2021/05/28 - 2021/05/29
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はなまりんさん
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今どき、民族資本などという表現が適切なのかどうか分かりませんが、こうも世界チェーンのホテルが国内に林立するようになると、逆に日本という国独自の、という視点を意識するようになります。グローバル化への対抗意識なのかもしれませんが。
そこで、「民族資本のホテル」なるキーワードの登場です。
だったら、何と言っても筆頭は「ホテルオークラ東京」でしょう。ちょうど建て替えが終わってピカピカの新しい姿を現したところです。憧れのオークラに、泊りに行ってみましょう!
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月の最終金曜日、The Okura Tokyoに投宿。プレステージタワーの方です。
すっきりした外観。というか、超シンプル。The Okura Tokyo 宿・ホテル
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プレステージタワーは高層ビル。そびえ立っています。
シンプルでなかなか美しい! -
エントランスを入るとすぐにオークラ東京自慢のロビーが広がります。建て替える以前の姿かたちを忠実に再現したのだそうです。各方面からの熱い要望に応えたのだとか。
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この日、ウェディング写真の前撮りなども行われていました。
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和の意匠の施された照明。和の伝統ですね。従前通りのものが再現されているそうです。
建て替え前には泊まったことがないので、私は初お目見得ですが。 -
有名な世界時計も健在。
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ロビーには大きな桜… ?!
この季節ですから、当然造花かなと思いきや、なんとなんと、本物の生きた花でした。
そう言えば花のモコモコした感じがちょっと桜とは違いますね。何のお花なんだろう?? すごいな~
日本と言えば「花は桜木 人は武士」。
武士の方はともかく、桜は富士とともに日本人の心のふるさと。
桜の季節を外れても、桜と見まがう花を設えるとは、さすがオークラ!!
これぞ民族資本! 拍手!! -
廊下などに、所どころ和の細工が。
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今回の部屋は上層階のコーナーキング。広くて解放感いっぱい!
コーナーなので、窓も広々。二方面の窓はとても明るくていい気分です。窓には二重のブラインドが取り付けてあり、電動で開閉します。
東京の景色は特に眺望絶佳という訳ではありませんが、広々と見渡せるのはやはり素敵ですね。
しかし、部屋には余計な装飾が一切なく、超シンプル。北欧スタイルを突き詰めた究極のシンプルさ、としか表現のしようがありません。シンプル過ぎてちょっと寂しいほど。 -
部屋からの眺めです。ビルの間に東京タワーが見えています。少しズームして撮っています。
夜はライトアップされて、オレンジ色のタワーはとてもビューティフルでしたが、写真を取り損ねちゃいました。 -
見下ろせばアメリカ大使館。こちらもズーム。
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椅子はコーナーに二つ。ソファはありません。
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デスクも機能的でよさげ。
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洗面所。これだけのホテルなのに、シンクは一つです。
ふ~ん?? -
ビューバス。海外でもたまに見かけますね。
東京の夜景を眺めながらゆったり入浴。もちろん、室内の灯りは全部消して。
ナイスボディをタダでさらす勇気はありませんてば。。。
ここの窓にもブラインドが設置されています。 -
普通になんでも揃っています。
写真はありませんが、アメニティにはスリーの物も置いてありました。 -
翌日の朝食はヘリテージタワーにある「山里」で。特に変わった物はありませんが、普通に美味しい。
ところで、前日の夕食は、汐留のイタリアンレストランで摂りました。オークラの探報記なら、中のレストランを使うべきだったのでしょうが、かなりエクスペンシブなため、敬遠したのです。日本料理 山里 グルメ・レストラン
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その代わり、上階のバーでサービス(無料)の飲み物を頂きました。
雰囲気も接客も素敵です。アルコールが解禁になったらもう一度来たいなと思いました。 -
こんな感じのバー。夜の方が雰囲気ありそう。
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せっかくなので、フロントにお願いしてヘリテージタワーの方も見せて頂くことに。
こちらの廊下もあくまでシンプル。
木目の壁が和の調度を演出しています。 -
ツインの部屋を見せて頂きました。
The Okura Tokyo 宿・ホテル
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さすがにシンクはダブルです。
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こまやかな和テイストの小物が用意してあります。
ヘリテージタワーの方が、海外のお客人を意識して作られているのかもしれません。 -
一泊の滞在でしたが、オークラ東京をしっかり味わえて満足です。
建物は頑丈でセキュリティ万全。スタッフは皆さん感じ良く、清潔で静謐でホテルに求められるものはすべて過不足なく揃えられています。
さすがに日本を代表するホテルだと感心しました。民族資本、気を吐いてます!
ホテルを後にする前にロビーでちょっと一休み。 -
チェックアウトして地下鉄の駅へ向かいます。
虎ノ門ヒルズの下に地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅が出来たので、電車へのアクセスが格段に良くなりました。
ホテルの横を抜けてショートカットの小道を行けば、駅へは5分もかかりません。
振り返ってみるとこのホテル、ホントに無駄なく、どこまでもきちんとした佇まいという印象。全館に漂う木の香りはとても素敵。安心して泊まれるホテルです。
とにかく非常にシンプル。
スッキリしていて、最高ランクの良いホテルだと思います。
しかし、う~む、どうなんだろう??
ここまでシンプルって…?
考え込んでしまいます。
もしかしたら、日本的な美しさというのはこうしたシンプルさの中にこそあるんでしょうか?
例えば書院造の簡素さに美を認めるというような…
でもやっぱり微妙…
もう少し柔らかさがあってもいいんじゃないかしらん…と思う今日この頃でした…
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