白山室堂の紅葉　

2021/10/02 - 2021/10/02

秋の紅葉時期になりました。
山の紅葉で見たい場所の1つ、白山に行ってきました。
今回は、室堂付近が見ごろで、次週ころには、中腹の大倉山付近が良さそうです。毎週行ってもそれぞれの場所で楽しむことが出来ます。

エリア 白川郷(岐阜)

今日も快晴ですが、地平線のあたりは雲がかかり、雲からのご来光です。

山の中腹当たり、朝日が当たり山頂付近の山肌が色付いていますが、湿気があるのかなんかぼんやりしています。

山頂到着。山頂から順の紅葉状況です。
御前峰からみる大汝峰と剣ヶ峰の囲まれたところは、夏に緑だったところが枯れた茶色になった草紅葉

御前峰から室堂を見下ろすと、白山室堂ビジターセンター周りが色付いている。

室堂から山頂に向かう登山道と、御池めぐりに向かう分岐点あたり。
室堂は今が一番の見ごろですかね。

一番いい場所はどこかなと探した結果、室堂前の白山比咩神社奥宮のすぐ裏から御前峰を望むこの場所。
黄金色に輝く草の奥に赤やオレンジと深緑のいい場所。

室堂ビジターセンター前のベンチの中でも端のほうからは、少し遠くですが、真っ赤な屋根の社と紅葉を眺められる。
真っ青な空の下、広々としたこの場所を見ながらコーヒーを頂く。
土曜日の朝なので、宿泊者も少なく、ゆったりのんびりとできる場所と時間。

平瀬登山道（岐阜県側）に進む（戻ると）、10時ですから日は高くなり、強い日差しは、紅葉の色を鮮やかにしてくれます。来た時よりも色が鮮やかになった気がします。

さらに進むと御前峰の山肌の紅葉の中。

反対の南の別山方面も鮮やかです。

前後左右、なだらかな平原の紅葉の中にいると、「今日はいい日だな～」と立ち止まり周りを見わたしているので、なかなか先に進めません。

室堂平に別れを告げるころ、御前峰の山肌から大カンクラ雪渓が始まるころは、緑のハイマツの中に赤・黄・オレンジのまだら模様。

隣の稜線のふもとまで続いています。

まだ少し緑が残る木々の中を降りていきます。
もう2，3日でちょうどよい色になると思われますが、ピーク時の少し前が緑から赤や黄色に変わるコントラストがあって一番いいのかもしれません。
枯れた茶色も目立ちにくくなりますし。

標高2,000m付近は来週かな？　と思いながらも、それを想像しながら見るのもまた楽しからずや。
天気が良ければまた来よう。

だいぶん下に下ってきた木々はちょうど紅葉が進んで、その合間から見る白山の山肌の紅葉と同時に楽しめました。
私たちはよく、今年は当たり年　とか、不作　とかいいますが、確かここ白山の平瀬登山口にある白水湖公園のロッジに書いてありました。確か・・・
「紅葉はいつも綺麗です」
そう、一度心に残る紅葉の風景を見ると、それと比較して良し悪しを決めてしまいますが、季節の移ろいを追っていくと、秋の紅葉は、「いつもきれいです」
そう、

室堂の初冬(20年10月31日）

夏(21年8月28日）

そして、秋(21年10月2日）
このようにみてくると、四季の移ろいはそれぞれ奇麗。
秋の紅葉は色好きのばらつきはあれど、きれいです。