大智寺にある「得月池」の周りに彼岸花　

2021/09/25 - 2021/09/25

岐阜市の北のはずれにある大智寺
　　　　　　（岐阜市山県北野６６８)

大智寺にある「得月池」の周りに彼岸花が咲き、　
（池の周りに約5000本の彼岸花が咲くそうです。)
池の水面を真っ赤に染めあげる光景は一見の価値あり！
ＮＨＫで紹介されたこともあり、知名度も高い所です。
また、県天然記念物の大ヒノキも見所の一つです。
境内にはモミジの機がたくさんあるので、
紅葉の時期に訪れようと予定してます。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
今年はまだまだ暑くなりそう。
涼しくなって、やっと秋らしくなったと喜んでいたのに、
秋は、すっかりどこかへ行ってしまったような日差しの強さ！

秋彼岸の頃..去年に引き続き、『大智寺の彼岸花』を訪ねた、
大智寺の得月池には毎年一面の曼珠沙華が咲き乱れます。
曼珠沙華は極楽に咲く花の一つです。
亡き方を思いながら池の散策を。
ここで見る花はまさに”天上の花 曼珠沙華”です。　　

時間があるので、
「雲黄山大智寺」は岐阜市の郊外にある臨済宗妙心寺派の寺院で、
（徒歩約15分）岐阜市指定名勝『真長寺の石庭』から程近いので、
　誰もいませんでした。
　一面の苔が美しい枯山水庭園は“真長寺の石庭”として岐阜市指定名勝。
　奈良時代に行基により創建されたと伝わる寺院。
　一面の苔が美しい枯山水庭園は“真長寺の石庭”として
　岐阜市指定名勝です。
　真長寺の石庭として、龍安寺の石庭と同じ様式のお庭があります。

今回は、「雲黄山大智寺」と「三輪山 真長寺」を訪ねてみました。

エリア 岐阜市(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

岐阜市山県北野の大智寺です。
北野城主鷲見美作守保重公が菩提寺として再建され、
大智寺を開きました。
この寺は、春は桜、夏は紫陽花、秋は彼岸花、紅葉、冬は椿と
四季楽しめます。

得月池　　　大智寺の駐車場横近くにある『得月池』です・・・・・・
この周囲に彼岸花が見られます～
かつての大智寺塔頭寺院の一つ
『得月庵』が名前の由来の池のようです・・・・・　

池の周りの彼岸花は、水面にも映ってとても綺麗でした。

彼岸花、別名は曼珠沙華（マンジュシャゲ）

大智寺の始まりは、
おおよそ８００年前の天台宗寺院であったといわれて
いるが、１５００年北野城主・鷲見保重が再興し、
自らの菩提寺として大智寺を開創している。
鷲見保重は、美濃郡上の鷲見城主であったが、
領土を拡張し、山県まで拡げ、
１４７８年弟に鷲見城を譲り、北野に北野城を築き以降、
北野城主と領している。
江戸時代には、幕府からの支援も受ける名刹となった。

白花彼岸花も数は多くないですが見られます･･･

大智寺は臨済宗妙心寺派の古刹で1500年に
王浦宗眠が開山したと伝えられています。
得月池に映り込む彼岸花が美しいです。

クロアゲハ右下に

クロアゲハと彼岸花

中門から左に続く見事な瓦土塀に沿って、
石畳の道塀沿いに咲く花を見ながら行く.

『信長塀(瓦土塀)』

無相の庭へ

お庭の苔も緑鮮やかで綺麗です＾＾

鐘楼と県天然記念物の大ヒノキ
境内にある樹齢700年の大杉は県の天然記念物に指定。
根元の周囲９，１ｍ、地上より１ｍの幹周りで６，６ｍで高さは３０ｍ。

綺麗な青葉で、木漏れ日が緑色に染まって素敵でした＾＾

市松模様の苔庭です。秋には、庭中の紅葉が色づきます。

本堂へ至る前庭として広がるのは、
一面の苔に石版を配し市松模様にした苔庭“無相の庭”。
いつ作られたものなのか、
また作者等に関する記述はサイトにも現地にも無かったので不明。

庭園の先に見える土塀のデザインも気になる！ベースは
『熱田神宮』でも見られる“信長塀”なんだそうですが、
この瓦の見せ方はご住職本人考案なんだそう。

土塀　　幾何学模様　　
全長50メートルを超える瓦土塀も見どころ。
本堂の古瓦を使用した住職デザインの瓦土塀です。

大智寺通用門を入ったところにこのヒノキがある。
幹の内部は空洞になっており、根元の東側に縦の裂け目がみられる。
また、幹はねじれている。これはかつての落雷が原因であると思われる。

鐘楼

大晦日の夜、除夜の鐘をつくことができます。

進むと突き当りが「勅使門」
勅使の方がお通りになる門です。一般の方は通り抜けできません。

本堂
本尊は「釈迦牟尼仏」
御本尊は釈迦如来になります！

約800年前天台宗の寺院として建立されていました！
しかし戦国時代のためお寺は荒廃いたしました
そこで、当地の北野城主鷲見美作守保重公が菩提寺として再建し、
大智寺を開いたそうです！
大智寺のご本尊様が鎮座されるお堂です。

徳川葵の紋が「勅使門」中に入って撮る・

徳川葵の紋が入った門幕がありましたが、今日はなかった。
徳川時代には幕府より18石8斗の御朱印を受け葵の紋を許された。
現在も大智寺の勅使門・仏具などに葵の紋が使われている。

臨済宗妙心寺派別格地寺院で山号は「雲黄山」
杜の中
参道の先にあるのは中門

大智寺の山門です・・・・・
臨済宗妙心寺派別格地寺院で山号は雲黄山と言います・・・・・
本尊は釈迦如来です
お寺の正門です。

参道を東に進むと「玉浦派古道場」の石柱を発見！

開山した玉浦宗眠和尚は多数の高僧を輩出し、
全国に玉浦派寺院として碑が建てられたそうです

韮(ニラ)

韮(ニラ)

猩々草(ショウジョウソウ)

マルバルコウソウ/マメアサガオ
ツユクサ

今回は、「雲黄山大智寺」と「三輪山 真長寺」を訪ねてみました。

三輪山 真長寺

行基の創建と伝えられており、
当初の名前は「洞泉山真長寺」と称されていましたが、
天文４年（1535年）に再興された際に、
三輪山真長寺と改められました。
山門

参道
境内入ってすぐ、手水舎がある。

釈迦堂
釈迦如来坐像」が安置されています。
閉まってて見れなかったが、
本尊でもある釈迦如来坐像は、国指定重要文化財に指定されており、
木造の釈迦如来坐像としては、なんと日本一の高さを誇ります！

保存会の説明によると
「江戸時代の初めに造られた京都の龍安寺の庭と同じ形式の数少ない名園である。」

枯山水のお庭

石庭へ

スギゴケ