亀戸天神社と亀戸香取神社を散策

2021/09/14 - 2021/09/14

外出自粛期間中ですが，下町に行った折に，まだ行ったことがなかった亀戸天神社に行ってみました．藤と梅の花で有名ですが，季節外れで，人出は少なかったです．赤の太鼓橋や幾つかの摂社や多数の石碑があり，花はなしですが見どころは色々ありました．
表紙写真は亀戸天神社の太鼓橋-女橋と琴柱(ことじ)灯籠．

少し足を延ばして，亀戸香取神社にも行ってみました．

亀戸天神社HP: http://kameidotenjin.or.jp/guide/
亀戸香取神社Web: https://ameblo.jp/unonosarara0206/entry-12359810792.html

エリア 亀戸(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

錦糸町駅. 　ここから歩きました．

錦糸町駅 駅

錦糸町駅前のオブジェ．　ロープで吊っている．

錦糸町駅近くの錦糸公園．　広いです．

錦糸公園 公園・植物園

錦糸公園のマップ．

錦糸公園から見たスカイツリー．

墨田区総合体育館横の走る人の像

錦糸公園北側に大きなオリナス錦糸町ショッピングモール

ショッピングモール内のフードコートの丸亀製麺で軽い食事

おはなし（子供と兎）像

横十間川．

万治年間（1658～1661）に掘られた直線状の川で，幅が十間（約18m）なので横十間川と呼ばれています．

亀戸天神社周辺マップ．　

亀戸神宮社には錦糸町駅から普通は15分ほどなのだが，道を行き過ぎて一つ北の橋までいってしまい，遠回りになってしまった．

遠回りしてしまった後，亀戸神宮社境内にはこの東門より入った．

社務所

能楽堂

御嶽神社鳥居と太助灯籠．　

御嶽神社は菅原道真公の先生である比叡山延暦寺の高僧法性坊を祀っている．
太助灯籠は江戸中後期に一代で富を築いた塩原太助が，私財を道路の改修や土木工事などに投じたことから義人として評判を得た．その塩原太助が奉納した．

文房至宝の石碑．　

文房至宝の語は中国より伝わる筆・墨・硯・紙を指す文房四宝の宛て字．

亀の手水舎

亀戸天神社拝殿，　祭神は菅原道真公．

亀戸天神社 寺・神社・教会

鷽(うそ)の石碑．　

鷽(うそ)は幸運を招く鳥．鷽という字は学問の學に漢字が似ているから天神様に関係する．

五歳の管公像

石碑の並び．　境内には多数の石碑がありました．

清水誠の石碑．　清水誠は国産マッチの創始者．

中江兆民翁之碑

紅梅殿．　

菅原道真公が左遷され九州に旅立つとき，京都の紅梅殿のお庭でかわいがっていた梅を見て，「東風（こち）吹かば　匂いおこせよ　梅の花　あるじなしとて　春なわすれそ」と謡われた歌は有名．その道真公を追って，飛んできた飛梅（とびうめ）の実生（みしょう）をお祀りした社．

鈎型の橋（左側）

太鼓橋-女橋と琴柱(ことじ)灯籠．　

琴柱灯籠は，琴の弦を支える琴柱に似ているからつけられた名前．

藤棚，心字池と赤の平橋

平橋とその先の太鼓橋-女橋．　

太鼓橋-男橋の手前が過去になり，両太鼓橋間の平橋の所が現在，太鼓橋-女橋を越えると未来になる．三世一念の理と云い，一生の成り立ちを意味する．

女橋の上から見た亀戸天神社拝殿．　未来になる．

弁天社．　心字池の中島にある．

心字池畔に祀られた社を当時の人が上野不忍池に見立てて弁天堂と称したことから，「弁天社」と呼ばれるようになった．

鈎型の橋（右側）

芭蕉句碑(聖廟九百年御忌句碑)．

芭蕉句碑(聖廟九百年御忌句碑)の看板

花園社．

花園社の説明板．　菅原道真公の奥方と子様達が祀られている．

歌川豊国の碑．　

歌川豊国は浮世絵師．明治26年（1893），歌川国貞（三世歌川豊国）の弟子である豊斎国貞（三世歌川国貞）や豊原国周などにより，追善碑が亀戸天神に建てられた．追善されているのは，歌川国貞（三世歌川豊国）とその婿養子となった二世歌川国政（後に四世歌川豊国）．

歌川豊国の碑の看板

神苑の梅の説明

太鼓橋-男橋．

太鼓橋-男橋の上からのスカイツリー

筆塚

筆塚の説明．

後ろになってしまったが，亀戸天神の由来説明．

亀戸天神社鳥居と太鼓橋-男橋．

蔵前橋通りに面する亀戸天神社参道入口．　

ここを出て，亀戸香取神社へと向かいました．

亀戸香取神社の鳥居と参道

香取神社の由緒．　
創立は天智天皇4年(664)と云うことなので，古い．
勝ち運の神様として，スポーツ関係者に広く名を知られている．

龍水口のある手水舎

亀戸大根之碑

亀戸大根の説明．　この辺りは亀戸大根の産地だった．

神楽殿

水神社・三峰神社・熊野神社(三末社)

三末社の説明板

福神社(末社)

稲足神社(末社)

天祖神社(末社)

勝石．　

巨石の上には剣が置かれている．創建のキッカケとなった中臣氏が奉納した太刀のレプリカなのか，布都御魂(ふつのみたま)を象ったものなのか，はたまた単なるオブジェなのか，はっきりしない．だがこの石に触れることでパワーを授かる．

勝石の由来

亀戸香取神社拝殿

亀戸 香取神社 寺・神社・教会

拝殿の扁額

拝殿右側に恵比須様と大国様．　

柄杓（ひしゃく）で体の痛いところに水を掛けると効能あり．

亀が井の由来（井戸の写真は撮り損ねた）．

亀戸香取神社東の鳥居．　

ここを出て，明治通りを南へ亀戸駅に向かいました．

道端のニチニチソウ

途中の亀戸四丁目交差点に亀戸梅屋敷がありました．江戸風店舗の小モールです．

亀戸梅屋敷 名所・史跡

亀戸梅屋敷の火の見櫓．　亀戸復活の垂れ幕あり．

亀戸梅屋敷の店舗

茅の輪

茅の輪に関する武塔人伝説

福亀．　見えにくいが亀が祀られている．

名所江戸百景 ― 亀戸の絵

亀戸梅屋敷で落語寄席あり

明治通りを南に歩いて亀戸駅に着きました．　ここから帰りました．

お付き合いいただき有難うございました．

亀戸駅 駅