やっとのことでクルーズ！名古屋発着にっぽん丸で金毘羅さんクルーズ③食事編

2021/04/12 - 2021/04/14

　コロナ禍でクルーズしたくても国際線の飛行機もクルーズ船も運航されておらず長らく海外クルーズに出掛けられない状況ですが、1年６ヶ月ぶりにクルーズを体験できるチャンスが到来しました。
乗船したのは商船三井客船の『にっぽん丸』で２泊３日のショートクルーズ。
世界中のクルーズ船が運航休止している中でアジア海域では自国内限定でクルーズが恐る恐る再開され、日本のクルーズ船もそろりそろりと再開した日本人限定の行き先が国内限定のクルーズにやっとのことで乗れました。
にっぽん丸に乗船は就航した1990年以来の実に31年ぶりの乗船です。
同じコース（1/20～1/22）のクルーズに用意万端で行く予定でしたが、緊急事態宣言で中止となり、今回はそのリベンジです。

　久しぶりのクルーズだった事もあり、たくさん写真を撮ったので、
①乗船編②船内編③食事編④寄港地観光編と分割して編集し、今回は③食事編です。
本編はにっぽん丸金毘羅さんクルーズの船内での食事に関するレポートですが、2泊3日と短いのでオーダーした全ての料理を撮り掲載しました。
（料理の内訳はメニュー記載の内容をそのまま記載しています）
『食のにっぽん丸』と定評があるだけに日本人向けで私にとってはどの食事も質量ともに満足できる内容でした。

エリア 高松(香川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

コロナ感染防止のため食事のテーブルは同室及び家族しか相席ができません。

マスク着用では食事できないので食事中はこのマスクケースにマスクを入れて食事します。

＜＜初日夕食前のリドテラス＞＞
17時出港前にGODIVAのショコリキサーが何と無料！

にっぽん丸名物GODIVAのショコリキサー

＜＜初日の夕食＞＞
伝統を重んじる商船三井の社風を感じさせるメニュー表紙

夕食会場のメインダイニング瑞穂

＜オードブル＞
愛媛県産桜鯛のマリネ、オレンジカリフラワー、ロマネスコ、赤アンディーブ、3種大根、苦瓜、トンプソン、びわ、枝豆、サラダ南瓜の浅漬け、Detroitチェンナイレッド、レッドピリカラ、ミニミックススリーフ、食用花

＜スープ＞
筍ロワイヤル　筍とシークラムのソース
　ホタテ貝柱、ホッキ貝、ムール貝、焼き筍、花ゆり根、カラスミパウダー

にっぽん丸に特製パン

＜魚料理＞
オマール海老と千葉県産　鱸のポアレ、サフランソース

＜お口直しの氷菓＞
あした葉茶のグラニテ

＜肉料理＞
低温ローストした牛フィレ肉の炭火焼
新玉葱とマッシュルームの和風ソース
黄色人参、エリンギ、新じゃがいも、ビーツムース、クレソン

＜サラダ＞
山葵菜と宮崎県産トマトのサラダ
山葵クリームドレッシング

＜飲み物＞
コーヒー

＜デザート＞
いちごとピスタチオのマカロン、バニラアイスクリーム、ゴールデンパイナップル

＜＜初日の夜食＞＞
午後10時30分からはナイトスナック
メインダイニング瑞穂　入口のナイトスナック・メニュー案内

コロナ対策でアクリル板で仕切られ、食べ物にはラッピング。

フルーツと生春巻き

玉子とじ素麺

＜＜2日目の朝食＞＞
メインダイニング瑞穂　入口のメニュー案内

和食、洋食の選択で和食をオーダー
煮干し出汁の味噌汁、開きにニシンの日取り、染卸し大根、たくあん、
半熟玉子、白葱と葉唐辛子和え、葱天の含め煮、五目野菜のひじき和え、
牛肉と茸の炒め物、味付け海苔、白御飯

にっぽん丸の名入り有明海産のり

＜＜2日目の昼食＞＞
オーシャンダイニング春日　入口のメニュー案内

夕食時にはスイートルーム、デラックスルームの人しか利用できないオーシャンダイニング春日が朝食、昼食時は利用出来るので昼食時にオーシャンダイニング春日を利用しました。
ダイニング春日はスイートルーム、デラックスルーム専用とはいえ、大して豪華さはあまり感じられませんでした。

＜サラダ＞
牛蒡サラダ、ミックス野菜、胡瓜、トマト
＜スープ＞
和風のラッサムスープ、

ミールス風スパイスドライカレー

ミールス風スパイスドライカレーの皿には食材の明細が皿に貼付されていました。

カットフルーツ

カットフルーツ＋コーヒー

＜＜2日目の夕食＞＞
大阪商船の別府航路時代の絵が描かれたメニュー
商船三井客船の歴史と伝統を重んじる社風が感じられます。

先付：蟹身の酢の物、蛇腹胡瓜、新若芽、新玉葱、いくら
前菜：小袖昆布巻き、薩摩芋蜜煮、紫人参、蛸の桜煮、春菊の巻入り玉子、そら豆
刺身：愛媛県産かんぱち、本鮪天身

焼き物：鮟鱇の油揚げ焼きと炊きあん肝、柚子葛
蒸し物：皮付豚肉の蕪蒸し、青のりかけ

ご飯：桜エビとコーンの炊き込みご飯
香の物：胡瓜糠漬け、赤蕪漬け
お椀：若竹汁

甘味：浮島、オレンジ

＜＜2日目の夜食＞＞
ナイトスナックのメニュー

稲荷餅

水羊羹

高松しっぽく饂飩（うどん）
稲荷餅、水羊羹、香の物、フルーツ

＜＜3日目の朝食メニュー案内＞＞
メインダイニング瑞穂

＜＜3日目の朝食＞＞
煮干し出汁の味噌汁、島根県産　鰆（さわら）の西京焼き、染卸し大根、
たくあん、磯部海苔入り巻き焼玉子、田作り胡桃和え、玉葱天の含め煮、
水菜と焼き薄揚げの梅肉和え、豚肉と切り干し大根の炊き合わせ、味付け海苔、
お粥

AIS（船舶位置情報）をスマホでチェックしたら太平洋フェリー・いしかりが伊良湖岬沖から追尾してくるのが分かり、船尾のデッキで陣取り写真撮影に没頭しました。

品数が豊富な朝食でしたが、あわただしく食べてしまい、ゆっくりと味わう事ができませんでした。

この旅行記へのコメント （2）

• funasanさん 2021/04/28 09:57:49

  さすが日本船、食が充実！

  夢道乗光さん、さすが日本船、食が充実していますね。
  私はもっぱら海外の大型クルーズばかり乗っていて、日本船乗船はゼロです。
  これだけの豪華できめ細かい食を提供してくれるなら、美食を求めて乗船してもいいかな？と思いました。
  クルーズ代金が少々高くても海外発着クルーズに比べればトータル的に安くなりますね。
  クルーズ旅行記、ありがとうございました。

  夢道乗光さん からの返信 2021/04/29 12:51:15

  RE: さすが日本船、食が充実！

  FUNASAN
  
  料金だけは高級な日本の客船は今まで縁遠かったですが、コロナ禍で外国のクルーズ船に乗れない現状では日本の客船を応援するためにも原点回帰で日本の客船に乗るのも新鮮で良いものです。
  外国の大型クルーズ船とはひと味違うきめ細かいサービスで、当然ながら料理は日本人には合い多少高いクルーズ料金を払う価値はあると思いますので是非日本の客船もご体験ください。