十勝馬旅　2020

2020/10/31 - 2020/11/02

ばんえい競馬、北見記念を見に帯広へ
前日は然別湖へ宿泊。

翌日は十勝千年の森、森の馬小屋にてネイチャーホースライディングで貴重な体験をしました。

エリア 北海道

ばんえい競馬、北見記念を観戦に十勝への旅へ

前日は然別温泉へ宿泊しました。

然別湖がみえてきました
北海道では最も標高の高い場所にある湖。

かつてアイヌの人々も
山奥にあるこの湖の存在を知らなかったそう。

伝説では、ある飢餓の年に白蛇が現れこの湖に導きました。
湖に生息するオショロコマ(カラフトイワナ)を獲ることでアイヌの人々は救われたそうです。

アイヌの人達はここを聖地とし、飢餓の時以外は立ち入らなかったのです。

然別湖 自然・景勝地

然別湖の象徴、くちびる山

口唇の形に見えますよね？

然別湖畔温泉ホテル風水さん

シンプルな和室
古さはありますが、しっかり清掃されていて
全く気にならないです。

向かいに建つ、他のホテルも廃業し
現在、然別にはこちらのホテル一軒しかありません

ホテルどころか、コンビニはもちろん周辺には民家も含め本当になーんにもありません。

もしなにかの災害でもあったら、完全な孤立無援だよな　
とか考えてしまうくらい、なにもありません(笑)

然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル

一階のお部屋
然別湖が目の前

大浴場も近くて便利でした。

トイレバス付き

ペーパーホルダーカバーが　
ナキウサギなのがかわいい

大浴場の写真は撮れなかったので
公式HPよりお借りしました。

ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉 （低張性中性高温泉）

加水・加温なし、もちろん循環濾過なし
源泉100%の極上のお湯です。

けっこうな熱さで、人によって辛いかもしれませんが
そこがまた源泉100%たる良さ

熱湯好きの私にはたまらない

夜更けまで何度も入りました。

夕食はかなりのボリューム

一番リーズナブルなプランなので
高級なものはありませんが、十二分に満足。

オショロコマの塩焼き

然別湖にいる天然のオショロコマは狩猟を禁止されているので養殖です。
さっぱりとして、とても美味しいです。

翌朝の朝食はバイキング

これがまた美味しくて
ここのナポリタン、大好きな占冠のメルヘンに似てるんです！

朝食後はまた温泉に入ってチェックアウト

チェックアウト後は湖畔を少し散策

然別湖の美しさ
温泉の素晴らしさ
料理の美味しさ

またリピートしようと心に決めました。

神々しいまでの静けさ
まさに聖地、神秘の湖です

帯広へ向かう途中、道の駅うりまくにある
鹿追ライディングパークへ

大好きなショコラはお仕事中で繋ぎ場にいました。
働き者のショコラ、お仕事頑張ってね！

道の駅 うりまく 道の駅

アイドルゆめちゃんもお仕事中　

冬毛が出てきてモコモコ　さらにかわいい。

急ぎ足で帯広へプレミアホテル -CABIN-帯広へ到着

なぜ急いだかというと、天皇賞・秋の中継を見るため。

アーモンドアイのG18勝を見届けてから
帯広競馬場へ繰り出します。

プレミアホテル-CABIN-帯広 宿・ホテル

バストイレ
ビジネスホテルにしては十分な広さ

帯広競馬場へ到着

北見記念の誘導馬ミルキーがスタンバイ

帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡

北見記念の誘導馬はサンビームとの2頭立て

我らがミルキー

長きに渡って、ばんえい競馬に貢献してきた
アイドルミルキー

前年度まで長期休養していたので、
またミルキーの勇姿を見られるなんて感無量。

北見記念のパドック

コウシュハウンカイ

実力No.1
オレノココロ

センゴクエース

ホクショウマサル
　
あぁ　マサル
マサルに会いたいよ

(今年3月のばんえい記念以後休養していましたが、6月に容態が急変し、急逝しました)

このレース9番メジロゴーリキが優勝しました。

力のある馬なのに長期のスランプでなかなか勝てなかったゴーリキ。
馬券は当たらなかったけど、すごく嬉しい。

次の最終レースも見たかった馬がいたので
パドックだけみました。

ギンノダイマオー

サンシルクラポピー

フェアリースズ

スズ様お美しい

パドック後は居酒屋の予約時間があったので
競馬場を後にしました。

夕食はトカチイッシンファームさんへ
　
お通しからお洒落

トカチ イッシン ファーム グルメ・レストラン

珍しい洋風おでん

アメリケーヌソースがかかっていました。

白いだし巻き卵

美味しかったです

翌朝、ホテルの朝食　
ビジネスホテルでは、いつも朝食をつけないのですが
こちらの朝食は評判が良いので食べてみたかった。

確かに、朝食レベルではないメニュー数
大満足でした。

チェックアウト後は十勝清水の十勝千年の森へ

森の馬小屋でネイチャーホースライディングに参加しました。
森の中に放牧されている馬を自分で捕まえるところから始まります。

もし3時間かけても捕まえられない場合は、
それで終了してしまうこともあるとか.....

馬はどんな行動を嫌い、どう接すれば心を開いて従ってくれるのか。
そこから学ぶ体験プログラムです。

捕獲中は写真を撮る余裕はまったくありませんでした(-_-;)

こちらの馬は全て北海道和種(どさんこ)

どんくさい私から、逃げずに無口をつけさせてくれた
今日のパートナー「もずくちゃん」
ほわ～っと穏やかな、18歳の女の子

十勝千年の森 公園・植物園

ブラシがけやお手入れでスキンシップをし、
馬装をしたらトレッキングへ出発

こんな山道を登っていくの？　って道をズンズン進み
絶景ポイントへ辿りつきました。

もずくちゃん、連れてきてくれてありがとう

インストラクターさんがリックから温かいコーヒー取り出し、ご馳走になりました。

休憩中の馬達、
繋いでいるわけでもないのに、どこにもいかないんです。

奥がツルギくん、手前左の月毛がルナちゃん
右側が私のパートナーもすぐちゃん

この光景をずっと見ていたい。

この後、馬小屋へ戻った頃は真っ暗でした。

もずくちゃんを放牧地へ引いて帰る時は私のペースに合わせて歩いてくれて、私の背中にぴったり。
もう愛おしくて。

出会ってすぐ、捕まえた直後は自分が前を歩こうとしてしていたんですね。
もずくちゃんは、繋ぎ場に行くってもうわかってるしね(笑)

半日一緒に過ごすことで、信頼関係がこんなに深まるものなのかと。
別れが辛かったです。

もずくちゃん、また会いに行くから。
それまで元気で過ごしていてね！