2021/06/28 - 2021/07/02
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eimeiさん
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2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地を2017年8月にカブで訪れてから4年がたちます。
1週間ほど休みが取れたので、農作業用の軽トラ(父親の形見)で原発被災地を中心に回ることとした。
新型コロナで影が薄くなっているが、脱炭素の関係で原発の再稼働が静かに進んでいます。
★ 表紙の写真は、東日本大震災・原子力災害伝承館です。
※2週間ほど前、1回目のコロナワクチンを打ったが、できる限りの感染対策をするつもりです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
天気予報では、この先、曇と雨マークばかりだが、晴れればキャンプをしたいので、キャンプ道具も荷台に乗せた。雨が降れば、株主優待が使える快活クラブに泊まる予定です。
コースは、2017年とほぼ同じコースなので心配していない。
高速道路の利用を考えていないので、予算は2万円ほどを予定している。 -
東日本大震災(2011年)が起こってから10年が過ぎ、除染が進み、常磐線も全線開通しました。閉鎖中でした双葉駅も新築され、下車・乗車できるようになりました。
国道6号線を中心に、車で入れる場所を回りたい。 -
6月28日(月)、前日まで仕事でしたので、朝、準備をして、午前9時ごろ自宅を出発した。国道19号線を長野へ向け登っていく。
最初の休憩は、「寝覚の床」で、手前は中央線。
店も開いておらず、観光客が見当たらない。 -
次に、「奈良井の宿」で軽トラを入れ、記念撮影。ここも観光客の姿を見かけない。
自宅近くのスーパーで買ってきたおにぎりを食べ、遅めの昼食終了。
だんだん雲行きが怪しくなってきた。 -
長野市を過ぎ、小雨の中、暗くなる前に中野市の快活クラブに到着。
キャンプするのは、途中で諦めた。
近くのスーパーで半額になった弁当を買って食べ、夕食終了。
ただ、スーパーで買物をしている若者の1/3程度が外国人。この現状は、都会だけでなく、地方都市でも同じ。技能実習生とか留学生として働いていると思われるが、本当にこれでよいのだろうか?日本がEUの国々のようになりつつあるように感じる。 -
当然、鍵付き個室をゲット。
中野は小さな町の上、平日なので、空いている。 -
個室で荷物を広げたらこんな状態。
ディスプレイは最初つけてあったが、OFFにした。
早速、無料のブラケット2枚(上下用)とバスタオル1枚(枕カバー用)を確保。 -
次に、ドリンクバーで無料の飲物とソフトクリームを食べてから、シャワールームへ向かった。
これができるから快活クラブへ来てしまう。
有料のキャンプ場は、一人前に金だけとるが、こんなサービスはない。 -
6月29日(火)、6時に起きたが、朝から小雨で、意気消沈。
しかし、快活クラブには、無料の朝食がある。
いつものように朝食セットを作ってみた。
どれもまずまず美味しく、私には充分。 -
荷物をまとめ、7時頃にチェックアウト。
シニア割引と株主割引で30%OFF。
この値段なら、キャンプなどしたくなくなる。
※ 紳士服のAOKIの株を100株もっているので、半期に一回送られてくる株主優待券の中に快活クラブの20%割引券が10枚入っている。株はNISAに入れっぱなしだが、含み損がまだ2万円ほどある。 -
福島県の郡山へ向け走っていると地元の愛知県では見かけない造りの家が多くある。
1階が車庫で、2階3階が住まいという豪雪地帯ならではの造り。
野天駐車だと、車が雪に埋もれてしまう。 -
車庫単独の造りはこんな形が多い。豪雪地帯は大変だな。
公共交通機関が当てにならないので、車なしの生活は不可能に近い。
私の軽トラなど、1年中、野天でほったらかし。
途中のスーパーでおにぎりを買い、運転しながら食べ、昼食終了。 -
豪雪地帯ならではのスノーシェッド。
大雨の時は、レインシェッド? -
やっと猪苗代湖へ到着し、休憩。
天気が悪く、観光客を全く見かけない。
白鳥や亀の遊覧船も止まったまま。
土産物屋も1軒開いていたが、閑古鳥状態。
この1年半、どの観光地もこのような状態が続いている。新型コロナが収まり、平常に戻った時、日本の小規模な観光地は復活できるだろうか? -
途中のスーパーで安売り弁当を買って食べ、夕食終了。
小雨の中、暗くなる前に、郡山の快活クラブに到着。
鍵付き個室をゲットし、いつもと同じ行動パターン。 -
快活クラブは、どの店も漫画の冊数が非常に多く、読み放題だが、私は漫画をほとんど読まないので、関係ないか。
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6月30日(水)、いつものように朝食を取り、チェックアウトし、7時ごろ双葉へ向け、出発。天気予報は曇と晴なので心配無用。
国道288号を双葉へ向け走っていると、途中からこのような看板がいくつも見かける。 -
帰還困難区域のため、歩行者、自転車、バイクは通行不可。
四輪のみ通れるので、カブでなく、軽トラで来た。 -
早速、10年間放置状態の自動販売機と民家に遭遇。
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10年間、人が住まないと、家の崩壊が早い。
人影が全くない。 -
10年間、放置状態の自転車など。
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10年前、新築であった家もこの状態。
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崩壊が進んでいる家屋。
手前は、解体済みのようだ。 -
10年間、時間が止まったままの福島県立双葉高等学校。
車も10年間放置状態。 -
窓に掲げてあったコメント。
未だ、復活ならず。
原発事故当時の双葉高校生は、現在、二十代後半になっているが、どこで何をしているのだろうか? -
10年間放置されている店舗。
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10年間放置状態のバス会社とバス。
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第一目的地の「東日本大震災・原子力災害伝承館」(2020年9月に開館)へ到着。観光バスも何台か来ていた。写真の左下には線量計がある。
チケット(600円)を券売機で買い、入場。
写真撮影は可だが、動画撮影は不可。
双葉駅からシャトルバスも出ている。 -
チケット売り場近辺はこんな感じ。
開館から半年ちょっとしか経っていなので新しい。 -
最初に、東日本大震災と原発事故の映像を5分程度見ます。
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映像を見た後、映像場所を回りながら展示室へ上がっていきます。
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映像をふんだんに使った展示室。
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展示室の一角に、「過去に起こった原子力関係事故」があり、チェルノブイリ事故、スリーマイル事故、東海村JCO事故を扱っている。
事故ではないが、広島、長崎も入れてほしい。 -
除染関係の展示室。
今は除染が進み、原発敷地内でも普通の作業服で作業をしているとのこと。 -
伝承館の3階に上り、海の方を望むとこんな感じ。
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出口への通路の壁に掲示してある写真の一部を紹介。
まずは、福島第一原子力発電所の事故前と現在。 -
陸前高田の震災時と現在。
(他の被災場所の写真も掲示してある) -
震災後の写真。
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震災後の写真。
この子たちは、二十歳近くになっているだろう。 -
避難先で、勉強する少女。
今はどんな大人になっているのだろう?
(他の写真も多く掲示してある)
伝承館の見学に40分ほどかかった。 -
伝承館の道の反対側にある除染土の仮置場。
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伝承館から海辺にかけた一帯を「福島県復興祈念公園」にするようだが、まだ、本格的な工事には至っていない。
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その近くに、「震災遺構 請戸小学校跡地」があったが、入場できなかった。
1階は津波でやられ、その後は放射能でやられ、二重苦に襲われた小学校。 -
その後、双葉町の中心部へ向かった。
双葉町役場はこの状態。
いわき市で事務所を開き、住民サービスをしている。 -
双葉町青年婦人会館。
10年間この状態のまま。 -
青年婦人会館の駐車場に10年間放置してある車。
懐かしい車種ばかりだが、タイヤはペッちゃんこ。 -
10年間放置のヘルスケア双葉。
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10年間放置の双葉厚生病院。
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10年間放置のアパート。
ハーレーがもったいない。 -
豪邸も10年間放置すればこの状態。
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双葉町はまだ除染中の場所もあるので、除染土もこれから増える。
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できたばかりの双葉駅にも行ってみた。
人影はなかった。
伝承館行きのシャトルバスが出ているが、見かけなかった。 -
双葉駅近くの朽ち果てそうな民家。
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解体作業をしている家もある。
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次に、富岡町にある「東京電力廃炉資料館」へ向かった。
入場無料だが、写真動画撮影不可。
単独行動は不可。 -
何人か集まるまで、待合室で待機。結局、男子大学生と一緒に回ることとなった。
係員の誘導で動画や展示物を見たが、内容的には、東京電力の原発事故に対する言い訳のような施設であった。 -
廃炉資料館がイマイチだったので、何度も訪れている浪江・小高方面へ6号線のビデオを撮りながら移動した。
今年の3月にオープンしたばかりの「道の駅 なみえ」。今日は休業日で人影はまばら。近くにはイオン(小型店)もオープンした。
★ 6号線の映像をユーチューブへアップしましたが、ほとんど編集していないので、飛ばして見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=o_KpnSfs3WM -
4年前、訪れた浪江町立幾世橋小学校へ行ってみたが、解体中であった。
子供の数が激減し、廃校のようだ。 -
近くには、線量計もあった。
作物はほんの一部の畑しか作られていない。
まだまだ荒れ地の方が多い。
一旦、荒れ地になると、元の田畑に戻すのに大変な労力を要する。 -
浪江と小高の境界のこの場所を訪れるのは、3回目だが、原発事故当時の状況(バリケードがあった)からは考えられないほど普通。右奥では、ハウス栽培をしている人の姿がある。
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小高地区の海沿いはまだ工事をしていた。
もう10年近く工事をしている。 -
小高地区は除染も進み、帰還者も相当数いるが、帰還しない(できない)人も多いようだ。
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祈復興碑が新しく作られていた。
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小高のメインストリートへ行ってみた。4年前と同様に、空き地が点在し、歯抜け状態。
菓子工房は3回目の訪問となるが、帰還者が少なく、復活を諦めたようだ。 -
小高小学校は健在。
ただ、子供の数の減少で、他の小学校が廃校となり、遠い児童はスクールバスで通っているようだ。 -
廃校となった小高商業高校。
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小高商業高校と小高工業高校が、2017年4月に統合されて福島県立小高産業技術高等学校になった。ここからほど近い小高工業高校の土地に、小高産業技術高等学校を新設した。
サッカー部が廃校となった小高商業高校のグランドを使っているようだ。
また、小高産業技術高等学校の校歌の作詞を柳美里、作曲を長渕剛が行い、長渕剛が小高産業技術高等学校でミニコンサートもやったようだ。 -
小高産業技術高校近くの民家。3度目の訪問となるが、片付いている。
小高の自宅へ帰還してみえるかもしれない。 -
原発に近い福浦小学校も廃校になっていた。
小高小学校へスクールバスで通っているようだ。 -
福浦小学校は歴史のある小学校なのに、惜しい。
原発事故で、明治6年からの長い歴史に幕を降ろすことになった。 -
福浦小学校近くの除染土の広大な仮置き場は、除染土が中間処理施設へ運ばれ、空地に太陽光パネルが敷き詰められていた。
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まだ、ほんの一部、除染土が積み上げられている場所が残っている。
そのうち中間処理施設へ運ばれ、太陽光パネルが敷き詰められるだろう。 -
今日、一日中、原発近くを走り回り、郡山の快活クラブへ午後8時頃戻ってきた。
いつものように、スーパーの割引弁当で夕食を済ませ、鍵付き個室で爆睡。 -
7月1日(木)、6時に起き、いつもの朝食をとり、7時過ぎに郡山の快活クラブを出発し、帰路についた。
小雨の中、猪苗代湖で休憩。
猪苗代湖は何回も来ているが、晴れていたためしがない。私は雨男? -
会津にある「祈りの里 美術館」(有料)の聖母像?
開館時間前のため、入場せず。 -
会津若松の鶴ヶ城へも寄ってみたが、道路からの写真のみ。
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途中から晴れてきて、会津金山の道の駅でスナップ。
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途中、山がきれいだったので、アート撮影してみた。
私の好きなRaim & Artur(カザフスタン)やRauf & Faik(アゼルバイジャン)やルーマニアポップスを聴きながら運転している。 -
田子倉湖(ダム湖)のレークビューで休憩。
美しいが、天気が怪しくなってきた。 -
更に上に登った峠から見た田子倉湖。
美しいが、写真ではこれが限界。 -
途中で出会った美しい風景をアート撮影してみた。
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午後6時ごろ、中野の快活クラブに到着。
鍵付き個室を取り、いつもの行動パターン。
翌7月2日(金)、朝6時に起き、7時ごろ快活クラブを自宅へ向け出発し、夕方、自宅に無事到着し、4泊5日の旅を終了した。
全費用は24,000円ほどかかり、ガソリン代9,000円と宿泊費9,000円が予定を越えた。走行距離は1100Kmほどであった。
軽トラはギアチェンジの上、リクライニングできないが、雨がしのげ、エアコンがあるので、カブより快適だった。 -
《追伸》
この旅の前に、映画『Fukushima50』をレンタルビデオで見たが、私には原発事故当時のドタバタ劇としか映らなかった。
原爆を2個も落とされ、日本人は放射能の怖さを世界で一番よく知っているはずだし、大事故を起こしたチェルノブイリという前例があるにも関わらず、原発の管理体制の甘さ。私には、原発に対する技術力の低さ、管理体制の甘さを描いた映画としか映らなかった。
福井県にある骨董品のような美浜原発を再稼働するらしいが、やめてもらいたい。
やるなら、テロを含めセキュリティーが何重にもなっており、さらに廃炉のことも考えた最新鋭の原発を新設してほしい。また、実用化が近い原子炉『トリウム熔融塩炉』が完成するまで待ってもよい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- かぼちゃさん 2021/08/02 11:09:03
- 考えさせられます
- 電気工学を勉強し,携わる者として涙がでます。
- eimeiさん からの返信 2021/08/02 21:27:16
- RE: 考えさせられます
- かぼちゃ 様
『じじいの福島 軽トラ一人旅』を見ていただき、有難うございます。
大きな自然災害があったからといって、原爆を2個も落とされた日本でチェルノブイリ級の原発事故が起こったことが、今でも信じられません。事故から10年たった今でも双葉町とその周囲は人が住める状況にありません。
東京電力廃炉資料館も見てきましたが、廃炉計画がどんどん先延ばしになり、予算もどんどん膨らんでいく中、東京電力の技術者で廃炉できるか疑問に思えてきました。更に悪いことに、優秀な若者が大学で原子力を専攻しなくなっています。
世界で、原子力技術の先進国はフランスですので、フランスから技術者を派遣してもらうか、日本の若い原子力技術者をフランスへ研修に行かせることも必要だと思われます。
機会がありましたら、レンタカー等で双葉町近辺を回ってみるともっと実感できると思います。
ちなみに、私は、原子力の専門家ではありません。
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