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葉室麟氏を思いながら小倉市内を歩いていたら、「長崎街道」に出会った。<br />そこはお城周りの大通りから1本入った小路で、短い通りだった。<br />・・・長崎街道かあ。<br /><br />駅のインフォメーション棚で発見!<br />レトロパンフレットもよくできています。<br />翌朝出かけてみました。<br /><br />しっくい壁にこの床面。気分は、早や宿場。<br />自動改札機の無粋さが目立つ。<br /><br /><br />

長崎街道「木屋瀬(こやのせ)宿」

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2021/10/13 - 2021/10/13

47位(同エリア234件中)

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mom K

mom Kさん

葉室麟氏を思いながら小倉市内を歩いていたら、「長崎街道」に出会った。
そこはお城周りの大通りから1本入った小路で、短い通りだった。
・・・長崎街道かあ。

駅のインフォメーション棚で発見!
レトロパンフレットもよくできています。
翌朝出かけてみました。

しっくい壁にこの床面。気分は、早や宿場。
自動改札機の無粋さが目立つ。


旅行の満足度
4.5
観光
5.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
  • このパンフレットに出会えたから。<br /> ―木屋瀬には、江戸時代の町屋を残す<br />  市内で最も古い町並みがあります。<br />  かつて、ここは長崎と上方を結ぶ<br />  往還の途中にある宿場町でした。ー

    このパンフレットに出会えたから。
     ―木屋瀬には、江戸時代の町屋を残す
      市内で最も古い町並みがあります。
      かつて、ここは長崎と上方を結ぶ
      往還の途中にある宿場町でした。ー

  • 今回の旅では、JR九州の列車内に感動することしきり。<br />まず、床も木製の車両が多いこと。<br />1時間に2本程度の各駅停車の支線であっても、この座席。<br />なんだか異国の雰囲気は、歴史的なことも<br />反映されてるのかな。

    今回の旅では、JR九州の列車内に感動することしきり。
    まず、床も木製の車両が多いこと。
    1時間に2本程度の各駅停車の支線であっても、この座席。
    なんだか異国の雰囲気は、歴史的なことも
    反映されてるのかな。

  • にわか仕込みの情報頼りに着いてみれば、立派な駅舎だが、無人。<br />最寄りJR駅名を何度も確かめたが、・・・。<br />「木屋瀬宿」の看板もない。タクシーもない。お店もない。駅前感ゼロ。<br />降りたのは私だけ。

    にわか仕込みの情報頼りに着いてみれば、立派な駅舎だが、無人。
    最寄りJR駅名を何度も確かめたが、・・・。
    「木屋瀬宿」の看板もない。タクシーもない。お店もない。駅前感ゼロ。
    降りたのは私だけ。

  • 歩いて20分とだけはわかっていた。夏の終わりの日差し。てくてく。<br />道路工事の人たちに見つめられている感。<br /><br />大きな遠賀川を越えていると街並みが近づいてきた。堤が高い。<br />渡り終えると下り。<br /><br />ここでした。ほっ。

    歩いて20分とだけはわかっていた。夏の終わりの日差し。てくてく。
    道路工事の人たちに見つめられている感。

    大きな遠賀川を越えていると街並みが近づいてきた。堤が高い。
    渡り終えると下り。

    ここでした。ほっ。

  • 「船庄屋」初めて知る言葉

    「船庄屋」初めて知る言葉

  • 普通にお暮しのおうち。今はお商売をされていなくても<br />お玄関を開け放し、千客万来の心意気。<br />郵便受けも年季の入った木製。

    普通にお暮しのおうち。今はお商売をされていなくても
    お玄関を開け放し、千客万来の心意気。
    郵便受けも年季の入った木製。

  • 棟続きの正門は、とじられたまま。<br />今は何人お住まいなのだろうか。<br />(あとで80代ご夫婦お二人だけと知る)

    棟続きの正門は、とじられたまま。
    今は何人お住まいなのだろうか。
    (あとで80代ご夫婦お二人だけと知る)

  • ここは拝見できそうです。

    ここは拝見できそうです。

  • 引き戸でなく、外す玄関戸。<br />木製シャッターのような形状。柱も外せます。<br />間口を広く、荷物の出入りをしやすい工夫。

    引き戸でなく、外す玄関戸。
    木製シャッターのような形状。柱も外せます。
    間口を広く、荷物の出入りをしやすい工夫。

  • 市のボランティア女性が、一枚ずつ抜いて実演してくださいます。

    市のボランティア女性が、一枚ずつ抜いて実演してくださいます。

  • 当主が東京に住まいを替えてから、何家族もの貸家として使用されていたそうで。

    当主が東京に住まいを替えてから、何家族もの貸家として使用されていたそうで。

  • 玄関を入ったところの天井は、高く、2階の半分か。<br />洪水でよく水が着いた土地柄。

    玄関を入ったところの天井は、高く、2階の半分か。
    洪水でよく水が着いた土地柄。

  • このひもで天窓開閉明かり取り。<br />鞆の浦の商家と屋内の位置も形状も全く同じ。

    このひもで天窓開閉明かり取り。
    鞆の浦の商家と屋内の位置も形状も全く同じ。

  • 裏庭から二階の船底天井を見上げられる。<br />ここから川までがかつての敷地で<br />自前の荷揚げ港を所有。<br />現在は、道路とよその所有地。

    裏庭から二階の船底天井を見上げられる。
    ここから川までがかつての敷地で
    自前の荷揚げ港を所有。
    現在は、道路とよその所有地。

  • 大店とはいえ、全体から質素につつましく暮らしていた雰囲気がうかがえる。<br />富を誇る感じがないところが、逆に余裕のある暮らしを感じさせる。<br /><br />(ボ女性)「坂本竜馬もこの木屋瀬に泊まったと言い伝えがあるんですが、<br />どこかがわからなくて・・。」と心底残念そう。<br />彼はここでも人気ですか。

    大店とはいえ、全体から質素につつましく暮らしていた雰囲気がうかがえる。
    富を誇る感じがないところが、逆に余裕のある暮らしを感じさせる。

    (ボ女性)「坂本竜馬もこの木屋瀬に泊まったと言い伝えがあるんですが、
    どこかがわからなくて・・。」と心底残念そう。
    彼はここでも人気ですか。

  • 「こちらをぜひ見てください。」と、<br />私の時間があるかとたずね、導いてくださったのは、これ。

    「こちらをぜひ見てください。」と、
    私の時間があるかとたずね、導いてくださったのは、これ。

  • 角に来ると、雨戸がからくりのように、移動。

    角に来ると、雨戸がからくりのように、移動。

  • 次のコーナーでもくるり。<br />(左下の上に出ている金具がポイント)

    次のコーナーでもくるり。
    (左下の上に出ている金具がポイント)

  • するすると八枚が戸袋に。<br />写真を撮る間もなくの手際と説明。<br />もう一度再現お願いしてみました。<br /><br /><br />

    するすると八枚が戸袋に。
    写真を撮る間もなくの手際と説明。
    もう一度再現お願いしてみました。


  • 全ての畳にヘリがないので、それで質素に見えたのかなあと思っていた。<br /><br />ボ女性「畳のヘリもないでしょ。商人ですから、質素に見えるようにしたのです。<br />ここから『へりくだる』という言い方が生まれたそうですよ。」<br />存じませんでした。はあ。

    全ての畳にヘリがないので、それで質素に見えたのかなあと思っていた。

    ボ女性「畳のヘリもないでしょ。商人ですから、質素に見えるようにしたのです。
    ここから『へりくだる』という言い方が生まれたそうですよ。」
    存じませんでした。はあ。

  • 特産物のない土地であり、物資の流通のみで成り立っていた宿場町。<br />道幅の広さが、往時の物と人の行き来の多さを彷彿。<br />ボ女性「長崎から上洛する象も通ったんですよ。」<br />1頭は、死に、ここは1頭だけの通過と付け加えもお忘れなく、<br />見たように話されるのは、時間の長さを持つ歴史に培われた町びとならでは。

    特産物のない土地であり、物資の流通のみで成り立っていた宿場町。
    道幅の広さが、往時の物と人の行き来の多さを彷彿。
    ボ女性「長崎から上洛する象も通ったんですよ。」
    1頭は、死に、ここは1頭だけの通過と付け加えもお忘れなく、
    見たように話されるのは、時間の長さを持つ歴史に培われた町びとならでは。

  • 宿場記念館の前でL字に街道は曲がる。小倉市中に残っていた長崎街道の道幅は、<br />この半分ほどでした。<br /><br />現役のおうちが多く、映画村まがいにはなっていない。<br />正午現在、郵便屋さんが通ったきり。

    宿場記念館の前でL字に街道は曲がる。小倉市中に残っていた長崎街道の道幅は、
    この半分ほどでした。

    現役のおうちが多く、映画村まがいにはなっていない。
    正午現在、郵便屋さんが通ったきり。

  • 鐡道建設の際、宿場内を通すのに船頭さんたちの反対にあい、<br />現在のJR「筑前植木」駅に。<br />そこから歩いてきたと言うと、「帰りは、筑豊電鉄で黒崎に出なさい。」と<br />教えてくれました。<br />終点「黒崎」。小倉へ帰途、何の趣もない暑い道をJR駅まで戻ることなく、おかげさまで六宿の起点も訪れることができました。<br /><br />伊馬春部生家案内ボランティアさん、ありがとうございました。<br />

    鐡道建設の際、宿場内を通すのに船頭さんたちの反対にあい、
    現在のJR「筑前植木」駅に。
    そこから歩いてきたと言うと、「帰りは、筑豊電鉄で黒崎に出なさい。」と
    教えてくれました。
    終点「黒崎」。小倉へ帰途、何の趣もない暑い道をJR駅まで戻ることなく、おかげさまで六宿の起点も訪れることができました。

    伊馬春部生家案内ボランティアさん、ありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • pedaruさん 2021/10/18 06:17:33
    木屋瀬宿
    mom Kazukoさん おはようございます。

    出だしから、なんか期待が持てそうな予感、どんなところを案内してくれるのかな?

    > かつて、ここは長崎と上方を結ぶ
      往還の途中にある宿場町でした。ー
    往還、家の前の道を子供の私たちも「おうかん」と呼んでいました、
    歴史的な呼称を使っていた最後の子供です。

    電車の座席のデザイン、他に類をみません、外国でも。筑前植木駅、駅舎も趣がありますね。
    木屋瀬宿 歩いて20分、歩くしか方法がないのも期待感が高まります。
    現に人が住んでいる家、歴史的建造物、観光用ではない家々、本物ですねー。
    独特の工夫を凝らした作りの民家、どれも素晴らしい、街全体の写真、ゾクゾクするような感動。

    ヘリのある畳は備後表などと呼んでいたイグサ製、ヘリのないのは琉球表と呼んでいた
    丈夫で庶民の家の畳、柔道場などでは丈夫な琉球表をつかっていました。昔は紋べりなどお寺にしか使われてませんでしたね。・・・・見て来たような・・・
    そう、子供のころから見ていました、実家が畳屋なので・・・

    へりくだるの語源、ほんとかなぁー。

    pedaru

    mom K

    mom Kさん からの返信 2021/10/18 07:12:04
    本人以上に
    pedaruさん、今回の旅、写真なしとあきらめていたのですが、ここだけはとスマホで。だから不手際撮影ばかりで自分では不作日記と。なのにこのように見てくださる方がいたのですね。しかもそれを伝えてくださってありがたいです。うれしいです。
     ご実家が畳屋さん!!!!!子供のころ2軒先が畳屋さん。毎日学校から帰っては、行き、眺め続けていました。念願かなって、隠居部屋を琉球表に別注したのが、7年前。「へりくだる」は、そのとき私もほんの少し?と思いました、なぜか。
     不便もいいものです。この旅は、これも現地情報で長府にも行きました。最寄りJR「長府」に降り立ったものの、何の標識もない、のっぺらぼうな駅前。駅舎も?の上、どの方向に歩いていいやらもわかりませんでした。しかし、たどり着いた長府毛利氏最後の藩主屋敷は、なかなか見ごたえありました。これも豪華という意味でなく、彼の考えや生き方が見えるしつらえで、自分の居室より「奥様の部屋」の方が広く、景色がよいだけでなく、ほかにも彼自身に興味を覚える建築でした。終わって、お抹茶をお願いしました。もちろん、私一人の見学者。「奥方」気分に浸れたのは、受付の30代?女性に、お点前の心得のある接待をしていただいたから。帰りは、町のお餅屋さんで芋羊羹を買い、駅までのバス停を教えてもらい、スムーズにもどれました。来年は、山口、毛利氏で攻めてみようと決心しました。

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