天気予報は晴れ。いざ、憧れの谷川岳へ！

2021/10/05 - 2021/10/05

晴れ日と言えば10月10日。
まだ消化しきれていない夏期休暇を、その翌日の10月11日に取って、泊りで出かけようかと思っていましたが、あいにく、その日に仕事の打ち合わせが入り、やむなく中止に。

そんな中、天気予報を眺めていたら、会議やアポが入っていない5日の天気がよさそう。よし、この日に休みを取って、長年の憧れ、谷川岳に登ってこよう！と決めました。

往復、新幹線を使っての贅沢登山です。

谷川岳の上の方は紅葉が始まっていました。

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅から上越新幹線に乗ります。

東京駅 駅

私が乗るのは、「たにがわ」401号。

今回、初めて新幹線eチケットというのを利用しました。
JR東日本の「えきねっと」で予約しました。
eチケットってことは、紙、つまり切符がないんですよね･･･。
新幹線改札を通れたのだから大丈夫だろうとは思っても、念のため座席票を発行。

新幹線「たにがわ」がホームに入ってきました。
無事に予約した席に座れました。
ちなみに「たにがわ」は自由席が多いので、東京からだったら座れると思います。私はトクだ値で15%オフだったので、自由席を買うよりeチケットで指定席の方が安かった。

東京駅を出て、約1時間15分後に上毛高原駅に到着。

上毛高原駅 駅

改札を出て人の流れに身を任せると、観光案内所の窓口にたどり着きました。
なるほど、ここで、谷川岳へ行くためのバスとロープウェイの往復切符を売っているのです。

帰りは、時間によっては、土合駅から鈍行で…と思っていましたが、この往復切符を見たら、思わず買っちゃいました。
また上毛高原駅に戻ってくるということは、よし、帰りも新幹線だ！

上毛高原駅からは関越バスに乗ります。
あとで思いましたが、始発の上毛高原駅で乗っておいてよかったです。平日にも関わらず、途中から乗り込むのはたいへんなほど、人が多くいました。

私が乗ったバスの終点、「谷川岳ロープウェイ」バス停で降ります。
そして、ロープウェイ乗り場へ。
私は、真面目に窓口に並んで確認してしまいましたが、先ほどの乗車券があれば、ここで改めて窓口に並ぶ必要はないそうです。
コロナ禍で。乗車定員を減らしての運行でした。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

これまで幾度となくロープウェイやケーブルカーに乗っている私には、物足りないほど、ロープウェイにまつわる話や、近隣の観光情報などの放送が少ない、あっさりしたロープウェイ乗車時間でした。
しーんとしたロープウェイ乗車時間を経て、天神平に到着。

下りは17時が最終。
時間に気を付けて、これからの行動開始です。

谷川岳山頂までは3.5km。
距離は大したことないんだけど、事前調査によると、私の問題は、岩登り…。

天神平 自然・景勝地

登山の入り口がわかりやすい。
いろんな山に登っていますが、なかなかそうじゃないところもあるんですよね。

登り始めは歩きやすい道です。

雨のあとではないのですが、朝晩の寒暖差によって、木道が濡れています。適度に泥も付いているし。
さらに、左右どちらかに斜めっていて、滑って転びそう。
慎重に歩みを進めます。

出た！鎖場！
えっ？もう？鎖は熊穴沢避難小屋の先かと思ってた…。

熊穴沢避難小屋に到着。
本当の難所はこれからだなと覚悟します。

写真ではわかりにくいのですが、傾斜のある、こんな岩場が何ヵ所もあります。

二本足歩行だけでは辛い場面も。
そんなときは、岩をつかんで、エイッと体を持ち上げます。

岩場続きで気が萎えそうにもなるけど、この美しい景色に勇気をもらいます。

天狗の溜まり場に到着。
でも、それが何なのかを確認する余裕もなく通過。

ここまで来たら、もうちょっと。
バテている他のグループの人たちと励まし合いながら、先を目指します。
こんな晴天のきれいな景色も楽しめるのだから！

肩ノ小屋に到着。

そして、肩ノ小屋から、わりと間もなく谷川岳山頂に到着。
山頂での写真撮りは順番待ちです。でも、お互いに、「お願いします」「撮りますよ」のやり取りは、思いやりの心が見えて、とても心地よい空間です。
景色だけでも大満足なのに、この人と人との穏やかなコミュニケーションは、さらに幸福感を与えてくれます。

谷川岳 自然・景勝地

これは下りで撮った写真ですが、「ここだ！」と思っちゃったんですよね。
登りのとき、この岩を登るのに難儀しました。
何人かの人が通過するのを見送り、結局、手で岩を持って、この岩に左足をかけて、エイッと自分の体を持ち上げるしかないようです。私もそうやって登りました。

一歩一歩、気を遣いながら下山しました。
そして、無事に、ロープウェイ天神平駅に到着。
もう、いい加減、飲ませてよ！と思っていたら、アルコール自販機がありました！

谷川岳ロープウェイ 乗り物

スーパードライ500ml、460円を購入。

そして、再び、関越バスに揺られて、上毛高原駅に到着。

上毛高原駅 駅

NEWDAYSで、新幹線で飲むアルコールを購入。

駅ホームには、「MAX」の表示が。
ラストランは10/1でしたっけ？

行きの新幹線「たにがわ」では座席に置いてなかったけど、帰りの「たにがわ」には、JR西日本発行の「西ナビ」が置いてありました。

で、実は「西ナビ」だけじゃなく、JR東日本発行の「トランヴェール」まであったのです。
JR西日本の冊子とJR東日本の冊子が一緒に置いてある、この仕組みについて、よくご存じの方がいらっしゃったら、是非、説明をお願いしたいです。
いずれにしても、大満足の谷川岳登山でした！