御酒印帳の旅⑤　　南都留郡富士河口湖町 井出醸造店 に一番乗り　と　ほうとう

2021/07/04 - 2021/07/04

御朱印がブームになって以降
各所で様々な「○○印帳」のプロジェクトが現れております。

こちらの「御酒印帳」は京都の紙卸会社が発行、
公認の酒蔵で御酒印帳を提示し買い物すると
その酒蔵のラベルが頂けるというものです。

公認酒蔵は日々増えていて現在約200軒が参加しています。
今回行った井出醸造店は山梨県で最初の公認酒蔵で
プロジェクトを始めて以降（たまたま）最初の客となりました。

エリア 富士五湖(山梨)

河口湖のほぼ湖畔にある、井出醸造店

立派な門です。

入口を潜ったら、その奥の蔵の前が、

少し緊迫した雰囲気だったので
（後で聞いたら、巣立ち間近の子ツバメの居る巣が
カラスに壊されたのだそうです）
立入禁止かな、と思って、

門の前まで戻って、
（↑CLOSEDの札が掛かっていますが
子ツバメ騒動で取り忘れ）

こちらから入ったら出口でした。

社長さんからお酒の説明を受けたんですけど
子ツバメが心配で気が気ではない様子。
確かに、仕事してる場合じゃないと思う。
こちらは大丈夫なので、ツバメを見に行って下さい。

お酒のラッピングに風呂敷をお勧めしていて
たくさんの種類がありました。

御酒印帳を提示したら
「本当にこれが目当てで来るお客さん居るんですね」と
驚かれた様子。

山梨県には公認の酒蔵がまだ無いので是非、と
営業の方に強く勧められて半信半疑で参加したそうです。
6月28日から参加して、私が行った日が7月4日、
たまたまですが井出醸造店さんが参加して初めての客となりました。
（7月8日に大月市の笹一酒造が参加して
現在山梨県には2軒の公認酒蔵があります）

頂いたラベル。

最初の１枚は店舗に置いてある見本に貼って
2枚目を頂きました。

購入したお酒

来店限定品　　甲斐の開運 囲
無濾過・無加熱・無加水です。

スパークリングの 北麓 など。

ちなみに近所のお店の看板は日本盛でした。

あ、いや、場所によっては地元のお酒の看板だらけ、
って地域もあるんで。ご参考までに。

河口湖を見学

この日は雨で、富士山は１秒も見えず。

その昔、「ブラック企業」という言葉も無い頃
めちゃくちゃにブラックな企業で働いていて
休みの日は家でひっくり返って寝るくらいしか
出来る事が無かったんだけど
「次の休みは河口湖でほうとう食べよう」
と思う事が2ヶ月に一回くらいあり
その「次の休み」を楽しみに命をつないでいました。

場所が河口湖だったのは、運転が下手過ぎて
自力で「高速に乗ってそこそこ遠出して帰って来る」事が出来るのが
河口湖インターくらいしか思いつかなかったからです。

会社から帰って夜中に見たCBSニュース（たぶん）で
アメリカの「低賃金で働くメキシコからの不法移民」の賃金が
どう計算しても私の給料より多くて
バカバカしくなってそのブラックは辞めたんですが
辞めてからもほうとうはたまに食べたくなって
ほうとう目当てに河口湖にはちょいちょい行っています。

もみじ亭　牛肉ほうとう ￥1430

キビナゴ、実物を知らなくても食物連鎖のトップにはおそらく立てない名前だな。

ブラック当時は運転が下手すぎて
辿り着けなかった山中湖。今は行ける。

白鳥が一羽……

ファミリーが餌付け。

なんでも子供は可愛いな。

白鳥3種類揃いました。
本物と、足漕ぎのボートと、

ここにも。遊覧船。

まだこの時も「本当にやるのかな」の雰囲気の中。

河口湖インターを利用する時は必ず寄る八百屋さん。
昔は一箱￥800のジャガイモに興奮して
つい買ってしまって使い切れないので
ブラックな会社で配ったりしてたけど、

今は自分の分のみだぜ。

帰り際にどこかのSAで買った信玄餅の信玄プリンは、

保冷剤も桔梗柄で可愛かった。

お腹に余裕があれば食べたかった、
けど無かったのでお土産で買いました。

ちなみに、富士宮市と富士市が
いつも分からなくなってしまい
ちょいちょい確認するのですが、

その度に富士市には強い意志を感じるね。おしまい。