荒野の中でのキャンピングカー泊　そしてラスベガスへ(Bass Pro Shops)

2019/04/26 - 2019/04/28

2018年10月スタート　世界一周　アメリカドライブ編

ジョシュアツリー国立公園にてワイルドキャンプした次の目的地は大都会ラスベガス

5日間シャワーを浴びれなかったので真っ直ぐベガス入りして文明社会の恩恵を受けたかったのですがルート66が通るキングマン付近で面白そうなキャンプカーAirbnb物件を見つけたのでもう1泊荒野泊をすることに

ジョシュアツリー国立公園からキングマンまでの道のりの様子とリモート感満点だった名もない荒野のキャンピングカー泊の様子お話

エリア アメリカ

ジョシュアツリーから今回の宿泊地までのアクセスマップ　走行距離は約320km　慌てる距離ではないので62号線、US95線経由で向かいます

2019/4/26
08:50　テント撤収、朝食を取り5泊6日で滞在したジョシュアツリー国立公園を出発　

急ぐ旅ではないのでビジターセンターに立ち寄り 給水&フリーWi-Fiタイム (9:20～10:00)
その後近くのガソリンスタンドで89￠ディスペンサードリンクを購入し62号線を東へ出発

10:45　荒涼した景色の中、62号線を東に進む途中、意味不明な方位看板を発見
周囲には何も無い所ですが看板がイロイロ付け足されたRice Desert Signpostというプチ観光スポット
看板以外何もありませんがその何もなさがステキ

さらに62号線を進むと廃屋ガソリンスタンドに沢山の靴が吊るされたスポット発見　近くにRice Shoe Fence という大量の靴がフェンスに吊るされているスポットがあり、増え続けた靴がここに押し寄せてきたという場所

12:10　62号線→US-92号線を経てI-40号線に合流後、再びコロラド川を渡りアリゾナ州に突入　キングマンまでは残り80km

12:50　キングマンの手前でI-40号線を降りて66号線に入り、ガソリンスタンドで給油　20ドルで6.25ガロン　なのでリッター95円弱

本日の宿泊地は逆方向ですがチェックインが15時からなので66号線をキングマンの街へ向けて時間潰しドライブ

アメリカ人が崇拝するルート66の街だけあって Route66をリスペクトしたペイントが見られましたがノスタルジックな雰囲気が感じられるのは66号沿いだけ(そこまで多くありません)　キングマンの街自体はWalmartもあるフツーに立派な街

ルート66沿いで目を引くオールドスタイルのアメリカンダイナー Mr D’z Route 66 Diner　食事はとりませんでしたが店内はバック・トゥ・ザ・フューチャーの映画に登場しそうな内装のお店

ミスターディーズ ルート66 ダイナー アメリカ料理

駐車場にはルート66のステートハイウェイペイント　ルート66はかつてイリノイ州のシカゴからカルフォルニア州のサンタモニカを結んだ総延長2,347マイルの基幹大陸横断道

1984年にインターステートハイウェイ40号線が完成したことにより廃線　現在はルート66号線に今なお残る古き良き時代を継承したドライブイン等を巡る人気ドライブコースとして世界中から観光客を集めています

道路脇の線路で又しても戦車と並走　短期間で2度遭遇するなんてアメリカでは日常の一コマのようです

13:40　キングマンのWalmartにてお買い物タイム
オルガン・パイプ・カクタス国立公園、ジョシュアツリー国立公園で必要性を感じた日除けテント(34ドル)を購入!!
日除けテントを含め56.45ドルの買い物を済ませ宿へ向かいます

14:40　WalmartからI-40号線を降りた場所まで引き返し、ルート66を南西Oatman(オートマン)方面へ

Oatman方面へ続くルート66はライダーにも人気のルート　イージー・ライダー野郎との遭遇率高し!!
日本ではデカく感じるハレーが普通のバイクに見えてしまうのはアメリカ大陸が雄大だから

目指すお宿(Airbnb)はルート66の途中から山手に入った荒野の中　途中から未舗装のガタガタ道を進みます

15:15　ホストの指示通りに標識のない未舗装道路を何度か曲がり本日の宿泊地に無事到着♪　ジョシュアツリーからの走行距離は約385km

本日のお宿はAirbnbで見つけたユニーク物件　荒野の中のオフグリッドキャンピングカー　ジョシュアツリーでテント泊続きでしたがなかなかお目にかかれない条件だったので即決
1泊4748円×1泊　ちょっと高い気もしましたが周囲10エーカーが占有地なので広大な庭付と思えば安い?

車はひと世代前の古いモデルを改造　太陽光パネルで冷蔵庫・扇風機・TVの電力が賄えます　ガスはプロパン、水は近くの納屋から引かれています

オーナーは元ベガスっ子だったそうですがこの土地が気に入りこちらに移り住んできたとか…　ホストはチェックインに合わせて何処からともなく登場したので家は不明

広すぎる庭付、ファイヤーピットもあり燃やす古材も無料♪

周囲に誰も居ないというすごく贅沢なロケーション

ユニークな物件なので付属品もユニークで”鞭”付!!　なんとワイルドSMプレーもできてしまいます!!

鞭はSM用ではなく野生化したロバを追い払うのに使うとのコトでした!!　家畜なの? と聞いたら逃げ出して野生化してしまったロバが沢山いるそうです

キャンピンクカー内(運転席方向)　電球はLEDライト　冷蔵庫は常時通電　ソーラーパネル電力なので残りは扇風機かTVのどちらかが使用可能　クーラーはありません　日中は車内が暑いので外でまったりします

キッチン　キッチンはフツーに使えて不自由なし　

ベッドルーム　陽が暮れると室内がちょうどよい温度となり夜は快適に眠れますが日の出と共にどんどん気温が上昇するので寝坊には不向き

シャワー　水無しジョッシュアツリーで5泊したので久しぶりのシャワータイムをマンキツ

トイレはおがくずを利用したコンポストトイレ(バイオトイレ)　臭いもなくフツーに使えました

18:00　ゴールデンタイム到来♪　誰もいない荒野のなか夕陽を眺めるという贅沢の極み

油断しているとロバが近づいてくるので鞭の出番　ヒーハー!!

夕陽に続いてファイヤータイム♪　タダなので心置きなく火を焚きます

荒野の中のキャンピングカー泊　ホテルでは味わえない贅沢な時間を過ごすことができました

街灯りが見える場所でしたが周りに誰もおらずリモート感はジョシュアツリーのキャンプ場以上　今回の旅行中でも印象に残るお宿の1軒となりました♪