門別・日高旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「日高本線」は苫小牧と様似(さまに)を結ぶ 146.5kmのローカル線です。<br />日高山脈の最南端にある「えりも岬」を訪れる観光客はこの鉄道を利用しました。<br />太平洋沿岸を走る日高本線は、美しくてダイナミックな海の景色と牧場の風景を楽しめます。<br /><br />さて、鵡川(むかわ)~様似間の線路は2015年1月の高波被害により不通となり、バス代行輸送に変わりました。<br />JR北海道には不通区間を復旧させるための資金力がなく、沿線自治体と度重なる協議の結果、ついに2021年3月31日鵡川~様似間の営業を終了しバス転換することになりました。<br />これにより「日高本線」は苫小牧~鵡川間 30.5kmに短縮されます。<br /><br />今回の旅行は、廃止される鵡川~様似間の25駅を4日間かけてお別れに訪れます。<br />今日は鵡川から代行バスに乗り、汐見(しおみ)、富川(とみかわ)、日高門別(ひだかもんべつ)、豊郷(とよさと)、清畠(きよはた)、厚賀(あつが)等、計6駅を訪れます。<br />1~2時間の頻度で走る代行バスを効率良く利用するため、ダイヤグラムを作成し、上り下りのバス動きを可視化して乗車計画を立てました。<br />訪れた順番を数字記号で表すと、①汐見 ④富川 ②日高門別 ③豊郷 ⑥清畠 ⑤厚賀。全て無人駅です。<br />今晩の宿は新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」です。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・JR北海道車内誌、2021年3月<br />・JR北海道資料「2021.3.13ダイヤ改正」<br />・やぶログ「千歳と鵡川のVOR/DME」<br />・ハンター日記「エゾシカ 6月 新しい角の生え変わりと出産の頃」<br />・イメキャラBOOK「とねっこくん」<br />・北海道開発局室蘭開発建設部「日高町のご当地マンホール」<br />・JR北海道「日高線 富川・日高門別間 沙留川橋りょうの被災状況について」<br />・JR連合 政策News第273号「JR北海道日高本線の被災状況視察を実施!」、2015年11月24日<br />・アイヌ語地名の傾向と対策 (363) 「厚賀・厚別川・赤無」、国鉄北海道総局「北海道駅名の起源」:厚賀<br />・新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」のHP<br />・かっちん旅行記<br /> 『車窓風景が楽しめる日高本線の旅(北海道)』、2014年5月8日<br /> 『日高本線列車代行バスの旅(苫小牧-本桐)2020~海沿いを走るローカル線と牧場~(北海道)』、2020年9月9日<br /> 『日高みついし昆布温泉と日高本線の風景2020~日高本線廃止6ヶ月前~(北海道)』、2020年9月9日<br /> ・ウィキペディア「日高本線」「汐見駅」「日高門別駅」「豊郷駅」「富川駅」「厚賀駅」「清畠駅」<br />

日高本線各駅停車の旅(苫小牧・新冠間)2021~廃止される25駅とお別れ旅~(北海道)

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2021/03/10 - 2021/03/10

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かっちん

かっちんさん

「日高本線」は苫小牧と様似(さまに)を結ぶ 146.5kmのローカル線です。
日高山脈の最南端にある「えりも岬」を訪れる観光客はこの鉄道を利用しました。
太平洋沿岸を走る日高本線は、美しくてダイナミックな海の景色と牧場の風景を楽しめます。

さて、鵡川(むかわ)~様似間の線路は2015年1月の高波被害により不通となり、バス代行輸送に変わりました。
JR北海道には不通区間を復旧させるための資金力がなく、沿線自治体と度重なる協議の結果、ついに2021年3月31日鵡川~様似間の営業を終了しバス転換することになりました。
これにより「日高本線」は苫小牧~鵡川間 30.5kmに短縮されます。

今回の旅行は、廃止される鵡川~様似間の25駅を4日間かけてお別れに訪れます。
今日は鵡川から代行バスに乗り、汐見(しおみ)、富川(とみかわ)、日高門別(ひだかもんべつ)、豊郷(とよさと)、清畠(きよはた)、厚賀(あつが)等、計6駅を訪れます。
1~2時間の頻度で走る代行バスを効率良く利用するため、ダイヤグラムを作成し、上り下りのバス動きを可視化して乗車計画を立てました。
訪れた順番を数字記号で表すと、①汐見 ④富川 ②日高門別 ③豊郷 ⑥清畠 ⑤厚賀。全て無人駅です。
今晩の宿は新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」です。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・JR北海道車内誌、2021年3月
・JR北海道資料「2021.3.13ダイヤ改正」
・やぶログ「千歳と鵡川のVOR/DME」
・ハンター日記「エゾシカ 6月 新しい角の生え変わりと出産の頃」
・イメキャラBOOK「とねっこくん」
・北海道開発局室蘭開発建設部「日高町のご当地マンホール」
・JR北海道「日高線 富川・日高門別間 沙留川橋りょうの被災状況について」
・JR連合 政策News第273号「JR北海道日高本線の被災状況視察を実施!」、2015年11月24日
・アイヌ語地名の傾向と対策 (363) 「厚賀・厚別川・赤無」、国鉄北海道総局「北海道駅名の起源」:厚賀
・新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」のHP
・かっちん旅行記
 『車窓風景が楽しめる日高本線の旅(北海道)』、2014年5月8日
 『日高本線列車代行バスの旅(苫小牧-本桐)2020~海沿いを走るローカル線と牧場~(北海道)』、2020年9月9日
 『日高みついし昆布温泉と日高本線の風景2020~日高本線廃止6ヶ月前~(北海道)』、2020年9月9日
・ウィキペディア「日高本線」「汐見駅」「日高門別駅」「豊郷駅」「富川駅」「厚賀駅」「清畠駅」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 日高本線(JR北海道車内誌の路線図より)<br /><br />苫小牧と様似を結ぶ146.5kmの「日高本線」。<br /><br />今日訪れる鵡川~新冠間の駅を赤枠で表示します。<br /><br />午前中に旭川から移動し、鵡川13:03~新冠17:51まで5本の代行バスを利用します。<br />

    日高本線(JR北海道車内誌の路線図より)

    苫小牧と様似を結ぶ146.5kmの「日高本線」。

    今日訪れる鵡川~新冠間の駅を赤枠で表示します。

    午前中に旭川から移動し、鵡川13:03~新冠17:51まで5本の代行バスを利用します。

  • 今度の発車は「様似行き」(苫小牧駅)<br /><br />苫小牧駅の列車案内表示板です。<br /><br />鵡川まで鉄道で乗り、その先の静内・様似まで代行バスに乗る運行です。<br />

    今度の発車は「様似行き」(苫小牧駅)

    苫小牧駅の列車案内表示板です。

    鵡川まで鉄道で乗り、その先の静内・様似まで代行バスに乗る運行です。

  • キハ40気動車(苫小牧駅)<br /><br />この列車で鵡川まで乗ります。<br />

    キハ40気動車(苫小牧駅)

    この列車で鵡川まで乗ります。

  • 「勇払原野」の景色(浜田浦付近の車窓)<br /><br />苫小牧を出発。しばらくすると都会の風景から原野に変わります。<br />

    「勇払原野」の景色(浜田浦付近の車窓)

    苫小牧を出発。しばらくすると都会の風景から原野に変わります。

  • 廃材を使ったユニークなオブジェ(浜田浦付近の車窓)<br /><br />屋外で釣りをする人、バイクでツーリングする人など、楽しそう・・・<br /><br />看板には<br />「令和災害まけるな 昭和平成ありがとう タカハシ」<br />

    イチオシ

    廃材を使ったユニークなオブジェ(浜田浦付近の車窓)

    屋外で釣りをする人、バイクでツーリングする人など、楽しそう・・・

    看板には
    「令和災害まけるな 昭和平成ありがとう タカハシ」

  • 静内行き代行バス(鵡川駅)<br /><br />鵡川駅で代行バスに乗り換えます。<br />13:03発の静内行きはJR北海道バスが運行します。<br /><br />車内に入ると、運転手さんから「あれっ、昨年の夏に本洞駅まで乗ったお客さんだよね」と話しかけられ、急に親近感がわきます。<br />そうなんです。半年前に日高本線の廃止決定が発表され、代行バスに乗りに来ました。<br />その後、廃止される駅を一つずつ降りてお別れしようと計画し、今回実現したのです。<br /><br />バスは国道235号を走り、各駅に寄って行きます。<br />

    静内行き代行バス(鵡川駅)

    鵡川駅で代行バスに乗り換えます。
    13:03発の静内行きはJR北海道バスが運行します。

    車内に入ると、運転手さんから「あれっ、昨年の夏に本洞駅まで乗ったお客さんだよね」と話しかけられ、急に親近感がわきます。
    そうなんです。半年前に日高本線の廃止決定が発表され、代行バスに乗りに来ました。
    その後、廃止される駅を一つずつ降りてお別れしようと計画し、今回実現したのです。

    バスは国道235号を走り、各駅に寄って行きます。

  • 無線航行援助施設(汐見駅付近の車窓)<br /><br />これから行く汐見駅は国道235号から離れているため、鵡川漁港へ向かう横道に入り走っています。<br /><br />この施設は航空機に位置や方位を知らせる装置「鵡川VOR/DME」です。<br />

    無線航行援助施設(汐見駅付近の車窓)

    これから行く汐見駅は国道235号から離れているため、鵡川漁港へ向かう横道に入り走っています。

    この施設は航空機に位置や方位を知らせる装置「鵡川VOR/DME」です。

  • 汐見駅踏切(鵡川方面の眺め)<br /><br />日高本線は海沿いに敷設されているため、国道から3kmほど離れています。<br /><br />汐見駅でバスを一旦降ります。<br /><br />ここは勇払郡むかわ町。<br />

    汐見駅踏切(鵡川方面の眺め)

    日高本線は海沿いに敷設されているため、国道から3kmほど離れています。

    汐見駅でバスを一旦降ります。

    ここは勇払郡むかわ町。

  • 砂利敷きのホームだけの「汐見駅」<br /><br />大正2年(1913)「苫小牧軽便鉄道」が苫小牧~鵡川~佐瑠太(さるふと、現在の富川)間に開業。<br /><br />汐見駅は昭和34年(1959)国鉄鵡川~富川間に新設された駅です。<br />

    砂利敷きのホームだけの「汐見駅」

    大正2年(1913)「苫小牧軽便鉄道」が苫小牧~鵡川~佐瑠太(さるふと、現在の富川)間に開業。

    汐見駅は昭和34年(1959)国鉄鵡川~富川間に新設された駅です。

  • 駅名標(汐見駅)<br /><br />鵡川と富川に挟まれた駅。<br />

    駅名標(汐見駅)

    鵡川と富川に挟まれた駅。

  • 原野の中にある汐見駅<br />

    原野の中にある汐見駅

  • ホームから少し離れた場所にある待合所(汐見駅)<br /><br />コンクリートブロック造りのやや大きな待合所です。<br />

    ホームから少し離れた場所にある待合所(汐見駅)

    コンクリートブロック造りのやや大きな待合所です。

  • 豪華な待合所の内部(汐見駅)<br /><br />ゆっくりくつろげますね。<br /><br />代行バスは近くの鵡川漁港まで行き、Uターンして戻って来るので、3分ほどかかります。<br /><br />その間に「汐見駅」を訪れ、再びバスに乗車します。<br />

    豪華な待合所の内部(汐見駅)

    ゆっくりくつろげますね。

    代行バスは近くの鵡川漁港まで行き、Uターンして戻って来るので、3分ほどかかります。

    その間に「汐見駅」を訪れ、再びバスに乗車します。

  • 野生の「エゾシカ」(日高門別付近の車窓)<br /><br />国道235号を走るバスは、日高門別付近で国道を横断するエゾシカの群れに出会います。<br /><br />写真は国道から牧草地に入り走るエゾシカ。<br />

    野生の「エゾシカ」(日高門別付近の車窓)

    国道235号を走るバスは、日高門別付近で国道を横断するエゾシカの群れに出会います。

    写真は国道から牧草地に入り走るエゾシカ。

  • 走り去る「エゾシカ」(日高門別付近の車窓)<br /><br />立派な角が生えているのはオス鹿。<br /><br />角は年に1回生え変わり、春先(4-5月)に抜け落ちます。<br />

    イチオシ

    走り去る「エゾシカ」(日高門別付近の車窓)

    立派な角が生えているのはオス鹿。

    角は年に1回生え変わり、春先(4-5月)に抜け落ちます。

  • 「日高門別駅」に停車<br /><br />この駅では3分ほど出発待ちするので、急いで駅を訪れます。<br /><br />ここは大正13年(1924)「日高拓殖鉄道」の「門別駅」として開業。翌年、「日高門別駅」に改称します。<br /><br />現在の駅舎は平成2年(1990)に建て替えたものです。<br /><br />ここは沙留郡日高町。<br />

    「日高門別駅」に停車

    この駅では3分ほど出発待ちするので、急いで駅を訪れます。

    ここは大正13年(1924)「日高拓殖鉄道」の「門別駅」として開業。翌年、「日高門別駅」に改称します。

    現在の駅舎は平成2年(1990)に建て替えたものです。

    ここは沙留郡日高町。

  • ホームと駅名標(日高門別駅<br /><br />列車交換駅だったので、ホームの両側に列車が停車していました。<br />

    ホームと駅名標(日高門別駅

    列車交換駅だったので、ホームの両側に列車が停車していました。

  • 駅前の時計台(日高門別駅前)<br /><br />駅前ロータリーに「馬の風見鶏」を載せた時計台があります。<br /><br />日高は競走馬のふるさとです。<br />

    駅前の時計台(日高門別駅前)

    駅前ロータリーに「馬の風見鶏」を載せた時計台があります。

    日高は競走馬のふるさとです。

  • 「豊郷駅」で降ります<br /><br />代行バスは駅まで入らず、駅前の国道235号に乗降場があります。<br /><br />ここも沙留郡日高町。<br />

    「豊郷駅」で降ります

    代行バスは駅まで入らず、駅前の国道235号に乗降場があります。

    ここも沙留郡日高町。

  • 代行バスのお見送り(豊郷駅前)<br />

    代行バスのお見送り(豊郷駅前)

  • サイロを利用した「ゆうパック」看板(豊郷駅前)<br />

    サイロを利用した「ゆうパック」看板(豊郷駅前)

  • 「浮き玉」の漁村風景(豊郷駅前)<br />

    「浮き玉」の漁村風景(豊郷駅前)

  • 駅名標(豊郷駅)<br /><br />大正13年(1924)「日高拓殖鉄道」の「波恵駅(はええき)」として開業。<br /><br />昭和19年(1944)「豊郷駅」に改称。<br /><br />旧駅名の「波恵」は、アイヌ語の「ハイ」(イラクサ)に由来します。<br />

    駅名標(豊郷駅)

    大正13年(1924)「日高拓殖鉄道」の「波恵駅(はええき)」として開業。

    昭和19年(1944)「豊郷駅」に改称。

    旧駅名の「波恵」は、アイヌ語の「ハイ」(イラクサ)に由来します。

  • 箱型の簡易駅舎(豊郷駅)<br /><br />二面がガラスに覆われ、内部が明るく待合所だけの駅舎です。<br /><br />駅舎の後ろにホームがあり、その先が海です。<br />

    箱型の簡易駅舎(豊郷駅)

    二面がガラスに覆われ、内部が明るく待合所だけの駅舎です。

    駅舎の後ろにホームがあり、その先が海です。

  • 様似方面(豊郷駅)<br /><br />砂利敷きのホームが一つ。<br />

    様似方面(豊郷駅)

    砂利敷きのホームが一つ。

  • 苫小牧方面(豊郷駅)<br /><br />左手に広大な牧場と太平洋の波がしらが見えます。<br />

    苫小牧方面(豊郷駅)

    左手に広大な牧場と太平洋の波がしらが見えます。

  • 錆びたレールと誰も来ないホーム(豊郷駅)<br /><br />列車が来なくなってから6年経ちます。<br />

    イチオシ

    錆びたレールと誰も来ないホーム(豊郷駅)

    列車が来なくなってから6年経ちます。

  • 枯草を食む馬たち(豊郷駅ホームから)<br />

    枯草を食む馬たち(豊郷駅ホームから)

  • 鵡川方面の代行バス(豊郷駅)<br /><br />豊郷駅に1時間ほど滞在できました。<br /><br />これから鵡川方面に代行バスで戻ります。<br />

    鵡川方面の代行バス(豊郷駅)

    豊郷駅に1時間ほど滞在できました。

    これから鵡川方面に代行バスで戻ります。

  • 牧場の間を通る「日高本線」(豊郷付近の車窓)<br /><br />高台に上がった国道から豊郷駅方面を振り返ります。<br />

    イチオシ

    牧場の間を通る「日高本線」(豊郷付近の車窓)

    高台に上がった国道から豊郷駅方面を振り返ります。

  • 日高門別の海岸(車窓)<br />

    日高門別の海岸(車窓)

  • 「富川駅」で降ります<br /><br />代行バスは駅前の県道に乗降場があります。<br /><br />ここは沙留郡日高町。<br />

    「富川駅」で降ります

    代行バスは駅前の県道に乗降場があります。

    ここは沙留郡日高町。

  • 尖がり屋根の木造駅舎(富川駅)<br /><br />駅舎は平成元年(1989)に改築された建物です。<br />

    尖がり屋根の木造駅舎(富川駅)

    駅舎は平成元年(1989)に改築された建物です。

  • 駅名標(富川駅)<br /><br />大正2年(1913)苫小牧軽便鉄道の佐瑠太駅(さるふとえき)として開業。<br /><br />昭和19年(1944)富川駅に改称します。<br />

    駅名標(富川駅)

    大正2年(1913)苫小牧軽便鉄道の佐瑠太駅(さるふとえき)として開業。

    昭和19年(1944)富川駅に改称します。

  • 木造駅舎のホーム側(富川駅)<br /><br />尖がり屋根の正面は明かり窓になり、建物の外壁は板張りです。<br />

    木造駅舎のホーム側(富川駅)

    尖がり屋根の正面は明かり窓になり、建物の外壁は板張りです。

  • 広い駅構内(富川駅)<br /><br />昔は左側にもホームがあったので広い構内です。<br />

    広い駅構内(富川駅)

    昔は左側にもホームがあったので広い構内です。

  • デザインマンホール「とねっこ」(富川)<br /><br />富川では1時間20分ほど滞在できるので町歩きに出かけます。<br /><br />マンホールには旧門別町時代に開催されていたイベント「とねっこカーニバル」のキャラクター「とねっこくん」が描かれています。<br /><br />「とねっこ」とは生まれたばかりの馬のこと。<br />

    デザインマンホール「とねっこ」(富川)

    富川では1時間20分ほど滞在できるので町歩きに出かけます。

    マンホールには旧門別町時代に開催されていたイベント「とねっこカーニバル」のキャラクター「とねっこくん」が描かれています。

    「とねっこ」とは生まれたばかりの馬のこと。

  • 「沙留川橋梁」(富川)<br /><br />沙留川(さるるがわ)に架かる日高本線の「沙留川橋梁」のたもとに来ています。<br /><br />駅の位置移動に伴い、昭和6年(1931)に竣功した橋です。<br />

    「沙留川橋梁」(富川)

    沙留川(さるるがわ)に架かる日高本線の「沙留川橋梁」のたもとに来ています。

    駅の位置移動に伴い、昭和6年(1931)に竣功した橋です。

  • ローカル線の踏切(橋のたもと)<br /><br />柵がやや傾いていますが、歩行者の通行に支障がありません。<br />

    ローカル線の踏切(橋のたもと)

    柵がやや傾いていますが、歩行者の通行に支障がありません。

  • 国鉄時代に造られた「沙留川橋梁」(富川)<br /><br />長さは496.3mあります。<br />

    国鉄時代に造られた「沙留川橋梁」(富川)

    長さは496.3mあります。

  • 「馬のおまわりさん」(富川)<br /><br />日高町の交通安全を呼び掛けています。<br />

    「馬のおまわりさん」(富川)

    日高町の交通安全を呼び掛けています。

  • 「青い太平洋」(日高門別~豊郷)<br /><br />富川から静内行きバスに乗車。<br /><br />豊郷手前の国道高台から眺める「青い太平洋」。<br /><br />太平洋との間には、日高本線の線路と広大な牧場があります。<br />

    「青い太平洋」(日高門別~豊郷)

    富川から静内行きバスに乗車。

    豊郷手前の国道高台から眺める「青い太平洋」。

    太平洋との間には、日高本線の線路と広大な牧場があります。

  • ややっ、エゾシカの群れ(豊郷付近)<br /><br />ポーズをとってくれるのは2頭だけ。あとはお食事中。<br />

    ややっ、エゾシカの群れ(豊郷付近)

    ポーズをとってくれるのは2頭だけ。あとはお食事中。

  • ガーダー橋(豊郷~清畠)<br /><br />6年前に高波により被災したところ。<br /><br />線路はなく、橋の主桁が外され置かれています。<br />

    ガーダー橋(豊郷~清畠)

    6年前に高波により被災したところ。

    線路はなく、橋の主桁が外され置かれています。

  • 高波で被災したガーダー橋と橋脚(豊郷~清畠)<br /><br />ガーダー橋の主桁が高波により流され、橋脚だけが残っています。<br />

    高波で被災したガーダー橋と橋脚(豊郷~清畠)

    ガーダー橋の主桁が高波により流され、橋脚だけが残っています。

  • お洒落な木造駅舎「厚賀駅」<br /><br />豊郷駅から2つ先の「厚賀駅」でバスを降ります<br /><br />アーチ状の玄関と窓の駅舎は、平成元年(1989)に改築された建物。<br /><br />ここは沙留郡日高町。<br />

    お洒落な木造駅舎「厚賀駅」

    豊郷駅から2つ先の「厚賀駅」でバスを降ります

    アーチ状の玄関と窓の駅舎は、平成元年(1989)に改築された建物。

    ここは沙留郡日高町。

  • お洒落なアーチ状の玄関屋根(厚賀駅)<br /><br />彫刻された立派な駅名板が取り付けられています。<br />

    イチオシ

    お洒落なアーチ状の玄関屋根(厚賀駅)

    彫刻された立派な駅名板が取り付けられています。

  • アーチ状の窓が際立つ待合室(厚賀駅)<br />

    アーチ状の窓が際立つ待合室(厚賀駅)

  • 駅名標(厚賀駅)<br /><br />大正13年(1924)日高拓殖鉄道の「厚賀駅」として開業。<br /><br />駅名の由来は、駅が「厚別」と「賀張(がばり)」との境に設けられたので、この両方の頭文字をとって名付けられました。<br />

    駅名標(厚賀駅)

    大正13年(1924)日高拓殖鉄道の「厚賀駅」として開業。

    駅名の由来は、駅が「厚別」と「賀張(がばり)」との境に設けられたので、この両方の頭文字をとって名付けられました。

  • 枯草の茂るホーム(厚賀駅)<br />

    枯草の茂るホーム(厚賀駅)

  • 木造駅舎のホーム側(厚賀駅)<br /><br />こちらの駅名板は漢字ではなく「あつが」。<br /><br />厚賀駅では20分滞在後、鵡川行きのバスで1駅戻ります。<br />

    木造駅舎のホーム側(厚賀駅)

    こちらの駅名板は漢字ではなく「あつが」。

    厚賀駅では20分滞在後、鵡川行きのバスで1駅戻ります。

  • 「清畠駅」に到着、降ります<br /><br />代行バスは駅前の国道235号の乗降場に停車。<br /><br />このバスは苫小牧を朝出発して様似まで行き、苫小牧へ帰る便なので、別れを惜しみに来た乗客で満員でした。<br /><br />ここは沙留郡日高町。<br />

    「清畠駅」に到着、降ります

    代行バスは駅前の国道235号の乗降場に停車。

    このバスは苫小牧を朝出発して様似まで行き、苫小牧へ帰る便なので、別れを惜しみに来た乗客で満員でした。

    ここは沙留郡日高町。

  • 箱型の簡易駅舎(清畠駅)<br /><br />豊郷駅と同じ形の待合場です。<br />でも、腰壁の色が白くて少し違います。<br /><br />駅舎の後ろにホームがあります。<br />

    箱型の簡易駅舎(清畠駅)

    豊郷駅と同じ形の待合場です。
    でも、腰壁の色が白くて少し違います。

    駅舎の後ろにホームがあります。

  • ホームに上がる石段(清畠駅)<br />

    ホームに上がる石段(清畠駅)

  • 夕陽を浴びる駅名標(清畠駅)<br /><br />時刻は16:52。<br /><br />この駅は厚賀駅と同時期の大正13年(1924)、日高拓殖鉄道の「慶能舞(けのまい)駅」として開業。<br /><br />昭和19年(1944)「清畠駅」に改称します。<br />

    夕陽を浴びる駅名標(清畠駅)

    時刻は16:52。

    この駅は厚賀駅と同時期の大正13年(1924)、日高拓殖鉄道の「慶能舞(けのまい)駅」として開業。

    昭和19年(1944)「清畠駅」に改称します。

  • 枯草に隠れてしまった「日高本線」(清畠駅)<br /><br />太平洋沿いを走る「日高本線」は、美しくてダイナミックな海の景色が楽しめる鉄道でした。<br /><br />線路の先の右側に曲がる海岸線には厚賀の町、そして切り立った断崖が大狩部へと続きます。<br /><br />列車が走らなくなってから6年が経ち、線路は枯草に隠れてしまいました。<br />

    イチオシ

    枯草に隠れてしまった「日高本線」(清畠駅)

    太平洋沿いを走る「日高本線」は、美しくてダイナミックな海の景色が楽しめる鉄道でした。

    線路の先の右側に曲がる海岸線には厚賀の町、そして切り立った断崖が大狩部へと続きます。

    列車が走らなくなってから6年が経ち、線路は枯草に隠れてしまいました。

  • 黄金色に輝くレールとホーム(清畠駅)<br />

    黄金色に輝くレールとホーム(清畠駅)

  • 島式ホーム(清畠駅)<br /><br />かつて線路は島式ホームの両側にありましたが、陸側が撤去され、海側のみ残っています。<br />

    島式ホーム(清畠駅)

    かつて線路は島式ホームの両側にありましたが、陸側が撤去され、海側のみ残っています。

  • 夕暮れのひと時(清畠駅)<br />

    夕暮れのひと時(清畠駅)

  • 太平洋に落ちる夕陽(清畠駅)<br /><br />刻々と変わる夕暮れの景色を眺めています。<br />

    太平洋に落ちる夕陽(清畠駅)

    刻々と変わる夕暮れの景色を眺めています。

  • 今日の夕陽は雲に沈みます(清畠駅)<br />

    今日の夕陽は雲に沈みます(清畠駅)

  • 静内行きの代行バス(清畠駅)<br /><br />夕方の運行は「むかわハイヤー」の大型バスです。<br />

    静内行きの代行バス(清畠駅)

    夕方の運行は「むかわハイヤー」の大型バスです。

  • 茜色に染まる空と厚別川橋梁(車窓)<br /><br />厚賀駅を過ぎ、これから国道は高台に進み、鉄道は崖下の海沿いを通り、大狩部へ向かいます。<br /><br />厚賀~大狩部間の線路は6年前の高波により道床が流されたところで、3日後に訪れます。<br />

    茜色に染まる空と厚別川橋梁(車窓)

    厚賀駅を過ぎ、これから国道は高台に進み、鉄道は崖下の海沿いを通り、大狩部へ向かいます。

    厚賀~大狩部間の線路は6年前の高波により道床が流されたところで、3日後に訪れます。

  • 新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」<br /><br />今晩の宿です。<br /><br />新冠駅より宿の送迎車に乗り、太平洋を望む新冠町の高台にあるロッジ風ホテルに泊まります。<br />

    新冠温泉レ・コードの湯「ホテルヒルズ」

    今晩の宿です。

    新冠駅より宿の送迎車に乗り、太平洋を望む新冠町の高台にあるロッジ風ホテルに泊まります。

  • 夕食(ホテル)<br /><br />お風呂に入り、レストラン「ヴァンヴェール」で夕食です。<br /><br />道産ユリネのムース、旬のお造り、道産牛モモのロースト サラダ仕立て。<br />

    夕食(ホテル)

    お風呂に入り、レストラン「ヴァンヴェール」で夕食です。

    道産ユリネのムース、旬のお造り、道産牛モモのロースト サラダ仕立て。

  • 近海ホッケのフライ(夕食)<br />

    近海ホッケのフライ(夕食)

  • 道産豚バラと白いんげんのカスレ風、本日のスープ(夕食)<br />

    道産豚バラと白いんげんのカスレ風、本日のスープ(夕食)

  • バレンシアン風釜飯(夕食)<br /><br />明日も廃止予定の駅めぐり旅が続きます。<br />

    イチオシ

    バレンシアン風釜飯(夕食)

    明日も廃止予定の駅めぐり旅が続きます。

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