江戸桜は色とりどり

2021/04/03 - 2021/04/03

赤羽からのバスを降りると桜並木。
それもソメイヨシノとは違った色どりで迎えてくれます。

例年3月から4月後半まで桜を楽しめる公園です。桜といえばソメイヨシノと思われがちですが、
江戸時代に栽培された沢山の種類の桜は江戸五色桜として全国に広まりました。
それなのに肝心の東京ではあまり知られず、今では大阪や京都のほうが一般的によく知られています。

今年はひときわ早く咲き始めた五色の桜たちも四月初めにはもう満開。
それらを一度に見られるのが足立区立都市農業公園です。

エリア 赤羽(東京)

サトザクラ　関山
花弁が20-45個あり、メシベは二個で葉化しています。

マノガ　海外からの里帰りの品種です

サトザクラ白妙（しろたえ）
花弁が10-15枚　白色ですが外側の花弁の先端や外側は淡江紫を帯びる色

サトザクラ　普賢象
咲き始めは淡紅色、のちに白色になり、メシベは関山同様二個で葉化します。

鬱金桜　サトザクラの園芸品種　咲き始めは薄緑に少し黄味がかっている
花弁が7-18枚で花弁先端や外側が淡江紫色になるものがある

駿河台匂　スルガダイニオイ　オオシマザクラの園芸品種
花は2-3個ずつ散形状につき、強い芳香があります

サトザクラ太白
花弁はしわ状にうねり、先端に細かい切れ込みがあります

高砂　園芸品種
花弁が10-15枚、淡紅色で咲き進むにつれ淡い花色になり、八重咲です。

サトザクラ　御衣黄（ぎょいこう）
淡黄色に緑色の筋が入ります。

ワビビト　里帰りの品種です。

サトザクラ群　江戸系

サトザクラ　嵐山
花弁の色は白から淡紅色の一重咲きですが、花弁の先端外面は色が濃い

福禄寿

サトザクラ　松月(しょうげつ）
花は散房状に下垂します。内側の花弁がほぼ白色です

サトザクラ糸括

サトザクラ糸括

高砂

サトザクラ　日暮ヒグラシ

ヒグラシ

千里香

細川匂

荒川沿いにも沢山の桜
サイクリングロードはそのまま公園に入れます

公園内にはボランティアさんが熱心に説明をしてくださいます。

咲き始めの鬱金桜

鬱金桜

咲き進んだ　鬱金桜

樹高が目の高さにあります。

サトザクラ　朱雀
花は下垂し、花弁は10-12枚。黒い実が良くつきますが、苦い

一葉

荒川土手沿いも見事な桜並木です。