ひとりっぷ　京都日帰り弾丸ツアー

2019/03/30 - 2019/03/30

桜がみたい。
そうだ、京都に行こう！

エリア 京都

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京6：43発、のぞみに乗って行くからね。

快適な新幹線に乗れば、うたた寝してる間に9：00京都着。
今回、往復新幹線に現地朝食券がついたお得なセットだったので、
京都駅直結のホテルグランディアで朝食をとり、早速お土産の阿闍梨餅を買って、いよいよ花見ツアーの開始です。

あ、申し遅れました。
ひとりトリップ、ひとりっぷのお供は　クロミさんです。

地下鉄一日乗車券を購入し、烏丸御池乗り換えの蹴上まで。
最初の目的地　蹴上インクラインに到着。

インクラインって何？

琵琶湖疎水（そすい）による舟運ルートの一画をなす傾斜鉄道（インクライン）
大津から京都を結ぶ東海道には峠道の難所があって、旅人や貨物運搬の悩みでした。そこで琵琶湖から水を引き、水路を船で移動しようと。
運河に落差がある場合、ロック方式、インクライン方式、リフト方式の三つがあるが、ここ、蹴上船溜ではインクライン方式を採用。
インクライン方式とは勾配のある水路にレールを敷いて、台車に船を乗っけてケーブルで引っ張りあげる。南禅寺船溜まで、旅人は船から降りることなく、運航することができました。

と、書いてあります（へぇ～）

水たまり（船溜り）の反対側。あ、レールがある。

ここから歩いていくよ。

桜並木を見に来たけれど、あれれ？二分咲き？

ウサミミロミーも連れてきた。

いつも南禅寺に向かう小道を眼下にのぞむ。

小雨が降ってきたけど、人出も増えてきた。

思い思いに桜を愛でる。

レールの終点の船溜。ここからまた船で京都市内に行けるのね。
その後、国鉄がトンネル掘って鉄道が開通し、琵琶湖疎水・インクラインは文明開化の役目を果たしました、とさ。
陸路の利便性が確立されるまで、大津・京都間の流通を支えてきたんだね。
水路の旅の風情が、桜並木に残っているのかねぇ。

12：00　蹴上を出発
烏丸御池乗り換え、北山駅まで。
この時期、バスは混むから鉄道移動です。

陶板名画の庭　到着

「最後の審判」システィナ礼拝堂

「鳥獣人物戯画」

カエルさんとウサギさん二匹

「最後の晩餐」

12使徒にまぎれてみる

陶板画は全部で８点。
芸術鑑賞したあとは、お隣の植物園に行きます。

こちらの桜は８分咲き！インクラインは水辺だったから、少し遅いのかもね。

え、たわわな花粉？かと遠目に見えたが、ミモザですね。

きゃ～ロミーかわいい～愛い～
といいオトナがぬいぐるみ片手にはしゃいでも、ひとけがない瞬間を狙っているので大丈夫です。

きのこ文庫　映え～！映え～！

植物園は広く、小屋根がついたベンチでお弁当を広げる家族もいました。
あたいは遅い朝食をとったので、もう１か所、巡ります。

今出川まで戻り、駅から徒歩15分。初めて訪れるのでどこだろう、と不安になってきたところ、どことなく人の流れができ、吸い寄せられた鳥居。

清明神社到着。

安倍清明公とツーショット。

おおきな桃が。とりあえず撫でてみます。

社務所で御朱印をもらい、お守りも。
紺地に赤の「勝守（かつまもり）資格試験、就職試験、さまざまな競争相手と、
己に勝つために。ありがたく頂戴します。

さて、小腹が空いてきた。
烏丸御池駅まで。
ここでル・プチメックとファイブランと、パン屋のハシゴをする。
ファイブランは奥でパンとお茶もいただけるから、ちょっと休憩を。

そろそろ帰りの新幹線にあわせて時間を調整するかね。
四条まで歩いていこうと、まあ通り道だし、ついでに寄ったのが、

六角堂。
わぁ！すごい、桜が満開！
こちらは桜チェックはしてなかったのですが、
「御幸桜」という枝垂桜で、早咲きなんですって。
いやいや、まさにこれが見事なまでの見ごろでした。

さくら色って、桜の花びらの色だねぇ。きれいだな。

この後、錦市場でドーナツを買い、京都駅に戻ってお土産散策、
わたしが一番好きな京都土産は、阿闍梨餅。
いつも売る切れてるから、朝一に買ってしまったけど、まだ売ってました。
さらに、SIZUYAでカルネとカツサンドを買い足し(お土産の追い込みがすごい)
最後に祇園辻利でアイス抹茶も買って、自動改札を通過する。
片手に握りしめた切符「18：26発東京行き」予定どおり、新幹線乗車です。

京都滞在９時間半。結構歩いたけどかなり満足な桜弾丸ツアーじゃないかしら。
花見観光より、立ち寄りパン屋の方が多くない？
花も団子も大満足です。
日帰りでも余裕、オトナは思い立ったら、京都だね。
カツサンドを頬張り、「抹茶美味～い」と乾いた喉をうるおして、
また季節が変わったら、弾丸で来ようね。
と、手荷物多すぎて、リュックのどこかに突っ込んだクロミをねぎらいます。