2021/05/13 - 2021/05/16
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yameさん
この旅行記のスケジュール
2021/05/13
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広東省肇慶市に所用がある関係で、折角なので経由地の広州で20数年ぶりに観光することにしました。
20数年前に訪れた所の再訪もありましたが、以前とは違った見え方もしました。
観光地が変化しただけではなく、自身の年齢や経験が変ったが故の事だと思います。
また、新たな広州の発見もあり、十分楽しめました。
肇慶市は広州から西へ直線距離約80Km、人口390万人の地方都市です。
◆5/13(木)上海⇒広州
5/14(金)広州⇒肇慶
5/15(土)肇慶
5/16(日)肇慶⇒広州⇒上海
帰りのフライトが欠航になり前日に通知が来たのですけど、振替便を探すもなかなか空きは無く・・・・
※上海在住者です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- 上海航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
上海虹橋空港
いつもの様に地下鉄を乗り継ぎ、国内線専用の第2ターミナルへ。
チェックインもスムーズで、搭乗時間も予定通り。
搭乗ゲートのチェックも搭乗券やスマホ画面では無さそうでちょっとドキドキ。
顔認証だったのですけど、どこで入手した顔情報なのか?
チェックインカウンターでは撮影されていませんので、セキュリティーチェック前の審査台かパスポートの写真なのか???
中国では個人情報・プライバシーは、安全や便利さには勝てません。上海虹橋国際空港 (SHA) 空港
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上海航空 FM9307
大した遅れも無く9:45頃離陸します。
紙袋に入った朝食なのか、おやつなのかが配られました。
塩気のものと甘いものとで、意外と美味しくバナナ以外は完食です。 -
広州白雲国際空港
11:30頃到着
預け荷物のターンテーブル前で待つもなかなか出てこず。
ターンテーブル上のモニターには、コンベアのバックで荷物を載せる光景が映し出されおり、裏方がカメラを意識しているのがありあり・・・
荷物を丁寧に扱うための施策としては、なかなか良いシステムです。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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空港からホテルへは地下鉄を乗り継ぎ向かいます。
スマホで地下鉄アプリをダウンロードするもうまくいかず、券売機でチケットを購入。紙やカードの切符ではなくトークンでした。 -
1997年開業、14路線ある中国第3位の地下鉄網。
3号線機場南駅から乗車、嘉禾望崗駅で2号線に乗り換え。駅数も多く約30分で広州駅の一つ先の越秀公園駅に到着。 -
中国大酒店
地下鉄駅真上の便利な立地に建つ大型ホテル。中国大酒店 ホテル
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13時過ぎにチェックイン
かなりの歴史を感じる?年代物のロビー。
以前はマリオットの名前も冠していた老舗ホテルですが、今はマリオットの看板は外されています。
(4トラベルのホテル照会ではマリオット名で出てきます) -
1268号室
13:20早めに部屋にも入れました。
部屋の広さも清潔さも問題なし。 -
不必要なシースルーのバスルームも、バスタブの外側にシャワーが配置されている日本式で使い易い。
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H型に部屋が配置された造りですが、裏側の部屋で眺望は香港九龍風?
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點都徳
手軽に昼食が出来るホテル近くのレストランをフロントで教えていただきます。
ホテルを出る時にスコール襲来で暫し待機。
ホテル前の大通りを警官公認で強硬横断した目の前の中型商業施設。
(反対側に渡れる横断歩道が見えない) -
広東式飲茶のファミレスの様なお店でした。
14:00からお茶代が無料?らしく、店の前で数組の待ち客と同時に入店。
先ずはお兄さんがお茶を入れてくれます。 -
各テーブルには料理用の器以外に、各種茶器や湯沸し用の電気ポットもセットされています。
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イチオシ
ビールが無い!
何と外の蒸し風呂状態から着席したのにビールの販売が無いなんて・・・・
飲みたいのなら自分で外で買って来て。との事なので、商業施設内を探すも販売店見つからず、建物から一旦出て隣のコンビニにて「ハルピンビール」を購入。
地元ビールを探すもそれらしきもの無く、一番安かったのが中国北方の哈爾浜。 -
各種点心を注文します。
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2人では食べきれないと分かりつつ、ワンタン麺も食べたく~て~。
どれも美味しかったのですけど、残念ながら完食は出来ませんでした。
中国茶の入れ方は、茶器の総てをお湯またはお茶で洗い温めます。
ちなみに広東式テーブルマナーでは、料理の皿や箸類もお湯などで自身で洗い流します。 -
小点9元、中点14元、大点18元、特点20元などと、料理ごとにメニューに記されています。
特別料理以外の点心では、佳点の31元が最高位でした。
一つずつ蒸籠などが運ばれてくるたびに、オーダーレシートの料理名に朱印が押される仕組み。
料理を山ほど乗せたワゴンが店内を巡回していた以前の時代では、好きなものをその場で選び、オーダー票の大中小の枠に朱印を押していくスタイルでした。各種の合計個数で精算。そのスタイルの方が実物が見えるし、湯気の上がるワゴンを見たりで楽しかったですが、今は香港でも一部のお店しかないようです。
お茶代無料か、8.8折(12%引き)かの選択が出来ます。計算しお得な方の8.8折を利用することに。
合計133.80元 満足満足 -
食後は地下鉄で移動しますが、駅のホームの一部には、下車する人のために扉前を開けておくパーテーションが設置されていました。
こうでもしないと我先に乗車を始めてしまうお国柄からでしょう。
地下鉄2号線公園前駅で1号線に乗り換え。陳家祠駅 駅
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15:45 ものすごい蒸し暑さの中で陳氏書院へ到着。
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陳氏書院 (陳家祠)
陳氏書院 (陳家祠) 博物館・美術館・ギャラリー
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ここで入場で問題発生。
入場券は携帯アプリから登録してからの購入。
微信(中国版line)からの登録なのですが、私の携帯では何かの設定不備でどうしても購入できません。
団体用の窓口で緊急事態を宣言し?パスポートを出したり各種ご質問にお答えし何とか入場可能に。追い返される一歩手前での入場。汗ダクダク・・・ -
建物の屋根に特徴的な装飾があります。
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陳一族の書院とのことですが、かなりの財力を持っていたのでしょう。
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当時の財宝なのでしょうか。展示物も見事です。
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各所の細工も精巧です。
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ここでまた土砂降りの雨で身動きできません。
東南アジアのスコールそのもので、10分くらいで雨は上がりますが、その後の暑さは尋常ではない。 -
イチオシ
雨がやんだので出ましょう。
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騎楼
広東は雨避けか陽射し除けのためなのか、建物一階の道路に面する所がトンネル状に連なった作りになっています。
急な雨の時には避難出来て便利です。 -
地下鉄1号線に一駅だけ乗車し西門口駅に来ました。
メイン通りから入った路地ですけど、路面も建物も何だかお洒落な街です。 -
六榕寺
門は閉ざされて・・・・
開放時間8:00~16:30、30分くらい遅かったー
お寺の門前町なので、仏具やお参り用品を売る店が多くあります。 -
六榕寺
外周部から塔だけを仰ぎます。
20数年前の記憶が、あの閉ざされた門だけだったので残念。
でも何であんなに小さな門だけ覚えているのか?(小さ過ぎたためか)六榕寺 寺院・教会
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周辺の小路は文化的でもあり、電気の配電ボックスなのか何なのか、外箱にはレトロ感あるイラストが描かれています。
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もう暑くて我慢の限界。
広東式スイーツ店にて暫し休憩。 -
冷たい小豆のお汁粉と、緑豆のお汁粉を注文。
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これが甘さ控えめで実に美味しい。(実際には充分甘いのかも)
暑い中での美味しさなのかは別として、小豆のお汁粉を追加しました。 -
騎楼の建物には各種雑貨店が軒を連ねます。
折角涼んだ身体から汗がにじみ出ます。急ぎ地下鉄駅へ向かいましょう。 -
1号線で東方面体育西路駅で3号線に乗り換珠江新城駅へ。
退勤時間と重なりホームには人が溢れます。珠江新城駅 駅
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中国には実用的とは言い難い奇抜な建物が少なくありません。
設計者の腕の見せ所なのでしょうけど、こちらの建物もその一つと言えます。 -
スタジアム風の変わった建物などがあります。
片側に巨大な観客席があり、反対側にはLEDスクリーンみたいなのが並びます。
これは何だ? -
広州塔を眺めるべくビュースポットを探します。
地下鉄の広州塔駅まで行くと、タワーの真下で全景が見えないという情報で、一駅前の珠江新城駅で降車したのですけど、川沿い迄来るもなかなかたどり着けず。
遊歩道も橋の手前で行き止まり。この時はまだ暑さもあり、また戻る選択肢はありません。すると、同じく行き止まりまで来て諦めきれないグループがいました。工事中の柵の少しの隙間をすり抜けて橋の袂へ抜けていきます。工事現場への立ち入りは宜しくないとは思いつつ、引き返す判断には至らず、めでたしめでたし。
(真似はしないでください) -
イチオシ
花城広場
こここそ20数年前は何も無かった地区です。
新市街地を造成し、南北に長い広場を設け、その両側に超超高層のビルが建ちます。花城匯 ショッピングセンター
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広州タワーが南側真正面にそびえます。
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イチオシ
広州塔
中国らしく、LEDの光は様々な色に変化しながらの演出です。広州塔 建造物
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これはレインボーでしょうか。
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夕食は上下九路歩行街へ行くことに。
しかし半日、暑さの中での移動で体力的には限界に達しています。
公共交通機関での移動が定番の我が家でも、タクシーを選択せざるを得ない状況です。
しかししかし、そのタクシーも広場には立ち入ることが出来ず、タクシーを拾えそうな所を探しての乗車。 -
上下九路歩行街
上下九路歩行街 その他の店舗
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歩行者天国の繁華街です。
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建物の柱にいけてる装飾も。
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皇上皇
歴史ありそうな建物が連なります。
皇上皇は広東式の干肉・燻製肉の老舗です。 -
広州酒家
老舗の広東料理店も見つけましたが、今日は暑さのせいなのか、そこまでガッツリ食べる気にはなれません。広州酒家 (文昌南店) 中華
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蓮香楼
こちらも有名な広東お菓子と月餅の老舗です。
ガイドブックでおなじみのレストランもありますが・・・
この歩行街は物販店は多いものの、レストランはそう多くはありません。
特に軽く食べるような食堂や麺屋的なものは少ないです。
(歩行街中央から西側だけ歩きました)蓮香楼 アジア料理
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さんざん歩いて悩んだ末に、こちらの特徴も無い中華店のテラス席?に着席することに。
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暑さのせいか珍しく食欲もないので二品注文。
具材が違うだけで味も見た目も同じような物が登場。 -
やっぱり何だか寂しい感じなので、向かいの串焼き店で30串10元?の羊・牛串を購入し持ち込むことに。
超細い串に小さな小さな肉片がまとわりついたものです。これはこれで美味しいです。 -
元気が戻ったので帰りはタクシーではなく地下鉄で。
1号線の長寿路駅を目指します。
その途中には立派な広東料理店が点在します。 -
陶陶居
こちらも老舗店です。陶陶居酒家 アジア料理
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フルーツも美味しそうなので少し購入。
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ホテルでの部屋飲み用のつまみに、牛もつ煮込みをテイクアウト。
長寿路駅 駅
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ホテルの部屋に入る前に、ビールを求めてコンビニを探します。
どこの地下鉄駅のコンビニにも、アルコール類は置いておらず。
ホテル1階にセブンイレブンがあったもですが、同じホテルと言えども、一旦外に出てグルーっと回った一番端の端です。
このホテルは巨大な建物で、ホテル以外にサービスアパートやオオフィスもあるようでした。
風呂上がりにマンゴーと牛もつで一日を締めて初日終了。中国大酒店 ホテル
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【2日目】
本日は移動日なので観光は出来そうにありません。
一人早起きしてホテル隣の越秀公園へ散歩へ出掛けます。越秀公園 広場・公園
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越秀公園
広州駅近くに広大な敷地を持つ公園です。
ホテルのすぐ隣りの公園なのですが、入口がよく分からず右へ左へウロウロ。
裏口みたいなところを見つけ何とか入場。
軽い散歩ですべてを回ることは不可能です。過去の思い出もほとんど無い事から、とりあえず五羊の塔を目指します。 -
早朝から太極拳やバドミントン、ジョギングなどで汗を流す多くの市民が。
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丘へ登る階段を見つけ登ります。
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広州のシンボル的な五羊のモニュメント。
広州市の愛称は「羊城」です。 -
子羊を含め5頭が絡み合います。
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園内は小高い丘が連なりアップダウンが激しいです。その斜面には城壁もあります。
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入場は出来ませんでしたけど、博物館や地形をうまく利用したスタジアムもあります。
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神社風の階段を発見し登ってみます。
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孫中山記念碑
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この公園の南側隣地には、孫文の記念館があります。
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公園内には中国共産党創設100周年を祝うような、中国定番のスローガン的な宣伝看板が随所に並びます。
これは公園外の街中でも同じです。
帰りは正規の出入口の西門から退場します。 -
ホテルへ戻る通り沿いには、朝食用の点心類を売るお店が多く並びます。
中国の多くの家庭の習慣では、朝食は食堂で簡単に済ませるか、テイクアウトして職場等で食することが多いようです。
ホテル1階のショッピングモールにも、スタバやバーガーキング、ピザハットなどが並びます。 -
ホテル2階のレストランでモーニング。
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広く明るいレストランです。
玉子料理も好みのものをオーダーできます。 -
数種類の麺も。
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中華と洋食のミックスモーニング。
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粉腸
広東朝食の定番もオーダーできます。
出来立てなので美味しく、御代わりさせていただきました。 -
20数年前の広州駅前、出稼ぎ労働者の群衆が、大きな荷物を抱え地面に寝込む雑踏の光景からは、相当かけ離れた現在の光景。
鉄道駅も新幹線用に遠くへ建設し、超超高層のビルが立ち並ぶ。
犬や野獣が食用に売られていた、あのショッキングだった自由市場はもう無い。
当時の少しの記憶と、新たな広州の発見。昔懐かしい地の再訪も良いものでした。
広東省肇慶市編へつづく広州駅 駅
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