2021年6月 名古屋小牧発FDAで行く新潟フリー1泊2日10,800円！

2021/06/25 - 2021/06/26

フジドリームエアラインズで行く！ふらっとフライトぽんしゅ旅！
新潟の人気酒蔵見学&試飲付きフリープラン！
名古屋小牧発着新潟1泊2日ホテル朝食付き10,800円の爆安ツアー！


DAY1　25JUN2021
JH373 名古屋小牧(NKM)10:45 新潟(KIJ)11:40
Brompton自走にて新潟市内へ
☆今代司酒蔵見学
☆朱鷺メッセ展望台
ホテルサンルート新潟 @新潟市泊

DAY2　26JUN2021
☆新潟みなとトンネル、新潟島一周サイクリング
Brompton自走にて新潟空港へ
JH374 新潟(KIJ)16:50 名古屋小牧(NKM)17:50


概算合計　11,300円
・ツアー　 10,800円 (ラド観光 エア+ホテル)
・現地交通費　500円 (信濃川ウォーターシャトル)

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

県営名古屋小牧空港の上空は曇り空ですが目的地新潟の天気予報は晴れです。
新潟行きはネイビーブルーのJA13FJ。
旅行記は完全にサボっていますが今年26回目のフライトとなります。

名古屋空港 (県営名古屋空港) 空港

天気の悪化を予期する南風のため珍しくRWY16からの離陸。
もう少し南下してくれたなら自宅が見られたのですがその手前で反転北上し残念。

途中当機上空を飛ぶ飛行機の珍しい写真が撮れました。

2016年9月以来5年ぶりの新潟です。
(新潟空港だけには今年3月にも立ち寄っていますので3ヶ月ぶりですが…)

今回はBrompton S2LをIKEA DIMPAで提げての輪行旅行です。
グランドスタッフの方には毎度手渡しでご面倒をお掛けします。

新潟空港 空港

ターミナルビル出口で体制を整えいざ出発！

新潟空港 空港

新潟市内中心部へと入る手前に渡った通船川に架かる山の下橋。
水門や川などを見ると嫌がうえにも旅情が唆られます。

時間は12時半過ぎ、初日のランチとしてはタレかつ丼を狙っていましたが、PlanBとして数量限定ののどぐろ炙り丼がまだ残っているならばとダメモトで「せかい鮨」へ立ち寄ってみると…

せかい鮨 グルメ・レストラン

1日10食限定ののどぐろ炙り丼、まだ間に合いました！
スタッフさんは、ただ炙っただけなんですけどねと謙遜気味に仰っていましたが、このふんわりトロッとした食感は何とも言えません。
塩でもワサビでもどちらでも美味しく頂けました。

せかい鮨 グルメ・レストラン

とりあえずホテルに荷物を預けようとホテル方面へ動き出すのですが、すぐ近くに沼垂テラス商店街と言う観光スポットがあると知り立ち寄ってみました。
旧沼垂市場のレトロな長屋の建物をそのままに新たにショップが入ったような商店街です。
その前に「沼垂」は「ぬったり」と読みます。

その中のひとつ、猫関係の雑貨を扱っている「ひとつぼし雑貨店」で"沼ネコ焼"と言うお菓子をプッシュしていましたので何種類もあるなかから笹団子味のモノをひとつ食べてみました。
コシヒカリの米粉配合とのことでモチモチの食感が印象的でした。

5年前に当地を訪れた際、タレかつの美味しかった「ぐりる かんだ」
残念ながら閉店となっていました。
この他にも新潟に来る時はいつもお邪魔していた駅前の居酒屋「うまい酒と肴 網元」も店を閉めていて、コロナの影響なのかは分かりませんが寂しい気分になりました。

ぐりる かんだ グルメ・レストラン

ツアーには「今代司酒造」の酒蔵見学が付いています。
ここもお邪魔するのは三度目なので要領は心得ています。

今代司酒造 名所・史跡

斬新なデザインのボトルも増えていて時代の流れを感じざるを得ません。

今代司酒造 名所・史跡

お待ちかねの試飲タイム。
と言っても、この日は自分一人だけだったので周りに気を遣うことなく飲み放題でした。

今代司酒造 名所・史跡

週末にはすぐ完売になると言う人気の酒蔵プリン。
入荷したばかりだったので試しに頂いてみると、これは美味しい！

今代司酒造 名所・史跡

15時を回りホテルにチェックイン。
爆安プランだったにも関わらず13階の眺めの良い部屋を用意して頂けました。

ホテルサンルート新潟 宿・ホテル

佐渡へのフェリーでしょうか、港も見えます。
写真にはありませんが、反対側には上越新幹線の引込線も見えました。

ホテルサンルート新潟 宿・ホテル

部屋でひと息つき、この後は特に予定もありません。
夕食を食べに出かけるついで古町商店街にあるドカベンロードを久々に通ってみました。
山田太郎くんも健在でした。

この日は金曜日、金曜日はカレー曜日…
新潟でカレーと言えばバスセンターカレー…
なのですが、久々の新潟は1泊2日行程、食べられるモノも限られます。
と言うことで、カレーとタレかつを併せて食べてしまおうと遥々県庁近くの「こびきの里」まで自転車でやって来ました。

いわゆる金沢カレーの有名店「カレーのチャンピオン」にタレは掛かっていませんが似たカツをトッピングしたこびカツカレー。
これ自体はとても美味しかったものの、あまりのメニューの種類の多さに食券方式と初めての来店には少々敷居が高いにも関わらず、店員さんに尋ねてもそっけない対応だったのは残念です。

お腹を満たしたのち、信濃川を河口に向けて走ります。
河畔に整備の行き届いたサイクリングロードが続いていて走りやすいです。
また萬代橋を超えた辺りからは夕刻から店が並び始めてとても良い雰囲気です。
これなら三密とは関係なさそうですね。

やすらぎ堤 公園・植物園

朱鷺メッセ上階にあるBefcoばかうけ展望室に上ってみました。
ちょうど夕暮れ時、もっと混雑しているかと思いきやガラガラで拍子抜け。
しかし、この眺めが無料で楽しめるとは驚きです。

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

陽も沈み、我が軍名古屋グランパスのACLの戦況も気になるためホテルへと戻ります。
旅の初日、合計走行距離は30.31kmでした。

やすらぎ堤 公園・植物園

旅行2日目の朝はホテルの朝食から始まります。
このツアー、ホテルを3か所から選択できたのですが、他が東横イン(新潟駅前、新潟古町)ですので朝食のクオリティを考えればサンルート一択です。
実際、ぬったりなどのご当地料理を始め、ご飯は魚沼産コシヒカリを使用するなど和洋とも種類も質も申し分ありませんでした。

ホテルサンルート新潟 宿・ホテル

11時のチェックアウトまで新潟市内をふらりとポタリング。
港方面へ向かうとちょうど小樽からやって来た新日本海フェリー「あざれあ」が到着したところで、船からは次から次へと車やバイクが降りて来ていました。
想像以上に大きく立派な船で、ぜひ一度乗ってみたいものです。

新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物

次に向かったのは信濃川河口近くにある山の下みなとタワー。
ただ残念ながら展望テラスは閉鎖中でした。
その建物からエレベーターでB3階へ降りると新潟みなとトンネルに繋がっています。
信濃川河口部両岸を結ぶ水底道路トンネルです。
数年前にアントワープ(オランダ)へ出かけた時も似たような水底トンネルをBromptonで走りましたがその時以来の水底トンネル。
ヒンヤリと涼しい空気の中、3kmほどを心地良く通り抜けました。

トンネルをくぐり抜け、新潟島に上陸しました。
少し走って信濃川ウォーターシャトルのみなとぴあ乗船所を目指します。
特に何かしら目立った標識等がある訳ではなく、川沿いの手すりに書いてあるだけなので少々分かりにくいですね。

新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館

9:53発の信濃川ウォーターシャトルに乗り込みます。
自転車も折り畳んで輪行袋に格納してしまえば手荷物扱いで追加料金は掛かりません。
万代シティまで500円の乗船料金は前払いです。

信濃川を上り柳都大橋や萬代橋の下を通ります。
視点を変えて船から見渡す景色もなかなか良いものです。

約15分の船旅を終え万代シティ乗船場で下船します。
この信濃川ウォーターシャトル、1日3便の運行と少ないため使い勝手が良いとは言えません。
もう少し本数を増やすなどできないものかとは思いますが、今回の乗客数などを見てもやはり難しいのでしょう。

写真の順序からは船を降りそのまま万代シティへ向かったように見られるのでしょうが、下船後ホテルへ戻りチェックアウトしてからまた万代シティへ戻って来たと言うのが正解です。
バスターミナルへ入ってみると、バスセンターカレーで有名な「万代そば」はこの行列。
昨夜もカレーだったこともありここは諦めます。

名物 万代そば グルメ・レストラン

かつての万代レインボータワーのシンボルカラーをモチーフとしたエレベーター。
それにしても、この万代エリアはすっかり近代化されていて驚かされました。

万代シティ レインボータワー 名所・史跡

バスターミナル2階にある「みかづき」

みかづき 万代店 グルメ・レストラン

新潟市民のソウルフード、イタリアン！
期間限定の夏野菜のイタリアンを頂きましたが安定の美味しさです。

みかづき 万代店 グルメ・レストラン

新潟の象徴とも言える萬代橋。

萬代橋 名所・史跡

萬代橋を渡って再び新潟島に上陸し、"ぐるりん新潟島"をひとっ走りします。
要は総距離約15kmの新潟島一周です。

萬代橋 名所・史跡

5年前に続いて二度目の新潟島一周です。
その際にも調子に乗って走っていたら左上に日和山展望台が見え、あれっ、どこかで道を間違えたかなと自転車を担いでこの階段を登ったのですが、今回も同じ過ちを繰り返し階段を上る羽目に。
展望台横には立派な周回道があるのでどこかで正式なルートを見誤ったのですね。

日和山展望台 名所・史跡

新潟島の西北端関屋分水路まで辿り着くと分水路沿いに南下し、信濃川水門から再び信濃川沿いのサイクリングロードを走ります。
ここは本当に気持ち良く走ることができるのでこんな環境がすぐ近くにある新潟市民が羨ましいです。

新潟島一周を終え古町界隈へ。
新潟三越が撤退し、デパート入り口に鎮座していたライオンはどうなったのだろうと心配していたら、向かいのNEXT21入口前に遺贈されていてひと安心。

NEXT21 名所・史跡

自転車は、走っている時はそれほどでもないのですが一旦止まるとどっと汗が噴き出します。
島一周を終えての汗ダク状態で若干気が引けましたが、「氷」の暖簾に釣られて和菓子の名店「丸屋本店」へ。

丸屋本店 本店 グルメ・レストラン

オーダーして出来上がりを待つ間にも汗が噴き出し早く来ないかと焦れていると、やって来ました、超特大の宇治金時かき氷！
それが何なのか良く知りませんが、お品書きには「村上 九重園製"桐の森"使用」と記されていました。

丸屋本店 本店 グルメ・レストラン

その後SNSフォロワーさんからのオススメ情報で「百花園」でお菓子を少々お買い上げ。
それにしても、新潟市は和菓子屋が充実していますね。

百花園 グルメ・レストラン

空港から市内へ向かう時にも通り掛かりましたが、所々に廃線跡のようなものが見受けられました。

実は、この日は自転車に関して大問題が発生していました。
気が付いたのは「丸屋本店」へ立ち寄ろうと店の前で止まった時。
背負っていたデイパックのドリンクホルダーに挿していた輪行袋(IKEA DIMPA)を走行中にどこかで落としてしまったようです。
このままでは自転車を飛行機に積んで帰れません。
宅配便で送るかどこかで輪行袋を購入するか…
市内から空港へ向かう途中に「あかざわ輪店」と言うサイクルショップがあったので立ち寄ってみましたが適当なサイズな輪行袋の在庫はなく、とりあえず空港で相談しようと最終目的地新潟空港へ到着。
2日目の走行距離が40.65kmでした。

新潟空港 空港

通常であれば出発2時間前に開くはずのチェックインカウンターですが、着いてみるとカウンターオープンは1時間前。
悶々と待ってオープンと同時にスタッフに相談してみると、スポーツ用自転車専用ケースがありますので…と神の声！
FDAにてスポーツ用自転車搭載サービスを実施していることは知っていましたが、事前予約が必要とのことで当日では無理だと諦めていました。
これで無事自転車を小牧まで連れ帰ることができます！

新潟空港 空港

ホッとしたところでカードラウンジでひと休み。
他に誰も利用者はなく完全貸切状態。

新潟空港 空港

さて帰ります。
正直言って、ただ単に安いから出かけてみるかとやって来た新潟。
いやいや、自転車で走ってみると本当に素晴らしい街でした。

名古屋小牧に戻ってみると、隣には山形から到着した現役アルプ号JA11FJが駐機していました。
こちらは旧アルプ号JA04FJなので新旧アルプ号揃い踏み。

名古屋空港 (県営名古屋空港) 空港

当初は6月21日から那覇へのんびり4泊で出かける予定でした。
ところが沖縄県のみ緊急事態宣言が据え置きとなったことから旅行はキャンセル。
PlanBとして6月26日発チャーター便で行く日帰り函館を申し込みましたがこちらも最低催行人員に達せずツアー中止。
こうなって来ると意地でもどこかへ出かけたくなります。
そこで見つけたPlanCが本ツアー、新潟1泊2日でフライト+ホテル朝食付が一人参加でも10,800円と言う破格値です。
上にも書いたとおり特に何か目的があった訳ではなく、5年ぶりだし格安なので行ってみるかと言う程度の軽い気持ちでの旅行でした。
が、しかし、久々の新潟、天気にも恵まれ自転車を提げたことがズバ当たりして思ったより遥かに楽しめました。
信濃川沿いや新潟島のサイクリングロードの走りやすさはもちろんのこと、街中の至るところに自転車走行レーンを示す青いピクトグラムを多数見かけましたし、何よりほとんど坂がないのは貧脚には大助かり！
2日間で走ったのは70.96kmでしたが、サイクルフレンドリィ、飛行機輪行にも最適の街！
予期せぬ輪行袋落下紛失事件に見舞われ小牧空港からは剥き出しのまま車載しての帰宅となったのは想定外ではありましたが、市内に多数ある銭湯に入るなどやり残したこと食べられなかったものを回収すべく、また機会があればぜひ訪れたいと思っています。