岩木山

2021/04/27 - 2021/04/27

岩木山登山後、麓の桜並木、岩木山神社を観光。

エリア 弘前(青森)

弘前バスターミナルから路線バスで嶽温泉へ。ここでバスを乗り換え、岩木スカイラインを通って8合目まで行く。バスには3人乗っていたが、ここから登山するのは私だけだった。

8合目から9合目までリフトがあるのだが、翌々日から営業開始予定で、この日は試運転中。リフト休業期間中の積雪期は登山道でないリフトの下を歩く人いるようだが、作業をしていた人に（多分、試運転中で危ないから）リフトの下は歩かないよう注意された。

リフト乗場の脇に登山道の階段があるが、雪が積もっており足跡も見当たらない。早速、持参のアイゼンを装着し、登山開始。

登山道が全く分からず、足跡もないので、とりあえず雪の急坂を登っていく。しかし、この写真を撮った辺りで、その上は藪と樹林帯でとても歩けそうもない。右上にはリフトが通っているので、この上には行けない。そこで、下りながらどこか樹林帯へ向かう歩けそうなポイントを探す。

この場所が歩けそうだったので、奥に入っていくと、人が歩いたような跡と、登山道っぽい歩けそうなルートが続いていることを確認できたので、そのルートをたどっていく。

樹林帯は、ここしかないという歩きやすいルートを歩く（ほぼ間違いなくこのルートが登山道）。雪が積もっており、また雪の重みで曲がった枝が行く手を邪魔する場所もあるが、幸いおぼろげながら足跡もある。やがて樹林帯を抜ける。歩ける方向は沢山あるので、下手すると迷うことになるが、おぼろげな足跡の続く方向が、その先にある樹林帯の進入できそうな場所に続いているので、あそこが登山道に間違いないと確信し、足跡をたどっていく。
この写真は自分が歩いた方向を振り返って撮ったもの。

下山時に撮影。踏み固められておらず、たまに体重を掛けた足がズボッと踏み抜くような場所もあるので、そういう箇所の予測をたてながら歩く。

右：リフト乗場、左：山頂へと続く鞍部（コル）に到着。この先は積雪が少なく、岩が露出している場所も目立つようになる。しばらく歩いて、アイゼン不要と判断し、アイゼンをはずす。

山頂目指して、登山道を登っていく。

避難小屋（鳳鳴ヒュッテ）の脇を通っていく。

8合目から1時間ちょっとで岩木山の山頂に到着。

岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

岩木山に登るのは3回目（積雪期は初めて）なのだが、先の2回は山頂でガスってしまい、展望を楽しめなかった。今回は見事に晴れ渡り360°の大展望。この写真は八甲田連峰方面。

登ってきた方角。画面中央に8合目の駐車場が見える。左上に白神山地。

下山時、8合目のすぐ手前からの写真。下りてきたルートに足跡が残っている。登る際は、もっと右側を登っていき、迷った末に樹林帯に入っていった。

8合目から路線バスで、スカイラインを下りきった先の交差点にあるバス停、津軽岩木スカイライン入口で降り、すぐ近くにある桜のトンネルのポイントへ。

桜のトンネルを抜けた場所から振り返ると岩木山が見える。

歩行者が桜のトンネルを歩き出すと、しばらく車も人も写らない写真は撮れなくなるが、私も向こうからこっち側へ歩いていた時は、カメラマンの邪魔になっていたばずで、致し方ない。

桜のトンネルから常磐野農村公園へ向かう途中、なぜか海から離れた山麓にホタテの貝殻の山があった。不法投棄なのか肥料にでもなるのか？

常磐野農村公園には、水芭蕉群生地があり、この時期、水芭蕉の花が咲いている。

常盤野農村公園 公園・植物園

嶽温泉から路線バスに乗れるが、次のバスの時間まで1時間半近くあるので、次の目的地の桜並木までの約3.5kmは歩いて行く。途中、何ヶ所か岩木山と桜が撮影できる場所がある。

岩木山総合公園の角にある交差点（清水湖バス停がある）を右折し、桜並木へ。この場所から続く桜並木も見事だが、この道を進んだ先にある交差点の桜並木がメインの桜並木。

車が時折通るが（その多くは桜並木目当ての観光客）、路線バスも通るメインの道路ではないので、交通量は少ない。でも、向こう側で撮影のために車を長時間停められちゃうことはある。

世界一長い桜並木 自然・景勝地

岩木山総合公園の向こうに岩木山がよく見える。

清水湖バス停から路線バスで岩木山神社へ。参道の向こうには岩木山が見え、山頂が奥宮とされている。

岩木山神社境内。

岩木山神社 寺・神社・教会

岩木山神社近くにある清明館の日帰り温泉に入浴。

温泉旅館　清明館 宿・ホテル

温泉は貸し切り状態。ちょうど私が出たタイミングで、次のお客さんがやってきた。