帰国寸前の大失態 パスポートを車内に忘れた...＠マニラ

2018/11/22 - 2018/11/26

オレのパスポートを乗せた車が去って行く～（涙）

エリア マニラ(フィリピン)

フィリピンの旅 ３日目 午後3:30．バターン州からマニラへ戻るため 現在フェリーでマニラ湾を横断中...

Ed Mottaを聴きながら うとうとする。

午後4:15．ちょうど１時間かけてマニラに到着。

今日はこのあとパサイのホテルに泊まるだけなので ちょっとこの辺りをうろついてみる。

マニラ湾沿いの遊歩道には小さな椰子の木が並んでて雰囲気はまずまず。

夕暮れ時はもっといいだろうね。

特に面白そうなものもないので タクシーが拾える場所まで歩く。

すると途中で大学生のグループだろうか 10人ほどで踊ったり、掛け声を上げたりしてる。

その様子を傍で見守り、時には指示を出してる男性がいたので ちょっと何をしてるのか訊いてみたが オレの英語力じゃよく理解できなかった（汗）

また男性がめっちゃ丁寧に言葉数多く説明するんで、「わかりません」とは言えず適当に合わせる(笑)

近くでタクシーを拾い宿泊先へ移動。

午後5:05．今晩の寝床となる「コパカバーナ・アパートメント・ホテル」に到着。

即チェックイン。

このホテルを利用するのは約２年ぶり。

空港が近いことと徒歩圏内には何でも揃ってるというロケーションの良さ。

更には宿泊代がリーズナブルな点がリピする理由。

10Fの廊下からは空港が見えるもんな～

部屋は最上階の11F 一番南端のスタジオルーム。

ここんちは部屋も広くてベッドもゆったりしてるから好きだ。

う～ん ... シャンプーは相変わらず バスルームに備え付けではなく 使い切りパックのタイプだなぁ。

ここだけは改善して欲しい。

理由は開封しにくいこと極まりない(笑)

前回同様ホテル側にリクエストした表通りのエドゥサ通りに面した部屋以外のタイプというリクエストが通ったのはいいけど この一番南端の部屋は唯一ある窓の向こう側が屋内の階段になってて ほとんど人が通ることはないんだけど ちょっと落ち着かない（写真にある窓は階段の窓で、この写真を撮ってる自分と窓の間には階段が存在する）

次回利用する時はこの部屋も除外だな。

１時間ほど休憩...

午後7:15．晩めしを食べに外出。

バクララン地区を目指しF.B.ハリソン・ストリートを歩く...

南に行くにつれ徐々に人通りが増え...

LRTのバクララン駅近くまで来ると人混みはピーク。

夏祭りのように屋台がひしめき合って凄い熱気。

正しくカオスだ。

オレのテンションも上がって来たぞー

フィリピン最後の夜は ここバクラランで " ジャンクフード祭り " 開催です。

サンミゲールがないからブコジュースで我慢しとくよ...

って　うま～

屋台の良さは値段の安さは勿論だが店の者との距離の近さも魅力だ。

「マガンダンガビ～ クムスタナカヨ？ / こんばんは～ 元気～？」て軽いノリで話しかけると大抵は喰いついてくれる。

もっとも相手から見ればこっちは客だからな。

適当に知ってるタガログ語を連発し楽しいやり取りを交わす。

「グトムナアコ コンティラン / 少し腹減った」てオレが言うと食べ物を扱ってない店の奴らは商品じゃない自分たちのつまみみたい物をバックヤードから出してくれたり、「あんたフィリピンに何年いるんだ？」て言われたり(笑)

でも それってオレにとっちゃ最高の誉め言葉だよ！

（このあと別の人からも言われる）

屋台を物色しながら歩いてると美味そうな物を見つけた。

日本にあるカレーうどんとそっくりだ。

さすがに出汁は効いてないが まずまずの味。

辛さは控えめ

このビニールを下敷きにしてるのは たぶん このまま持ち帰りも出来るということなんだろうな。

次は何を食おうか？

再び物色開始...

しばらく歩いたところで愛想のいいおねえさん２人がやってるシオパオ屋台を発見。

上段のミニが１個10ペソ、中段のジャンボが１個25ペソ、下段のシオマイが４個で20ペソ。

三択の中からジャンボをいただく。

味は普通

まぁ おねえさん達をからかったり からかわれたり 楽しかったからオーケー。

「シゲ～ / じゃあね～」

この辺りはスリやひったくりの被害が多いことで知られているが オレから金の匂いがしないのか 或いは地元に馴染み過ぎてるのか、そういう気配は皆無。

明日の朝がめちゃ早いんで そろそろ帰る。

午後8:48．ホテルに戻る

シャワーを浴び今日のうちに荷物を整理して早々に就寝...

翌日 午前3:50．起床

朝刊が並ぶ廊下を静かに歩き１Fまで下りレセプションでチェックアウト。

空港までは昨日のうちにレセプションで頼んでおいた車に乗り まだ暗い中を移動する。

程なくしてNAIAの１タミに着き金を払って車を降りる。

そして数十秒経ってから大変なことに気付く。

パスポートがない！

やべ、車の中だ（汗）

乗って来た車の方を振り返ると走り出して10mほどの位置にいる。

Hey！Hey！　と大声を上げて猛ダッシュするオレを無情にも車は置き去りにしていった...

うなだれるオレ...

どうすればいい？

ホテルにTELすればいいか...

でも英語で何て言えばいい？

そもそも時間は間に合うんか？？

ちょっとテンパってしまい、

Oh my god, Help me... と言ってターミナルの入口にいたガードマンに助けを求めた。

とにかく猛ダッシュしたこととトラブったことで軽い過呼吸状態のオレは少しづつ現状起こってることをガードマンに説明する。

彼はオレのフライト時間を確認した上で「大丈夫だ、心配するな～」と言ってくれた。

そして携帯で宿泊先だったホテルヘTELをしてオレの代わりに事情を説明してくれた。

すると暫くして車の運転手と連絡が取れたらしく 再度空港へ向かってるという報告が入り、その後 無時運転手と再会。

パスポートとも再会できた。

運転手には1000ペソを渡し謝り、オレのために骨を折ってくれたガードマンには深く深くお礼を言った。

２年前のプーケット空港から始まり去年のHK、そして今回と３年続けてパスポート置き忘れ事件を起こしてるワタクシ。

自分でも呆れます...

でも新しいパスポートも前回のパスポート同様 失くしてもまたオレの元へ帰って来てくれる なんとも愛おしいヤツ。

でも結果オーライで済ましちゃいかんよなぁ～

無事チェックインをして手荷物検査とイミグレをパスし３番ゲートへ。

搭乗する頃にはすっかり外は明るくなった。

午前7:00過ぎ Jetstar ３K-763便は関空に向け出発。

午前11:30．関空に到着

今朝起きてから喉が少し痛かったので風邪薬を飲んだが夜になり症状が悪化。

翌日からは熱も出て体調は最悪。

かなりキツかったが連休明けに更に仕事を休むわけにはいかず何とか踏ん張る...

なので旅の余韻に浸ることもなく暫くはぐったり...（泣）



おしまい