前回の旅行に続き、今回もレンタカーでフランス東部（シャンパーニュ・アルデンヌ地方）を中心にまわりました。今回は最近写真家吉村和敏さんの「フランスの美しい村全踏破の旅」という本で少しづつ人気が出てきたと言われる「フランスの美しい村」を中心に旅程を組み立ててみました。厳しい認定基準のもとに認められる小さな田舎の村が多いので随分とレンタカーの使用が役に立ちました、というよりもレンタカーでしか効率よくは訪れることはできません。今回の旅で改めてフランスの地方の町や村がそれぞれが持つ特徴を大事にしていることに感動しました。この旅行以後しばらくは本格的に「フランスの美しい村」を巡る旅を続けることになりました。<br />本編は旅行第十日目(5/3)の記録です。<br /><br />旅程<br />　4/24（火）　KIX→CDG→（車）→ランス<br />　4/25（水）　ランス市内観光<br />　4/26（木）　エペルネ→アンボネ→オジェ→トロワ<br />　4/27（金）　トロワ→ナンシー<br />　4/28（土）　ナンシー→サンキラン→ストラスブール<br />　4/29（日）　ストラスブール→オベルネ→リクヴィル<br />　4/30（月）　リクヴィル→カイゼルベルク→リボーヴィル→<br />　　　　　　　ユナヴィール→エギュスハイム<br />　5/01（火）　コルマール→ブザンソン→シャトーシャロン<br />　5/02（水）　シャトーシャロン→ボーヌレメッシュ→ボーヌ<br />　5/03（木）　ボーヌ→ニュイサンジョルジュ→シャトーヌフ→オータン<br />　　　　　　（日帰り）・・・本編<br />　5/04（金）　ボーヌ→美しい村数村→ヴェズレー<br />　5/05（土）　ヴェズレー→オーセール→ディジョン<br />　5/06（日）　ディジョン→ヴェヴェイ→イヴォアール<br />　5/07（月）　イヴォアール→タロワール→アヌシー<br />　5/08（火）　アヌシー→ペルージュ→リヨン<br />　5/09（水）　リヨン市内観光<br />　5/10（木）　LYS（リヨン空港）→CDG<br />　5/11（金）　CDG→KIX

シニアの東フランスの旅［９］　ボーヌ(2)、ニュイサンジョルジュ、シャトーヌフ、オータン

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2012/04/24 - 2012/05/11

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masaさん

前回の旅行に続き、今回もレンタカーでフランス東部（シャンパーニュ・アルデンヌ地方）を中心にまわりました。今回は最近写真家吉村和敏さんの「フランスの美しい村全踏破の旅」という本で少しづつ人気が出てきたと言われる「フランスの美しい村」を中心に旅程を組み立ててみました。厳しい認定基準のもとに認められる小さな田舎の村が多いので随分とレンタカーの使用が役に立ちました、というよりもレンタカーでしか効率よくは訪れることはできません。今回の旅で改めてフランスの地方の町や村がそれぞれが持つ特徴を大事にしていることに感動しました。この旅行以後しばらくは本格的に「フランスの美しい村」を巡る旅を続けることになりました。
本編は旅行第十日目(5/3)の記録です。

旅程
　4/24（火）　KIX→CDG→（車）→ランス
　4/25（水）　ランス市内観光
　4/26（木）　エペルネ→アンボネ→オジェ→トロワ
　4/27（金）　トロワ→ナンシー
　4/28（土）　ナンシー→サンキラン→ストラスブール
　4/29（日）　ストラスブール→オベルネ→リクヴィル
　4/30（月）　リクヴィル→カイゼルベルク→リボーヴィル→
　　　　　　　ユナヴィール→エギュスハイム
　5/01（火）　コルマール→ブザンソン→シャトーシャロン
　5/02（水）　シャトーシャロン→ボーヌレメッシュ→ボーヌ
　5/03（木）　ボーヌ→ニュイサンジョルジュ→シャトーヌフ→オータン
　　　　　　（日帰り）・・・本編
　5/04（金）　ボーヌ→美しい村数村→ヴェズレー
　5/05（土）　ヴェズレー→オーセール→ディジョン
　5/06（日）　ディジョン→ヴェヴェイ→イヴォアール
　5/07（月）　イヴォアール→タロワール→アヌシー
　5/08（火）　アヌシー→ペルージュ→リヨン
　5/09（水）　リヨン市内観光
　5/10（木）　LYS（リヨン空港）→CDG
　5/11（金）　CDG→KIX　　

エリア

オータン(フランス)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: レンタカー

航空会社: エールフランス

旅行の手配内容: 個別手配

旅行十日目です。
ニュイ・サン・ジョルジュやディジョンまでの道の両側にはブドウ畑がどこまでも広がっています。
ピエノワールのプルミエクリュ（一級）赤ワインの生産が多いニュイ・サン・ジョルジュ。非常に豊かそうな雰囲気の村ですね。
ニュイ・サン・ジョルジュに隣接するドール県南部のコミューン、ヴォーヌ・ロマネです。僕には全く縁がない、世界で最も高価なワインが生産されている地域です。
このコミューンには六つものGrands Crusが立地するそうです。何かブドウ畑もしっかりと囲いや塀でガードされているところが多いような気がしました。
さらに北側に立地するGrands Crusの「Clos de Tart」というワイナリーだそうです。ショップもあるようですが、何もわからない僕にはとてもとても入る勇気はありませんね。
次はシャトーヌフを目指します。道の両側に咲く菜の花が美しいです。
「フランスの美しい村」のシャトーヌフです。もう外観から美しい感じがわかりますね。
少し小高い丘にある村からの眺望です。
とにかくこの村はどこを切り取っても絵になります。
訪れるのに不便なこともあり観光客もごくわずかです。
ホテル「Logis Hostellerie du Château」が一軒ありますが、こんなところに一度泊まってみたいと思いました。料理の良いにおいが漂い、従業員の方が喫煙タイムでゆっくりと休憩しておられました。
村の名前通り小さいながらお城もあります。
入城をしてみました。
内部の見どころ自体はそんなにありません。
でもこのお城自体も村に溶け込んで様になっています。
村の駐車場で出会った赤ちゃん。両親はこの赤ちゃんを連れて昨年日本を訪れたとのことでした。
イチオシ

最後にとっておきのもう一枚。やっぱり美しい、一幅の絵になります。
次はオータンに向かいました。途中の道でシカが飛び出してきてびっくりしました。
アウグストゥスによって築かれた、ガリア＝ローマ時代の栄光の街「ローマの妹にして好敵手」とまで謳われたオータンの町です。シャン・ドゥ・マルス（練兵場）広場に車を止め散策開始です。
Saint-Lazare Cathedral（サン・ラザール大聖堂）、ブルゴーニュロマネスクの白眉といわれるそうです。
大聖堂内部。
正面のタンパンが有名です。
大聖堂すぐそばの「Le Lutrin」で休憩です。大聖堂を見上げながら緑の豊かなアウトサイドのテラス席での一杯は実においしいです。
オータンにはローマの古代劇場跡があり訪れてみました。学生たちが劇場跡で元気にサッカーに熱中していました。こんなところでスポーツとは贅沢ですね。
グランクリュ街道を通ってボーヌに戻りました。
ボーヌに帰りテラス席で一杯飲んでいると、すぐ近くで誰かが手を挙げています。よく見ると昨日レストランで一緒だったスイス・イタリア人カップルでした。
店先では大勢の人が集まってパーティーをしていました。今日は総菜を買って部屋で夕食としました。