函館　夏散歩 2021

2021/07/12 - 2021/07/13

函館にてお墓参りをしながら、古い建物が残る西部地区を散策しました。
舟見町、元町、末広町界隈の歴史的建築を中心にめぐりました。
1日目　鯨供養塔・まちづくりセンター（旧丸井今井デパート）・イギリス領事館
2日目　まちづくりセンター・海産商同業者組合・函館港

エリア 函館(北海道)

お墓参りにやってきました。函館はお盆が７月なのです。
お寺の、すぐ近くにある「鯨族供養塔」。

函館はかつて捕鯨がさかんだったため、このような供養塔があるのだと思います。

ジョン万次郎も、函館に捕鯨の指導に来たことがあるとか。

幼いころからみているこの鯨の像。お顔がかわいらしいのです。

旧丸井今井百貨店（現・函館市地域交流まちづくりセンター）。今はコミュニティスペースのような場所になっているんだけど、昔はデパートでした。
大正時代の建築。

函館市地域交流まちづくりセンター 名所・史跡

入口です。

東北以北最古のエレベーター。このエレベーター、なんともレトロで・・・。
昔、デパートだったころは、よく利用したな～。

後で知ったんですが、今も係の人に言うと、乗せてくれるんだとか。この日は見ただけでした。

階段。

大理石の手すり。

今は、「まちセン」という愛称で、観光案内所的な場所になっています。
こちら、函館で発見された「中空土偶」のレプリカ。
最近、北東北と北海道の縄文遺跡が世界遺産に！！

まちセン外観。セセッション（ゼツェシオンとも言う）様式という建築で、１９世紀末のウィーン分離派の影響を受けた建築らしい・・。
そういえば、あの環みたいな模様、ウィーンの郵便貯金局にあった装飾に似てる。

旧イギリス領事館。

内部の見学は有料、カフェは入場料なしで利用できます。

奥のほうにバラ園があります。

バラが満開です。

庭の見学は自由、無料です。

噴水。しかし水は流れていなかった。

マーガレットも。。

ここはカフェの窓。

領事館の下のほうにある銅像。

2日目。
また「まちセン」に来ました。

暑かったので、まちセンのカフェで一休み。ゆずソーダとカレーパン。
目の前を市電が走ります。

「まちセン」の外観。
壁の装飾が凝っています。

入口上部と壁面。

観光に疲れたら、自由に休める便利なところです。

まちづくりセンターから徒歩５分くらいにある海産商同業者組合事務所は大正9年築。ユーゲントシュティール様式（ドイツ版アールヌーボー）の建築物。今も事務所として利用されています。
プラハとかにありそうな建物。

入口。とても洒落ています。

入口が開いていたので、ちょっとだけ、入りました。入口すぐの階段。ステンドグラスが素敵です。

階段の手すり。1階には、どなたもいらっしゃらなかったので、そのまま出ました。

裏側です。

裏側、全体像。

海のほうへ来ました。よく晴れて、海風が気持ち良い日でした。

明治維新以降、ここが北海道の玄関口だった。北海道第１歩の地碑です。
開拓などで北海道へやって来た人々は、まず、ここへ上陸したそうです。

北海道第一歩の地碑 名所・史跡

すぐ横にシロクマの像があります。実際はヒグマを表したとのこと。

かもめさん。気持ちの良い7月の函館でした。

この旅行記はこれで終わりです。
お読みいただきありがとうございました。