2016/10/18 - 2016/10/25
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けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん
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小学時代からの親友マキちゃん。彼女の中学時代からの親友ナナがセドナに在住しているので、マキちゃんが長年温めていたセドナツアーを遂に二人で実行!フェニックス往復5万円という格安航空券が降ってわいてきて、すでに神がかっている。憧れのセドナでツアーガイドをしつつ、芸術家でヴィーガンでスピリチュアルな生活をしているナナのおかげで、彼女と一緒じゃなければできない貴重な経験をしました。セドナの長期滞在型コテージで自炊しつつ、レンタカーで行動範囲を広げる旅。ナナも含めて本気で写真に取り組んでいる3人だったので、撮影も思う存分楽しむことができました。セドナ3日目は、いよいよナナが案内してくれるディープなセドナ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10/21 3日目は、セドナ在住のナナ、ご主人のケニー、セドナを訪れているナナの知人の女性、マキちゃん&私で、丸一日ディープなセドナを楽しみました。
ナナがガイドしてくれるトレイルは格別!セドナのエネルギーを感じ、各自が十分にそれを取り入れる時間を設け、彼女がネイティブアメリカンの方から教わった特別な場所や、彼女自身の発見を共有してくれる、いろいろな思いが詰まった宝箱のようなツアーです。(私たちが立っている場所がどんなにすごいところかは、後程出てきますよ!) -
スヌーピーロックを右手に見ながら、昨日ジープツアーをしたシェネブリーヒル・ロードの途中の駐車場で車をとめて、そこから午前中のトレイルの始まりです。
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歩き始めるとすぐに岩山が深くえぐれたところに出ます。その縁でゆったりくつろぐカップルが。
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下草にサボテン、灌木という土地をゆっくり登っていきます。
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祝福するような光が差し込んで
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遠くに見えていた岩山が近づいてくると
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とても開けた平らな場所に到着します。その先は崖になっていて、谷の向こうには奇岩の山並みが続いています。ナナいわくUFO発着場。
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宙に舞う写真を撮るのがお約束なんですって。わーい!
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そして靴をぬぎ裸足になって大地のエネルギーを感じる。
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みんなしばし、思い思いの方向を向いて、座ったり、ねそべったりして、静かにセドナのエネルギーを充電しました。こういう時間を大切にするのがナナらしくて素敵なところ。
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素晴らしい景観を堪能します。
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ナナが発見したハートマーク。
午前中のトレイルを終えて、セドナの市街地でタイ料理でランチをしたあと、今度は北へ向かいます。 -
これからナナが案内してくれるのはとても特別な場所。
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前方左手の岩山を目指して歩き始めます。
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二つの岩山の間に「子宮の洞窟」があります。ここはとても神聖な場所で、ナナを信頼したネイティブアメリカンの方が、この場所の神秘と、ここを訪れる時の儀式をナナに伝授してくれました。
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「子宮の洞窟」に入る前に祈祷する場所があります。ナナは大地と自然の精霊に感謝しネイティブアメリカンの作法にのっとって祈りを捧げます。ここでセドナの歴史に触れておきます。
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900年~1350年ごろ、ネイティブ・アメリカン(シナワ族、アナサシ族)が、数々の住居をレッド・ロックの岩壁に建設しました。農作業を中心とした生活をしていましたが、1425年までに居住地は捨て去られ、その理由は諸説あるものの現在でも不明です。ネイティブ・アメリカンの人々は、セドナを神聖視し、儀式を執り行うために訪れていたとも言われています。
1876年、白人が初めて入植。1902年にT.C.シュネブリーが郵便局を設立し、その郵便局を彼の妻の名前セドナと命名し、これが町名となりました。
1950年になって超現実主義の画家、マックス・アーネストがセドナに魅了され、以降、ジョー・ビーラー、チャーリー・ダイ、ジョン・ハンプトン、ジョージ・フィッペンなどの芸術家 が活躍し、芸術と文化の町として発展をとげます。ネイティブ・アメリカンの伝統芸術から、現代絵画、彫刻に至るまであらゆる分野のギャラリーが多数存在します。
1988年になってセドナは市として制定されました。 -
私たちも作法にのっとって感謝と祈りをささげて、岩山への急な坂を登って「子宮の洞窟」にいよいよ足を踏み入れました。
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二つの岩山の奥のくぼみは、写真でわかるように途中からはハングオーバーになる急角度の場所で、上がっていくのは相当怖いです。マキちゃんは実は高所恐怖症なのでしばし動けず震えるほど。
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そこの中央に、さらに人ひとりが入れる小さなくぼみがあります。
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ここにはとても自力で入ることができず、ケニーがお尻を持ち上げてくれてようやく入ることができました。
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「子宮の洞窟」と言われるわけは、この形からもわかると思います。そしてここが神聖な場所で、かつてネイティブアメリカンが子孫繁栄を願って大切にしていた場所だということもよくわかると思います。
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「子宮の洞窟」から眼前に広がる景観の見事なこと!光に溢れる大地が延々と続き、生まれてきたことの喜びと感謝の気持ちが自然と湧きあがります。
それにしてもナナの身軽なこと。こんな崖っぷちをひょいひょいとわたっていってバンザイするなんて。 -
太古から変わらぬ景色を見ている奇跡を感じました。ナナ、どうもありがとう。
この頃は同じように写真をがんばってましたが、今やナナはプロの写真家として素晴らしい作品を発表しています。
https://ameblo.jp/sedonanaworld/
https://fineartamerica.com/profiles/nana-suzuki -
夕景は4大ボルテックスの一つ「カテドラルロック」が川面に映り込む撮影ポイントの「レッド・ロック・クロッシング」へ。
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夕日があたると「カテドラルロック」が真っ赤に燃え上がります。
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名前のとおり荘厳な大聖堂の趣。
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さらに日没ごろに地球の青い影が見えるという撮影ポイントに移動しました。
地球の影とは夜のことで、日の出・日没前後、太陽の向かい側の空の地平線近くに、青と桃色の帯が見えることがあり、青い帯が地球影、桃色の帯がビーナスベルトと呼ばれ、地球影は文字通り地球の影が、ビーナスベルトは夕焼けと同じ原理で太陽光が散乱されて赤成分のみになったものが大気に投影されていると考えられているそうです。 -
なんという神秘でしょう。セドナの旅はまだ続きます。
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