トランジットを利用して　モスクワミニ散策　後編

2019/05/05 - 2019/05/05

2019年5月、トランジット時間を利用して、モスクワのミニ散策を決行しました。その時の記録の後編です。
表紙写真は、最後にモスクワから発つ際に、シェレメチボ空港の窓から見えた虹です。私はなんだか幸先が良いように感じた。
しかしその後の年末年始、世界はコロナ・パニックに襲われました。長く絶望的なコロナ禍にあるすべての人々にこの虹の写真を捧げます。曇天の中に現れる虹に、私たちは希望を見出すことができないでしょうか。

エリア モスクワ(ロシア)

さて、やって来ました革命広場。厳めしい名前とは裏腹に、現在は一大観光地であります。社会主義は遠くになりにけり…。

革命広場 広場・公園

おとぎの国のようなヴァスクレセンスキー門。本当に、ロシア人の美的感覚のすばらしさには脱帽です。

ヴァスクレセンスキー門 現代・近代建築

ジューコフ像。著名な撮影スポットにもなっており、常時観光客が像の前でポーズを取っている感じでした。

ジューコフ像 モニュメント・記念碑

アレフサンドロフスキー公園です。有名観光地だけあって、段差はなく、バリアフリーに配慮されていました。
そして飛び交う様々な言語。実にコスモポリタン。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

公園の説明がありました。いくつかの注目スポットがあります。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

そのひとつがこれ、無名戦士の墓。このてのものは旧社会主義国には必ずといっていいほどありますね。その国、その地によって、状況は様々。無人で放置されているところもあれば、ここモスクワのように、若い兵士たちに厳格に護られているところもあり。でも観光客たちは、美青年兵士たちに好奇のまなざしを注いでいるようでした。

無名戦士の墓 モニュメント・記念碑

Grot Ruins。いきなりギリシャ風で目を引きます。

Grot Ruins 寺院・教会

これはロマノフ家のオベリスクだそうです。半分写っている奥の塔はスレドニャーヤ アルセナーリャ塔。

スレドニャーヤ アルセナーリャ塔 建造物

総主教エルモゲネスの像だそうです。信念のゆるぎなさが感じられる像でした。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

いろんな国の観光客が集まっているアレクサンドロフスキー公園。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

この公園は広いので、ちょっと早歩きの観光となりました。

アレクサンドロフスキー公園 広場・公園

中心地にあるホテル・メトロポールです。クラシックで素敵な外観ですね。今回は駆け足観光ですが、いつか滞在してみたいな。

メトロポール ホテル モスクワ ホテル

モスクワで最も古いと言われているヴィタリの噴水です。

カール・マルクス像。説明不要ですね。肩だの頭だのに鳥が止まっていました。こういった社会主義のヒーロー像って、石の中から姿を現す的な造形が好まれる傾向があるような。

この日はなぜか赤の広場が閉鎖されており、中へ入ることが出来ませんでした。仕方ないので最後にヴァスクレセンスキー門越しに中の風景をパチリ。

赤の広場 広場・公園

そろそろ空港へ戻ろうかと思います。旅行では、早め早めの行動が吉。再び地下鉄に乗り込みます。

再びベラルーシ駅にやって来ました。でも少しだけ時間があるので、ぶらぶらと駅前を歩いてみました。お店が多く賑わっていましたね。小さな窓口のピロシキ屋さんなんてのもありました。

ベラルーシ駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

おや、なんだか教会みたいな建物があるぞ。

近代的な建物群の中にあるストイックな教会。何だかインパクトあります。

トヴェルスカヤザスタヴァの聖ニコラス教会 寺院・教会

高くそびえ立つイコノスタシスが印象的でした。正教会の中でもややシンプルな方かな。でもやはり荘厳で美しいのはさすがです。次々と信者さんが訪れていました。

トヴェルスカヤザスタヴァの聖ニコラス教会 寺院・教会

モスクワのミニ観光を終えて、再びアエロエクスプレスに乗り込みました。座席は7割がた埋まっている感じでした。

そしてつつがなくシェレメチボ空港に到着。出国するまえに、空港のショッピングエリアで残った小銭を使い切りました。うーん、やはりこういった所は街中に比べてお値段高めですね。

シェレメーチエヴォ国際空港 (SVO) 空港

無事出国をすませて、いよいよ成田行きの飛行機に乗ります。その待ち時間に、何気なく窓の外を見たら、虹が出ているのが見えました！思わずパチリ。
そう、旅の終わった先にも、きっといいことがあるよね。

シェレメーチエヴォ国際空港 (SVO) 空港