2019/08/31 - 2019/09/07
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tunacanさん
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長年の憧れの登山列車でユングフラウヨッホへ。麓の村でのキャンピング、ユングフラウ=トラベルパスで鉄道、ケーブルカー、ボートまで乗り放題の、充実した1週間の滞在でした。それにしてもスイスの美しさと言ったら...私なんかの想像をはるか~に超えていたのでした(ああ何年経っても思い出せばため息)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベルギーの自宅から車で8時間。ユングフラウの麓、ラウテルブルネンのキャンピングに着きました。すぐ横の滝がすでに絶景!ここからはオート=フリーなので1週間車は使いません。とても良く管理の行き届いたキャンピングで、チケットの手配、アドバイス等も素早く丁寧に対応してくれますし、とても快適でした。
Camping Jungfrau ホテル
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モービルホームのテラスからの眺めがこれ!すでにユングフラウ見えてる!あやうくこれだけで満足してしまいそうになりました。こんな景色を見ながらだと簡単な自炊が何倍も美味しくなります。到着1日目はこうして暮れていきました。
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かの登山列車でユングフラウヨッホへ行くからには絶対に天気でしくじるわけにはいきません。変わりやすい山の天気予報に張り付いて、滞在4日目が晴天の予報なので第一候補に。1週間あればきっと1日くらいは晴れるはず!と自分たちに言い聞かせます。
というわけで、明けて2日目はラウテルブルネンを散策します。なんと「ホビット」の村はここから発想を得たそうです。ほんとうに緑が濃くて、水がきれいで、小さな家々に動物と、夢のようにかわいらしい村です。ウェンゲン方面へ行く黄色い電車がミニチュアのように見えます。 -
どのロッジも鮮やかな花で飾られています。金色なのは教会の塔。
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ラウテルブルネンいいところだなあ~...。
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歩き出したらなんかすごい奥行き。ちょっと距離感がよくつかめません。なんだか牛も輪をかけてかわいいし。これは誰の中にもいるインナー=ハイジが走り出す感じです。
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あらまあ良い構図、というのがあちこちにありすぎます。
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トゥリュンメル=バッハに着きました。ここはアイガー、ユングフラウ、メンヒの氷河が溶けた水がものすごい勢いで流れ出ていて怖いくらいの迫力ですが、とても爽快な気分になれます。まずリフトで上って、徒歩で降りながらいくつものトゥリュンメル(水が岩を削りながら猛回転する様子)が見られます。キャンピング滞在で入場料割引きがありました。スイスは全てにおいてとにかく高いですからね、どんな割引でもうれしいです。
トゥリュンメルバッハの滝 滝・河川・湖
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谷あいの村なので滝があちこちにあります。なんて清々しい。こちらの滝の上からはパラグライダーが降りてきたりして。あいにく曇りの2日目はこうして終わりました。
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3日目、前日にも増してぐずぐずの天気なので、景色はあきらめて、トラベルパスで乗り物三昧することに。電車もケーブルカーも便利で快適で、特にケーブルカーは楽しくて何度乗っても飽きません。移動し続けてるだけで楽しいって最高なんですけど。毎日遊園地にいるような感覚です。
こちらは霧で何も見えない景勝地フィルスト。フィルスト 山・渓谷
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霧のフィルスト絶景撮影ポイント。絶対に戻って来ますから。
フィルスト 山・渓谷
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さて、ユングフラウヨッホ行きを賭けた、運命の4日目、予報通りの快晴です!早朝、トラベルパスでラウテルブルネン駅からクレイネシャイデッック駅へ。前日に購入しておいたチケットで登山列車に乗り換えて、トンネルを抜けたらあっという間に標高3,454m、ヨーロッパ最高地の駅に到着です。あっけない!この短距離にしてこの運賃ってやっぱりものすごく高い!トラベルパス付帯割引があって良かった!でも何より楽で良い!などと思いながら外に出ると、日差しがめちゃくちゃまぶしい!
デスライドやスノーチューブなどのアクティビティがあるので始めの辺りだけちょっと混んでます。せっかくなので行けるところまで歩いてみます。ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷
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中央が、消えゆく世界遺産アレッチ氷河です。夫は初めての氷河で感動していましたが、私はNZで見たことがあったので、これずいぶん溶けてるね、という感想でした。そうして目に見えるほどだなんて、悲しいですね。
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岩のてっぺんにある銀色の建物が駅の上の観測所です。ずいぶん歩きました。やはり空気が薄いのを肺あたりで感じます。ほぼ平らなのにゆっくりしか歩けません。先へ進む人の数も徐々に減ってきました。私たちは時間もあるので終点の山小屋まで歩き続けます。
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一番奥の山小屋の前で。だんだん風が強くなって寒くなってきたので完全に防寒しています。やはり山小屋があるだけにその先さらに登山が出来るんですね。遠慮しておきますが。
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異世界に来たかのようです。
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スタート地点まで戻って来てユングフラウヨッホの真の頂上と。
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反対側の景色も見てみます。「Top of Europe」ってほんとだ~...と思った景色。真下にはこの後歩くアイガー=トレイルが見えます。
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もうやり切った感でいっぱいですが、せっかくなのでスフィンクス展望台からアレッチ氷河を見ておきます。
スフィンクス展望台 自然・景勝地
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こちらは構内の氷の宮殿。ずいぶん長くて、通路までツルツルで面白いです。
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さて、下りは1駅目のアイガー氷河駅で下車し、アイガー=トレイルで下山します。全行程下りなので気楽に構えてます。この赤い登山列車、山によく映えてやはりかっこいいですね。
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氷河をバックに下山スタート。
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アイガーのこの雄姿!こんなに大きな絶壁は初めて見ました!この中をトンネル掘って線路引こう、ってなったスイス人がわからない!けど感動をありがとう!
アイガー 山・渓谷
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ピクニックしながら下山します。牛たちがけっこう歩道の近くにいましたが、みんなやさしかったです。ただしアイガー=トレイルは思ったほどやさしくはなかった!クネクネしてるぶん見た目以上に距離があるのと、下りも長時間だとつま先が痛くなってきて、終盤は2人して口数も減り...なんとか明るいうちに麓の駅にたどり着けました。もう少し山歩き上手になりたいです。
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5日目、ケーブルカーと電車を乗り継いでシルトホルン展望台へ。こちらは60年代に映画「007」の撮影のために建てられたセットがそのまま残されて、山がまるごとテーマパークになっています。私設のケーブルカーなのでトラベルパス対象外で結構な料金しますが、キャンピング滞在でずいぶん割引してもらえました。大きなケーブルカーが高速で上っていくのでとても楽しいです。
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あっという間に2,970m。ありがたいです。
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ここからの眺めは360°最高です。半世紀も前に映画のためにこんな所にこんな物を作ったなんてすごい(バブリー)ですね。ボンドもショーン=コネリーの前の俳優ですし、私のように全く知らなくても、絶景の中でレトロなエキシビジョンも楽しめます。こちらも事前の天気予報チェックは必須です。
ビルク展望台 山・渓谷
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下りのケーブルカーを途中で降りて、麓の花でいっぱいな村を散策します。
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とてもかわいいキツネが目印のお家、素敵ですね。
そしてグリンデルワルド方面へ2日前のリベンジに向かいます。 -
グリンデルワルドからフィルストで2日前のリベンジ。
フィルスト 山・渓谷
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フィルスト絶景撮影ポイントも、リベンジ完了しました。
フィルスト 山・渓谷
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この子もリベンジ案件。天気が良いのでケーブルカーからついに念願のマーモットが見られました。すごくまんまるでかわいいです。
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6日目、ちょっと曇行きが怪しいですが、ウィルデルスウィル駅から年代物のスウィッチ=バックに乗り換えて、シーニゲ=プラッテに登ります。
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カチカチ言いながらゆっくり山を登るスウィッチ=バックの車窓から見える、インターラーケンの街とブリーンゼル湖。
シーニゲ プラッテ 山・渓谷
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シーニゲ=プラッテ駅にお客さんが着くとアルペン=ホルン隊がお出迎え。
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晴れていたら2つの湖を望む絶景のはずなんですが、一寸先すら霧の中。高山植物でも有名な場所ですが、季節外れで花はまばらです。
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天皇陛下の皇太子殿下時代の友好の鐘がありました。鳴らしてみると非常に良く響きましたよ。
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インターラーケンの街で観光船の出発を待つ間、キャンピング滞在で入場が無料だったのでカジノをのぞいてみました。歴史を感じる木調でとても珍しいスタイルでした。ギャンブルはしませんでしたが。大きな敷地で庭もとても素敵です。
カジノ クアザール カジノ・ギャンブル
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このボートでブリーンゼル湖を周遊します。旧式で趣があります。こちらもトラベルパスで。パス消化し過ぎでは?というぐらい使ってます。
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雲が厚くなってきました。そして雨、強風...。船内にとどまります。
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こういう水の色を見るのは久しぶりです。素敵なホテルもありますね。
周遊するとすでに夕方になり、キャンピングへと戻った曇りのち雨の6日目でした。 -
7日目。山に霧がかかっています。ユングフラウ=トラベルパス(5日間)の区間は4日間でほとんど全線踏破しました。唯一未踏のウェンゲン~メンリッヒェン間のロイヤル=エクスピアリエンスというこのかっこいいケーブルカーは、観光最終日にとってありました。
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シーニック=ウォーキングのはずが、上り着くとそこはなんと銀世界。今シーズンの初雪に遭遇で、急きょ雪遊びに変更しました。これはこれで良いサプライズです。だいたい全てやりきり満足です。
メンリッヒェン 山・渓谷
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モービルホームで1週間3食とも自炊していましたが、実はダブルブッキングにより最終日はロッジに移ることになり、かわりに最終日の1泊分とキャンピング内のレストランでのディナーコースを無料でサービスしてもらえたのでした。災い転じてチーズフォンデュとなす、です。これがものすごく美味しくて、その後自宅でのチーズフォンデュの頻度が増したのでした。
若いほど敷居の高いスイスですが、これほど美しくて、観光地が完璧に整備されていて、交通機関がスムーズで、人が親切で、治安が良くて...もう物価が高くても仕方ないなこれは!その価値が有る!と思える国でした。昔から日本人の年配旅行者が多いのも今さらながら納得です。おっと、知らない間に私も年配になってたんですね。スイスはケーブルカーもほぼバリアフリーでどこへでも行けますからね、もっともっと歳を取ってからも、きっとまた行きますよ。Camping Jungfrau ホテル
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