2021/11/06 - 2021/11/06
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たびたびさん
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広島県の峡谷といえば、帝釈峡と三段峡がよく聞く名前。ただ、全国的に見た時はどうなんでしょうね。もともと中国山地はあくまで”山地”。浸食を受けたなだらかな地形なので、峡谷とか滝とかにダイナミックなものはないはず。例えば、私は四国に住んだことがありますが、特に高知や徳島だと四国山脈の奥深くて、少し山に入っただけなのに切り立つような地形がいきなり現れるようなことには何度も驚かされていて、そんなのを思うと広島の峡谷や滝ではとても及ぶべくもないという感覚しか湧いてこないんですよね。
まあ、この認識は大きくは間違っていないと思いますが、ただ、もう少し調べてみると帝釈峡は国の名勝であり、かつ、日本百景のひとつでもあるようだし、やっぱり行ってみないと本当のところはわからないのかな。一方、アクセスの方ですが、帝釈峡には帝釈峡ライナーという季節限定の企画バスがあるよう。広島市内から片道3時間となかなか時間がかかるにしても、乗り継ぎなしで行けるのは悪くない。紅葉の時期でもあるし、どうせ行くならこの時とばかりに初のチャレンジをしてみることにしました。
ところで、改めてですが、帝釈峡は、三井野原・比婆山・吾妻山・船通山・道後山の中国山地の中央部の山々と合わせて、広島県北部から島根、鳥取にまたがる比婆道後帝釈国定公園を形成します。広島県では、かつて世間を賑わせたヒバゴンの比婆山、道後山と帝釈峡が名前としてはよく通っていると思います。
さて、訪れた帝釈峡は、ダム湖である神竜湖を中心に周辺の遊歩道なんかも想像以上によく整備されていました。そして、観光のメインは、その神竜湖を周遊する遊覧船。予想していた通りダイナミックな地形ではないですが、湖面とのコントラストによって穏やかで潤いのある紅葉の景色が楽しめますし、遊歩道からは遊覧船がみずすましのように湖面を滑って進む姿が見えたりして、それもなかなかの面白さなんですよね。
ただ、一方で、帝釈峡は全体としては全長18kmの峡谷。神竜湖を中心とする神竜湖エリアのほかに雄橋のある上帝釈エリアがあって、上帝釈エリアまで行けばまた違った印象にもなっていたかもしれません。帝釈峡ライナーだと12時半に到着して、帰りは16時発。神竜湖エリアを回るだけで精一杯だったですからね。
まあ、それはそれとして。遊覧船でのんびり湖を周遊した後は、神竜湖を一周する遊歩道を回りつつ、今度は穏やかな湖を滑るように進む遊覧船を眺める。そんなところで、ほどほどの紅葉狩りはできたように思います。
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予め、バスセンターで帝釈峡ライナーのチケットを購入。
この帝釈峡ライナーは、往復乗車券、帝釈峡遊覧船乗船引換券にお土産引換券がセットになって、3,180円。本来なら、広島バスセンターから神竜湖までは片道でも2,480円。帝釈峡遊覧船も1,500円するので、半額以下の値段設定なのですが、前日までにバスセンターでチケットを購入しておく必要があって、その点で県外者の人にとってはハードルが高いかもしれませんけどね。 -
当日、乗車する前にバスの中で食べるお弁当をじんぼで購入。
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寿司のセットにしましたが、見た目よりずいぶん食べごたえがあって、これは値段も安いしかなりリーズナブル。待合所の隣りだし、使えるお店だと思います。
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紙屋町のバスセンターを9時45分に出発。
東城駅前経由で、下帝釈(神龍湖)着は12時38分。東城駅までは路線バスの運行なので、やっぱりそれなりに時間がかかります。 -
神竜湖畔の駐車場に到着。
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いい感じで色づいてますけど
今日は天気予報だと快晴のはずだったんですけどね~ -
駐車場の隅には神竜湖の周辺を回る遊歩道の入口ですか。
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ここから上帝釈まで行けるようですけど、それは時間的無理ですよね。
取りあえず、遊覧船に乗りましょう。 -
遊歩道の方ではなく、国道を行って、遊覧船の方に向かいます。
国道からでも神竜湖の景色。 -
あれれ
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イチオシ
遊覧船がやってきましたよ
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静かな湖面を滑るように進む。
なんかミズスマシみたいですね。 -
トンネルを越えて
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赤い橋を渡って、この先
さっきの駐車場からだと少し距離がありますね。
ぐずぐずしているとすぐに時間が無くなるところでした。 -
これが乗場ですね
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乗船券を見せて手続きをすると
帝釈峡ライナーにセットされていたお土産物券で、こんにゃくの塊りをくれました。ありがとうございます。 -
水辺に降りて
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これが乗る船です。
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イチオシ
やおら出発しましたが、
帰って来る船も見えたりして、気分が少しずつ出てきます。 -
周辺の紅葉はもう見ごろなんだと思いますが、まあ自然の紅葉はこんなもんですよね。
京都の紅葉なんかは鮮やかですけど、あれはちゃんと色づきがいい品種を選んでの人工的な演出ですからね。 -
遊覧船の中は全然揺れないし、御座が敷いてあって
あくまでゆったりのんびりの気分です。 -
そんなに高い崖があるわけでもないし
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神竜湖の潤いはありますけど
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至って普通。
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変化のない山地が続くだけ。
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せめて快晴だと違うんですけどね。
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ただ、こうした眺めは
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河川の渓谷だと
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だいたい同じような感じかな。猊鼻渓なんかもそこまでではないですからね。
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切り立った崖のドキドキ感を味わいたいなら、やっぱり海岸沿いの岩場を巡る遊覧船の方。隠岐の国賀巡りや富浦海岸に仏ヶ浦。北山崎のさっぱ船なんかも最高です。
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ただ、この池の中を進むような静かな感覚。
急流下りの船とも違って、 -
イチオシ
ただただ
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静かで
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穏やかな
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山中に分け入る感じ。
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なんの心配もなくて
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そのまま身を委ねるだけ。
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中国山地は風化が進んで
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イチオシ
切り立った地形とかはイマイチないので
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結局はこうしたことになるのですが、
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でも、この穏やかな雰囲気は他ではあんまりないのかな。
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遊覧船は二つの渓谷を順番に奥に入って行きますが、
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意外に奥が深くて
どうかすると上流に進んでいるのか下流に進んでいるのかもわからなくなる。 -
それに、そもそもこれだけ穏やかな地形だと湖面がこんなに奥深く続いていることはないでしょう。
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イチオシ
ちょっと言葉は少し悪いですけど
同じような感じの眺めがだらだらと奥の奥まで続いて。 -
なんというか心を穏やかにしてくれる水墨画の味わい。
それが帝釈峡、神竜湖の特徴なのかもしれません。 -
遊覧船が終わってひと段落着いたので
遊覧船の建物の二階でちょっと休憩します。 -
ぜんざいをいただきながら、
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で、窓の下には遊覧船。
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静かな湖面を滑るように。。
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イチオシ
やっぱりミズスマシみたいな感じ。
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後ろの半分は、船が曲がる時に遅れてついていく。それがなんか気になる動きになっています。
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と、また次の便がやってきて
休んでいる間に何回か通り過ぎて行きましたが、 -
本当に滑るように
上手に曲がりますねえ。 -
こんなのを眺めていたのもあって、
ちょっと寄っただけなのに、けっこう寛ぐ時間になりました。 -
最後、おみやげに買ったのは、山里の餅 やまうちの「神石高原最中」。
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包みを開けると昔ながらのかやぶき屋根の家を象った最中ですか。この辺りにそんなイメージはないんですけどねとか思いつつ口にすると、あれれ。塩味が効いているきりりとしたうまさの餡子がいい感じ。なかなかやりますねえ。皮はほろほろですけど、やっぱり最中は餡子のおいしさが基本。これはちゃんと老舗の味だと思います。
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では、竜神湖の遊歩道の方にも回りますか
こちらは、もう一つの駐車場の方。
こちら側から入って、来た時の駐車場の方に戻ります。 -
しかし、来た時の駐車場の方には何もなかったのに、こっちはちょっとお店があったりして賑やかですね。
この紅葉会館を覗いてみると、この辺りの名物だという串こんにゃく。 -
おでんみたいに出汁で煮込んだこんにゃくなんです。
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ほどよく柔らかくて、こんにゃくそのものなんですが、まあヘルシーで体にもいいのかな。少し寒いし、ちょうど手頃かと思います。
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あれ。。
神石高原町立神石民俗資料館というのが見えました。冒頭少し触れたヒバゴンじゃないですが、この辺りは有史以前の遺跡でも知られたところなんですよね。 -
では、ちらりと寄ってみましょう。
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展示のメインは、一階の帝釈峡観音堂洞窟遺跡の関係。
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石灰岩地帯にあるため、2~3万年前の旧石器時代の多くの動物骨が出土し、今では絶滅した種などが含まれていて、旧石器時代から縄文時代の動物相の変化が確認できたのだそうです。
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ただ、ということは、人骨は出ていないのかな。
出ていたら、ヒバゴンの話題ももっと長続きしていたかもしれませんけどね。 -
駐車場からは、まず桜橋を渡ります。
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小さなボートは、
釣りをしている人ですね -
遊覧船からは見えていませんでしたが、遊歩道はしっかりしたもの。
これなら全く安全です。 -
木々の間から湖面が見えていますけど
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あんまり視界は開けていませんね。
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二つ目の橋は神竜橋。
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イチオシ
説明によれば、戦前に架設された道路用の単純トラス橋としては日本最長。国の登録有形文化財にも指定されているのだそうです。
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あ、中央に少しふくらみがあって
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そこから見下ろすとまた遊覧船。
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イチオシ
正面を向いた遊覧船がゆっくりと近づいてきて
これはこれでまた雰囲気ありますね。ちょっとかっこいいじゃないですか。 -
では、時間も迫ってきているし
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駐車場までの道を急ぎます。
さて、ここから広島市内まではまた3時間。往復で6時間のバス旅と見合っていたかなあ。少し微妙なところはありますが、まあ、それも来てみないと分からなかったこと。これはこれでよかったでしょう。
今回も、一日、お疲れ様でした。
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