2021/09/28 - 2021/10/02
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しゅんめいさん
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旅行パンフレットに、一人では行きづらいエリアと書いていた、高野山・熊野三山、
確かに、計画してみたら、東北からの一人旅だと電車とバスの頻繁な乗り継ぎで巡るしかないようだが挑戦してみよう、
1日目:東北のド田舎の空港から大阪・伊丹空港へ、伊丹からバスで難波へ、難波から電車で高野山へ、宿坊泊。
2日目:高野山からバスで4時間、熊野本宮へ、本宮からバスで熊野速玉大社へ、神倉を登り、新宮泊。
3日目:新宮からバスで那智駅へ、那智駅からバスで大門坂へ熊野古道から那智大社、那智の滝からバスで紀伊勝浦、勝浦から電車で白浜へ、白浜泊。
4日目:白浜をレンタサイクルで回り、電車で和歌山市へ、和歌山城を見物し市内泊。
5日目:南海和歌山市駅から電車で難波駅へ、戎橋・道頓堀、法善寺横丁を見てバスで伊丹空港→東北ド田舎空港。
これ以外にも、今回は路線バスにたくさんお世話になりました、
台風の接近もあったりして、年寄には、なかなかにハードな一人旅でしたが、それだけに旅した感はたっぷり味わえた5日間でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1日目:9:25分、下に田んぼしか見えないド田舎の空港を出発。
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1時間半ほどのフライトで、大阪城の伊丹を眼下に見ながら伊丹空港へ着陸。
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10番乗り場から、空港バスで南海難波駅へ。
650円。、乗車時間は20分ほど。 -
ホームの向こうに、あれはなんだ!
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電車は電車ですが・・・。
なんかわからないが、すごいペイント。 -
13:00発、私の乗る「こうや5号」は普通の感じの電車でした。
2180円(ケーブルカー料金含む) -
コロナ下もあってか、かなりすいてます。
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1時間20分ほどで終点の極楽橋駅に到着。
ここでケーブルカーに乗り換え。 -
思いっきり勾配のついた車両へ乗り込む。
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写真で見るより、実際は急坂。
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向こうから下りのケーブルカーが来る、、
ここがすれ違いが出来る唯一のポイントのようだ。 -
すぐに高野山駅着・・・小雨が落ちてきた。
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奥の院前行きのバスで、千手院橋まで。10分ほど。
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千手院橋バス停傍近く、宿坊案内所のコインロッカーにリュックを預け、徒歩五分で金剛峯寺。
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金剛峯寺主殿。
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銅の装飾金具がステキな扉。
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廊下の途中の庭石。
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長い回廊を進むと、
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いきなり広い石庭。
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石が小雨に濡れつややか。
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金剛峯寺をでて、霊宝館へ向かう道の途中で見かけた。
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5分で霊宝館到着。
かなり充実した陳列内容だったななあ、
特に運慶と快慶の仏像のそれぞれぞれの個性がどーんと迫り体感できた。
必見!!! -
霊宝館から3分で、壇上伽藍入り口の中門。
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金堂から根本大塔を望む。
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東塔と根本大塔。
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壇上伽藍から小雨の中を20分ほど奥の院方面に歩いて、
1日目の宿、恵光院に到着。 -
畳敷きの和室、風呂付ではないので、先にお風呂場へ、誰もいなくて広いお風呂を独り占め。
7:00から部屋で食事、宿坊なので精進料理。
ビール1本とお銚子2本を別に注文。 -
奥の院ナイトツアーには参加せず、早めに就寝、1日目終了。
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2日目、早朝の6:20分。
宿坊の恵光院で朝のお勤めへ、今、本堂の扉が開くところ。 -
本堂の中、二人のお坊様による朝のお勤めが30分ほど、宿泊客20名ほどが参加、若者が多かった。
読経が朝の空気に響きわたる。 -
7:00、本堂から毘沙門堂に移動。
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護摩祈祷の炎。
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部屋に戻ったら、朝食が用意されていた。
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あたりまえだけど、肉はない。
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昼食を済まし恵光院を朝の8:00にチェックアウト。
今日は、ハードになりそうだ。 -
奥の院への道。
一の橋からスタート。 -
ここで、手と口を清めて、いざ、奥の院へ!
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杉の大木に挟まれた道を進む。
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分かれ道の地蔵さん。
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まだまだ続く。
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これは毛利家の廟、迫力のたたずまい。
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路の脇に建つのは「町石」です。
九度山の慈尊寺から高野山まで、1町(108m)ごとに216基たっているとか、
「町石道」(これも世界遺産)の道案内ということですね。 -
武田信玄や上杉謙信などなど、戦国時代のビックネームのお墓が並ぶ中、
さらに道を進む。 -
ちょっと目をひいた、徳川系の廟、苔の美。
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中の橋に到着。
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中の橋を渡ってすぐ、汗かき地蔵尊の祠の脇にある姿見の井戸。
こわごわ覗いたら、さいわい井戸の底にわれの姿が写ってました。 -
お地蔵さまの風景。
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私の地元の藩、けっこう苔むしている。
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ちょっと変わったお地蔵さん、
「化粧地蔵尊」お地蔵さんにお化粧をすると美人になるとか。 -
豊臣家墓所、敷地は広いが、意外と地味。
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こちらは、片隅にひっそりと、織田信長供養塔。
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「御廟の橋」に着きました、ここから先は撮影厳禁。
弘法大師廟に、ローソクと線香をあげて祈ってきました。 -
帰り道、御廟橋の手前に、水向け地蔵が並んでいます。
柄杓はありますが、「水掛け」地蔵じゃないので、水はかけないこと、供養したい方の経木に水をかけて祈るとか。 -
水向け地蔵尊の横後ろ、玉川の「水行場」。
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向こうに御廟橋が見える。
この川で厳冬に僧侶の皆さんが水行をおこなうとか。 -
帰りは、中の橋駐車場に出る道を戻る。
途中にあった無縁塚。 -
今は無縁になってしまった五輪塔たち。
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中の橋駐車場への道は、広くて明るい、おなじみの企業の供養塔もたくさん並んでいる。
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あの会社だ!とすぐわかる供養等が続く。
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動物供養もあったので、最近天国へ旅立った我が家の愛犬の供養もしておいた。
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こちらが、中の橋駐車場からの奥の院への入り口。
こちらの入り口のほうが手軽に行けますが、
時間がある方は、是非とも「一の橋」からの昔ながらの参道にトライしてほしい、何とも言えない流れる時間の雰囲気が体感できると思いますよ。 -
さあ、ここからは「聖地巡礼バス」で、熊野本宮まで。
奥の院前バス停10:01発→熊野本宮着14:20。
要予約で料金は5,000円。 -
南海バスで出発!
山道をひたすら上がっていき、1時間ほどで「護摩壇山バス停」に到着。 -
護摩壇山は、紀伊山地の真ん中あたりかな。
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ここで、RYUJINバスに乗り換えて、こんどはひたすらくねくね下り坂。
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日高川の渓谷を渡り、
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龍神温泉郷のひとつ「季楽里龍神」に泊まり、ここのレストランで昼食タイム。
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14:20分、聖地巡礼バスは、高野山から紀伊山地を越え、はるばる終点の熊野本宮前に到着。
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長い階段を上り、
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3足ガラスの手水場で清め、
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本殿を礼拝。
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本宮を出て、歩いて5分、大斎原へ。
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洪水に会う前まで、本来は、この場所が熊野本宮だった。
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狛犬のマスクに神カラスのワンポイント。
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帰り道の曲がり角奥にある産田社にもお参り。
小振りな社だが、なかなかの風情。 -
熊野本宮前バス停を15:00過ぎのバスで出発、新宮市に入り、熊野速玉神社前で降りた。
1時間のバス旅、1450円。
速玉大社入り口の橋。 -
ナギの大木。
樹齢1000年以上の神木。 -
本殿に参拝。
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佐藤春夫記念館の横の通りに、「川原家」の建物、このあたりは川原家が栄て、通りのほとんどが川原姓だったらしい。
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住宅地の路地を15分ほど歩いて、今日の最終目標、「神倉神社」に着いた。
とぐろを巻いて見上げるような自然石の階段に絶句! -
歩きごたえがある。
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神倉に着いた。
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538段の粗い石段をを登り、ご神体の巨岩に参拝。
参拝を終えたとたん雨が落ちてきた、
今日は、市内のビジネスホテル泊。
高野山→熊野本宮→熊野速玉大社→神倉神社。
へろへろだったので、ホテル近くのコンビニでビールと弁当を買い簡単に夕食を済ました。
とにもかくにも怒涛の2日目、無事修了。 -
3日目の朝、新宮のホテルをでて、徒歩5分「浮島の森」に着いたが入り口が閉まっていた、9:00からじゃないと池の周りは歩けないらしい。
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そういうわけで、柵の外から拝見。
あのこんもりした森が池に浮いているらしいのだが。 -
「浮島の森」からまた歩いて5分、新宮駅前に到着。
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駅前のバスターミナルから紀伊勝浦行き8:30分発に乗車。
今日は、小刻みなバスの乗り継ぎが多い日になるのだ。 -
30分ほどで那智駅に到着。570円。
この建物は、駅の隣の那智駅交流センター「丹敷の湯」・・・温泉か? -
那智の滝行のバスをここで待つ。
9:13分のバスに乗れた。 -
10分ほどで、大門坂に到着。350円。
駐車場からちょっとわかりにくかった大門坂の入り口。
なんと、入り口は、アスファルト舗装だったのだ。 -
民家の間の細道を行き、
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道の両側にそびえる「夫婦杉」あたりから、熊野古道大門坂らしくなる。
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夫婦杉を振り返った景色。
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それほど急な坂道ではないのだが、台風からの小雨で苔むした石段が滑る。
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熊野古道中辺路、最終地点の「多富気王子」。
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敷石もしっとりと濡れて。
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古木。
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古道の雰囲気を味わいながら。
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足元が滑るのでゆっくり登り、30分ほどで大門坂から、参道入口へでた。
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参道入口から長い石段をふーふー言いながら登り、やっと鳥居が見えたと思ったらまた石段。
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熊野那智大社に到着。
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本殿の横の巨木は、樟(くす)の木。
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木の根元に開いた「うろ」に入り、胎内くぐりができるが、雨に濡れてきびしい。
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那智大社のわきから青岸渡寺本堂へ。
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紀伊山地の霊能スーパーマン「役行者」像。
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那智の滝と五重塔。
丁度霧が湧き出て、一幅の名画のよう。 -
那智の滝へと降りていく石段。
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那智の滝、入り口。
ここからも降りていく石段が続く。 -
ご神体、那智の滝。
滝の水を含み、ミストを浴び、遥拝。 -
滝を拝み、那智の滝前バス停で待つ。
紀伊勝浦駅行き11:44分に乗れた。
右の石段を上がっていけば、青岸渡寺経由で那智大社に、ちなみに私は逆コースで下ってきてこの場所に出た。 -
那智の滝前から30分ほどで、紀伊勝浦駅に到着。630円。
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電車まで時間があったので、駅前周辺をぶらぶら。
マグロの街灯の通りから、 -
人通りの少ないアーケード街を通り抜け、
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結局駅のそばのラーメン屋さんへ。
「璃王」というおみせで、けっこう混んでました、
小柄なおばちゃんがいる、家庭的な雰囲気のお店。 -
味噌ラーメンと「めはり寿司」セットに生ビールの昼食。
めはり寿司は初めてだったので、最初、箸でつまんで食べたのだが、巻いてある高菜がなかなか食いちぎれずぼろぼろに、二個目を手でつまんで食べたら崩れないで美味しくいただけました。
味噌ラーメンは、ごてごてしない優しい感じの味。 -
紀伊勝浦駅から13:46分の「くろしお26号」で白浜へ。
おお、パンダの顔が! -
ボディーにはイルカ。
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けっこう海岸線ギリギリを走るくろしお号。
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台風の影響で海は大荒れ、砕け散る波。
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二時間半ほどで、白浜駅に到着。3,490円。
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ホテル方面への、バスを待つ。
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向こうに見える機関車風のバスは、各ホテルを回る無料のバスだが、コロナ下で運行本数がごく少ない。
ということで、路線の明光バスで海岸へ。 -
15分ほどで、走り湯バス停到着。
バス停の目の前が、白浜の宿「ホテル三楽荘」。 -
部屋から見える、白良浜。
・・・ああ、やっと落ち着いた。 -
海側と、山側の二つの源泉の温泉につかり、
一休みの後、お待ちかねの食事、アワビがおいしかったなあ。 -
あとからでてきた、鯛兜(上)と別に注文した「クエのひれ酒」(下)。。
このひれ酒が、コクとちょっとした甘みと香ばしさが複雑に絡み合ってとてもよく、満足の一品。
白浜の温泉ホテルで、3日目終了。 -
4日目の朝、今日は穏やかな白浜の「白良浜」。
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白良浜では、貸し切りバスで乗り付けた中学生の集団が波に戯れていました。
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9:00にホテルをチェツクアウトし、歩いて5分ほどの、「まちなか総合案内所・しらすな」で、電動自転車をレンタル。1000円。
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風を感じながら海岸線を行き、まもなく円月島が見えた。
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半島の先に、京大白浜水族館と、南方熊楠記念貨の立つ、番所山公園の森が見える。
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自転車を降り、森の小道を登っていく、
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番所山公園の案内看板があり、
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小高い所に、瀟洒な建物、知の巨人と言われる「南方熊楠記念館」。
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記念館の屋上。
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360度の展望。
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記念館を出て、白良浜とは反対側の海岸線をサイクリングしていたら、左手海の向こうに突然この建物!
巨大な西洋風のお城?
帰ってから調べたら、「ホテル川久」という白浜で1・2を争う高級ホテルでした、「川久」という和風の名前と、この建物の雰囲気との取り合わせに私のような田舎者はびっくり。 -
白良浜に戻り、自転車を返却、丁度お昼だったので、「幕末」というラーメン屋さんで、和歌山ラーメンと生ビールで昼食。
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食べる前に、溜まり醤油をひとたらししてくれました。
スープが濃厚な和歌山ラーメンを堪能。 -
さあ、では砂浜に別れを告げて、駅に向かいましょう。
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白浜駅に到着。
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道の向こうに、「さんま寿司」の看板発見。
今晩の夕食用に買っておこうかな。 -
13:26分発、「くろしお22号」です。
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今日も車窓から海が見えます。
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台風の余波で荒れていた昨日と相変わって、今日の海は穏やかに青い。
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和歌山駅到着14:48分、2時間20分ほどの旅。3400円。
駅そばのビジネスホテルにチェックインし一休み。
広い通りを20分ほど歩いて和歌山城へ。
一の橋と大手門。 -
天守閣へ行く表坂の石垣。
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和歌山城天守閣。
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天守閣から和歌山市内を遠望。
天守の影が伸びる。 -
庭園に降りるための「お橋廊下」。
御姫様やお女中専用とか・・・さすが御三家。 -
荒々しく高い石垣。
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和歌山城遠望。
市役所前バス停からJR和歌山駅まで乗りホテルへ。 -
ホテルに戻り、部屋で夕食。
白浜駅で購入したさんま寿司。800円。 -
ビールと日本酒をやりながら、さんま寿司をぱくり。
意外や意外くせのないお味でした。
でも、なんで、和歌山でさんまなのだろうか?
などなど考えつつ4日目終了。 -
最終日、5日目の朝、JR和歌山駅から南海和歌山市駅へ。
駅前のバス停から結構な本数がでているようだ。 -
そういうわけで、15分ほどで南海和歌山市駅に到着。
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9:30分発、難波行きのサザン号に乗車。1450円。
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10:28分南海難波駅着。
飛行機の時間まで余裕があるので、戎橋・道頓堀までぶらついてみた。 -
大阪も昨日から緊急事態は解除されたようだが、土曜朝のせいか人出は思ったよりも少なかった。
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道頓堀から右に曲がり法善寺横丁を抜けて、水かけ不動さんをお参り。
旅の無事を感謝し、水をいっぱいかけさせていただきました。 -
ということで、高野山から熊野三山、白浜への4泊5日の旅も無事終えることができました。
霊場の一人旅は、雨模様と自然石の石段の数々もあって、前半へろへろになりながらの旅でしたが、白浜の温泉で疲れも吹っ飛び、充実の5日間でした。
この、神倉神社にたどりついたあたりが、一番きついときだったなあ、でも、この神社への石段風情満点だったなあ。
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