2021/07/24 - 2021/07/25
56位(同エリア238件中)
willyさん
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後半は石鎚山メインと思ったらあんまり写真がなかった・・・
人も多いと思ったので静かなルートを選びたいというのと長いコースがよかったので、南面の面河渓から入ったが、全然知らずにいったらこれがすばらしい美渓茗渓でした。日本一の透明度だそうです。
登山道自体はやはりマイナーだけにぎりぎりの整備というところで途中気を付けるところも数か所あり。珍しく2度も踏み外しました。それというのも理由があるのですが・・。
山奥になるので食事・お風呂等ほぼないと思った方がよいです。
お風呂は最寄りが30~40分の古岩屋荘一択です。時間があえば昼間の時間は途中で絶品ピザがたべられます。
それにしても全然知らなかったが四国というところは酷道・険道・死道・淋道・窮道の宝庫らしい。
国道439号通称ヨサクとか19号通称イッキュウとか、知る人ぞ知るなんですな~。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目は南面登山口の面河渓付近に前夜野宿。
登山口は渓泉亭・面河茶屋から面河渓に沿って右岸遊歩道を10分ほど行ったところから。 -
四国一いや日本一の透明度という面河渓、来るまで全然しらなかったのだが、この素晴らしい美渓に驚愕。これまでいった沢のなかでもトップを争う。
ちなみに私の乏しい経験のなかでトップに君臨するのは岩手・葛根田川、おなじく岩手・尿前沢、那須の大蛇尾川。 -
沢登のパーティが1組入渓していった。いいなあ。
登山道でも降りてくる沢装備のパーティと一組すれ違った。 -
沢床がまた素晴らしい。両側も一枚岩がすごい。しかも逆層ばりばり。
-
このルートは四国の自然が全部詰まった素晴らしい景観というのも魅力的だった。途中、シコクシラベの純林や、鳥もキビタキ・オオルリ・ウグイスにくわえてコマドリが盛んに鳴いていた。一度はすぐそばで影が見えた。
対してメインルートの成就ルートでは夏山開きの際には信者さんも含めて数万人の登山者がつめかけるという。そこまではないにしても有名な表側の鎖場ルートはすごい人だろう。鎖場が渋滞すると延々待たされる。それは金輪際ごめんである。
てことでマイナールートだが、整備はギリギリというところ。
途中崩壊してざれたところや、倒木を乗り越えたりくぐったり、小さい沢の渡渉も数か所。切り出し材か倒木を利用したはしごや橋が多数かけられているが、どれもぼろぼろになってほとんど崩壊寸前なので要注意。
それにしてもこの整備はどなたがおこなうのであろう。ありがたいことだ。
コロナで登山客を取れなくなった(激減した)北アの山小屋などは経営が苦しく、登山道の整備という公的な奉仕もできなくなっているため、登山道が崩壊しつつあるという。 -
こちらの笹原もミヤマクマザサと思われる。
こうしてみるとなだらかで気持ちよさそうな斜面に見えるが・・・ -
中腹についたトレースをゆくと、このアザミがぼうぼうに覆いかぶさり、ぶっとい針でブスブス攻撃してくる。
この針が長ズボン長そでの上からでも貫通するほど強い。
まるで蜂に刺されたかと思うほど痛く、毎回飛び上がって声をあげるほどだ。
追い越したのは2パーティのみだったが、たぶんみんな踏みしだいていくのだろう、気の毒に下りではヨレっと倒れたものも見かけた。
そしてこのちとばかり憎いアザミの種名がなになのかどうしても知りたくなってアザミスタディを繰り広げた。
するとアザミはかなり種類があって外来種もあってとても奥深い(何事もそうであろうが)。
瑠璃玉薊などは綺麗でとても好きだし、チョウカイアザミなどは珍しいし、おいしくて昔からほのかに憧れのあるアーティチョークもアザミだし、憎いものばかりでもないのだが、これはほんとにつらかった。
どうやらノアザミの変種であるトゲアザミで間違いない。
http://sikoku.o.oo7.jp/akabosi/akbhana/hanam/hn125.htm
すばらしいアザミの記事がここに出ていたので貼っておく。(さすがヤマケイ)
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1259
アダムとイブの昔(我々日本人に関係があるかどうかはおいといて)、人類が初めて出会った雑草がアザミなのだそうだ。
アザミは「あざむ」つまり欺く、からきた名前なんだって。なるほど~~。
そして蝶も欺かれるのだそうだ。とても面白い。 -
最初はよかったが中盤以降、藪がうるさくて足元がみえなくなる。
ただでさえ細くて肩が崩壊しているのでアザミが攻めてくるのを避けようと谷川に寄ってしまって2度も踏み外すという失態をおかす。笹の斜面なので危なくはないが。
小さくてよく見えないが、真ん中一番高いところに山頂小屋がみえる。
この建物がまるでチベット仏教のゴンパのようで、勝手に「ポタラ」と呼ぶことにする。 -
こちらは痛くなくてたおやかなシモツケソウ。
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イチゲの仲間も識別が必要だが、花序が複数形であることと分布域からシコクイチゲと思われる。これ一株しかみかけなかった。
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手前クマザサも、ミヤマクマザサなんだろう。
剣山では鹿の食害で衰退しているらしく保護活動が展開されているそうだ。剣山につづく三嶺山域が国の天然記念物にしていされていて、四国のこの地に深雪性のミヤマクマザサが群生していることが貴重なのだそうだ。それにしてもシカの食害は困ったものだ。 -
シシウドが空に映える。
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笹原のトラバースを終えると、二の森ルートや1500mから登れる土小屋ルートと合流して、金属製の立派な両方向手すり付き階段をいくつかのぼったあと、いきなり山頂小屋と石鎚神社のある広場に到着する。
山頂は思った通り混雑していたので人のいないところで休憩し、100名山コンプリートを仲間とひっそり祝う。なんだか終わってしまって残念なような淋しいような。
有名なこの角度からの天狗岳だが、人が渋滞して数珠繋ぎ。中盤の岩にびびって後ずさりして降りてくる人などあり、興味がなくいかなかった。 -
ときおりなにやら経文を読む声や太鼓が聞こえてくる。
この鎖のある奥のほうで修業をしている人がいるようだ。
それにしても行場というところにあるこの太い鎖は何を意味するのだろう。 -
分布域からするとオトギリソウでよいと思われる。これまた一株しか見なかった。
-
満たされつつも寂しい気持ちで下山にかかる。
ところが生まれて初めてミスコースをする。
なんかへん、と地図を確認しながら下ったのだが、5分ほどいってからやっぱりへん、と山頂までもどる。この山は天狗がいるということだが、妖術にかかったのでは、と真剣に思うほどわからなかった。
が、落ち着いてよ~~~~くみると、枝葉にかくれて、面河ルートの入り口が見つかった。古ぼけた小さい標識は枝葉の奥にやっと見分けられた。
(ちなみに3の鎖の休憩広場のところだから。行く人はメモしてください)
こういうのもマイナールートの落とし穴だ。
のんびり楽しみながら下ったが、ご高齢のお達者なグループにスタコラ抜かれてしまって全然追いつけなかった。 -
途中の沢でさんざん水浴びをしながら、やっと遊歩道までおりてきた。
何度見ても素晴らしすぎてため息の出る面河渓。
いや~知ることができて本当にうれしい。 -
できたらいつかここを遡行してみたい。
下山して片付けしたら6時近くなった。
この日はいそいで近隣唯一の温泉施設、古岩屋温泉にぎりぎり間に合い、ごはんは行動食の残りですませて、昨夜と同じ場所で幕営野宿。 -
翌日は帰る日だが、未練たらたら、もう一度川遊びをしにきた。
しかし冷たすぎて遊ぶどころではない。
家族連れ、わんこ連れが数組遊びにきていて、楽しそうに歓声をあげていた。
イモリも静かに楽しんでいた。
このイモリがかわいくて、飼ってみたくなった。 -
わんこもボールをくわえてはしゃぐ。
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ずっと気になっていた面河山岳博物館に、帰りにちょっとだけでも寄ろうと寄ってみた。https://www.kumakogen.jp/site/omogo-sangaku/
写真はウィキから拝借。
これが素晴らしく充実しているうえに、入館料はたったの300円というすばらしさ。
館主?のこだわりが感じられるみっちり詰まったコレクションで、はく製の技術もすばらしかった。駆け足でみるのがもったいないほどであった。おすすめ。 -
すばらしい四国の自然を堪能できて本当によかった
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今回はとりあえずコンプリートがメイン課題だったので、またあらためて来てみたい。紅葉もいいだろうなあ。温泉もうどんもまだまだしたいことがたくさんある。
結局松山ICから高速にのって、ひたすらひたすら帰路。淡路島南SAでソフトクリームを食べただけで、あとはトイレ休憩に1,2度寄っただけ。神戸あたりで夕方渋滞にはまってしまったが、自宅もよりICを降りたのがほぼ0時。帰宅0時半、片づけたら就寝2時半でした。
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