旧(出雲)街道の古木を愛でる

2021/04/05 - 2021/04/05

播磨の国から出雲の松江へと抜ける『旧街道』


緑の山々に囲まれた一角に、古くから宿場町として栄えた集落がある。
村人の数は千人にも満たない。

ところが、年に数日間だけ村の人口の数十倍になる事があるという。

青空に淡いピンク色のトンネルが出来上がった。


まだ肌寒い季節、私は宿場町を目指した。

エリア 真庭・新庄(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅は、

富原駅 駅

ＪＲ姫新線の富原駅から

立派な駅舎ですが、無人駅です。

ホームはピンク色に

列車がやってきました。

新見行の普通列車を見送る。

次に訪れたのは、

刑部駅

昭和５年に開業されたらしい。

長いホームがある。

峠を越えて、車を北に走らせる。

着いたのは、新庄村

こちらに駐車させてもらいます。

道の駅 がいせん桜新庄宿 道の駅

車を停めて、徒歩で散策

新庄大橋 名所・史跡

新庄川を渡る。

ここから並木道へ

桜並木の看板

旧街道に沿って

がいせん桜 花見

老木や

巨木も

出雲街道

しばらく歩くと・・・

「おやっ！？」

出雲大社の本殿を模した募金箱でした。


私も、わずかながら協力を(^^)

「咲蔵家」

コミュニティーセンターだって

「須貝邸」

旧家を改装したお宿

新庄宿 須貝邸 宿・ホテル

春だけじゃなく、秋や冬も四季も楽しめるようだ。

桜のトンネル

街道の両側には水路があり

大きな鯉も

旧家

旧街道の街角から

凱旋桜は、明治３９年に戦勝記念として植樹された。

通りには、１３２本のソメイヨシノが

咲き誇る。

静かに見入るのも良い。

薄いピンクが、ときおり風に舞う。

しっとりと、

観賞しましょう。

がいせん桜 花見

宿場町

やはり、アンタも来てはったんやね～（笑）

凱旋桜を堪能した後

次に向かったのは

国道を東へ１０ｋｍほど走り、

美甘村（みかもそん）に到着。

出雲街道美甘宿 名所・史跡

新庄川に沿って

桜並木が

古民家に

巨木が佇む

６００ｍの堤に

５０本の桜が植えられている。

こちらは、人影もまばら

のんびりと散策

風に耐えて咲く

歩きやすく

存分に、

川のせせらぎとともに

堪能できます(^^)

アッパレ、満開じゃ！

美甘村の桜観賞を終え

さらに車を進めること数分

美甘トンネルを抜けると、

「えっ・・・！？」


今、通ったのは「首切トンネル」？

バス停「首切」のりば　・・・　( ﾟДﾟ)　　

実は、桜の名所です♪



※地名の由来は、諸説あります。
（江戸時代に一揆があったとか、古戦場だったとか）

山肌には桜の木

道には、散った花びら

次は中和村（ちゅうかそん）の

「中和神社（ちゅうかじんじゃ）」へ

立派な杉の大木があります。

古来より、牛馬の守護神として祀られている。

また、厄除けや魔除け、道中の安全の神様としても信仰されている。

惑星探査機「はやぶさ」のエンジンが停止し、トラブルに見舞われたとき・・・



ＪＡＸＡのプロジェクトマネージャーが、お参りしたことでも有名。
（２００９年の事でした）

私も道中の安全を祈願しました。