桜はちょっと早かったミホミュージアム

2021/03/26 - 2021/03/26

テレビで見ていつか絶対に行きたい美術館が琵琶湖のそばに有るんだ。と、主人がずーっと繰り返していた。調べてみると山の中にあるミホミュージアム。何があるの？行ってみた。

エリア 信楽(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

ミホミュージアムは「美術を通して、世の中を美しく、平和に、楽しいものに」
との想いから始まった美術館。滋賀県の信楽インターから15分。他には何もない場所山の中にあります。
コロナで入場制限があり、決められた時間内に館内に入らなければなりません。
私たちはネットでの予約時間まであとわずかでしたから、電気自動車で向かいました。トンネルを抜けた景色。

現代の桃源郷へようこそ。
日本の民家の屋根を彷彿させる形が玄関になっています。

駐車場からアプローチロードというトンネルを超えるとやっと美術館の屋根が見えてくる演出になっています。歩いて7分ほどかかります。
入館すると大パノラマが広がっています。
向かいの山に巨大カウベルがありました。

まるでガラス張りの三角は何かどこかの建築と似ている？
フランスのルーブル美術館の前にあるピラミッドを作った建築家I・M・ペイ
が2年の歳月で完成するはずが延々と伸びて5年位で完成したそうです。

建築容積の80％が地中にある、できるかぎり自然の姿を壊さないようにもとあった樹木は戻して植えたそうです

ガラスを支える骨組みが綺麗。

美術館棟にあったカフェパインビューは南館の地下にあります。
こちらが名物の三層になったジュース800円。サンドイッチとかクロワッサン、あと和菓子を頼むとほうじ茶が付いていました。こちらは軽食のみです。

電気自動車は10分に一本走っているそうです。無料で送ってもらったときの様子です。
7分の道のりを桜が咲くころは人が多くなるために、運航停止するそうです。
歩けない方は福祉車両が送ってくれるそうです。

美術館内部の展示はエジプト紀元前の彫刻に始まり、パキスタンの仏立像2世紀の鼻が高い体格のとてもいい仏像でした。西アジア、南アジアと中国に分かれて展示されています。日本の部屋ももちろんあります。目が細くなって各人種の違いで雰囲気がまるで違うのが面白かったです。
規制もあるし、平日のため館内は混みあうことはなく快適に見学できました。

4月桜の頃にこのトンネルの出口付近は壁までもがピンク色に染まります。
枝垂桜の古木が並んでいます。

3月26日ではまだ1，2本の桜が咲きだしただけでした。
帰り道のトンネルの先に見事な桜の数々が見える写真がゼッピンというサイトで掲載されていました。

パンフレット表紙とほぼ同じ写真。どうやってこの建物を作ったのかの解説ビデオをぜひ座って見てきてください。入館料は1300円です。
レセプション棟にしかレストランはありません。そちらでランチしてからをお考えでしたら、予約の美術館入館時間は少し遅めになさることお勧めします。