2020/07/22 - 2020/07/23
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ガンダーラさん
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2020年7月のオープン初日に日本に初進出したJWマリオットホテル奈良に泊まりに行きました。
このホテルはJRの奈良駅に近く、近鉄奈良駅周辺の観光地からは少し離れているものの平城宮跡には比較的近いので、観光はここに絞ってじっくりと見学してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は車で奈良に入り「平城宮跡歴史公園」の東エントランスの駐車場に車を停めて見学を始めた。
ここは世界遺産に指定されている国営公園で、入場無料でいくつもの施設が見学できるのでお勧めだ。年々整備が進み、何度か来ているがその都度新しい発見がある。 -
今回まず訪ねたのは、内裏そばにある「推定宮内省跡」というエリア。
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ここが入り口で、NHKドラマ「大仏開眼」もここで撮影された場面があった。
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門や築地塀の他にも一部の建物が復元されていた。
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ここは内裏(天皇の住居)の中の井戸の跡。
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次に訪れたのは平城宮のメインの建物になる「第一次大極殿」。
広い敷地の中にドーンと建っている姿は迫力がある。
こちらは正面側で、見学の入り口は裏側にある。 -
この時期なので検温・消毒をして中に入る。
見学者はほとんどいなくて、係の人は手持無沙汰といった感じだった。 -
天皇の玉座のある高御座(たかみくら)。
ここも当然ドラマで使われていた。 -
「第一次大極殿」の南側では「第一次大極殿院南門」が現在復元工事中。
建物内部には入れないが、工事見学デッキが設けられていて進行中の工事の様子を間近に見ることができる。 -
さらに南へ進んで敷地を横切る近鉄奈良線の踏切を越えると平城宮の正門「朱雀門」が見えてきた。
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こちらは「朱雀門」正面。
この前に道幅70メートルの朱雀大路を再現した「朱雀門広場」が広がっている。 -
広場に面したところに「平城宮いざない館」という博物館があったので中に入ってみた。(平城宮跡歴史公園ホームページより)
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「平城宮跡のいま」~平城宮跡歴史公園の見どころガイド~(平城宮跡歴史公園ホームページより)
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「時を越えて」~出土品と資料から読み解く奈良時代~(平城宮跡歴史公園ホームページより)
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平城宮のようす~1300年前の平城京にタイムスリップ~(平城宮跡歴史公園ホームページより)
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往時のいとなみ~出土品と資料から読み解く奈良時代~(平城宮跡歴史公園ホームページより)
ここの大極殿の立体構造模型は迫力があった。 -
最後に、平城宮の東の張り出し部にある「東院庭園」エリアに向かった。
ここは現在の迎賓館の役割を果たした場所のようで、建物と共に美しい庭園も復元されている。 -
ドラマ「大仏開眼」でもこの場所で謁見シーンや宴会シーンが撮影されていた。
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撮影は建物の中まで使っていたが、見学は入口の橋の手前まで。
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でも見学順路にある太鼓橋から池に映りこむ建物は絵になる。
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庭園の隅には楼閣も。
そういえばこの中も撮影に使われていたなあ。 -
「平城宮跡歴史公園」の東エントランスに近い所で見つけた「竹中豆腐工房」というお店でランチタイム。
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手作り豆腐を使ったメニューの中から「豚バラ角煮豆腐丼セット」を注文。
おからのサラダ、豆乳出汁巻き玉子、湯葉のお吸い物などがついて990円。
味も良くておススメ。 -
そこから車でわずかな距離でJWマリオットホテル奈良に到着。
このホテルは駐車料金が2000円かかるので、隣接するコンベンションセンターの駐車場を利用した(こちらは24時間で1000円)。 -
いよいよオープン初日のホテルに入る。
外観はなかなかシック。 -
入ってすぐ左にロビーラウンジがあり、すでに多くの人がカフェを楽しんでいた。
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バーカウンターの壁にある奈良を象徴する大きな鹿のデザインが目を引く。
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フロントも奈良らしいおちついた風情が漂っていた。
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部屋は4階南側のデラックスルーム。
期待していた部屋のアップグレードが無かったのは、オープン初日で大勢の予約が入っていたので致し方ないか。 -
部屋から入ってすぐのところに洗面所。ここのアメニティーでさすがと思ったのはシェーバー。通常高級ホテルと言われるところでも使い捨てのシェーバーは普通3枚刃が多いが、ここのは4枚刃。こんなところにマリオットの最上級ホテルのプライドが現れているように感じた。
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その向かいにはバスルーム。
とにかく、その部屋を初めて使う客になるというのがオープン初日のメリットだろうか。 -
入口からまっすぐベッドルームに入れるが、洗面所側を通っても入れるところはユニーク。
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ベッドは大阪のリッツカールトンと同じようなハイベッド。
背の低いカミさんはジャンプが必要。 -
壁には鹿の角のオブジェが。
客室は36㎡だが狭くは感じず、こじんまりとまとまった印象。 -
部屋で一休みしてから、地下のプールに入った。
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この時間まだ誰も入っていなくて、まさに一番乗り。
ここでの初めての利用客となるので気分が良い。 -
プール横のジャグジーも独り占め。
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プールから上がってクラブラウンジでのどを潤す。
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夕方、カクテルタイムで再びラウンジに。
だが、ここでのオードブルやワインなどの提供は今一つの感があった。
香港やシンガポールでJWマリオットの高いクオリティを実感していたのでこちらが期待を持ち過ぎたのかもしれない。 -
ただ、現在はかなり食事内容も良くなっているそうで、ひょっとしたらオープン初日ということで準備が十分できていなかったのかもしれない。
そうなるといかに最初が良いと言っても、初日を狙って宿泊するというのは考えものかもしれない。 -
その後、コンベンションセンターに面したテラスで一服。
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この椅子はなかなか居心地が良い。
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2日目、朝食もクラブラウンジで。
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ここでも鹿を見つけた。
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朝食後、ホテル近辺を散策。
ここは「平城京左京三条二坊宮跡庭園」 -
ここでも池の一部と建物が復元されていた。
まあ、奈良市街はどこを掘っても遺跡が出現するのだろうとは思うが。 -
出かけついでに、昨日訪れた「平城宮跡歴史公園」まで足を伸ばしてみた。
ここは朱雀門からまっすぐ伸びる朱雀大路。
路面幅が70mもあり、これが当時は南北3.7kmも続いていたというから壮大な眺めだったことだろう。 -
広場に面した「天平うまし館」に入るとレストランのかたわらに遣唐使の歴史解説コーナーがあり、そこから屋外に設置された復元遣唐使船に乗り込むことができた。
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遣唐使は船上のこの建物で寝起きすることができたが、その他大勢は船底に雑魚寝状態だったらしい。
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当時としては立派な船だったかもしれないが、この程度の大きさの船で東シナ海を横断するのはまさに命がけだったようだ。
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想像力だけで大海原に船出している気分に浸った。
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この後、隣接する「天平みはらし館」に入って、展望デッキから平城宮跡を眺めたり、VRシアターで平城遷都の物語を鑑賞してホテルに戻った。
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ラウンジで一服した後、ホテルをレイトチェックアウトして帰路に就いた。
平城宮跡を堪能し、待ちに待った日本初のJWマリオットホテルの開業初日に宿泊するという得難い体験もできて良かったと思う。
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