2021/06/04 - 2021/06/05
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トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2021/06/04
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上越新幹線なら東京からたったの2時間。
遠いようで近い、近いようで遠い新潟。
群馬の隣県なら、温泉まんじゅうも発展しそうなものですが、なんといっても米どころ。餅に包まれたお団子やお餅の勢力が強力なライバルとして君臨します。
案の定、お土産物には「笹団子」。
餅菓子優勢の中、このままでは新潟の温泉まんじゅうの危機に違いない!
そんな感じで一泊二日で新潟に。
鳥さん探しながら、新潟市近くの温泉まんじゅうを巡る旅にいってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
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バタバタバタバタ……!
「間に合った!」
発車1分前にホームイン
余裕を持って出たはずが、電車の中で忘れ物に気がつき慌てて途中下車。取りに帰ってギリッギリに上野駅の新幹線ホームに駆け込みます。いきなり黒歴史になるところでした。 -
旦那が仕事で行くというので、嫁がついていくことにして急に決まった一泊二日の新潟旅行。
新潟駅から電車やバスで直ぐにアクセスできる温泉街を探したところ1番便利そうでアンテナに引っかかったのが咲花温泉と弥彦温泉でした。
いつもは旅先では車を使いますが、今回は公共交通機関での移動になります。両温泉ともに駅からの距離が短く、新潟から出る路線に乗り換えもほとんどなくたどり着くため、電車移動となればアクセスの良さが光ります。 -
新幹線の車窓の風景がだんだん米どころになっていきます。いい天気になりました。
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10時過ぎに新潟につき、宿泊先のパークホテルに荷物を置きに向かいます。
新潟県ですが、普通に上下を言うと、北の方が上になりそうですが、実際は南側の方が上越、真ん中が中越、北側が下越と言います。しかも新潟市は県の真ん中かと思いきや下越に区分されています。京都からの並びで上中下なんだそうですけど、不思議です。新潟パークホテル 宿・ホテル
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「荷物置いたらすぐ温泉行く?」
「ホテルの裏っ手のところに鳥屋野潟っていう湿地があって、そこに鳥さんがいっぱいいるみたいなの」
「へー、鳥屋野潟ね」
「公園の女池地区ってところは、歩いて行けるみたいよ」
「どれどれ」(検索中)
「近いけど、流石に徒歩は無理だよ。バス停が近くにあるし、バス乗ろう」
「えーうそ?そんな遠いの?」
「遠いよ、女池地区行くバスがそこの交差点のところから出てるからそれ乗ろう」 -
ホテルを出てすぐの交差点のバス停からS51番女池線のバスに乗り込みます。
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20分程で野球場科学館前のバス停につきました。
降車して、県立図書館を目指して歩きます。鳥屋野潟公園 (女池地区) 公園・植物園
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途中、電線にたくさん止まっている鳥さんがいます。緑色の鳥さんです。
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カメラで確認してみるとカワラヒワみたい。
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カワラヒワってこんなに鮮やかなんですね。くすんだ色味の鳥さんだと思っていました。
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イチオシ
敷地に入ってすぐにオナガがきていました。なぜか好かれる木があります。不思議です。
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イチオシ
図書館の周りと鳥屋野潟の間が散策路になっているので、そこを歩きながら鳥さんを探すと、コゲラちゃんが来ていました。
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コツコツやっています。いつもこの子はカワイイです。
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枝を移動していくうちに逆光に。
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何か見つけたのかな?
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緑の濃い季節です。気持ちいい。
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木の中にネクタイちゃんがいるのを見つけました。この公園、木が低くて鳥さんを探しやすいのがいいですね。夏場は鳥さん探すのが難しいので、助かります。
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角度を変えてチャレンジしてみます。ほぼお尻。うーん
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どうにか一枚撮れました。
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木の中で赤い実を咥えているスズメも見つけました。
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鳥屋野潟の向こうに見えてるのはドームみたい。
市内のほぼ中心からちょっと行った所にこんな素敵な空間があるのに驚きです。 -
地図で見ると、対岸にもスポーツ施設やスタジアムのある公園があるんですね。
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鳥屋野潟ではトラフズクというフクロウの仲間が見れると聞いていたのですが、今日はお留守のようで見れませんでした。小径の方とか目を更にして探したんですが、残念です。
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S 51女池線は新潟駅南口まで走っているので、そのまま新潟駅に。駅ビルの中にヤスダヨーグルトのお店を見つけました。
ヤスダヨーグルト CoCoLo南館店 グルメ・レストラン
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牛さんのディスプレイがかわいい…
ちょうどお昼時も近づいていたので、アイスをいただきます。 -
ソフトクリーム300円、フローズンヨーグルトダブルで400円って、安いと思います!
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しかも量が多い!ソフトクリームはミルク感あって、フローズンヨーグルトもラズベリークッキー味も美味しかったです。ショップがご近所にあればいいのになぁ。ごちそうさまでした!
新潟駅で切符を購入して、咲花温泉に向かいます。
「新潟駅で、SLの切符発券しておかないとね」
「SLは帰り道じゃなかった?切符は駅ネットで買ったんでしょ」
「18時6分の咲花駅着新津行き、SLばんえつ物語号ね」
「久しぶりだね。SL乗るのはマリエフレッド以来じゃない?」
「そうだね~、咲花駅は無人駅だし、乗車券は買うとして特急券は発券しておいた方が安心じゃない?」 -
15時8分の信越線で咲花温泉に向かって出発です。乗継が良ければ1時間程で到着します。
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約30分の電車移動。信越線は、昼間は結構本数もあって使いやすいです。ボックスシート楽しいです♪
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新津駅で磐越西線に乗り換えです。
会津若松までいく電車が走ってるというのが地理的にピンときません。ここから会津若松経由で東武鉄道で東京に戻れるっていうのですけど、現実味がありません。新津駅 駅
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しばらくホームで待っていると、電車が入ってきました。
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「デンシャマン」と名付けましょう。夜店のお面みたいな電車です。
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30分ばかりで咲花駅に到着します。乗継が少しかかりましたが、だいたい16時30分には着けました。さよなら、デンシャマン!
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SLが止まるので雰囲気のある駅名看板が立っています。
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普通のもあります。
咲花駅 駅
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駅舎は無人ですが、新しくてカッコいい造りです。
「困ったな。新潟から乗る時にPASMOでピッって入ってたけど、この駅ピッて通すところがない」
「誰もいないし、降りちゃったし、帰りの電車で言うしかないね」
「まあそれしかないか。時間もあるし、行こう」 -
いざ、温泉街に足を踏み入れます。初めてくる街って、ちょっとした探検気分でワクワクします。何軒かお宿もあるようですし、温泉街唯一のお土産物屋さんが作っているという咲花まんじゅうも気になります。
咲花温泉 温泉
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戊辰戦争の追悼碑と祠が街の入り口に。北越戦争かと思いきや会津戦争の碑だそうです。なんでもこの辺り、旧会津藩の北限で、白虎隊の激戦地なんだそうです。
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温泉街はどこも同じですが、元旅館の空家が目立ちます。あと河原が近いためかツバメも目立ちました。
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一本道の温泉街をプラプラ歩いて行くと、小屋の中にコモでできたお人形が鎮座しております。
後で聞くと鍾馗さまらしいです。この辺の伝統の奇祭なんだとか。疫病退散のご利益があるといいのですが。 -
「おかしいなあ、お土産屋さんが無いよ?」
「うーん、一本道のはずなんだけど」
「そろそろ日帰りやってる温泉も見つけないと…」
温泉街の入り口にあった望川閣さんや緑水園さんは生きていましたが、殆どが死んでいるのか生きているのか疑わしいようなお宿ばかりで、今ひとつ食指が動かないまま、だいぶ先まで歩いてきました。 -
温泉宿を探しながら歩いていると、向こうの塀にキセキレイがいるのに気がつきました。
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この先の佐取館さんは活気がありました。
ただ、活気がありすぎで、この時間は泊まり客優先で日帰りはやっていないとのことで、残念ながら退散します。 -
「どうしよう、お風呂ないよ」
「お饅頭もないし、困ったね」
「さっき通り過ぎた踏切のところにさ、山側のお宿とか書いてある看板があったし、そこに行ってみようか」
「戻りながらになるしね」 -
あった!一水荘さんの看板です。
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なんとなく線路を渡ると、真っ直ぐ伸びる線路を撮りたくなりません?
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一水荘さんの入り口の沢にもキセキレイが。
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キセキレイの沢にかかっている小さな橋を渡って、ようやく到着です。
咲花温泉 一水荘 宿・ホテル
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「こんにちは~、日帰りでお風呂入れますか?」
玄関から声をかけると、奥からご主人が顔を出して、日帰りできるとのお返事。
やったー!まずはお風呂です!
いそいそと600円×2人分で1200円をお支払いして、お風呂に向かいます。 -
「こっちの角曲がって、奥だからね」
ご主人に教えてもらって、さっそくお風呂場に向かいます。 -
イチオシ
入ってみてビックリ!
ここの温泉すごいです。
説明の都合で、誰も居なかったので旦那が撮ってきた湯船の写真を使いますがご容赦ください。
入った感じは、少しぬるつきがある温泉です。硫黄系らしく温度が高温だと濃く透き通った緑色に、温くなってくると白濁してきます。一水荘では大きな湯船に温度を変えて2種類のお湯をこのように並べていて、かわるがわるに楽しめます。
肌あたりは柔らかいですし、しっとりツペツペ、もちもちお肌になるうえ、このマジカルなウグイス色。しかも平日のせいか貸切状態で楽しめました。
スペックで言うと、咲花温泉6号泉。硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉で弱アルカリ性の低張性高温泉(48.3℃)となります。
お宿のホームページがこだわりすぎていてアレですが、難しいことは置いておいても、ここのお宿の温泉はすごいです。
いいお湯をありがとうございました。 -
お風呂から上がって、ロビーで集合して、一階のフロントのお土産コーナーを覗いてみたところ、名物の咲花温泉まんじゅうの箱が置いてありました。
ただおまんじゅうの箱の上には、残念なお知らせが。
「ご希望の方は前日にお申し付けください」
えー……
ご主人に聞けば、もう3年程前に咲花で生産していたお土産屋さんが閉店して、それ以来遠くの業者に作ってもらっているため、予めオーダーしていただいているんだそうです。残念ですが、やむを得ないですね。 -
湯上がりですっかり気持ちよくなって、アイスなんかも購入してしばらくゆっくりしていていると、そろそろ帰りに乗って帰るSLばんえつ物語が来る時間です。
お風呂のお礼をして、一水荘を出て、そのまま今度は線路沿いを歩いて駅に向かいます。 -
線路沿いは窓の破れた廃墟が見えたり、寂しい雰囲気です。駅のすぐ横のところに、取り壊されて基礎だけが残っている空地もありました。
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一水荘さんのフロントで買った、五泉市の老舗ジェラード屋のアラモード・キムラさんが作っている手作りジェラードを食べ食べ駅に向かいます。イタリアン味は、卵の風味の強いプリン味って感じです。
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駅に戻ってきて、ばんえつ物語号の到着を待っていると、どこからか3、4組…8人程も観光客が咲花駅にやってきました。
ここから新津までの短い時間ですが、乗ってみたいと思うのはうちだけじゃないようです。SL人気あなどれじですね。 -
待っている間、駅の向かいの野ッ原にきていたヒヨちゃんです。
いい感じに撮れました。 -
日も暮れかかって18時。SL到着まであとわずかです。
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イチオシ
来ました!
しゅっしゅっと蒸気を吹きながら、ばんえつ物語”C57_180”号がやってきます。SLばんえつ物語号 乗り物
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停車しま~す。
うー。。。かっこよく撮れませんでした。 -
SLに乗り込み、予約した自分の号車の座席を探します。
「3号車の5番、5番…」
「あったよ!ここ」
チラホラと乗客も乗せています。席を確認したら、せっかくなので車内を探検に出かけます。 -
客車を移動します。
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こういうの、最近の電車では見なくなりましたね。
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展望車や売店車両もあったりして楽しいです。
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窓から見ていても、煙がもうもうと出ています。
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ばんえつ物語号のキャラクター。オコジョのオコミのラブキュン弁当も売店車両で食べられるんだそうです。私たちは乗車区間短いので買いませんでしたが、会津若松からじっくり楽しまれるなら購入必須ですね。ラブきゅん弁当…気になります。
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売店車両にスタンプ台を見つけました。記念スタンプが押せます。ハガキにも押せますし、ハガキ大の紙も横に置いてあります。
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先頭まで行って満足して、自分たちの3号車に戻ってきました。残り時間は座席で車窓を眺めて楽しみます。
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車窓から眺めていると、SLを写真に撮ろうと三脚立てている方がたくさん。地元の方もSLが通ると、皆さん手を振ってくださって嬉しかったです。
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回ってこられた車掌さんが切符に記念スタンプを押してくれました。嬉しいものですね。往路、咲花駅に来る際のPASMOの下車記録がないことも相談して精算していただきました。
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走るうちに太陽が地平線に近づいて、田園風景が少しづつ夕陽の街の風景に変わっていきます。
終点の新津はもうすぐです。 -
新津駅に到着しました。まだ煙を吹いているSLを見にホームを出口とは逆方向に歩きます。
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まだエンジンの中に火が入っていて、赤く光っています。この機械感が好きです。
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新潟が会津若松と繋がってるというのが全然ピンときませんが、遠路はるばる走ってきたんですね。
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いい思い出になりました!
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新潟駅のホームに着いたときには、ちょうど夕暮れ。空がピンクから紫になり、ちょっと神秘的な夕焼けの景色になっていました。
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イチオシ
不思議なピンク色のお空です。幻想的でほーっとします。
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ホテルに向かう途中の駅ビルCOCOLO新潟の中の明神そば、きやりさんで晩御飯です。
途中良さそうな食堂があることはお昼に見つけていたんですが、コロナ禍の中、20時を回っていたことから、もし閉まっていたら…と不安になり営業時間の長さ確実さで入りました。きやり 新潟店 グルメ・レストラン
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旦那の頼んだ肉そば。甘辛つけダレが美味しかったです。
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嫁の頼んだ天ぷらそばです。海老揚げたてで、お蕎麦も美味しい。きやりさんは神田明神の門前にもお店があるとか。
そうそう神田といえばですね、神田警察の側の博報堂ビルの向かいに丸屋さんというお爺ちゃんお婆ちゃんがやってる古い蕎麦屋があります。そこの海老天そばもおすすめですよ。 -
何か新潟らしいものをと思って、タレカツの串を一本。福井のソースカツ丼みたいなものかと思っていたら、甘辛醤油のタレでした。美味しい!
「へぎそばも食べてみたかったね」
「また今度ゆっくり来よう」
お腹もくちたので、ホテルに戻って休みます。
明日は旦那は仕事へ、嫁は弥彦温泉に向かって温泉まんじゅうを探しにいきます。 -
翌朝です。
「おはよう。それで今日はどうするの?」
「昨日トラフズクが見れなかったから、もう一回鳥屋野潟に行ってみるわ」
「へー、いたら教えてね」
「その後は、三条の方に美味しそうな味噌まんじゅうのお店があるらしいから行ってきて、その次は弥彦温泉。弥彦温泉なら駅から歩いて温泉街に行けるし、電車で移動しやすいから、JRの一日券買って行こうと思ってる」
「ふんふん」
「弥彦温泉、有名だけど遠くない?」
「だからそのまま新潟には戻らないで、燕三条から新幹線でおうちに帰ろうかと思うの」
「いいなー、楽しそうだ」
「お仕事終わったら、帰り一緒になれるかな?」
「どうだろうね。難しいと思うけど、一応目処が立ったら連絡するよ」
「じゃあ、おうち帰ったらおまんじゅう楽しみにしててね!」
「くれぐれも気をつけて」
ここからは別行動です。嫁の予定は鳥屋野潟でバードウォッチング→北三条で味噌饅頭購入→弥彦温泉で温泉饅頭購入、弥彦神社あたりでバードウォッチング!
まずは鳥屋野潟に向かいます。新潟パークホテル 宿・ホテル
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2日連続で顔を出すことになりましたが、先日いい感じに鳥さんに出会えましたし、ここの公園は木が高くなくて鳥さんをカメラで捉えやすいので気に入っています。
鳥屋野潟公園 (女池地区) 公園・植物園
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ここを真っ直ぐ抜けると昨日行った広場です。
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図書館のすぐ脇の駐輪場のところにフラッシュ禁止の張り紙のある木があり、そこがフクロウの木のようです。
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この木で間違い無いのですが……
残念ながらお留守のようです。
ここ最近いないとか、図書館とは反対の対岸の木にいたとか、そんな話もあったみたいです。散歩に来ていらした地元の方に教えてもらいました。時期的なものなのか、もう何年も来ていないのかもハッキリわかりませんが、残念でした。 -
散策路をウロウロして鳥さんを探してみます。
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子育ての時期らしく、お母さんムクドリが子供に餌を与えています。餌の採り方を教えてもいるのかな?
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子供は心なし羽毛が茶色でモフモフしていますが、ポケーっとしていて、親の後について歩き餌だけ貰っているので、なんとなく区別が付きます。
体は大きくなってきても、まだまだ子供みたい。セカセカと餌を運んでくるお母さんの苦労が偲ばれます。 -
イチオシ
かわいく撮れました。お花を見上げているみたいに見えません?
子供のムクドリは撮りやすいですね。 -
歩いていると木立の中に巣があります。もしかしてトラフズクでは?と期待しましたが、多分カラスなんでしょうね。
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広場まで歩いてきました。
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展望台の上に登るとちょっと見晴らしが良くて爽快です。
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展望台の下にはツバメが巣をかけています。子供は居ないみたいですが、巣箱に秘密結社日本野鳥の会のBマークが入っているので、ちゃんと見守られているみたいです。
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今日は公園中ムクドリだらけです。
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せっかく咲いていたので、紫陽花とか。
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木に咲いている白いお花とか。
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少し公園を離れて、潟の方に入れそうなところを探します。
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何かいる!と思ったのですが。またムクドリ。
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この辺から水辺に出れそうです。
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おー、水辺まで歩いてきましたよ。
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足元フカフカで沈みます。危険な感じもするのでこれ以上行くのはやめました。
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昨日もたくさんいたカワラヒワちゃんが、湖畔にもきていました。でも、昨日と違って電線よりは絵になります。
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イチオシ
クチバシがかわいいですよね~
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今日は本当にムクドリだらけ。ムクドリの三羽烏、いや三兄弟?三連星?
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次の予定もあるので、公園の方へ戻ることにしました。公園にはかわいいお花がたくさん咲いています。
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イチオシ
なんかこういうの見てると幸せですね。
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鳥さんは終了して、バスで新潟駅に戻ってきました。
新潟駅でJRの1日券えちごワンデーパスを購入して、北三条に向かいます。
越後線で新潟駅から吉田駅まで行き、弥彦線に乗換え北三条駅へ。つるがやさんの味噌饅頭が目当てです。新潟駅 駅
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新潟駅から1時間半ほどで北三条駅に着きます。
北三条駅に到着したのが12:46。つるがやさんまでは徒歩9分。街ブラせず味噌饅頭を購入するだけなら、北三条駅13:13発の弥彦線弥彦行にギリギリ乗れるはず。この一本を逃すと15:07発まで電車が無いので、ここは全集中でつるがやさんを目指さなくてはなりません。
黙々と歩いて、なんとか迷わず到着できました。こちらのつるがやさん、故ジャイアント馬場さんも愛した元祖味噌まんじゅうのお店で、お饅頭を買いに来たからには、ぜひ寄っておきたいお店です。つるがや グルメ・レストラン
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帰り道、看板も出ていて無事に北三条駅に戻って来れそうです。
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テクテク頑張った甲斐あって、13:05頃に駅に到着!
喜んで改札を通ろうとした時です。
「あれ?!無い!」
ズボンの後ろポケットに入れたはずの切符がいつのまにか行方不明に。探しても探しても見つかりません。北三条駅 駅
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1570円もした一日券。全く元とってません。
ショックでクラクラします。未練たらたらですが、泣く泣くPASMOにチャージ。今度は弥彦駅に向かいます。 -
こういう広々とした田園風景が広がる地方はそんなに多くないんですよね。旦那曰く、とてもお金がかかっているんだそうです。
一日券もとってもお金がかかっているんです。←引きずっています -
車内はガラガラ。ワンマンです。
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程なくして弥彦に到着。越後一宮 彌彦神社のお膝元のためか、紅白のすごい綺麗な駅舎になっています。駅名看板が木製の扁額です。
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駅の外観は先日の咲花温泉も綺麗な駅でしたが、より派手です。
弥彦駅 駅
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マップを見ながら街ブラします。まずは弥彦温泉とお饅頭屋さんをハシゴするところから始めます。
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駅前の広場にある六角形の建物。なにかと思えば足湯でした。
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公園の脇のお堀に沿って、温泉街のほうに向かいます。
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おもてなし広場を通り過ぎます。ツーリストインフォメーションで日帰り入浴ができるお風呂について情報をいただいて、おもてなし広場の間を抜けていきます。
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広場に出店もあったりして、弥彦温泉は昨日の咲花温泉に比べてずいぶんと人の気配がして賑やかです。ほっとします。
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外苑坂通りにお饅頭屋さんがあるはずなので、テクテク歩きます。1人で歩くと心なし遠い……
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見つけました!弥彦中村屋さんです。
中村屋 グルメ・レストラン
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こちらは新潟県の金賞をもらったことがある温泉まんじゅうのお店です。バラでも買っていただいてみると、存在感のある皮が甘じょっぱくて、餡子の甘さを引き立てるような組み立てになっています。
んまーい!さすが金賞! -
この先にもう一軒あるはずなんですが…
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順調にもう一軒の祥立堂さんを見つけました。今日は好調です。
祥立堂 専門店
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こちらは茶色と白の2種類。こしあんとつぶあんの両方楽しめます。うちはお饅頭はこしあん派ですが、せっかくなので両方いただきます。皮は厚手でふうわりした感じなのは中村屋さんと同じですが、甘じょっぱい系ではありません。食べた時に受ける印象は全く違う感じです。
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ごちそうさまでした!
食べて元気も出てきて、3軒目に向かいます。 -
交差点を曲がって、神社通りに入りました。このまま通りを進めば、弥彦神社に突き当たります。
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3軒目が一番有名なお店。三笠屋製菓さんです。とはいえ有名なのは名物「きんぴらだんご」の餅菓子です。
これで今日のお饅頭屋さん巡りは4軒コンプリートです!三笠屋 グルメ・レストラン
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お目当てのおまんじゅうをまずは購入します。
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温泉まんじゅうを応援しにきたので、だんご系の餅菓子は最大のライバルなのですが、お団子とキンピラの組み合わせが美味しそうなので温泉まんじゅうときんぴらだんごと両方いただいて帰りました。
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お饅頭も買えたので、あとはお風呂です。日帰りをやっているところをツーリストインフォメーションで伺っていた中の一軒、冥加屋さんに伺いました。
弥彦館 冥加屋 宿・ホテル
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お立ち寄り湯700円です。こんにちは~!
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フロントでお宿のご夫婦に入浴料を支払って、お風呂に向かいます。古い建物ですが、綺麗に掃除されています。
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お風呂は2階に上がります。管理されているご夫婦がお年を召しておられるのですが、優しい人柄が伺える貼り紙に味があります。
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階段を上がって廊下を進むとお風呂です。手前が殿方、奥が婦人用です。
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少しぬるめの貼り紙が。ぬる湯はゆっくり長くですね!
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誰も入っておられなかったので、写真撮ってきました。お風呂は展望風呂になっています。
お湯は湯神社温泉の引湯です。pH 8.7のアルカリ性単純温泉で、源泉温度は47.9℃の癖のない優しい温泉です。
東日本大地震で湧出が止まってしまったという元々の源泉は硫黄泉の冷鉱泉で泉温は27℃の公式データですから少なくともほぼ加温しないで使える温度の源泉が手に入ったのは旅館にとっても助かっているでしょうし、良かったのかもしれませんね。 -
屋根の上の景色って感じです。
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冥加屋さんは「たぬきのお宿」との別名があり、お風呂にもタヌキの置物がたくさんあります。
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こんなところにもタヌキの置物が。お庭に本物の狸が来るとか来ないとか。
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お風呂から上がった後、お茶菓子までいただいてしまいました。
銘菓玉兎です。温泉まんじゅうを買った折「本当は玉兎が弥彦温泉の名物なんですよ~」と教えてもらったものでした。
ありがとうございます。お湯も優しいうえに、切り盛りされるご夫婦も優しい。 -
お話ししてみると、お蕎麦の食堂もやってるんだそうです。
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手書きのメニュー。お蕎麦と入浴がセットで1200円ってオトクな気がします。
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お蕎麦屋さんの入り口はお風呂とは別にあって、そちらから失礼します。
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冥加屋さんからちょっと歩くと、弥彦神社の一の鳥居です。
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参道に入ってすぐ。いい雰囲気です。
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立派な参道です。鳥さんの鳴き声も高いところから聞こえます。
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参道を歩き、二の鳥居まできました。
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随神門。なにやら後光が…。真夏みたい。
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拝殿にお参り。すごく立派なお社でした。このご時世でも、境内に人が絶えず参拝にきています。
彌彦神社 寺・神社・教会
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弥彦山のロープウェイ、神社脇から出ている山麓駅までの無料の送迎バスに乗ってみました。
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山麓駅まで来ました。ここから山頂へロープウェイが出ています。
弥彦山ロープウェイ 乗り物
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大人1500円~けっこう高いんですね。
時間的には、もうすぐ16時。今から山頂に行って帰ってくると、鳥さん見られないかも…
ロープウェイ乗らないのに、神社から山麓駅までの上り道を送ってもらったようで、心が痛みますが…心を鬼にして鳥さんを選択しました。この駅から下って弥彦の町に戻る登山道の途中に鳥見小屋があるといいますし、いざ出発です。 -
木が高いです。鳥さんの鳴き声はよく聞こえますが、まったく見えません。でも弥彦山にはサンコウチョウも来ると聞いていましたし観光案内所でもらった地図にもサンコウチョウらしき鳥の絵が描かれているので、期待して歩きます。
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道中は万葉の道という散策路になっています。万葉集の歌に詠まれた植物のうち、弥彦山に自生しているものを植栽しているんだそうです。
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鳥さん探しながら、登山道の入口付近に向かって歩いていきます。
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低い木だし、葉っぱがモサモサしてないところへ何か鳥さん来てくれるといいな…クロツグミがいるとの情報もあります。
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下っているうちに、弥彦山登山口の看板が出てきました。
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中部北陸自然歩道コース、地図もわかりやすいです。
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気になる看板が。
え?登山茶屋があるの?ほんと? -
けっこう下山された方とすれ違いました。弥彦山の登山は人気あるんですね。山の装備もしていないのですが、せめて観察小屋ぐらい見つけたいと思います。
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弥彦野鳥の森の看板がありました。留鳥も夏鳥もこんなにいるんだそうですが、まだ何も見れていません。
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観察小屋みっけ!
噂には聞いていましたが、かなり古く、現役感なしの観察小屋です。 -
こ、これは入っていいものでしょうか…
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恐る恐る開けて中をチェック。古ーい匂いがしました。結局、遠慮させていただいて、中には入りませんでした。
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看板落ちてるし…ずいぶん前からこんな状態なのでしょう。
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また少し登ってみます。
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これが看板で見た、弥彦山登山茶屋でしょうか?誰もいませんでした。
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鳥の巣箱がありました。
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野鳥の森の奥に続く道もありますが、そろそろ時間も心配になり弥彦駅の方へ戻ることにしました。
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夕方とはいえ、日がのびてまだ明るいです。
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温泉まんじゅうの中村屋さんまで戻ってきました。もうすぐ17:00になりますが、まだ開いていました。
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湯神社?
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綺麗な参道です。
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浅尾池に到着~、鳥さんいません。
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トンネルをくぐります。
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もみじ谷の看板を横目に進みます。
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階段上りですね…どうしようかなと思いつつも、行ってみることにしました。
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えーまだ続くの?
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引き返そうかな~、どうしようかな。
葛藤しつつ、進んでみます。 -
湯神社の入り口まできました。鳥居がいっぱい並んでいます。
弥彦湯神社温泉(弥彦温泉郷) 温泉
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ちょっと元気が出てきましたよ♪
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え?木が茂って雰囲気が変わってきましたけど…
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小道を進んでみました。
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参道の途中にある石祠です。お賽銭入れてお参り。湯神社はこの先みたいですが、ここで引き返すことにしました。携帯の充電もなくなりそうで、誰もいなくてウロウロと山の中を歩くのは心細いんです。湯神社温泉の源泉は見てみたかったけど、お参りは気持ちですよね。
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なんとかまだ明るいうちに駅に帰りたい!
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あ、何かいる!ヒヨちゃんでした。結局、弥彦に来てからツバメぐらいしか見ていないので、ヒヨちゃんですら嬉しいです。
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もみじ谷の観月橋。紅葉の時期はグラデーションが見事なんでしょうね。
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弥彦公園の水芭蕉園、春は水芭蕉の名所なんだそうです。
弥彦公園 公園・植物園
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蓮が咲いています。
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駅まで戻ってきました。終点駅、線路のどん突きです。
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駅前広場に靴洗い場のシャワーがありました。登山やハイキングで汚れた靴を洗える施設です。
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弥彦駅までなんとか到着しました。改めてかっこいい駅舎です。
弥彦駅 駅
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かわいいものを見つけちゃいました。鬼瓦にウサギがいます。ウサギさんは弥彦の象徴なんだそう。弥彦の名物のお菓子も玉兎ですものね。
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こっちはウサギさん2匹バージョン。
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電車の待ち時間、駅の周りをぷらぷら。駅から弥彦山ロープウェイ行の無料送迎バスもあるみたいですよ。
旦那の方は仕事で一足先の新幹線で東京に戻ったので、待ち合わせは時間が合わず、お家で合流です。
スタートから忘れ物で乗り遅れそうになったり、一日券をいきなり落っことしたり。いつものようにトラブルの多い旅行でしたが、それだけ楽しめたって思います。
新潟随一のパワースポットといわれる弥彦神社!残念ながら鳥さんは見られなかったですが、綺麗なさえずり声はよく聞こえました。おやひこさんのパワーとおまんじゅうをいただいて帰ります。
そうそう。おまんじゅう。2人でパクパク美味しくいただきました。それぞれのお店の味に個性があるので、弥彦に行かれたなら、ぜひ食べ比べしてみてください!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- Q太郎さん 2024/03/15 12:37:45
- こんな鳥の絵がトリタイ! Q太郎です!
- トゥーバーズさん こんにちは Q太郎です!
私のブログに毎度お越しいただきコメントまでいただいて
ありがとうございました!
それにしても、鳥のトリ方が上手ですねえ!!(ダジャレでは
ありませんよ。 笑)私は短気なのでどうもダメなのと
動いているモノ撮りが苦手なので、ウラヤマシイ!!
いつか勉強してみます。(・・・しないダロウナア)
咲花一水荘の記事をました!日帰りってこの時なんですね。
弥彦の街歩きも興味深く拝見いたしました。新潟は村上止まり
なので、今度は弥彦まで足を延ばす予定でおりましたので
タイムリーに楽しませていただきました。愉しみデス!!
今後ともよろしくお願いいたします!
Q太郎
- トゥーバーズさん からの返信 2024/03/15 21:06:03
- Re: こんな鳥の絵がトリタイ! Q太郎です!
- Q太郎さま、こんばんは!
はい、この鳥屋野潟に行った時に咲花温泉の一水荘さんに伺ったんです。
旅行記にも書いていますが、お肌に優しいお湯で良かったのと、ご主人が源泉掛け流しより一手間かけてベストのお湯を出すのだと、熱く語っておられたのが印象的なお宿でした。
Q太郎さまのビールのくだりを拝見して、きっと熱く語られていたのだろうと、なんとなく思い出していたのです。
弥彦は比べると断然賑やかですし、お饅頭のお店があって、楽しかったです。Q太郎さまの弥彦の旅行記も楽しみにしています!
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