東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展を神戸市立博物館で鑑賞します！

2021/05/27 - 2021/05/27

２０２１年５月２７日（木）神戸市立博物館にて〝東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展” を鑑賞します。
　五度の挫折、渡航の際失明し１２年がかりで唐から我が国に渡った鑑真和上の不屈の精神力、そして日本への深い思いを、東山魁夷（１９０８ー１９９９年）画伯は唐招提寺御影堂障壁画の作成を決意、１１年かけて完成されました。
　和上の思いを胸に東山魁夷画伯は、″岩に打ち寄せる波” と ″深山”、和上生誕の地 ″揚州”、和上ゆかりの ″桂林”、中国の名勝 ″黄山” を描きました。
　″・・・唐招提寺において年に数日しか公開されることのない障壁画全６８面を一堂に展示し、制作過程を示すスケッチや下図もあわせて紹介・・・神戸市立博物館案内により。

表紙は、唐招提寺御影堂障壁画　山雲　濤声（部分）（絵葉書撮影）

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0

２０２１年５月２７日（木）神戸市立博物館が位置する緊急事態宣言下の京町筋

三ノ宮、京町筋に位置する神戸市立博物館とレトロ感のある公衆電話ボックス。

神戸市立博物館（国登録有形文化財）
１９３５年に建築の ″旧横浜正金銀行” を増改築し、１９８２年に開館。
２０１９年 １１月リニューアルオープン。

神戸市立博物館 美術館・博物館

神戸市立博物館　６月９日（水）まで東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展が開催されています。

神戸市立博物館

東山魁夷　唐招提寺御影堂障壁画展チケット
６月９日（水）まで延長しています。

神戸市立博物館ロビー

東山魁夷　略年譜

″揚州薫風” を製作中の東山魁夷画伯（案内書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　山雲（部分）紙本彩色　昭和50年（1975）
　壁貼付　311.0×667.5ｃｍ　（絵葉書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　山雲（部分）紙本彩色　昭和50年（1975）
　襖4面 177.5×376.4ｃｍ（案内書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　濤声（部分）紙本彩色　昭和50年（1975）
　御影堂内の全体配置；
　（上段の間との襖4面）　　192.7×672.1 cm
　（松の間との襖上手４面） 178.4×377.2 cm
　（松の間との襖中2面）/（松の間との襖下手2面) 各178.4×279.0 cm
　（梅の間との襖4面）　　　178.4×376.7 cm　（案内書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　濤声（部分）紙本彩色　昭和50年（1975）
　襖16面のうち4面　178.4×377.２ｃｍ　（絵葉書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　濤声（部分）紙本彩色　昭和50年（1975）
　襖16面のうち3面　178.4×418.5ｃｍ　（絵葉書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　黄山暁雲（部分）紙本墨画　昭和55年（1980）
　襖８面のうち4面 180.0×376.5ｃｍ　（図録撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　揚州薫風（部分）紙本墨画　昭和55年（1980）
　襖26面のうち左から２面 179.0×180.0ｃｍ / 2面 179.0×180.0ｃｍ
　/ 2面 179.0×180.0ｃｍ　（図録撮影）　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

唐招提寺御影堂障壁画　揚州薫風（部分）紙本墨画　昭和55年（1980）
　襖26面のうち左から２面 179.0×278.5ｃｍ / 2面 179.0×297.0ｃｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（案内書撮影）

唐招提寺御影堂障壁画　桂林月宵　昭和55年（1980）
襖左から4面 178.5×377.0ｃｍ / 4面 178.5×379.0ｃｍ（案内書撮影）

２００２年８月２６日の桂林灕江を振り返り、以下３枚入れます。

２００２年８月２６日の桂林灕江

２００２年８月２６日の桂林灕江

神戸市立博物館ロビー掲載　灕江月明　東山魁夷画伯原画

灕江月明　東山魁夷画伯原画

灕江月明　東山魁夷画伯原画

神戸の歴史展示室

史跡 五色塚古墳（復元）
全長１９４ｍ、兵庫県下最大の前方後円墳　4世紀末頃に築造された明石海峡とその周辺を支配した豪族の墓と考えられています。

五色塚古墳出土　鰭付円筒埴輪
　墳丘全体では約２,２００本の埴輪がめぐらされていたと推定されています。

史跡 五色塚古墳の現地です（２０２１年６月１日撮影）以下３枚を入れます。

隣の 史跡 小壺古墳（円墳、直径７０ｍ）４世紀末－５世紀初の築造

全長１９４ｍの“史跡 五色塚古墳”です、背後は明石海峡大橋と淡路島

五色塚古墳 名所・史跡

博物館に戻りまして、神戸開港時の映像

昭和時代初期の映像

大正時代後期～昭和時代初期　
オリエンタル・ホテルと大阪商船ビルディング（商船三井ビルディング）

大正時代～昭和時代初期　メリケン波止場

昭和時代初期　横浜正金銀行神戸支店（神戸市立博物館）付近の映像

昭和時代初期　京橋から京町筋・神戸商工会議所

昭和時代初期　大丸神戸支店

湊川神社門前の街並み

食生活、住まい、ファッションの変化

神戸市立博物館の西側、旧居留地十五番館（１８８０年 アメリカ合衆国領事館として建造、阪神・淡路大震災後復元　国重要文化財）
現在レストラン、背後は十五番館を所有管理運営しているノザワビル

カフェ・ド・コウベ キュウキョリュウチジュウゴバンカン グルメ・レストラン

フロインドリーブ本店
神戸市中央区生田町４丁目にあるカフェでランチにします。

１階に洋菓子などのショップ、２階にカフェレストランとなっています。

元教会をリノベーション、落ち着いた雰囲気のお店です。

サーモンウィズクリームチーズとスープを頂きます。

そして美味しいコーヒーを頂きます。

１階で買い物を。

レンガ窯で焼き上げたドイツのパンを持ち帰ります。

まもなくアジサイの季節です、他には立ち寄らずこのまま帰宅します。

この旅行記へのコメント （1）

• mistralさん 2021/07/24 17:42:21

  障壁画展

  Hiumaさん
  
  酷暑の日々です。
  
  この度は、東京下町にあります亀戸の勝運商店街の旅行記にご投票いただきまして
  ありがとうございました。
  
  Huumaさんの唐招提寺御影堂障壁画展に行かれた折の旅行記を拝見しました。
  いつぞや東山魁夷さんが障壁画を描いておられる折のドキュメンタリーを見た
  記憶があります。
  魁夷さんは私も好きな日本画家さんでもあり、市川市には美術館もありますので
  時に立ち寄ることもあります。
  魁夷さんが描かれる深い青緑の色には魅了されますね。
  美術館での展示ということで撮影はできず、沢山の絵葉書などでご紹介いただきました。
  唐招提寺に行っても、常には見学はできないことでしょう。
  拝見できてよかったです。
  
  フロインドリーブで召し上がっておられたランチも、建物の雰囲気とも相まって
  とても美味しそうでした。
  
  今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  
  mistral