2021年4月ブルガリア長期滞在の旅4　満開のひまわり・ブルガリアの日本食・コロナ事情

2021/07/01 - 2021/08/30

夏のブルガリアは満開のひまわりとラベンダーの黄色と紫の絨毯が広がります。
家の近くにもひまわり畑が沢山広がっています。ひまわりとラベンダーの畑を散策に行きました。
ブルガリアではどんなものを食べているのか、日本食はあるのか、よく聞かれます。私達が、ロングステイの間ブルガリアで食べている日本食、買える日本食を紹介します。
ブルガリで借りている家の庭に実のなる気が沢山あります。夏の時期に収穫できる果物、庭の花を紹介します。

エリア バラの谷周辺(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブルガリアでは一般的に使われるのはひまわり油です。原料になるひまわりの畑もあちこちにあり、夏になるひまわりが畑が黄色になります。

週1回近くにある牧場へ牛乳を買いに行きます。牧場の周りに広がるひまわり畑を歩いてきました。まだ咲いていない蕾もあり、８分咲きというところでしょうか。

ひまわり畑の隣にラベンダーの畑があります。
紫色のラベンダーと黄色のひまわりのコントラストがとても素敵です。ラベンダーオイルもローズオイルと並んでブルガリアの特産品です。

ラベンダー畑、牧草を食べる牛（この牛のミルクを週１回買いに行きます）、その向こうに見える金の塔は私たちの住む町シプカのシンボルの僧院です。素敵な景色です。

シプカ僧院 寺院・教会

牧場のおばさんの手入れが良いのか、入口前のお花がいつも綺麗です。

牛乳は2本で４L　6Lv（約400円）　
壜に移して、煮沸消毒。半分をヨーグルトにします。

家の庭のラベンダーも大きく育ちました。
知合いに貰った1枝のラベンダー、２年で５株に成長。
昨年秋、日本に帰る前の剪定が少し足りなかったので、樹形が崩れています。今年は三分の一まで大きく刈り、綺麗な形にしたいと思っています。

茎がまっすぐに伸びたラベンダーは八分咲き程度で採り、花瓶に差して楽しみます。上から吊るしてあるラベンダーは、茎が曲がってしまったので、紐で縛りドライフラワーに。家中に良い香りが漂います。

ラベンダーの花籠
ネットで見つけて作ってみました。籠は麻紐で編みました。

ラベンダー仕事は屈むことが多く、腰が痛くなるのですが、良い香り一杯で楽しめます。

ブルガリアで食べている日本食と買える日本食
お米はコーヒー豆のようなパッケージになって、売られています。価格は１ｋｇ１２０円程。
スーパーでは沢山の種類のお米が売られています。その中で透明で丸めのものを選んで買います。もちろん日本のお米ほど美味しくありませんが、なんとかおにぎりも作れます。
ブルガリア料理ではロールキャベツのようにブドウの葉で包んだり、パブリカに詰めたり、ミルク煮にしてお米を食べます。
大きいスーパーでは、たまにパックに入ったお寿司を売っていることもありますが、高くて、鮮度も心配で買ったことがありません。

魚の燻製があります。安売りで1、５９Lv になっていました。
ブルガリアでは豚肉、鶏肉が安く、お魚は少し高めです。

スーパーのお醬油売り場
キッコーマンのお醤油　５００ｍｌ　9.99Lv（約６６０円）
ブルガリア製のものだと、１５０円程で買えます。もちろん、家ではブルガリア製を使っています。
13,スーパーのアジアフェアでウドン（３００ｇ入り１、９９Lv）が売っていました。
「ジャパニーズ　スタイル」と書いてあります
14,お豆もいろいろな種類が売っています。ペチカを焚く頃になると、ペチカの上に置いておくだけで豆が煮えますので、煮豆を作ります。
15,週に1，2回　日本食らしきものを食べます。
ブルガリアでは魚は高めで、ブルガリア人はあまり食べないので、鮮度も劣ります。

スーパーのアジアフェアでウドン（３００ｇ入り１、９９Lv）が売っていました。
「ジャパニーズ　スタイル」と書いてあります

お豆もいろいろな種類が売っています。ペチカを焚く頃になると、ペチカの上に置いておくだけで豆が煮えますので、煮豆を良く作ります。

ブルガリアでは魚は高めで、ブルガリア人はあまり食べないので、鮮度も劣ります。
普段はお肉とパンと野菜を多めに食べています。
お魚も食べないといけないと思い、週１，２回日本食をいただいています。

七夕の夕食は　星形の人参とキュウリ、お魚のスパゲティーにしました。
スーパーの日本食コーナーでうどんや素麵をたまに見かけることがありますが、基本的に麺類はスパゲティー。スパゲティーを素麵に見立て、魚のオイル漬けをかけました。こちらでは魚の皮は剥いてあるものが多く、皮が美味しいのに残念です。

大好物のスイカの季節になりました。
ブルガリアでは大きなスイカがゴロゴロと道路脇に並べられいて、量り売りです。
最盛期で１ｋｇ　０、５Lv（30円程）。大きなスイカ8Kg程度で250円程で買えます。

ブルガリアのコロナ事情
ブルガリアでもコロナ患者が増えていますが、外でマスクをしている人はほとんどいません。

銀行前に並んで順番を待つ人
銀行やお店に入る時はマスクをつけなければいけません。

フォカッチャ
小麦粉は１ｋｇ　６０円程。スーパーの安売りで見つけた時は買ってきます。
お天気の良い日は家でいろいろなパンを作ります。

丸パンとミックスナッツを入れた丸パン
小麦粉は安くて新鮮なものが買えるので、家でパン作りに励んでいます。

ブルガリア人がいつも食べる、豚肉、鶏肉は安くて新鮮。
チーズやビールにワインも安くておいしいものが食べることができます。
野菜は安くて新鮮、お米や豆もあります。
反対にブルガリア人があまり食べない、お魚やたまーに見かけるお寿司は鮮度も悪く、価格も高めです。生の魚は食べられません。

借家の庭にいろいろな果物が植えられています。肥料をやったり、剪定をしたりをほとんどしないのに水だけでどんどん育ちます。今の季節の収穫できる果物を紹介します。
「ジャンキ」
ジャンキ（Джанки）で調べると、紅葉スモモと出てきます。赤い実と黄色い実がなるものがあります。ブルガリアではラキアという蒸留酒を作るのによく使われる果物で、このあたりにはたくさん生えています。実は甘酸っぱくてそのまま食べても美味しいです。

ラズベリーとジャンキのコンポートを作ります。
収穫してきたジャンキとラズベリーを洗って、瓶に入れます。そこに砂糖と水を入れて蓋をします。

鍋に入れて、蓋の上まで水を入れて沸騰させます。沸騰後約10分で、鍋から出しました。
ジャンキの実は煮ると膨張して、皮が弾けます。ジュース代わりに飲むと美味しいです。実も柔らかくなって食べやすくなります。コンポートはジャムより時間をかけず、手軽に作ることができます

庭のイチジクが熟してきました。
大家さんがイチジク大好きで、剪定を嫌いますので、枝がどんどん伸びました。２階のベランダまで伸びて、2階から収穫できます。

朝食にイチジクをいただきます。これから毎朝食べられそうです。
そのうち私達だけでは食べきれなくなるので、ジャムづくりに追われそうです。

庭の花
今年は朝顔と松葉牡丹を玄関前に植えました。
朝顔の種は去年咲いた花から収穫。
１袋50円の松葉牡丹の種を蒔きました。松葉牡丹の種はケシの実のような吹けば飛ぶような小さい種。これで芽が出るのかと心配しましたが、咲いてくれました。庭の土は粘土質であまり良い土とは言えません。

２年前に差し木をした黄色いバラが咲きました。

こちらは３年目の挿し木のバラ。

今年の夏はコロナ禍で気軽に出かけることも、旅行に行くことも躊躇されます。
庭の果物を食べ、庭の花を育てのんびり暮らすことにします。

ブルガリアは人が優しく、親日家が多く、自然が一杯で、私達には暮らしやすい場所です。