2021/04/26 - 2021/04/26
161位(同エリア390件中)
風待人さん
この旅行記のスケジュール
2021/04/26
この旅行記スケジュールを元に
休みで特にやることも無い。
それにしても、いい天気、快晴ではあるが、コロナウィルスが怖いので遠くには行けない。
久々に長門方面にでも行こうかと車を走らせた。
何気に波の橋立に行っては見たものの、地上レベルで見ていてはその全貌は見えない。
青海湖と橋立を水平に見てもイマイチな感じ。
さて、どうしたものか。ナビを眺めると近くにある高山の途中まで細い道が続いている。
この山の頂上からならいい景色が見えるかもと思い早速、行くことにした。
細い道の終点には、キャンプ場が有り、近くの手作りの看板には高山の頂上までの道のりが書かれていた。
車を広めの道脇に置いて、看板の指し示す道を頂上まで登る。
あちこちに枝分かれした位置が頂上に続いているが、私は知っている。
このような場合、大きくなだらかな道は登りやすいが距離が長い、小さな獣道のような道は険しく急だが登る距離は短い。
もちろん、私が選んだのは険しく急な獣道のような道。
約20分をかけて登った高山は、眼下に内海と仙崎の町並みや遠く千畳敷まで見渡せ、更には天橋立のミニチュアと思しき波の橋立の全景を見ることが出来た。
頂上には、旧海軍の監視哨跡が残っていた。また、外海を見渡せば海上アルプス、青海島の絶景も堪能できる。
しばし、自然の美に酔いしれて見た。
頂上には、鳥の撮影に来られた私と同年代と思える男性二人が談笑されていた。
うち一人が程なくして下山された。
私も数分後、下山を開始するも、今来た道を帰るのは芸が無いと思い、海沿いの遊歩道を選択して下山した。
下山は疲れもあってか、行よりも10分余分にかかり、約30分。
しかし、私が下山して数分後、先に下山された方が下りてこられ私は密かに勝ったと思いました(自画自賛)
まあ、相手は競争さえしていないのですが。
この後、頂上の旧海軍の監視哨跡で気になった場所に向かいます(To Be Continued)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
長門市仙崎にある隠れた名所、波の橋立ですが、地上レベルから見ていては手前にある青海湖の向こうに防波堤が見えるだけです。どこが名所なのって感じですね。これはどこか高い所から見ないとと思いナビを見ると近くの高山がいいんじゃないかと。タダのオヤジの勘ですがナニカ?
-
青海島高山オートキャンプ場に到着しました。道路脇のスペースに愛車を駐車させていただきます。
-
キャンプ場の近所に手書きの看板があり、高山に登る道が示されていました。途中、分岐と合流を繰り返しながら数パターンの登山道があるようです。
-
取り敢えず、看板のすぐ後ろの遊歩道を何気にチョイス。山に分け入って行きます。
-
分け入って分かったのですが、結構、険しそうな道ですが、最早、後戻りは出来ません。と言うか、後戻りする気は毛頭ありません。
-
遊歩道らしく枕木的なモノが有りますが、これが無いと滑り落ちそうな険しさであることは言うまでも有りません。
-
途中で、広くなだらかな道に合流しています。
結構、親切ですね、体がキツかったらこちらの道へどうぞ見たいな。
大体の遊歩道は途中で乗り換え何て出来なくて、なだらかな道はなだらかなまま、キツい道はキツいままですもん。 -
しかし、そんな甘い誘惑を断ち切って険しい道に行く私はナニモノって感じですね。人の好意を無にするタイプです私。
-
シダ類が足元を邪魔します。草が邪魔してコケかけることもしばしばありますが、実は彼らの生息地に文字通り土足で入る私こそ不届き者なんですよね。
-
何かもう道と言うよりも傾斜的には坂というか崖に近い感じですね。
安全靴にしといて良かったですが、本音を言うとスパイク的な軽い靴が欲しいです。 -
束の間のオアシス、木立の向こうに海と半島が見えます。これでも結構な絶景ですね。
-
途中に倒木さえあるような険しい道が続きます。
しかし、険しい道ほど距離的には短いはずです。 -
またまた悪魔の誘惑です。大きくなだらかな道、細く険しい道、あなたはどちらを選びますか~。ハイ、即答、細く険しい道。Goig My Wayですわぁ。
-
岩凹だらけの道を数センチも上がらない足で登ります。もう腿がパンパンです。
-
険しさを物語るようにロープが下がっています。この場合、ロープは命綱ではありません。誰かの親切、大きなお世話くらいに思いましょう。握るも握らぬも自己責任。芥川龍之介氏の「蜘蛛の糸」の心境です。
-
まあ結局、ロープを使う訳ですがこの場合、コケたらどうしよう、ロープが切れたらどうしようと考えながら登ります。ある意味、危機管理ですね。
だから、ロープは片手で持ち、もう片手は地面を滑らせながら進みます。 -
そして登ること約20分、高山から眺めた内海です。
眼下に長門の町並み、青海湖、そして波の橋立が見えます。
絶景かな絶景かな。 -
天橋立感が漂う波の橋立です。
規模は小さいですが天橋立感が出ていると思いませんか。 -
青い海と青い空、高山から見た絶景。息を切らせて登っただけの価値は有ります。
-
頂上にあるこの建物は何だ、事前知識が無い私にはトイレの跡かとしか思えませんでした。
-
塔に近づくと説明文がありました。
旧海軍の監視哨跡と呼ばれているものだそうです。
日露戦争や第二次世界大戦時に監視目的で使われたようで、そう言えば通地区にロシア兵の墓があったような記憶が甦りました。
高山を降りたら行ってみ見ようかな。 -
歴史と言うか概要を知るとこの建物に威厳さえ感じます。
当時の学生達が、戦時中にお国の為に日替わりで高山に登り夜通し見張りをした塔、それに比べ現代の童は何たることか⁉ -
塔の中を見てビックリ、どこにでもこんな輩はいるんでしょうが、自分の名前を書いて恥ずかしく無いんかな。どうせなるなら誇れることをやりなさいよ。
-
類は友を呼ぶと言うか、歴史をもっと学びなさいよ。
遊びで上がってきて、歴史遺産に泥を塗るような行為をするどうしようもない童はどんな大人になるんだろう、親と一緒に掃除して欲しいですね。 -
監視塔の中から見える海上アルプス青海島、戦時中はこれを美しいと愛でる暇も無かったことでしょう。この景色を堪能できる私たちは幸せなんですね。
-
高山に別れを告げて下山します。
-
登りが険しければ、下りも傾斜が厳しい坂を気を付けて下らなければいけません。
-
下った下から見上げるとこんな傾斜の坂道です。乃木坂や日向坂の段じゃないです。殆ど崖状態ですね。
-
下坂はなおも続きます、ブレーキをかけながら半身になりながら注意深く下ります。
-
途中で上り坂になり明るい感じで開けてきました。
-
開けた先には青い空と青い海とまんま名前の通りの青海島。一息つきましょうか。
-
さて美しい景色を見た後は、少し元気を貰ってまた下ります。
-
再び、上り坂になり東屋が見えました。
ちょっと一息って感じでしょうか。 -
約30分かかってオートキャンプ場に繋がる道に出ました。
登り始めた場所よりは数十メートル隔てた場所です。
駐車場まで徒歩でヨタヨタと歩いて行き、次の観光地へ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
長門市・長門湯本温泉(山口) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34