2021/10/07 - 2021/10/07
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Takashiさん
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国宝犬山城が見下ろす木曽川で鵜飼を楽しんだ。コロナの緊急事態宣言が解除された直後で驚くほどに空いていて、闇夜を照らすかがり火には幽玄の趣があった。鵜飼は屋形船の間近で行われ、鵜匠の手綱さばきや鵜の動きが良く分かり、写真撮影の条件としても恵まれていた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
鵜飼はかがり火が川面に映えて神秘的だ。日本の各地で行われるが、長良川の鵜飼が伝統もあり、有名である。
写真は長良川鵜飼の一コマ。2年前、同窓会で宴会の後、鵜飼観覧になり、初めて鵜飼の写真を撮った。暗い所での撮影で、意外に難しく奥が深いと知った。鵜飼の激しい動きを捉えるためにシャッタースピードを上げると、ISOを上げなければならず、通常のカメラではノイズが気になる。妥協点の判断がポイントだろう。もう一度、鵜飼の写真を撮ろうと、自宅からの交通が便利な木曽川鵜飼に出かけた。コロナの緊急事態宣言明け直後という特別な時だった。 -
10月1日から木曽川鵜飼が再開された。ネットで調べると平日は空きが多いようなので、10月7日を予約した。船上で食事をする気にならないので、食事なしのコースを取った。一人当たり3000円である。
地下鉄から名鉄犬山線に乗り継ぎ、6時少し前に犬山遊園で下車。東口を出て、暗い道をほんの少し歩いたら、木曽川沿いの鵜飼待合所が見えた。6時半までに集合だが人影はまばらだ。6時45分、川岸に案内され、鵜匠さんの説明を聞いた。そして屋形船へ。
驚いたことに、大きな屋形船に乗り込んだのは、わずか10人だった。これが今日の客全員である。あらかじめ船で食事を摂った人は2人だけらしい。こんなに空いているなら、船上で食事するべきだった。私たちは20年前に木曽川鵜飼を経験しているが、その時はたくさんの屋形船が並んでいた。コロナは恐るべきだ。写真を撮るためには空いている方がいいので、幸運を喜んだ。
7時に出航。まず木曽川遊覧だ。小高い所にある国宝犬山城がライトアップされている。川岸の明かりが少ないから鵜飼の撮影に好条件だろう。
カメラは2台用意し、この写真は広角レンズをつけたニコンD810で24mmで撮影した。ISO2000, f2.8, 1/100秒の条件だ。 -
もう一つ、軽い望遠レンズ(105mm)をつけたカメラ(ニコンD500)でも撮影した。ISO1600, f2.8, 1/200秒の条件だ。こちらを鵜飼の撮影に主に使うつもりだった。広範囲の撮影が必要な時だけD810を使おう。
鵜飼の時も撮影条件は同じ。得られた画像は、いずれのカメラを使った場合でもやや暗く、RAW現像の時明るくした。こんなことをするとノイズが上がる時が多いが、今回は無事だった。 -
2艘の鵜飼船がやって来た。暗闇の中のかがり火。いい雰囲気だ。
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実際に鵜飼を行うのはこの船である。どんどん近づいてくる。
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7時15分、鵜飼が始まった。鵜匠は真剣に手綱を捌いている。船の漕ぎ手は2人。前方と後方にいる。
一艘の鵜舟の前に一艘の屋形船が張り付くという特別待遇になった。
鵜舟と屋形船の距離は近い。木曽川鵜飼は長良川鵜飼より近くで行われると知っていたが。これほどとは記憶していなかった。これが普通なのだろうか。
望遠をつけたカメラでは部分しか撮影できなくなった。慌てて広角レンズをつけたカメラに切り替えた。24mmで撮影し、あとでトリミングすれば何とかなるだろう。 -
イチオシ
風がなく、また船で川面が混みあっていないので、映り込みも綺麗だ。
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鵜匠さんの所作、鵜の動きが実に良く分かる。かぶりつきでの観覧と撮影だ。
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拡大してみた。
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望遠レンズ付きのカメラでも撮影した。鵜の激しい動き。
鵜がアユを咥えているショットはなかった。鵜は通常、頭からアユを呑み込んでしまう。アユの尻尾を咥えたときだけ、咥えなおして呑み込むそうだから、アユを咥えた姿は、やたらにお目にかかれるものではなさそうだ。 -
鵜匠は忙しい。手綱を捌くとともに、鵜の様子も注視する。
鵜の首輪は小さなアユは呑み込めるけれど、大きなアユは呑み込めないように設定されている。鵜匠はアユを獲った鵜を見つけて船上に引き上げ、アユを回収する。 -
鵜が引き上げられたので、鵜を狙って連写した。運よくアユが出てくるところが写っていた。
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再び鵜舟は進んでいく。
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しばらくして鵜舟は止まり、鵜匠さんがあいさつして、追加の説明があった。アユの回収も実演された。
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鵜飼が終わり、鵜船が去っていく。犬山城が見下ろしている。
7時45分に屋形船は接岸した。8時少し過ぎの電車に乗って、順調に家路についた。
採算を度外視して鵜飼を開催して下さった犬山の方々には、ただ感謝である。来年はいつもの賑わいが取り戻されるのを期待したい。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2021/11/01 17:20:25
- 臨場感が伝わってきました。
- Takashiさん、こんにちは
緊急事態宣言解除直後に行動を起こされたのが奏功し、
少人数での鵜飼い撮影に臨むことができてよかったですね。
Takashiさんご夫妻と同様にお食事をご遠慮された方が多かったようですが
そうとわかっていたらお食事も楽しみたかったと皆さん思われたことでしょう。
夜間撮影というだけでも難しいでしょうに、水中で鮎を捉えた鵜が
引き上げられる瞬間のお写真ともなれば至難の業のように思えます。
鮎の姿を捉えたお写真を拝見した時は、臨場感が伝わってくるようで
私まで興奮してしまいました。
手綱を捌き鵜の様子を注視されてる鵜匠さんの表情を捉えたお写真も
実に素晴らしいですね!
水面にかがり火が映り、鵜匠さんの所作を捉えた舟のお写真も見事で
幽玄の世界に引き込まれてしまいました…。
Takashiさんの花火のお写真も印象的でしたが、今回はまた違った趣の
夜間撮影のご様子を楽しませていただきました。
不思議なくらい急激に感染者数が激減しましたね。
このまま年末に向かい増えないことを願っておりますが、
どうなることでしょう。
引き続きお元気でご活躍下さいますように☆
sanabo
- Takashiさん からの返信 2021/11/01 21:12:00
- RE: 臨場感が伝わってきました。
- sanabo さん
こんばんは
コメントを頂き、大変ありがとうございます。
今回の鵜飼は、まったく幸運でした。川面に、綺麗な映り込みができるなど、想像もしていませんでした。風がないだけでなく、流れが穏やかで、船がごく少ない必要があるからです。特別な写真を撮るチャンスに巡り会えたと存じます。嬉しくなって、予定していなかった旅行記書きにまで進んでしまいました。もっとも旅行記用に待合所と屋形船の写真を撮っておかなかったことは残念でした。
アユが出てくるショットも、短時間の出来事で、これも撮れたのは偶然の幸運でした。目で見ていては詳しくは分かりませんでした。それで、鵜匠さんは鵜飼の最後に、ウにアユを与えて、回収の再現をしてくださいました。再び撮影を試みたのですが、事前に準備できるのに今度はボケて失敗でした(笑)。
コロナが急速に衰えてきて、嬉しい限りです。ワクチン、人々の努力、そして流行っていた変異株がさらに変異して自滅の傾向が出たの総合なのでしょうか。とするならば、ワクチンを打ってからの時間の経過、気のゆるみ、海外からの別の変異株の流入が重なると、次の波があるのかもしれませんね。その波が遅く、小さく、できれば、さざ波程度であってほしいものです。
どうぞ、お気をつけてお元気にご活躍ください。
Takashi
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