2021/05/22 - 2021/05/25
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森 武史 さん
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鹿児島市の最南端に位置する喜入エリアを巡ってみました。
喜入は鹿児島市中心部から車で約30分。かつては鹿児島県揖宿郡喜入町だったけど、市町村合併で鹿児島市の一部になりました。
ごく普通の郊外の雰囲気ながら、マングローブの北限地や、日本最大の石油備蓄基地がある、ちょっと変わったエリアだったりします。
普段、喜入は通過点になりがちなので、今回は真面目に(?)訪れてみました。
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鹿児島滞在2日目。
本日は、喜入町へ足を延ばしてみようかと。
・・・と、その前に、大事な所用を済ませます。
運転免許の更新をすべく、鹿児島市の交通安全センターへやって来ました。 -
コロナ対策で、免許更新の受付も整理券配布。
指定の時間まで20分ほどあるので、周辺を散歩。 -
歩いて5分。
海岸にやって来た。
うっすら見えているのは活火山「桜島」。 -
緑地公園。
付近に住宅は無いので、人はほとんどいません。 -
大きなカイコウズの木。
初夏に赤い花が開花します。 -
この木は、鹿児島の県木でもある。
鹿児島ではとても馴染みのある木。 -
子供の頃は、これを「パーマン」と呼んでいた。
似てない??
中には甘い蜜も溜まってる。 -
1時間ほどで免許更新は終了して、ようやく本日の目的地へ。
・・・と、その前に道中にある鹿児島ふるさと物産館へ。 -
地元の鮮魚、精肉、青果が並ぶ大型の市場。
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ちょっと珍しいお魚も並んでます。
シビマグロ、ホシガツオ、平金目鯛、アコウ・・・ -
地元の人が採取したタラの芽やふき。
ちょっと道の駅っぽい品揃え。 -
何気ないペットボトルのお茶だけど、すべて鹿児島茶。
お茶とお弁当を購入して、いざ喜入町へ。 -
海沿いの国道226を南下します。
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天気良好。
海沿いを走ること20分、、、 -
海岸と国道の間に出来た小さな湿地に到着。
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実は、ここが本日最初の目的地。
かなりマイナーなスポットだけど、一応、特別天然記念物に指定されている場所です。 -
ここはメヒルギの北限地とされている場所。
いわゆるマングローブの林。 -
すぐ近くに小さな川が流れていて、マングローブを形成しやすい汽水域になっている。
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このときはちょうど干潮。
満潮時は根っこが水面下に沈む。 -
カニの巣の周りには幼木。
釣りの浮きみたいな種子が干潟に流れ着いて、発芽する。 -
ちなみにメヒルギの仲間にオヒルギという木もある。
違いは根っこの形だそう。 -
メヒルギは板根で、オヒルギは膝根というらしい。
オヒルギの北限は奄美大島なので、寒さにはあまり強くないようだ。 -
木々には調査用のタグが付いていたりします。
一部、人工的に散水する装置も付いていた。
小規模だけど、鹿児島市内でマングローブが見られる特殊な場所でした。 -
さて、ここでちょっと上空から見てます。
地上から見ても周りの雑木林と違いが分からないので。 -
上空から。
メヒルギが自生しているエリアはこの程度。
奇跡的にここだけ自生条件が揃ったんだろうね。 -
すぐ隣には国道が通っている。
割としっかりした駐車場もあるので、ドライブの休憩がてら訪れるのも良いかも。 -
特別天然記念物に指定されたのは昭和27年とかなり昔。
当時はメヒルギではなく、リュウキュウコウガイと呼ばれていたようです。 -
小さなウッドウォークもあるので、ちょこっと覗き見することも可能です。
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休憩中のバッタ。
さて、自分もそろそろランチ休憩にしよう。 -
マングローブと海の境界を成す小川を超えて浜辺へ。
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誰もいない静かな浜。
干潮で波打ち際はかなり後退している。 -
ちなみに黒く見えるのは火山灰です。
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漂流した木材を座布団代わりにして、ランチタイム。
先程、物産館で購入したお弁当。 -
最上フィッシュデリブリカマ弁当。
ネーミングとインパクトに惹かれて買っちゃった。 -
ブリカマ、どーん。
ブリカマも鹿児島産。かなり旨い。
これで500円は良いな。 -
同じく物産館で購入したのは知覧茶。
晴天の下、誰もいない浜辺を貸し切り状態でした。 -
最後に軽く空撮。
奥が鹿児島市街地になる。右手に見えるのは桜島。 -
ランチを終えたら、市街地へと戻りつつ、道の駅に寄り道。
訪れたのは、道の駅 喜入。 -
物産品が並ぶエリアはやや小さめ。
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観光客というより、地元の人が訪れる感じかな。
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地元野菜は格安。
温泉も併設しているので、地元の人たちの憩いの場所。 -
変わり種はオクラコーヒー。
このあたりは、オクラの生産量も多い。 -
道の駅としては、やや見劣りするけど、ちょっと変わっているのは、石油基地が間近に見えること。
巨大なタンクが並ぶエリアが原油備蓄基地。
1969年(昭和44年)に操業開始。 -
友好絆の碑
喜入町と沖縄県の与那城町は、大規模原油基地所在地というちょっと変わった縁で姉妹都市になっている。
まぁ、どちらの町も市町村合併で無くなってしまっているけど。 -
日本最大の石油備蓄基地。
巨大タンクが並ぶ光景は圧巻。 -
道の駅をあとにして、車で移送すること5分。
JR喜入駅にやって来ました。 -
無人駅なんだけど、「喜びが入る」という地名も相まって、受験生にも人気の駅。
記念スタンプもある。 -
駅自体は、1時間に2本程度ののんびりした駅です。
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記念に入場券を購入しておきました。
財布にでも入れておこう。なにか喜ばしいことが起こると良いが。。。 -
自宅方面へ戻りつつ、車を鹿児島市街地方面へと走らせます。
途中、車を停めて磯に降りてみた。 -
子供の頃は、よく磯遊びしたもんだ。
貝や小エビを獲ったり。 -
カニはたくさんいた。
食べられるかな・・・ -
岩の隙間を探すこと30分。
収穫はこれだけ。
子供の頃はもっとたくさん獲れたんだけどなぁ・・・
とりあえず、お持ち帰り。 -
帰り道。
午前中に立ち寄った鹿児島ふるさと物産館に来訪。
喉が渇いたので、JA北さつまの「梅ちゃんスカッシュ」を。
さっぱりして美味しい。 -
エバの唐揚げ。1パック300円。
美味しそうで思わず購入してしまった。
エバはギンガメアジの仲間。
卵が入っていたのでこのサイズで成魚だと思うんだけど、同類の幼魚も総称としてエバと呼ばれるみたい。
アジの仲間なので、当然美味しい。 -
あちこち寄り道しながら、夕刻に帰宅。
磯で獲った貝は塩茹でしてビールのつまみに。
磯の香が鮮烈で、懐かしい味でした。 -
喜入は胸を張っておススメできる場所ではないけど、鹿児島市から近いし、のんびり回るにはちょうど良いかも。
時間のある方は、是非・・・
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakabunさん 2021/06/01 00:00:18
- 喜入
- 森武史さん、こんばんは。
喜入の石油基地すごいですね!去年知覧に行くときにこの駅利用したのに知らなかった。残念、見たかった。沖縄の石油基地もなかなか感動しました。
ここ半年でたくさん鹿児島の離島に行ったのですが、もうこれ以降鹿児島に行く予定が今のところないのでちょっと鹿児島ロスです。
Wakabun
- 森 武史 さん からの返信 2021/06/01 21:35:23
- Re: 喜入
- こんばんは。
石油基地は地元の社会科見学コースだったりするけど、あまりメジャースポットではないですね。地上目線では、手前のタンクが数個しか見えないので、今回はちょこっと空撮してみました。
ちなみに、那覇→鹿児島のフライトに乗ると、着陸態勢で高度も低いので上空から良く見えますよ~
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