琴平駅でアイパッドの充電器を部屋に忘れたことに気付いた。慌てて宿に電話。取りに行く時間は無いので自宅まで着払いで送ってもらうことにした。この時のスタッフの対応で思うところは色々あったのだが、迷惑をかけた自分が悪いのでココは自粛。
だけど、今まで忘れ物なんてしたこと無かったのに・・・。昨日の集合時間誤りといい私もヤキがまわってきたかな。コボケ、カマしたと笑っていられない。 -
遊覧船乗り場まではバスで。大歩危峡はバスの本数が少ない。一時間に一本とかのレベルではなく大歩危峡行のバスは一日7本。この公共交通の便の悪さも、この日の行程を悩んだ原因の一つ。
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「大歩危峡まんなか」のお土産売場でチケットを購入。遊覧船乗り場まで道を下っていく。今日は快晴。遊覧日和。
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船の出発時間は決まっておらず人が集まれば出発するシステム。昔の渡し船みたい。知らんけど(笑)。船の出発まで、子供が魚にエサをあげているのを手持ち無沙汰に見学・・・のつもりが、エサを食べる魚の姿に子供と一緒に歓声を上げる。吉野川の水は透き通っていて綺麗。
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さぁ出発。往復30分の船旅。
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船は、深緑色の水面をゆっくり進む。
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斜め45度に切り立った岩が大歩危峡の特徴。日本にココと、もう一か所ぐらいしかないらしい。45度と聞いたら、ずん・飯尾の"ぺっこり45度"しか浮かんでこん。
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祖谷は日本三大秘境の一つ。他の二つは、岐阜県白川郷と宮崎県椎葉村。でも白川郷は、あれだけ観光客が押し寄せたら、もう秘境じゃないだろう。祖谷もアヤしいな。確かにバスの本数は少ないけど、車、ビュンビュン走ってるし。秘境とは言えないな。
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残念ながら紅葉には少し早い。
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ゆる~りゆる~りと進む船が心地よい。私はどうも船に乗るのが好きなようだ。
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少し赤くなった木、見っけ。
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満足して30分の遊覧を終える。さて、これからどうしようか。
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帰りの電車は14:21発。今13時ぐらい。これから"祖谷のカズラ橋"まで行く時間は無いしな。「大歩危峡遊歩道」を時間の許す限り歩いてみる事にした。遊歩道は小歩危駅まで続いている。
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私は車を運転しないので、最初は交通の不便な祖谷に行くのを迷っていた。バスの便が少ないので一泊するならまだしも日帰りでは、どうしても効率良くカズラ橋まで行くプランが立てられなかった。
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祖谷まで行ってカズラ橋を見ないなんてどうよ?って最初は思ってたけど、ココで私、冷静になったのよ。"そんなにカズラ橋が見たいか?"って 自分に問うてみた。抑々私は高所恐怖症なので橋を見に行ったって渡る気無いし。だったらカズラ橋見なくていいじゃん・・・という結論に達し、祖谷では大歩危峡だけを楽しむことにしました。
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吉野川の流れに目をやりながら歩く遊歩道、気持ちいい。丁度、大歩危と書かれた石碑があったので、ここで引き返す。ここから大歩危駅まで歩きます、と言うか丁度いい時間のバスが無いから歩くしかない。駅までは30分程度の道のり。
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振り返れば、この景色。国指定名勝天然記念物大歩危。紅葉の季節は美しかったろうな。
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さっき乗った遊覧船。
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ラフティングやってる人達。急流のトコで、皆、ひっくり返ってた。
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吉野川、綺麗な水だな。ボートが宙に浮いてるように・・・見えません(笑)。綺麗ではあるが、そこまでではない。
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吉野川、そろそろ見納め。
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駅への帰り道にある「道の駅大歩危」。「妖怪屋敷」があるというので立ち寄ってみたが入場料を払わないといけなかったのでスルー。写真だけ撮った。イヤな客。
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祖谷は妖怪伝承の里。所々に妖怪伝説を記した看板あり。せっかくだからさ、妖怪伝説巡りとかのバスツアーを土・日だけでも催行すればいいのに。お客さん、来ないかなぁ。私みたいな車運転しない人は、そういうツアーがあると有難いんだけどな。
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駅には既に「四国まんなか千年ものがたり」が停車していた。今から、あの列車に乗ります。
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「四国まんなか千年ものがたり」と祖谷の山。
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平家落人伝説のある祖谷の里。徳島県と高知県の境にあるのですが、私、ずっと香川県だと思っていた(笑)。まさか徳島県だったとはね。
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駅にあったカズラ橋。これで満足しとく。
平家の落人が敵に追われた時、刀で切り落とせるようにカズラの木で橋を作ったと言われているけど、このカズラを一刀両断できるって日本刀ってスゴい切れ味なんだと、橋よりもソッチに感心する。 -
一番奥が私の席。隣は私と同世代のカップルだったのだけど、アテンダントからお祝いの言葉を述べられながらブーケを受け取っていた。ご本人たちも"人生最良の時"とお話されていた。銀婚式なのか何なのか詳細は不明。でも、人生最良の時ってさ、何か凄いなと思って聞いていた。私の人生は特にイベント事も無かったからか、最良などと思ったことが無かったので。交通手段の一つとしてこの列車に乗った人、人生の節目の記念に乗った人、人其々交々。だから列車は面白い。
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「四国まんなか千年ものがたり」はお料理自慢の観光列車。事前予約で豪華なお料理が頂けます。只、このお料理が5000円ぐらいするのですね。変な所でケチな私は事前予約のお料理は頼まず車内でオーダーできる単品のお料理を注文しました。地ビールに「フィツシュカツバーガー」と「3種おつまみセット」。伊吹島のイリコが美味しかった。
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夏の青森旅行で乗った観光列車が思いの外良かったので今回も利用してみた。「四国まんなか千年ものがたり」は食事を楽しむ列車でもあるから一人よりグループ旅行向きでした。
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「阿波川口駅」
ここは狸伝説の地。中には"青木藤太郎"なんて人間みたいな名前の付いてる狸もいる(人間に悪さする悪狸をやっつけたらしい)。駅舎には地元の人の手作りであろう狸の人形があり「四国まんなか千年ものがたり」の停車駅となっている。 -
地元の方が手作りの狸の着ぐるみでお出迎え。狸と言われても狸に見えない(笑)。
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「阿波川口駅」で列車の乗客向けに地元の方が野菜を販売していた。椎茸と蜜柑を購入。蜜柑は100円。椎茸はいくらだったか忘れた。
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車窓から見る吉野川の雄姿。"四国三郎"の別名を持つ暴れ川。四国最大の大河は今日は穏やかな流れでした。
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「阿波池田駅」はゴミ箱もアンパンマン。
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「坪尻駅」
スイッチバック構造を採用した珍しい駅。スイッチバックが何か判らんけど(笑)。 -
「坪尻駅」は標高272mの地点に位置し周辺に集落は複数あるが駅まで行ける車道は無い。駅構造の関係から通過する普通列車もあり秘境駅のひとつとされている。とあるTV番組で乗降客数を調べたところ"のべ4人"だった。
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列車の行く先々で地元の方が自宅や線路沿いから手や旗を振ってくれた。観光列車ならではの光景だが、こういうのは 地元の自治会から"今日、○○さん家が当番だから列車が来たら手ぇ振ってね"とか言われるのかな。私だったら平日は会社に行ってるし、土・日は自分が旅行にいくので列車に手を振っている時間は無い。近所の人と揉めるなぁ・・・と思いながら手を振ってくれる人達を見てた。強制ではなく自主的な行為だと思いたい(笑)。
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「四国まんなか千年ものがたり」のスタンプ。綺麗に押せててないトコロが私らしい。
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車内から見る夕焼け。今日という日と今回の旅が終わりを迎える。次の旅へのバトンと思おう。
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<おまけ>
今回唯一のお土産。知り合いに渡した。
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