2021/10/20 - 2021/10/27
265位(同エリア2970件中)
asi_takaさん
- asi_takaさんTOP
- 旅行記36冊
- クチコミ0件
- Q&A回答2件
- 142,964アクセス
- フォロワー15人
10月半ば木曜日、上司からの電話
「来週水曜から2人でイタリア出張行ってきてくんない?」
私(!?困惑)「え。。。。間に合いますかね。。色々。。」
上司「大丈夫。もう飛行機とホテルは手配させたから、陰性証明とワクチン接種証明だけ出発までに取っといて。」
私(困惑)「でも。。。帰ってきたらホテル隔離ですか?」
上司「ハイヤーで帰宅していいよ。どうせテレワークメインなんだから自宅にいるぶんには大して変わらんだろ。」
私(困惑)「ははぁ。。。了解です。。。」
。。というわけで突然のイタリア行きが決まり、1週間行って参りました。コロナ下のイタリアの様子や、帰国の大変さをお伝えしたいと思います。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
準備もバタバタ。EU圏入国の際に有効なのは「鼻ぬぐいのPCR検査」の証明書ということを出発前日に知り、唾液検査で証明書を取っていた私は慌てて会社近くの病院で再検査。出だしからつまずきます。
さらに即日発行してもらえると聞いていたワクチン接種証明書も私の居住地区の区役所では3日かかると言われ、「明日の夜出国なんです!」と無理をお願いして翌朝に出してもらいました。
出国するのも一苦労だなぁ。。とこの時は思ってましたが、帰国の大変さはこんなもんじゃないと1週間後に思い知ることになります。
行きはANAの羽田深夜発便を利用。人のいない空港はちょっと怖い。
こんなに高揚感の無い海外への出発は初めてです。 -
陰性証明書とワクチン証明書を提示し、特に問題なく出国。
帰国の際は「厚生労働省指定のフォーマットの証明書」が必要です、と言われフォーマット用紙を渡されます。
この時はこれを軽く考えてました。。。
機内もガラガラで、みなさん3列席を1人で使って横になってました。
機内で真上向いて寝れるのは楽ですね。いつも国際線ではあまり寝れないのですが、深夜発便ということもあり8時間くらい熟睡できました。 -
2021年10月現在、日本ーイタリアは直行便が飛んでません。
イタリア行きなんてほぼ観光需要でしょうしね。
アリタリア航空なんていつのまにか倒産してたんですね。ITAという新興会社が引き継ぐそうですが今後どうなるんでしょうか。
アリタリアマイルけっこう持ってるのに。。
ということで、ドイツ・フランクフルト空港で乗り継ぎです。EU圏に入国になりますのでここでまず各証明書の提示を求められます。
私たちはここまでずっと布マスクをしていたのですが、乗り継ぎのルフトハンザに乗り込んだ際、「不織布じゃないとだめよ」と言われてマスク渡されました。 -
通勤ラッシュで満席のルフトハンザに乗り、ミラノマルペンサ空港到着。
ミラノ到着後は証明書提示など一切求められず、完全フリーです。
ドイツと同じEU圏内とはいえ、こんなザルでいいのかイタリア。。?
マルペンサ・エクスプレスで一路ミラノ中央駅へ。
イタリアは公共交通機関内は全員マスクしてます。しかもみな不織布か、医療用のちゃんとしたやつです。
そもそも布マスクが売ってないのかも知れません。 -
とりあえずお昼時でおなかも空いたので、駅ナカのPANINO GIUSTOでテイクアウトしてホテルへチェックインし、一息ついて荷物を広げます。
切りたての生ハムとトリュフオイルの効いたパニーノ、11ユーロとお高めですがやはり超絶美味しいです。日本法人は残念ながら倒産してしまったので久々に食べれて嬉しいです。 -
着いたこの日は午後フリーなので、相棒と一緒に街へ繰り出します。
いつもなら日本人や中国人であふれる中央駅前ですがアジア人はまったく見かけません。
屋外で歩いてる人は2-3割しかマスクをしてませんが、喋っているときはちゃんとマスクしてました。
尚、この時点でイタリアのワクチン接種率は日本とほぼ同等の70%超、感染者は日本より多めですがEU圏内ではイタリアはかなりマシなほうです。 -
相棒が最後の晩餐を観てみたい、と言っていたのでサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。私は10年ぶりです。
入場にはイタリアで言うグリーンパス(ワクチン接種証明or72時間以内の陰性証明)が必要で、イタリア人はみなスマホに登録しているようです。私たちはコピーを持ち歩いていたのでそれを見せて中へ。 -
10年前に来たときは、確か撮影禁止だったはずなのですが。。。
中に入るなり、みんなパシャパシャスマホで撮りまくりです。
監視員の方も何も言わないので、撮影OKになったんでしょうか。
娘がもう少し大きくなったら観せたい作品のひとつです。
本物の撮影がOKになったからなのか、出口のところにあったはずのレプリカも無くなってました。 -
地下鉄に乗ってドゥオモへ来ました。
平日なので買い物客もあまりおらず、広場は閑散としてます。
もうこの大聖堂の写真撮るの何度目でしょうか。
今までの人生で京都よりもミラノに来てる回数のほうが多いです。 -
我が家は2020年に予定していたヨーロッパ旅行がコロナのせいで無期限延期になってしまっている為、私のイタリア行きを知った妻からは
「ずるい!自分だけ!せこい!」と大ブーイングを浴びせられました。
小3の娘は私が出発するとき玄関で大泣き。。。
そのかわり「これを買ってこいリスト」を渡されたので、それをコンプリートするためにいったん相棒と別行動を取って探し回ります。 -
しばらくして相棒と合流。甘いものが食べたくなり、ジェラート食べにドゥオモから歩いて数分のところにあるGROMへ。
ここも美味しいのに日本撤退してしまい残念ですね。
ミラノって意外と美味しいジェラテリア無いですよね。どなたかおススメあったら教えて頂きたいです。 -
2年前はデカい旗艦店しかなかったスタバ、すでにミラノ内5店舗もあるようです。そして若者やビジネスマンの客層でまあまあ流行ってます。
日本と違うのは、MacBookで作業してる人はひとりもいません。
みなおしゃべりやコーヒーを楽しんでいます。
マクドナルドと同じように徐々にイタリアに浸透していくんでしょうか。 -
買ってこいリストのひとつ、イタリアスタバ限定カップ。
この後、娘のリクエストのノートも有名雑貨屋・HIGH-TECHで購入。
相棒がワインを買いたいというのでHIGH-TECHの目の前のEATALYへ。 -
EATALYは1フロアまるまるワイン売り場なので、相棒は2本のワインを選ぶのに40分くらいかかってました。私もお菓子などを物色。
夕飯時になったのでそのままEATALY内のレストランへ。ここでもグリーンパス提示を求められます。どうやら今イタリアはグリーンパスが無いと外でイートインでの食事は一切出来ないようです。日本で同じことやったら世論が荒れそうですね。
EATALYは高級ワインもグラスでオーダーできるのが嬉しいところ。
バローロやバルバレスコも1杯わずか7ユーロ前後。ハムやリゾット、パスタ等と美味しく頂きました。 -
帰りにばら撒き用のお土産を買いに中央駅地下のスーパーへ寄り道。
DOLCE&GABBANAコラボのBaciチョコが売ってました。パッケージがおしゃれなのでお土産に最適です。妻に写真を送って欲しい数買いました。
今回、私が海外へ行くことを妻はほとんど口外してないので、お土産も少なくて済みます。 -
今回会社が手配したホテルは駅前・4つ星のHOTEL AURIGA。
けっこう古く、部屋も狭く、Wifiもほぼ使い物にならない、駅前というロケーションだけで星の数を稼いでいるパターンのホテルです。
シャワーのお湯はちゃんと出たので、寝に帰るだけなら許容範囲ですが。。次からは自分でホテル手配したほうがよさそうです。
40歳過ぎてから時差ボケがひどくなったので、翌朝は3時に目覚め。
日本からのメールチェックで時間を費やします。 -
2日目。この日から3日間はこの出張の目的である展示会の視察です。
会場は地下鉄で40分ほどかかる郊外の国際展示場「Fiera Milano」
あのミラノコレクションでも使われる世界4番目の大きさを誇る巨大展示場です。その広さは東京ドーム11個ぶん、入り口から端まで長さ1.3㎞。ほぼ1駅ぶんです。
初めて来たときはその規模に感嘆しましたが、2回目ともなると正直うんざりです。
尚、ここでも入場するのにグリーンパス提示が必須となります。 -
2年に1度開催されるイタリア最大の食の展示会「host」。
食材、菓子、飲料、機械、店舗用家具や食器などイタリアの食文化に関わるもの全てが揃う展示会です。
会場内はどのブースも大変賑わってます。 -
私たちの会社はかなり多くのメーカーと取引があるので2日目と3日目に商談をびっしり入れ、初日は展示会場を見て回る日にしました。
それでもこの広さなので1日ではとても回りきれません。
この時点で帰国用のPCR検査をどこで受けるか決めていなかったのですが、会場の入り口にPCR検査場があったので翌朝そこで受けよう、ということになりました。 -
初日の視察を終えていったんホテルへ帰り、夕食へ。
コロナ前までは「日本人観光客御用達」だったというIL PAIOLOという店がホテルの近くにあったので行ってみました。
このご時世なので日本人客は私達以外全く入ってきませんし、ホールの男性は英語さえ通じません。私のカタコトのイタリア語でオーダーします。 -
こちらこの店の名物のビステッカとポテトの山盛り。見た目は超ワイルドですね。アメリカンな感じです。
名物だけあって肉は大変美味しいです。赤身ですが固くなくジューシー。
実は下に骨だけのTボーンが隠れて土台になってるので見た目ほどのボリュームではなく、男2人なら十分食べれる量です。さすがにポテトは完食できませんでしたが、久々に「肉食った!」という気分になれました。 -
翌朝早めに会場に行き、検査場(左のWELCOMEのとこ)に並びます。
会場に入る為に陰性証明を取る人が多く並んでるので、小一時間ほど並んでやっと順番が回ってきたのですが。。。
係員「ここではPCRはやってない。抗原検査のみだ。」
相棒「いやいや、HPにPCRもやってるって書いてありますよ?」
係員「やってない。抗原検査のみだ。」
相棒「いやいやいや。。」
数分押し問答が続くも、らちがあかないので諦めました。
ここから私たちの帰国計画は大きく狂い出します。 -
検査場のアテがいったん白紙になり、二人とも頭の中はそのことでいっぱいですが、とりあえず仕事はしないといけません。
何件かの商談とミッションをこなしていくうち、取引先メーカーのカナダから来ていた女性とPCR検査の話になり、空港の近くにある検査場がネットで予約できるよ、と教えてもらい、早速翌朝7時で予約しました。
この時もっと詳細聞いておけば良かったと後で後悔することになります。 -
ホテルへ戻った後、夕飯を食べにドゥオモ近くへ繰り出したのですが、土曜日のドゥオモ広場は今観光客は少ないはずなのに、とんでもない混雑です。ガレリア内に至っては満員電車レベルでまともに歩けません。
さらにグリーンパス反対運動のデモ隊がマスク無しで大声で叫んでるので危険を感じ、この日は外食はあきらめてホテルへ戻ることにしました。 -
心身ともに疲弊したので、スーパーでサラダ等を買って部屋でおとなしく食べることにしました。
久々の生野菜とおばちゃんが温めてくれたパスタが身体に染みます。。
イタリアはスーパーの総菜も美味しい。。
ビールを1本飲んだだけで急激に眠くなり、早々に寝ました。 -
翌朝、6時にホテルを出て空港行きの始発列車へ乗ります。
さらに空港からタクシーで検査場へ向かおうと運転手に地図を見せたら、
「これはドライブスルー検査場だ。タクシーでは行けない決まりだ。」
私と相棒「えええぇぇぇ。。。うそでしょ。。。」
何人かのタクシードライバーに聞いてみましたが同じ答え。かといって国際免許持ってないのでレンタカーで行くこともできず。何とかならないか検査場に電話してみましたがぜんぜん繋がらず。。。途方に暮れます。 -
しばらく考え込み、ふと気付きました。
「羽田や成田に検査場あるんだから、この空港にもあるんじゃないの?」
通りかかった職員さんに聞いたところ、やはりありました!歓喜!
検査場に行ってみると既に何人か並んでます。念のため確認しましたが鼻ぬぐいのちゃんとしたPCR検査。
ただし、証明書は夕方にPDFでメール配信のみなので、日本指定の紙のフォームへ書くことはできないが、フォームに記載されている通りの検査方法だから大丈夫です、とのこと。
ちょっとひっかかりましたが、空港で出す証明書だから間違いないだろ、と勝手に納得し、検査を受けました。
日本の水際対策はそんな甘っちょろく無いことを後で思い知ります。 -
やっと検査受けれた。。という安心感でお腹空いてきました。
二人とも朝早かったので朝ごはん食べてません。
空港のバールでピスタチオクロワッサンとカプチーノ。こんなに美味しいと感じた朝ごはんは久しぶりです。
一息ついて、空港からタクシーで展示会場へ向かいます。 -
3日目。展示会は5日間続きますが、私たちの視察はこの日が最後。
商談をこなしながらまだ観てないエリアを回っていると、日本人が。
他社の顔見知りのお二人でした。
PCRの苦労話を話したところ、お二人の場合は旅行代理店が帰りのPCRまで全部手配してくれた、と。
まぁ、普通そうよね。。自分達(と会社)の無計画さを思い知ります。 -
イタリア最後の夜なので、ラストディナーはちょっといい店を予約。
Antica Osteria Cavallini。広大な屋根付きテラス席を持つとてもいい感じのお店です。
スタッフの男性に「日本人か?珍しいな!楽しんでってくれ」と言われました。確かに街中やお店で日本人は全く見ませんが、かといってイタリア人にジロジロ見られたり、何か差別されるような事は無かったです。
「それはミラノだからだよ。地方行ったら石投げられるかもよ。」
と、地方出身の妻が言っておりますが。。そうではないと信じたい。 -
相棒はミラノは2回目。前回も展示会視察メインでまともなミラノ料理を食べたことがないと言うので、定番のミラノ風リゾットやミラノ風カツレツなどをオーダー。
ちょっといいワインも開けました。ほんと何もかも美味しかったです。
お客さん連れて来るときの接待にも使えそうです。 -
せっかくなのでおなかいっぱいだけどドルチェもオーダー。
超美味のティラミスをペロリと食べたところで陰性証明書のメールが飛んできて二人ともテンションは最高潮です。
今思うとここがこの旅行のピークでした。
翌日突き落とされるとは夢にも思わず。 -
翌朝。中央駅からマルペンサ空港へ向かい、何の問題も無く搭乗。
ただし出発が遅れた為、フランクフルトでの乗り継ぎがけっこうギリギリとなりダッシュで日本行きANAの登場口へ。
陰性証明の提示を求められたので朝ホテルでプリントアウトしてきた証明書を見せたところ、「これしか持ってませんか?」と言われ「はい」と答える。やな予感。
向こう側で上司らしき男性としばらく話していたんですがその男性が出てきて、端のほうに連れて行かれ、「冷静に聞いて頂きたいんですが。。」と始まり、この時点で「あ、乗れないんだ」と直感。
「この証明書では厚生労働省の求める要件を一部満たしていない(具体的には、「鼻ぬぐいで検査した」ことが英語で明記されてない)ため、大変申し訳ないのですが当機にはご搭乗頂けません」。。。はぁ。。。
ここまで来るともうジタバタする気力も無く、「どうするのが一番いい方法ですか?」と聞いたところ、空港内に日本指定のフォームで証明書を出してくれる検査場が2カ所あるから、いったん入国してそこで検査し、証明書を持って明日改めて乗ってほしい、とのこと。尚無料で明日の便に振り替えて頂けるとのことでした。
ANAの対応は大変親切で、スタッフさんがイミグレまでアテンドして下さり、審査官に事情を説明してくれたのでスムーズに入国できました。
まさかの私の人生初ドイツ入国がこんな形とは。。 -
荷物をピックアップしてから教えて頂いた検査場で検査し、1時間ほどで証明書用意できるというので空港内のカフェで待ちます。
とりあえず会社に事情を説明して延泊の許可を取り、空港近くのホテルを予約して、帰りのハイヤーも翌日に変更。
妻にも電話して事情を話したら、
「えー、めっちゃいいやん。クナイプのハンドクリームとHARIBOのグミ買ってきて」とまさかの買ってこいリスト追加。
ただ、明日パパが帰ってくると喜んでいた娘がしょんぼりして泣きそうだ、と聞いて悲しくなります。。
ちなみにこのバターが挟んである塩プレッツェル、超美味しかったです。やはり本場ものは違いますね。 -
1時間後、やっと手にした厚生労働省指定フォームの陰性証明書。
ここまで長かった。。まぁ自分達が浅はかだったと言われれば本当それまでなんですけどね。
念には念を入れ、ANAのカウンターで見せて大丈夫か確認しました。
先ほど対応してくださった女性スタッフがいたので、「私たちのように乗れない人ってけっこういらっしゃるんですか?」と聞いたら「全員お乗り頂ける日はほぼありません。特にイタリアからお乗り継ぎの方は乗れないケースが多いです。」とのこと。
それはスタッフさんも毎日大変ですね。。ご苦労様です。 -
フランクフルト空港回りはホテルたくさんありますが、ホテル以外本当に何もありません。
ちょうどこの時期ドイツではコロナが再拡大の兆しを見せていた為、慎重を期して市内には出ず、相棒が以前このへんに泊まったときに行ったことがあるというスーパーへ買い出しに。
幸い下着や靴下が売ってたので調達。他にもビールや総菜を買ってホテルで食べましたが。。。美味しくない。。。うさぎのエサ食べてる感じです。生ハムも何かケモノ臭くて食べれませんでした。
イタリアはやっぱり食は本当に素晴らしかったなぁ、と実感。 -
翌朝チェックアウト。今回急遽泊まったホテル Hampton by Hilton。
とても奇麗かつ機能的で、ちょっといい日本のビジネスホテルと変わりません。スタッフもてきぱきしていて、すごくいいホテルです。
ドイツは食べ物の印象は今のとこ良くないですが、イタリアと比べると何もかも「ちゃんとしてる」なぁと思いました。
次はじっくり観光兼ねて来てみたいです。 -
空港へ。搭乗を待ってる間、今日も1組のカップルが昨日の私たちと同じように乗れないと言われて怒ってました。やはりイタリアからの乗り継ぎのようでした。
毎日この状況が続いてるなら、外務省と厚生労働省がイタリア側に何か働きかけてくれてもいいんじゃないの?と思うんですがね。。。
帰りはANAのアップグレードポイントを使ってプレミアムエコノミーにしたんですが、アームレストが上がらないのでエコノミーで3席使ったほうが寝るには楽だな、と思いました。帰りの便もガラガラでプレミアムエコノミーも21席中3人しかいません。 -
ビジネスクラスと同じ飲み物が飲めるとのことなので、ワイン赤・白を頂きました。大変美味しかったです。
【コロナ下のイタリアまとめ】※あくまで私の所見です
・EU圏に入るには「鼻ぬぐい」の検査証明書が必須
・いったんEU圏に入れば、イタリア入国は完全フリー
・公共の交通機関内はマスク必須
・外ではマスク無しでもいいが、話すときは付けるマナー
・基本みな不織布マスクか医療用マスク
・展示会場や美術館などの公共施設はグリーンパスがほぼ必須
・レストラン、カフェ等での外食にもグリーンパスがほぼ必須
・店内で食べずテイクアウトのみならグリーンパスは不要
・デパートやスーパー、物販店はグリーンパス不要
・フランス等で報道されたコロナ起因のアジア人差別は特に感じない
・マルペンサ空港の検査場の陰性証明書では日本に帰れない(重要) -
このあと羽田に着いてからがまた大変でした。
何枚もの誓約書等の書類を書かされ、GPS位置特定アプリをインストールさせられ、抗原検査を受けて1時間待ち、陰性でようやく入国です。この間数十名のアルバイトらしき女性スタッフの方々が各手続の受付の為に朝早くから駆り出されています。イタリアのあのフリー入国とは本当に対象的です。
この旅行記を書いている時点でまだ自宅での隔離中ですが、1日2回の所在確認通知及び、1日1回TV電話が保険センターからかかってきます。
今回の出張は良くも悪くも本当に貴重な経験になりました。先日、ビジネス目的限定で隔離を3日間に短縮検討、というNewsが流れてましたが、不自由なく海外旅行できる日がどうか1日も早く来ますように。。。
おわり。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- CatMomさん 2021/11/05 09:18:34
- 入国制限
- asi_takaさん
こんにちは。
旅行記楽しく拝見しました(^.^)
海外からの日本入国、本当に!大変ですよね。
私たちはオリンピック前にアメリカから日本に一時帰国しました。娘が日本のパスポートを持っていないこともあり、ビザ申請から始まりpcr検査等、本当に大変でした(涙)
反対にアメリカに帰って来た時は、日本で直前にpcr検査はもちろんしましたが, 実際アメリカの空港では検査をしたかどうかも聞かれることもなく完全フリーでした。
日本の水際対策の厳しさには本当に驚きです。
私たちも2020年にヨーロッパ(イタリア+ドイツ+ベルギー)旅行を計画していましたが中止せざる得ない状況となりました。
早く私たちもイタリアに行きたいです!
CatMom
- asi_takaさん からの返信 2021/11/05 09:31:27
- RE: 入国制限
- CatMomさん
コメントありがとうございます。
日本の水際対策は本当にうんざりするほど厳しいですが、ここまで感染者数が減少しているのを見ると文句は言えませんよね。。
いつ行けるかわからない我が家のヨーロッパ旅行もパリディズニー&ロンドン日帰りが計画に含まれてますので、CatMomさんのブログ参考にさせて頂きます!
asi_taka
> asi_takaさん
>
> こんにちは。
> 旅行記楽しく拝見しました(^.^)
> 海外からの日本入国、本当に!大変ですよね。
> 私たちはオリンピック前にアメリカから日本に一時帰国しました。娘が日本のパスポートを持っていないこともあり、ビザ申請から始まりpcr検査等、本当に大変でした(涙)
> 反対にアメリカに帰って来た時は、日本で直前にpcr検査はもちろんしましたが, 実際アメリカの空港では検査をしたかどうかも聞かれることもなく完全フリーでした。
> 日本の水際対策の厳しさには本当に驚きです。
>
> 私たちも2020年にヨーロッパ(イタリア+ドイツ+ベルギー)旅行を計画していましたが中止せざる得ない状況となりました。
> 早く私たちもイタリアに行きたいです!
>
> CatMom
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ミラノ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
40