熊本県滝めぐり（３）　阿蘇パノラマラインドライブ

2019/11/10 - 2019/11/10

２０１９年１１月８～９日に熊本出張というおいしい仕事が入りました。よくあるパターンの出張で、８日（木）午後に現地集合で会合があり、翌９日（土）ゴルフコンペというものです。レンタカーの手配、ホテルの予約を済ませ１１月１０日に思いを馳せるようになりました。ところがその後、５日（月）、６日（火）に東京出張が、７日（水）に三重県津への出張が入りました。問題は７日から８日のスケジュールです。７日夜に帰宅して、翌日朝に熊本に向けて出発するか、７日津から直接熊本入りして宿泊するかで悩みました。荷物のことを考慮すると前者がベターですが、後者を選択しました。５連泊になりますが、宅急便をうまく利用して荷物の問題は解決です（その後１１日に東京出張が入りましたがさすがに１０日は帰宅することにしました）。結果以下の通りの日程を組みました。

１１月７日（木）　　津での業務終了後、高速船で中部国際空港へ。全日空３３５便で熊本、リムジンバスにて熊本市内。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊
１１月８日（金）　　午前中熊本観光。午後会合に出席。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊（取引先提供）
１１月９日（土）　　ゴルフコンペ参加。阿蘇くまもと空港からレンタカー。阿蘇リゾートグランヴィリオホテル泊
１１月１０日（日）　阿蘇神社、阿蘇山、滝めぐり。熊本駅でレンタカー返却。九州新幹線さくら５６８号で姫路へ

阿蘇神社での参拝のあとは阿蘇山周辺のドライブです。阿蘇登山も魅力的ですが、時間がなく断念（火山活動が活発でロープウェイ運休や登山道の閉鎖など制限は多いですが登山自体は可能）。熊本には何度も来たことがあり阿蘇外輪山を越えてカルデラ内に入ったこともありますが、意外と阿蘇山を間近で見たことはありません。今回は噴煙を上げる阿蘇山を間近で見ることで我慢することとしました。なお、阿蘇山とは阿蘇五岳（高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳）と外輪山、火口原を含めた呼び名ですが、この旅行記で出てくる「阿蘇山」は特に断りがない場合は阿蘇五岳もしくは中岳を指します。

エリア 阿蘇(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

阿蘇山中岳火口に最も近いところまで行くのが目標です。目指すは阿蘇山山上広場です。阿蘇神社からは県道１１１号線、２９８号線をドライブして向かうことにしました。この道路は「阿蘇パノラマライン」の愛称があります。阿蘇パノラマラインは阿蘇山の西側を通る山岳道路で、進行方向左手に阿蘇山があります。しばらく走ると牧場がありました。いきなり馬に乗ったおっちゃんが現れびっくりしました。

展望ポイントでは駐車スペースがあります。阿蘇パノラマラインはもともと有料の観光道路だったんですね。

往生岳

阿蘇五岳の根子岳（奥）と高岳。

阿蘇五岳のひとつ根子岳。

阿蘇外輪山とカルデラ。

草千里展望所から。噴煙を上げる阿蘇山。下に見える駐車場は有料です。草千里で遊ぶ場合はこの駐車場を利用します。

草千里展望所 名所・史跡

ここから見る阿蘇は大迫力です。

草千里展望所 名所・史跡

阿蘇山と草千里。

草千里展望所 名所・史跡

阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳と草千里。草千里は烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡です。草千里中央あたりにある丘は駒立と呼ばれています。

草千里展望所 名所・史跡

草千里では乗馬を楽しむことができます。

草千里展望所 名所・史跡

草千里展望所から数分走るとヘリポートがあります。阿蘇山スキー場跡地です。現在は観光ヘリの乗場になっています。

しばらく眺めていると時折観光客を乗せて飛び立ち、数分で戻ってくるということが繰り返されていました。係りの方に「お乗りになられませんか？」と声をかけられましたが、お断りしました。実は一瞬迷ったのですが、この旅行記を書いていると猛烈に後悔している自分がいます。別にヘリが怖いわけではありません。実際、これまでにカナダでヘリスキー、ニューヨークで夜景を見る遊覧飛行、日本でもヘリスキーの経験があります。

ヘリポートからの見る阿蘇山も良いものでした。

噴煙の高さがわかりますね。

とりあえずの目的地である阿蘇山山上広場に到着しました。ヘリポートから５分ほどです。まわりは火山灰だらけで火山性ガスの臭いもしています。

この場所には中岳火口見学のアプローチである阿蘇山ロープウェイの乗場や阿蘇山公園有料道路の入口などがあります。火山活動が活発なため利用はできませんでした。