1999/01/24 - 1999/01/27
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binchanさん
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今更ですが回顧旅行記です。海外旅行の記録はすべて4トラに書いていたと思っていましたが、この旅行だけなぜか抜けていました。(別のブログサイトに書いていたものの加筆転載です。)
1998年の10月下旬、大学時代の友人がこんな募集を発見しました。「グアムで主婦友達4人でコンドミニアムを体験する親善大使募集」。当時名古屋東部に配布されていたフリーペーパーの募集で、5組20名をグアム旅行に招待してくれるというものです。読者数と当選者数の比から見ても確率が高いし、家族を置いて旅行に行ける主婦友4人というのは多くないのではないかと、かなり期待を持って応募しました。
応募には主婦4人組(一人でも独身がいてはダメ)とういう以外に、グアムで何をしたいかを明記するという条件がありました。今募集要項を読み返してみると、「グアムでチャレンジしてみたいこと」程度の内容なのですが、当時は何を勘違いしたのかA4で13頁にもわたる文章と8Pにわたる写真付きのPR冊子を作って送りました。
大学で「国際文化」なるものを一緒に学んだ学友らしく、「グアム先住民・チャモロの文化にふれる旅」をテーマに。「企画書」と題して大げさなことをたくさん書きましたよ。(実際にやったのは店でチャモロ料理を食べ、コンドミニアムでチャモロ料理を作る程度のことだったのですが…。)
しかし、勘違いの大げさな企画書が大きな功を奏しました。後で知ったのですが、主催者の意図としては子供と一緒に行けるような世代の主婦を狙っていたそうで、当時メンバーの内2名は子供がいなかった我々は最初から対象外にされるところだったそうなのです。しかし!企画書にみなぎる熱意に動かされ、「この人たちを選ばずしてどうする」というムーブメントが社内で起こった結果選ばれたんだそうです。あ~、勘違いして良かった!
そんなわけで、1999年1月24~27日、旧友4名でグアムへ3泊4日の旅に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
1999年1月24日、名古屋空港の一室でメンバーが集合。当選した5組20人の主婦たちに出版社の担当者、カメラマン、主催者であるコンチネンタルミクロネシア航空の担当者などを併せた24名。5組の主婦たちは、当時グアムにあった5つのコンドミニアムに分かれて滞在し、グアムを満喫するという趣向です。各組それぞれ年齢や趣味を考慮して割り当てられていました。
ゴルフ場併設の「レオパレスリゾート」に宿泊するのは40代くらいのマダム。ちょっとセレブな感じ。ゴルフ道具持参です。
もっとも市街地にある「サンルートグアム」は一番年上と思われるグループ。
「ピアリゾート」は30代後半くらいの方々。ここも比較的街中です。
「アルパンビーチタワー」はマリンアクテビティ満載のコンドなので、30代前半のエアロビ仲間だというグループでした。
そして「ラデラタワー」担当が我々。「若いんだからレンタカー借りて動き回ってね!」と出版社の人に言われた通り、繁華街からはかなり離れた立地です。(コンドミニアムの名称、サービス内容などは当時のもの。)
(写真は帰国後のリポート記事) -
到着すると各コンドミニアムからお迎えが来ていました。我らがラデラはAさんという日本人女性が担当者。まずはコンドの車でアウトレットショップに連れて行ってもらい、そこから自力で動くことになりました。荷物はコンド直行。
アウトレットでショッピングを楽しんだ後はタクシーで市街地(タモン)へ。当時サンルートホテルの一階にあった「チャモロ亭」で本場のチャモロ料理を食べました。実は旅行前に4人で集まり、チャモロ料理を作るという予習までしていた我々。コンドでもチャモロ料理を作る予定なので、レッドライス、エビの春巻き、パンシット(ヤキソバ)、フィナデニソースなど、材料や味付けをより現地の味に近づけようと研究しながらの食事です。
食後はタモンのDFSからシャトルバスでラデラへ。遠いですがこういった無料のショッピングバスもちゃんとまわってくれます。
(当時はフィルム写真だったので、不要な部分を物理的に切り取ってアルバムに貼って整理していました。アルバムのページをスキャンしています。) -
ラデラタワーはグアム島の東海岸寄りにありますがビーチには接していません。車がないと動きづらい立地で、定住したり長期滞在するのに向いています。当時は周辺にコンビニひとつありませんでした。現在はどうなんでしょう。このあまりにも何もないっぷりを利用して(?)、韓国のプロ野球チーム(LG Twins)がキャンプをしていました。誘惑がなくて練習がはかどりそうです。
コンドのPRも兼ねたモニター旅行なのでサービスがよかった!4ベッドルーム(1ベッドルーム2名ずつ泊まれるので本当は8名定員)を用意してくれていました。まあ、ロビーにいても野球の人以外はめったにお客に出会わなかったので、オフシーズンだったのでしょうが…。
リビングもキッチンも広々、バスルームも2か所ありました。一番豪華だと思ったのはバーベキューパーティーができそうな広さのテラス。部屋の北西にあり、そこからは海も見えるのです。南東にもテラスがあってそちらからはきれいな朝日が見えました。通路側からは市街地や空港の夜景が見えます。
現在は分譲のアパートメントになっているようですね。 -
レクリエーション施設はジムとプールくらいで、ミニショップはありましたが24h営業ではありませんでした。プールは24h使えたのですが、観光に忙しく利用したのは最終夜だけ。朝食は一度だけとりましたがビュッフェの種類が少ない!コンドミニアムはこういうものかな?
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翌朝、ラデラの担当者のAさんがホテル内を案内してくれました。ラデラで一番広く高額な21Fにある5ベッドルームのスイートを見物。ソファは本革、キッチンは大理石、バスルームのバスタブは4人で入れそうな大きさ。もちろんテラスも広かった。
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2日目は主催者のご招待で「スターサンドプライベートビーチ」のツアーへ。空軍基地に近いため個人で自由にビーチを訪れることはできないのです。ビーチから離れたところでバスを降り、トラックを改造したツアー専用の車で道なき道をゆられ到着。
我々はビーチアクテビティにはあまり興味がなく、疲れるし日焼けするから本当は行きたくなかった…。しかし参加したからには思う存分楽しみました。ゴルフ三昧チーム以外は皆さん参加されていたので、団体の楽しさも加わって、それにビーチスタッフもプロですからすごく盛り上げてくれるんですよね。
ビーチアクテビティはフリーで、マットに乗って海に浮かんでみたりシュノーケリングしたり。乗馬、乗(?)水牛、サンドバギーなど海に入らなくてもできるアクテビティもたくさん。ママさんバレー仲間だというサンルート班の呼びかけでビーチバレーが始まりました。各班対抗試合をしましたが、強かったのはアルパンビーチタワー班!
そのアルパンビーチタワー班の4人はエアロビ仲間。一人はインストラクターだったので、ビーチのステージを借りて即席エアロビ教室が始まりました。ビーチスタッフに事情を話して音楽をかけてもらってみんなでエアロビ。たくさんの仲間と遊んでいるとテンションが上がりますね。
日本のテレビのロケにも遭遇。その番組は東海地区では放送されない番組だったので、どんな番組なのかはわかりません。
昼食はビーチでバイキングでした。
帰りはそれぞれのチームが希望の場所でバスを降ろしてもらいました。私たちはタムニンのホリデープラザというところで降ろしてもらい、レンタカーを借りてアカンタモールとKマートへ。夕方までショッピングを楽しみました。 -
ビーチとショッピングから一度ホテルに戻り、夜もまた主催者のご招待で「サンドキャッスル」というシアターでラスベガスショー観賞です。
ある程度おしゃれな格好で行こうと昼間にワンピースを買っておきました。他のメンバーはちゃんとワンピースやサンダルを持ってきていて、みんなプチドレスアップ。他のチームも比較的きちんとした服装で来ていましたが、特にゴルフ班のマダム達はゴージャスなドレス姿。そういえばマダム達は3泊4日のグアム旅行とは思えない大きなスーツケースだった。
歌や踊りもありましたが、一番インパクトがあったのはマジックショー。トラやライオンまで出てくる迫力のステージでした。ワンドリンク付きで、テーブルを囲んでゆっくりできたのですが、昼間遊びすぎた私は眠くて仕方なかった…。ショーが終ると、ロビーにマジシャンが出てきて一緒に写真を撮ったりしてくれるサービスも。
ホテルから迎えが来るはずでしたが、いつまでたってもやって来ません。気の毒に思ったのか、サンドキャッスルのスタッフの方が車で送ってくれました。 -
3日目は朝からレンタカーでドライブです。
ラデラから近いグアム大学のカフェテリアで朝食。その後はタロフォフォ湾沿いに東海岸を南下する予定。昨日運転したタムニンやタモンに比べると、道はすいているし信号もなくて快適ドライブ。人のいない海岸、マングローブの林が続きのんびりした南国風景が続きます。 -
スピード違反を取り締まっていた警官もどこかユルく、警官の写真を撮ろうと近くに停車した私たちに名刺までくれ一緒に写真を撮ってくれました。その間取り締まりはそっちのけ。まあ、警官の写真を撮ろうと近づいた我々もどうかと思いますが…。
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グアム南部の海岸。
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イナラハンの天然プール、ソレダット砦、ウマタック湾では車を止めて景色を楽しみました。島の南をぐるっと回って西海岸のアガニャに到着。
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ここで私はチャモロビレッジでの昼食を主張し、他のメンバーはバーガーキングを主張。思い切って別行動ということになりました。
チャモロビレッジにはグアムの歴史や民俗のちょっとした博物館や、地元の若者のチャレンジショップのようなものがありました。テイクアウトのチャモロ料理を買って食べましたが、チャモロ亭のメニューとは違いおかずのほとんどは揚げ物。弁当=揚げ物はグアムも日本も同じ? -
バーガーキングでの食事を終えた他のメンバーもチャモロビレッジに戻ってきて、園内を見物したり買い物したりしました。
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最後はラッテストーン公園。
先史チャモロのラッテストーン(タイトル写真)、この写真にあるチョコレートハウスなどのスペイン時代の建物、日本軍が作った防空壕など。グアムの歴史を感じさせるものがたくさんありました。それにしても、午前中の南東部観光ではめったに人に遭わなかったのに、ここにの観光客の多いことったら! -
このあとレンタカーを返却してドライブ終了。
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今日はコンドで夕食を手作りし、それを出版社の人が取材に来ます。これからそのための買い出しへ。ペイレスというスーパーマーケットに行き、料理本や材料を買いこみシャトルバスでラデラタワーへ戻ります。スーパーでの買い物は楽しくて、しかもこれがショッピングできる最後のチャンスだったので他の買い物にもつい熱が入り、戻った後は大忙しとなってしまいました。
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今回のモニターツアーは家族でコンドミニアムに宿泊して楽しむことをPRするためのものなので、各班ともかならず一度は部屋で食事を作って主催者にふるまわなければいけません。最後の夜が我々の番。主催者(出版社の人とCM航空の担当者)は他の班を全て見てきているので、負けられないです。なにせ、日本でリハーサルまでして到着後も専門店で現地の味も確かめたのですから!
メニューは
1.レッドライス
2.海老のルンピニ(春巻き)
3.チキンケラグェン
4.海老のガーリックフライ
5.魚と野菜のココナッツミルク煮
6.フィナデニソース
7.フルーツ
これだけを主婦4人がかりとはいえ1時間程で作りました。写真を見なおすともう髪を振り乱しての調理。料理上手のメンバーがいてよかった。
取材班4名にラデラのAさんも加わってのパーティー開始。ほとんどの料理器具や皿、カトラリー類はコンドにありましたが、小皿や紙ナプキンはKマートでかわいいのを買っておきました。だからテーブルセッティングも上出来!料理もおいしくできました。
しかも!私の誕生日が近かったので、友人3人がサプライズで誕生日ケーキを注文しておいてくれたのです。ラデラの料理人(若い女性でした)さんが特製ケーキを作って持ってきてくれました。(しかもケーキ代はサービスでした!) 出版社からシャンパンの差し入れがあり、友人はクラッカーまで用意していたので、本当にパーティーらしい盛り上がりでした。 -
最後の夜はくたくたに疲れていたのに、意地でもプールに入り(プール利用はこの一回だけ。ちょっと残念。)、さらに深夜まで友情を深めるガールズ(主婦?)トーク。翌朝は早朝出発のフライトだったのに寝坊してしまい、とんだドタバタで空港にたどりつきました。
後日出版社主催の旅行報告会(パーティー)があったりして、しばらくはグアムでの盛り上がりが冷めませんでした。特にアルパンビーチタワーの4人組とは年も近かったので仲良くなり、我が家に呼んでチャモロ料理をごちそうしたり、としばらく交流もありました。20年以上たった現在はさすがにお付き合いがないのですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
以上、古い旅行の記録でした。
(写真、コンドの料理人さんからケーキをもらう私)
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