2021/09/23 - 2021/09/25
407位(同エリア1221件中)
むう2にゃんさん
- むう2にゃんさんTOP
- 旅行記155冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 106,266アクセス
- フォロワー13人
海外旅行から遠ざかって早くも1年半。
海の向こうの国々に行けない心の隙間を埋めたのが、東北6県とJR東日本とが協賛する 東北Destination campaign、その名も「東北DC」。
この商業宣伝に乗せられて今年の春から始まった My東北DCが、岩手県、青森県、宮城県、そして今回の第4弾・秋田県旅行です。
コロナ禍で緊急事態宣言下の大阪から伺うのは少し気が引けましたが、なぁに、1人で黙って観光し1人で黙ってゴハンを食べ1人で寂しく寝るだけなら感染リスクも少ないので大丈夫であろう・・・との楽観的観測の下、秋田県でのゴハンその他旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月23日(木・祝) 1日目
JAL2171便 伊丹発07:45→秋田09:05着の飛行機で秋田県に向かいます。
伊丹空港にもようやく人出が戻ってきましたが、それでもコロナ前に比べると閑散たる状況です。 -
クラスJもご覧のとおりガ~ラガラ。
この日は秋田空港周辺が濃霧発生のため、もしかすると着陸不可で伊丹に引き返すかも・・・との注意付きでしたが、問題なく定刻通り秋田空港に機体はドン!と無事着陸できました。
空港リムジンバス 空港09:20発→秋田駅10:00着で秋田市内に入ります。 -
こちらは秋田駅構内、竿燈まつりの提灯と鬼のオブジェでおもてなし~。
-
子どもの頃に本で読んだ、赤鬼さんと青鬼さんのおとぎ話がありましたね。
駅のコインロッカーに荷物を預けて、秋田市半日観光です。
駅から歩いて5分ちょいのエリアなかいちまで歩き、秋田犬ステーションで秋田ワンコとご対面~(#^^#) -
この子は かりんちゃん、7歳の女の子。
わんこ達のストレスとコロナ密を避けるためガラス窓越しの対面でしたが、その愛らしい姿に一目ぼれ。 -
かりんちゃんは現在里親を募集中だとか。
気候が涼しくて広い庭付きのおうちにお住まいの方、いかがっすかー? -
カリンちゃん、自分の尻尾を追いかけて・・・
ゴロンと寝ちゃいました。 -
エリアなかいち にあるJA秋田の直売所「あぐりんなかいち」で販売中の野菜や果物をチェックして、おなじフロアの「本家あべや」さんでランチです。
-
比内地鶏専門店で頂く本日のランチは、1日限定20食の 比内地鶏極上親子丼♪
-
プリプリを通り越して ブリっブリの比内鶏は焦げ目も香ばしく、少し濃いめの味付けと弾力のある身の旨味が美味しいよ~。
あっさりした味付けの比内地鶏スープと共に美味しく頂きました。 -
駅から徒歩10分弱、繁華街の真ん中に広がる広大な千秋公園は、秋田藩(久保田藩とも呼ばれています)佐竹氏の居城・久保田城があった高台を中心に広がる緑豊かな公園です。
-
こちらはお城の入り口、表門。
-
-
江戸時代の久保田城見取り図です。
-
こちらが久保田藩第12代 最後の当主、佐竹義堯公の銅像です。
明治維新の後、侯爵に叙せられました。 -
北の国ではもう秋のはじめ、コスモスが咲いています。
-
-
-
東北の歴史に疎い大阪人の私、ここ久保田城の名前について「なんで秋田城ではなく久保田城なの?」だったのですが、実は「秋田城」は別の場所にあり、秋田城の始まりは何と奈良時代、8世紀の城柵がその始まりになるのだとか。
この秋田城址は明後日の観光になります。 -
久保田城は築城以来ずっと天守閣を持たず、こちらは復元された御隅櫓になります。
-
御隅櫓から見下ろした公園と秋田市の街並みです。
-
-
-
千秋公園の中は緑の木々で覆われており、春の桜と秋の紅葉の時期は色鮮やかに染まるのでしょうね。
-
公園内の佐竹資料館に向かいます。
-
佐竹家第19代当主 佐竹義宣公の肖像画(レプリカ)。
佐竹氏は清和源氏の流れをくむ名門で常陸国54万石の大大名でしたが、関ケ原で東軍に与しなかったため、出羽国(秋田県)20万石に転封を命じられ、久保田城を築城した戦国大名です。 -
佐竹家が所蔵していた甲冑や古文書を保存している資料館で雨宿りをした後、JR秋田駅に戻ります。
今日のお泊り場所・大曲までの在来線切符と明日の新幹線切符を券売機で購入し、秋田駅14:45発→15:34着の電車で 予定より1時間早く大曲駅に到着。 -
今夜のお泊りは、JR大曲駅から徒歩2分のビジホ、ルートイン大曲。
今朝の出発が早かったので、大浴場のお風呂に入って一休み。
前もって予約を入れていた焼肉屋さん、大仙牛玄亭まで歩いて向かいます。 -
ホテルから歩いて10分程、19時前から おひとり様焼肉のディナーです。
黒毛和牛の秋田牛とワインとの組み合わせを楽しむお店で、肉食って酒飲むぞ~! -
ワインはオーストラリアの赤ワイン。
Peter Lehmann のシラーズとカベルネをブレンドしたワインを、秋田牛と合わせました。 -
今夜のお肉は、お勧め黒毛和牛の希少部位3点盛り、ハラミと厚切りタンをそれぞれハーフの量でお願いします。
このお肉、脂がさらっと口のなかで溶けてお肉の甘みが残る旨さ。 -
ファイヤー!とお肉を軽く焼いて、無農薬の地野菜に包んで頂きます。
ああ、お肉って美味しい~~~(#^^#) -
お腹いっぱいになり少し酔っぱらったので、お店の人にタクシーを頼んでホテルまで楽チンに帰ります。
-
お風呂も済ませているので歯磨きだけして、それではお休みなさーい。
-
9月24日(金) 2日目
朝風呂に入ってスッキリ、新幹線こまち10号に乗って角館に向かいます。
JR大曲07:48発→角館07:58着。 -
わずか10分の新幹線乗車。
在来線は無いのか?とお思いでしょうが、これがまた本数が少ないんですよー。
在来線のJR田沢湖線利用だと、朝07:02発の次は 11:16まで電車がないので、むむむ~と思いつつ新幹線利用。
乗車運賃 330円+特急運賃 760円=1,090円也。 -
朝8時前に角館に到着です。
-
ここから武家屋敷の立ち並ぶエリアまでは徒歩20分。
住宅街を抜けると、鬱蒼とした木々が立ち並ぶ武家屋敷が見えてきました。 -
コロナ禍のなか、通常は一般公開している武家屋敷の多くが休業・閉館措置をとっています。
早くコロナが収束して、いつもの日常が戻ってきますように・・・。 -
そのなかで、佐竹氏に連なる芦名家に仕えた青柳家は代々納戸役等を務め、石高は150石の上級武家でした。
現代の私達から見ると(時代劇の大名が〇〇万石、etc)150石って少なくない?の感覚ですが、藩内では上級武家の家格になるそうです。
この青柳家の敷地はなんと 3,000坪、ものすごーく広い敷地にお屋敷や納戸があり、それらを見て回ることが出来ます。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
青柳家が収集した武具を収めた武器蔵。
-
-
-
武家道具館では、江戸時代~明治大正時代にかけての新聞雑誌や日用品、郷土の遊び道具が展示されています。
-
-
-
-
-
茶寮あおやぎは、いまは残念ながら茶菓の提供を中止しています。
-
-
-
-
-
-
-
ちょっとした森林浴のあとは、また武家屋敷の街並みを歩きます。
-
内部は見学不可のお屋敷の家並みが続き、外観だけ写真を撮らせて頂きました。
-
-
-
外町(商人町)資料館 たてつに展示されていた明治大正時代の着物と、古着物から人形用に縫い直したミニチュア着物。
-
11時前になったので角館駅に戻り、駅前のお店で稲庭うどんのランチで腹ごしらえです。
-
午後は田沢湖観光。
角館から田沢湖に移動する電車は良い時間帯の便がなかったので、羽後交通バスで田沢湖に移動します。
羽後交通・路線バス 角館駅前12:16発→田沢湖駅12:58
駅構内のバス切符売り場で「田沢湖一周バス」切符を買い、13:25発のバスで田沢湖藩に向かいます。 -
私が利用したバスは、
田沢湖駅前発 13:25
田沢湖藩発着 13:37
潟尻着 13:55(20分間停車)→潟尻発14:15
御座の石着 14:25(10分間停車)→御座の石発14:35
田沢湖藩発着 14:44
田沢湖駅着 14:56 ・・・・の1周コースです。 -
-
潟尻で目に入るのは、金色に輝く たつこ像。
昭和48年制作のブロンズ像で、永遠の若さと美しさを神仏に願い、百日満願のあと龍にその身を変えられてしまった「たつこ(辰子=龍子)の伝説から制作されたものです。 -
永遠の美と命を願った若い娘の龍への変容、人間の欲望を戒めるためのおとぎ話の主人公は、いまはロマンチックな美少女伝説として田沢湖のシンボルとなっています。
-
-
-
-
-
龍湖姫神(たつこひめのかみ)を主祭神として祀る「御座石神社」、青空に朱色の鳥居が映えますねー。
-
-
田沢湖観光を終えて、バスは定刻通り15時前に田沢湖駅に到着です。
-
田沢湖駅から新幹線こまち23号で秋田駅に向かいます。
田沢湖駅発15:11→秋田駅16:08着。 -
この「こまち新幹線」は全て指定座席、自由席の設定がありません。
えーそんなぁー、大曲→角館のような(わずか)10分の乗車でも座席指定が必要なの!?とプリプリしたのですが、東京から秋田を結ぶ「こまち」では、盛岡~秋田間の乗車なら座席指定券なしで新幹線に乗車できます。
駅窓口や券売機でも「特定特急券」(窓口では「立ち席」の呼び方もあり)を指定して購入すれば、空いている席に座ることが出来るので便利です。 -
今夜のお泊りは秋田駅から徒歩5分のドーミーイン・こまちの湯。
ホテルにチェックインした後、荷物を整理してパンフレットその他を整理整頓。
少し休憩した後、電話予約でお願いしたお弁当を取りに Restaurant Recette まで歩きます。
じつは何軒かのお店に予約電話を入れたのですが、それまで好感触だった電話応対も「1人ですが・・・」と言った途端にアワアワ状態 (^^;)
「ま、満席で・・・」「他府県の方は残念ながら」と悉くお断りされてしまい、それでテイクアウトを行っているこちらのお店にフレンチ料理のテイクアウトをお願いしたのです。 -
レストラン近くのワインショップでシャンパンも購入し、今夜のディナーは お部屋でまったりフレンチです。
お食事の前に温泉大浴場でフニャフニャにふやけたので、ごはんを食べたら後は寝るだけのお気楽ディナー♪ -
以下は、お店WEBサイトのコピペ・メニュー
・アミューズ 2 品
・前菜盛り合わせ
・魚介のパピヨット
・秋田牛モモステーキ(100g)
・デザート(ロールケーキ)
・パン
なかなかのボリュームでしょう? (#^^#) -
ワインショップ・アベさんで購入したシャンパーニュは Beaumont des Crayeres のNV。
ピノ・ムニエ主体のセパージュで、細かい泡と爽やかな果実味が広がるワインで、 やっぱり1本開けちゃいました~ 反省反省。 -
デザートのロールケーキも完食して、歯磨きしてお休みなさーい。
-
9月25日(土) 3日目・最終日
またまた朝風呂に入ってアルコールを抜き、気分さっぱりで観光です。
今日1番目のお出かけは、秋田城址と秋田城跡歴史博物館。
ここは市内から少し離れていまして、秋田駅から路線バス(131番・133番等)に乗り約20分。
ホテルをチェックアウトして駅コインロッカーに荷物を預け、路線バスで「秋田城跡歴史資料館前」で下車します。 -
バス停を降りて先ずは秋田城址。
ここは史跡公園になっていて、公園の近くではご近所のお年寄りがゲートボールに興じておられます、善哉善哉。 -
ここ秋田城は奈良時代から平安時代にかけて、大和朝廷の政庁が置かれていた「出羽柵」と呼ばれた場所です。
朝廷の権力が届いた最北の地、これより北は当時 蝦夷と呼ばれていた「まつろわぬ民」、ヤマト朝廷に従属しない者たちが支配する土地になっていました。 -
-
政庁を囲む柵や門も復元され、聖武天皇の時代に作られた建築物の遺構を見ることが出来ます。
-
こちらは第一次政庁のジオラマ。
-
-
東門の奥にも遺跡跡が続きます。
-
一見なんの変哲もない建物ですが、なんと! 古代の水洗トイレなのだそうです。
-
建物の反対側は、排水溝から水と〇〇〇が流れる作りになっていたそうな。
-
何年か前の某国営放送のTV番組「ぶらタモ〇」でタモ〇さんが歩いたそうで、大きな旗が立っていました。
城址の次は、隣接する「秋田城跡歴史資料館」まで歩きます。 -
当時は中国東北部の渤海国とも交易流通があったそうです。
-
こちらは井戸の底に敷かれていた石の復元絵。
おまじないに使われたそうですが、なかなか絵心のある作者のよう? -
子どもの落書きと見るか、パブロ・ピカソの先達と見るか、はてさて?
-
-
-
子どものころ教科書で習った 和同開珎の貨幣。
-
こちらは先ほど見た水洗トイレのジオラマ、しゃがんで用を足している人物がリアルです。
-
-
当時の秋田城址(出羽柵)の再現ジオラマ。
8世紀に建設された秋田城は10世紀後半の混乱を経てその役目を終えて大地の下に埋もれてしまい、その場所も不明のままになっていました。
大正時代に秋田城址の場所の特定が進み、昭和に入り漸く発掘作業が始まって、いまの姿となっています。 -
秋田市内にバスで戻り、ここからはお買い物タイム。
JA秋田の「あぐりんなかいち」や秋田駅隣接のTipicoで大人買いして宅配便で自宅配送、これらが今回の戦利品です♪ -
お次は秋田市民族芸能伝承館(ねぶり流し館)を見学、秋田の竿灯祭りを紹介した展示館になっています。
竹を何本も繋いで巨大な竿竹に提灯を付けて灯りを点し、提灯の重みでしなる竿燈が たわわに実る稲穂を表した、豊作を願う人々のお祭りです。 -
-
-
伝承館に隣接する「旧金子家住宅」、綿織物等を扱ってきた商家で、江戸時代後期の建物から昭和初期の店先の様子を再現しています。
-
-
-
江戸時代は、商品の織物を求めるため遠い大阪まで 3か月もかけて歩いたそうな。
いまなら飛行機で 1時間半、昔の人は偉かったーーー。 -
-
お昼になったので、良さげなお店を探していたら うなぎのお店で行列に出くわしました。
これじゃあっ!と私も順番待ちをして、秋田最後の食事は「横田屋」さんで鰻丼ランチです。 -
鰻丼を待つ間に鰻の肝焼きとビール♪
表面は香ばしく焼きあがり中は柔らかな肝と 生ビールを楽しんだ後は、どど~んと鰻丼、ああ幸せ~♪
この鰻、めっちゃ柔らかくて香ばしくて美味じゃ~~~(#^^#) -
お腹いっぱいの後は赤れんが資料館、なにせ満腹なもので建物の外観を撮るのを忘れてしましました(汗)。
-
これにて秋田観光は終了、秋田駅に戻り、16:50発の空港リムジンバスで秋田空港に向かいます。
JAL2176便 秋田空港18:30発→伊丹空港19:55着
私の東北DCはひとまず終了、皆様 ご拝読ありがとうございました。 -
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
秋田市(秋田) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
128